カコタビ6 インドネシア・バリ島編

カコタビ

こんにちは。にしきよです。
今日もよろしくお願いします。

今こうしてカコタビと題して以前の旅を振り返っていますが、やってよかったです。これ。
思い出が整理されるって感じです。一回の旅で何百枚と写真撮るのですが、一枚一枚何を思ってシャッターを切ったかっていうのは意外と覚えているものですね。


さて今回は「カコタビ6 インドネシア・バリ島編」です。
バリ島を自転車で一周しようと思いまして。思いつきですが。 これまではもっぱら一人旅でしたが、今回は中学時代の旧友と2人旅です。
前回、世界一周についてちょっと考え出しまして、今回の旅で行くことを決意しました。そんな旅です。早って思われるかもしれませんがこの間いろいろ考えたんですよ。一応。

前回の旅が終わってからカメラ撮影について勉強し始めました。それと、新しいカメラのレンズを購入しました。今回は前回までより写真がだいぶ上手くなってると思っていますよ。まぁバリ島がどこ撮っても写真映えするというのもあると思いますが。そのあたりにも注目して読んでいただければと思います。

それではよろしくお願いします。

カコタビ6 インドネシア・バリ島編

2018年~2019年 年末年始

デンパサールからスタートして時計回りに走り出しました。 えぇと、もうルート図からしてバレバレなのですが、1周してません。 はじめは1周しようと意気込んで出発したのですが、あまりの暑さとアップダウンのため断念しちゃいました。という訳で半周です。この先こんなんで大丈夫なんですか。

昨夜泊まった宿の前の道です。きれいな住宅街の中でした。

この日は1日デンパサールで準備です。自転車レンタルしたりスーパーで必要なもの買い揃えたり。 もう少し準備の写真撮っておけばよかったです。

次の朝出発です。デンパサールはバリ島で一番の都会です。活気があります。

しばらく走ると街を抜けてのどかな田園風景が始まります。

いや~気持ちいいです。天気もいいし、風も穏やか。人も優しい。 快調に進んでいきます。
なお、カンボジアでの反省をいかし、ちゃんとぼうしと日焼け止め使用しています。 今回は倒れたということはありませんのでご安心を。

ちょくちょく休憩しながら進んでいきます。 見渡す限り田んぼ。反対側は海です。すばらしい景色。

ごはんも安くておいしいです。ミーゴレン(焼きそばみたいなの)。
たべものの写真ってむずかしいのね。

・・・・・・

出発初日は70kmほど進んでメデウィという村に泊まることにしました。
いやー、くたくたです。当初の予定では1日100kmとか考えていたのですが。なかなか大変です。普段からちゃんと運動してればよかったです。
その日はぐっすり眠りました。

おっはよーございまーす!村を探検しましょう。

バリ島!って感じですね。ヤシの木があったり、玄関に伝統的な飾りがあったり。

おっちゃん朝早い!

キー挿しっぱなしでどっか行って大丈夫?

放し飼いの鶏。今朝鳴いてたのは君たちかな?

家の前を流れる小川でお洗濯。

写真撮って!とリクエスト。バリっ子かわいい。

いい! このゆっくりと時間が流れている感じ、好きです。 田んぼが見渡せるカフェでコーヒーをいただきながらしばらくのんびりしていました。

もうちょっとこのままゆっくりしときたいですけど、そろそろ出発しましょうかね。

お世話になった宿の奥さんと。ご夫婦で本当に親切にしてくれました。

ちなみに、インドネシアはほとんどがイスラム教です。国民の9割がイスラム教なんですって。でもバリ島については9割がヒンドゥー教らしいです。
宿の奥さんはもともとヒンドゥー教でしたが、旦那さんがイスラム教徒のためイスラム教に改宗したみたいです。そんなこともあるんですね。 写真撮影がOKしてくれたのはそういう事情があったからかもしれません。それともインドネシアのイスラム教って全体的にゆるいんでしょうか。  

出発直前にナイスタイミング! 昨晩村の食堂でたまたま出会った日本人家族です。この村に移住してサーフィンを教えているそうです。娘さんと(写真には写っていないけど)息子さん、かわいかったなぁ。 旦那さんも奥さんもカッコよかったなぁ。考え方とか生き方も。短い間でしたが貴重なお話をありがとうございました!
(あ、ちなみに、ぼくの隣にいるやつが今回一緒に旅した友人です。今更ですが。今回のために新しくパスポート作ったみたいです。どんだけ~)

はい出発!

今日も頑張って自転車こぎますよ!

