【エピローグ③-4】 地域別ふりかえり アフリカ編

エピローグ

こんにちは。にしきよです。
今回はアフリカ編のふりかえりです。
本日もよろしくお願いします。

1.アフリカ編 概要

訪れた国は、
イスラエル(+パレスチナ自治区)、エジプト、エチオピア、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニア、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビア、南アフリカの12ヵ国でした。

期間は、
2023年4月14日 から 2023年7月21日 までの約3.3ヵ月でした。

ルートは下図です。



使った生活費(宿代+食費+交通費+観光費+雑費+その他)はおよそ51.1万円、航空券も含めた額はおよそ67.6万円でした。
使ったお金について、詳しくは前回の【エピローグ② 世界一周、いくら使った?】をご参照ください。

2.国別 印象に残っているシーン

国別に印象に残っているシーンをその時の写真とともに紹介します。

26ヵ国目 イスラエル

アフリカ編1ヵ国目はイスラエル。
アフリカではありませんがルート的な都合でアフリカ編に加えさせてもらっております。

イスラエルで印象に残っているのは何と言ってもエルサレム。
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教、3つの宗教の聖地がある唯一無二の場所です。

涙を流しながら祈りを捧げる人々を見ると、宗教とは何かと考えざるをえない場所でした。

紛争地域であるパレスチナ自治区にも訪問。
(パレスチナ自治区には「ヨルダン川西地区」と「ガザ地区」があり、ぼくが訪問したのはヨルダン川西地区)

いつ戦争が始まってもおかしくない紛争地域ですが、そうとは思えないほど明るい雰囲気で驚きました(訪問した当時はガザ地区の戦争が始まる前)。

訪問を歓迎してくれる人も多かったです。

1週間先がわからぬほど現在の世界情勢は不安定になっていますが、この地で出会った人が戦禍に巻き込まれないことを祈ります。

27ヵ国目 エジプト

アフリカ旅2ヵ国目はエジプト。
物価激高イスラエルの後だったので、物価の安さがとにかく助かりました。

沈没の名所として知られる紅海沿いのリゾート地「ダハブ」ものんびりできて最高でした。

エジプトの強みは観光の強さ。

ピラミッドは言わずもがな、

歴代ファラオが埋葬されている「王家の谷」

世界遺産創設のきっかけとなった「アブシンベル大神殿」など見所もりもり。

一方で、観光客から1円でも多く搾り取ろうとする商魂たくましいエジプト人にはうんざりさせられる場面も多かったです。
インド同様、広い心を持って旅したい国です。

28ヵ国目 エチオピア

エジプトは歴史・文化・人種もろもろでどちらかというと中東のイメージが強かったですが、ここエチオピアからはサハラ砂漠以南のいわゆるブラックアフリカという地域。

空港に降り立った瞬間から(当たり前ですが)まわりに黒人しかいないという環境に驚き、新しい世界の旅が始まったことに身が引き締まったことを覚えています。

首都アディスアベバはともかく、すこし田舎に行くと舌に会う食べ物に恵まれず食の面ではかなり苦労させられました。

子供のかわいさは世界共通プライスレス。

29ヵ国目 ケニア

エチオピアで食べれるものが少なすぎて軽い飢餓状態になり満身創痍の状態で入国したケニア。

入国後すぐに食べた料理がこちら。
マトゥンボというもつ煮込みスープみたいな料理です。

写真ではお世辞にもおいしそうには見えませんが、歩くのがやっとなほど空腹の状態でいただいたので五臓六腑に染み入る最高に美味しい食事でした。

首都ナイロビはアフリカ屈指の国際都市。
想像以上の都会でした。

一方ですぐ隣にはアフリカ最大と言われるキベラスラムが広がるなど明暗激しい部分も見られました。

ケニアと言えばなサファリツアーにも参加。
ケニアの主要産業とあって275ドルとなかなか強気なプライシング。

とは言えその分クォリティは申し分なし。
泊ったロッジはアフリカ旅で最もハイクォリティな宿でした。

珍しい動物や、

アフリカ最高峰のキリマンジャロも拝めて大満足なサファリでした。

30ヵ国目 ウガンダ

ウガンダは首都カンパラを訪問。

非常に人口密度が高い都市でアフリカの勢いを感じることができる場所でした。

今回は訪れませんでしたが、アフリカ最大の湖「ヴィクトリア湖」や赤道モニュメントなど実は観光スポットがたくさんある国でもあります。

31ヵ国目 ルワンダ

ルワンダの首都キガリはゴミ一つ落ちていないアフリカとは思えないほど綺麗な都市でした。

ルワンダというとつい30年ほど前に起きたジェノサイドを思い浮かべる人も多いと思います。
(写真はジェノサイドミュージアム。内部の撮影は禁止だったので門の写真)

国内の民族が対立し当時の人口の5分の1が失われる凄惨な内戦でしたが、たった30年で高層ビルが林立する発展した街並となり、内戦の当事者である民族同士も分け隔てなく生活しているという事実はある種人類に残された希望のようにも感じました。

またルワンダでは以前から縁あって授業料を支援していた学校に訪問することができました。

以前支援していた3人の子供たちと。
無事卒業して仕事をしたり家族を持ったりしているそうです。

32ヵ国目 タンザニア

想像以上に都会だったタンザニアの首都ダルエスサラーム。

ルワンダから到着まで2日間ほどバスに揺られアフリカの広さにうっすら絶望しました。

アフリカの楽園と言われるザンジバル島でのんびりしました。

次の国ザンビアにはタンザン鉄道で移動。

3日間の鉄道の旅は旅情たっぷりでおすすめです。

33ヵ国目 ザンビア

ザンビアは・・・ぶっちゃけあまり印象に残ってないですね(^^;)
訳あってナミビアまでの道程を急いでいましたのでかなり飛ばして移動していました。

ただ、今後のアフリカ旅で幾度となくお世話になったハンバーガー屋さん「HUNGRY LION」に初めてであった国です。

大好き。
HUNGRY LION のおかげでアフリカ旅を楽しく過ごせたと言っても過言ではないかと。
一刻も早く日本に上陸してほしいと願ってやみません。

世界三大瀑布ヴィクトリアの滝の最寄りとなるリビングストンは居心地よい雰囲気で良かったです。

34ヵ国目 ジンバブエ

ジンバブエはヴィクトリアの滝のためだけに半日だけ入国しました。

ビザ代30ドル、

国立公園入場料50ドル、

出血大サービスで上空から滝を眺めるためヘリに100ドル。
すさまじい出費となる半日でした。

35ヵ国目 ボツワナ

ボツワナもナミビアへの道を急いでいたのでほぼ素通りでした。

ザンビアとボツワナの自然国境、ザンベジ川。
これが唯一の思い出です。

Image

本当に端っこをかすっただけなので1ヵ国とカウントするのが心苦しいレベルです。

ボツワナ自体は格安サファリなど見所の多い国なので行かれる機会がある方はぜひしっかりとお楽しみください。

36ヵ国目 ナミビア

アフリカで一番楽しかったのがここナミビア。

見所の多いナミビアでは他の旅行者と日程を合わせてレンタカーを借りてロードトリップしました。
(ザンビア以降急いでいたのはこれに間に合わせるためです)

自分たちで運転する車でパーク内を回れるエトーシャ国立公園、

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大西洋に面する海岸の街スワコプムントではスカイダイビングに挑戦。
最高にエキサイティングな体験でした。

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恐怖と凄まじい風圧で実は半分気絶しかけており、ジャンプ後ちょっとの間の記憶が曖昧なので人生でもう一回は挑戦してみたいアクティビティです。

最後はナミブ砂漠の夕陽で締めくくり。

ナミビアロードトリップ、最高に楽しかったです!

37ヵ国目 南アフリカ

アフリカの旅ラストは南アフリカ。

南端のケープタウンはヨーロッパのような綺麗な街でした。

有名な喜望峰でアフリカ縦断の旅完了!とさせていただきました。

とか言いつつフライトの関係で最後の都市はヨハネスブルグへ。

ヨハネスブルグは世界一治安が悪いと言われる都市。
徒歩での観光は避けるよう勧告されていたため移動はすべてタクシーを使いました。

観光はバスで街を回るレッドバスで。

オーディオガイドの解説を聞くことでこの街の歴史やなりたちががよくわかり、それにつれて凶悪都市のイメージしかなかったヨハネスブルグもだんだんと愛すべき街のように思えて怖くなくなってきました。

思うに恐怖心や差別って知らないところから来るんでしょうね。
ヨーロッパやアフリカでは人種差別の機会に直面することが多かったですから、このような気付きを与えてくれたヨハネスブルグは旅の締めくくりとしては良かったと思います。

そして一旦日本へ!
次の国のビザを整える必要があったり、保険が切れかかっていたり、シンプルに日本食が恋しいなどの理由でいったん帰国することにしていたのです。

にぽーん。

・・・・・・

以上、アフリカ旅ふりかえりでした。

3.アフリカ編 最後に

最後に、アフリカ3.3ヵ月の旅を動画にまとめました。
見てね。



次回は北米編です。
よろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

2023年4月14日 ~ 2023年7月21日 アフリカにて

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