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バスなう✩

自転車ごと積み込んでバスに乗っちゃいました。

いやね、もうアレですよ、アレ。暑すぎます。その上想像以上にアップダウンが激しいです。国道沿いを走ってるのでコンビニがあるのが救いです。定期的に体をクールダウンさせなければ倒れちゃいそうです。
この日は5時間くらい走ってたんですが、進むスピードが遅かったことと休憩を多くとったことで予定よりだいぶ遅れちゃいました。 後々のことを考慮してバスでワープした次第です。
意思が弱い?柔軟性があると言ってください。

バスの車窓から。 自転車こいでる時は余裕なさすぎて景色楽しめませんでしたが、バスだとあれこれ考え事しながら楽しめますね。けど、バスの時は自転車がうらやましくなるんでしょうね。う~ん、ないものねだり。

バリ島の西端を過ぎたあたりから一気に上り坂に。いや、バス乗ってまじでよかったわ。

この日はバリ島の西の端に位置する、ペジャラカンで宿泊。
次の日は真面目にこいで、バリ島の北に位置するシンガラジャという街で宿泊しました。
実はそれぞれの街でも出会いがあったのですが、長くなりそうなので割愛します。すみません。

・・・・・・

自転車で走り始めて4日目、だいたい距離にして半分くらいまで来ました。
が、残りの日数は島内の村をまわってのんびりすることにしました。いや、頑張れば1周なんとかできなくもないのですが、それだとほんとに走りっぱなしになってしまうので。自転車旅の楽しさと大変さは十分体験できました。
当初はわかりやすくバリ島1周を掲げましたが、あくまで目的は旅を楽しむことですので、ここでスタイル変更といたしました。

というわけでバリ島の東半分はまたの機会とします。いったん今いるシンガラジャから南部のウブドへと移動します。中央部の山を横切る形になります。上りはさすがに厳しいのでバスを使い、下りは自転車で楽々でした。

ウブドはバリ島きっての観光地です。人がたくさんいてじゃっかん疲れましたが、一泊して観光を楽しみました。 ウブドのあとは、近くの村をめぐって残りの日数ゆっくりします。とりあえずスバトゥという村を目指すことにしました。

スバトゥへの道中。Maps.me(※)がとんでもない道を案内したため引き返すか会議中。 たまにあるよね。
ちなみにウブドからスバトゥまではゆるい上り坂でそれなりにきつかったです。

  • To:母ちゃん)
    Maps.me:スマホの地図アプリ。旅人ならほぼ全員が使っているといっても過言ではない便利アプリ。今後ちょくちょく登場すると思うから覚えてね。

スコールです。民家で雨宿りさせてもらいました。こういう立ち止まりもまたいいと思うの。
この時期のバリ島は雨季だったのですが、ぼくたちがスコールにあったのはこの1回だけでした。

スバトゥの宿です。家族経営の大変居心地がいい宿でした。

おっはよーございまーす! 今日は宿で原付をレンタルしてスバトゥの村周辺をのんびり回りますよ。 この辺は坂が多すぎて自転車だと疲れちゃうんです。

グナンカウィという地元の寺院にやってきました。

きれいなところです。

ヒンドゥーっぽい。

子どもたちが遊んでいます。

地元の方々がお祈りしていました。いつもしているのでしょうか。 もっと近くで見たかったのですが、バリの服装をしていなかったので遠慮しておきました。

地元の方々の憩いの場所って感じです。

沐浴場です。山から綺麗な水が常に湧いているみたいです。一応男女別になってますがあまり関係ない様子です。みなさんここでシャンプーしたりしてました。

レッツ沐浴。きゃ~ちべたい。

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いや~スバトゥ好きです。 のんびりした村の雰囲気も宿の居心地の良さもあって結局3泊しちゃいました。 グナンカウィ寺院も気に入りすぎて毎朝行ってました。

自転車でバリ島1周と言っていたはじめとは少し違う形となりましたが、十分すぎるほど楽しめたと思います。

バリ島ってリゾートのイメージが強いですが、それは南部の一部地域だけで、大部分は観光とはほとんど無縁ののどかな田舎でした。
メデウィにスバトゥ、それから今回は割愛しましたがペジャラカンにシンガラジャ、 こういう、ガイドブックにのってないような、何でもない場所を訪れて、自分だけのお気に入りを見つけていく、こういうのぼく好きみたいです。

当然ですがこちらの人々の生活はぼくら日本人と異なっていました。生活も、考え方も、生き方も。
ペジャラカンの村を散歩していていた時、言葉もわからない、たまたまそこを通りかかっただけのぼくたちを家に招き入れてもてなしてくれた民家のおばちゃんがいました。
メデウィの宿の旦那さんはこれまで、外国どころかバリ島から出たことがないと言っていました。外国に行ってみたいか聞いたところ、きっぱりと否定されました。この場所が好きでずっとここで暮らしていきたい、と。一旅行者のぼくから見ても、確かにバリ島はいいところではありますが、旦那さんはそれ以上の意味を持ってその言葉を言ったのだと思います。

ぼくも生まれ故郷の日本がもちろん大好きですが、それでもいろいろなところを旅行してみたい。メデウィの宿の旦那さんとは少し考え方が違っています。
人のためになることをするのは好きですが、ペジャラカンのおばちゃんのように、見ず知らずの人に無償で奉仕できるかと言われれば、とてもそんな心意気はないです。
これらの違いは価値観の違いによるものかもしれません。

人種、宗教、文化、その他諸々、様々な違いを持つ人たちがいますが、全ての人に共通することは、みな幸せになるために生きていることだと思うんです。幸せになるために自分の価値観に沿って生きている。
そういうのをたくさん知りたいんです。知ってどうするとか、役に立つかとか、そういうことはわかりません。ただ、知りたいです。

好きです!バリ島!
それと、まだまだ知らないことがたくさんある!
そんな感じの「カコタビ6 インドネシア・バリ島編」でした。

次回は「カコタビ7 スペイン・モロッコ編」をお届けします。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

コメント

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