こんにちは。にしきよです。
今日もよろしくお願いします。
必要なものをいろいろ購入しました。新しいバックパックにカメラバッグ、新しいカメラレンズ。。。合計するとまぁまぁの金額になって購入ボタンを押す手が震えました。まぁ全部必要経費ですから仕方ないですね。必要経費ですから。必要経費ですから。
今回は「カコタビ8 台湾編」です。今回が最後になります。このシリーズもコツコツ8回目ですか。なんかすでに達成感あるんですけど。まだ世界一周に出発すらしてないのに。
今回は台湾に行って来たお話です。台湾に住む高校時代の友人に会いに行くというのと、両親と旅行するのが目的です。
それではよろしくおねがいします。
カコタビ8 台湾編
2019年 お盆休み
ルートはこんな感じです。桃園国際空港から反時計回りに進んで台北がゴールです。台湾を小回りにクルっとした感じです。途中に泊まった街は台中、二水(にすい)、埔里(ほり)、梨山(りさん)です。あ、台北の後に九份(きゅうふん)にも日帰りで行きましたね。
はい、桃園国際空港に到着です。早速ですがちょっと休憩してます。
深夜着とあいなりました。というのもですね、台風9号がちょうどやって来てましてね。フライトが8時間遅れたのでございます。でも遅延ですんでよかったです。ぼくのフライトは気合いで飛びましたが他のフライトは軒並み欠航してましたから。
ちなみに台湾のレシートって宝くじになってるんですって。もっと早く知りたかったです。捨てちゃってました。
深夜バスで台中に向かいます。こんな深夜にも結構な数のバス出てるってすごいな台湾。 しかも安くて快適。すごいな台湾。
台中に着いたのはAM3時頃。バス停で夜明かそうかとも思いましたが普通にホテル見つかりました。謝謝(中国語でありがとう)。
翌朝です。友達と待ち合わせるのは本日の夜なので、それまで台中を散策します。 向こうに見えるのは台中の鉄道駅です。立派です。
はい台中駅です。手前の趣ある駅舎は日本統治時代の建物ですって。最近まで使われていたみたいです。今は奥の新駅舎が使われています。
ホテルの近くを適当にブラブラ。
日本語がそののま使われてますね。親日な感じ。
お、ドリンクスタンドです。上段左から4つ目がタピオカミルクティーらしいです。台湾といえばこれでしょう。40元なのでだいたい140円ですね(1元が約3.5円)。日本で買ったら500円くらいしますよ。
なんかやたら行列できてるなと思ったらここ台中きっての有名観光スポットです。偶然発見しちゃいました。
宮原眼科。眼科と見せかけてお菓子屋さんです。日本統治時代に眼科だった建物をそのまま使っているとか。入場無料です。ちょっとおじゃましましょう。
なんだここ、めっちゃ綺麗じゃん。台湾人・外国人問わず観光客多いですが納得です。ここ間違いなくインスタ映えします。実際あちこちでオシャレさんがポージングして撮影大会してます。みなさんここはお菓子屋さんですよ。まぁぼくも内部を撮影するだけして帰っちゃいましたが。ちなみにお菓子はおいしそうでした。ちょっと高いですが。
夜になって高校時代の友人とそのまた友人(台湾人)と合流。逢甲夜市を案内してくれました。
・・・・・・
いや~楽しかったです。友人と会うのは成人式以来でした。台湾で日本語講師をしているそうで、今ひそかに独立を考えてるみたいです(こんなん書いて大丈夫か?)。 自分の夢に向かって進んでいる人と話すのは楽しいです。なんというか自分も頑張ろう!みたいな活力もらえる感じです。にしても自分でビジネスするってすげーな。
友人が紹介してくれた台湾の方は日本に興味があって日本語も話せました。日本語レベルもそうですが文化に対する興味も半端じゃなかったですよ。日本人のホンネとタテマエについて質問されましたし。外国の方が日本に興味をもってもらうのは素直にうれしいですね。
ちなみに台湾人は言いたいことはちゃんと言うみたいです。
いや~楽しかったんですけど、だからかもしれませんがこの時の写真ぜんぜん撮ってませんでした。もっと撮っとけばよかったです。逢甲夜市なんて絶対ブログ映えするのに。
唯一あった写真。奥の男性が高校時代の友人。手前の女性が友人に紹介してもらった台湾の方です。
余談ですがこのお店で臭豆腐(※)をいただきましてね。臭豆腐を食べたその瞬間にお腹が痛くなりました。しばらく歩いたところにマクドナルドがあったのでトイレお借りして助かりましたけど。正直あと1分遅れてたら2人に無言フェードアウトかましてたかもしれません。
海外では使いたい時にすぐトイレ見つかるかわからないので、どこで使えるかしっかり把握するって重要だなと思いました。
あ、一応臭豆腐の名誉のために断っておきますが、まずくはなかったです。それとタイミングがあまりにも急すぎたので原因は別にあったんじゃないかと思います。
- (※To:母ちゃん)
臭豆腐:台湾グルメ。独特のにおいが強く、好みが分かれる(と思われる)。日本でいう納豆みたいなポジション?
翌日、二水(にすい)という町に移動しました。 二水は集集線というきれいな景色が見られるローカル鉄道の始まりとなる町です。今回はこの集集線に乗るのも楽しみの一つだったのです。
二水駅。実は台中を出発したのが午後だったのでこの時すでに遅い時間でした。今日はこの町で1泊しましょう。 が、問題発生です。この町観光客いなさ過ぎて宿が見つかりません。
そのまま暗くなっちゃいました。
仕方ないので町のお寺に泊めてくれないか聞いてみます。実はテントと寝袋は持っているのです。敷地内にテント張ってもいいか交渉します。ノートにテントの絵を描き、身振り手振りで伝えます。
結果、ここで寝ていいよと言ってもらえました。謝謝。
こちら、お寺の管理をしているご家族です。心配して家に招いてくれました。家で寝てけと言われましたが遠慮しておきました。突然おじゃましたにも関わらず親切にしてくれました。素敵な時間をありがとうございました。
写真に写っているおばあちゃんは日本語話せました。若い頃、台湾の日本統治時代に勉強したみたいです(させられたとは言っていなかった)。もう100歳近いのにとてもお元気です。握手した際、ご自身の手を醜いでしょうと言っておられましたがハリのあるきれいな手だと思いました。
\くわっ/
二水。小さい町で見所は何もないですけど好きな町になりました。
翌朝、いよいよ集集線に乗っていきます。台湾の田園風景を観光いたしましょう。ありがとう二水!
二水駅で。写真撮って!って言われてデレたら単に4人で撮ってほしかっただけだったンゴ。自意識過剰乙。
田園風景を進んでいきます。
ええやん。 う~ん、晴れてないのが残念です。
少年を盗撮。
途中いくつか気になった駅で途中下車します。
うまー。
埔里(ほり)という街にやってきました。けっこう大きい街です。この街は2泊しました。 台湾の地理的中心に行ってみたり、温泉を探したり、日本人宿で知り合った男性と火鍋を食べに行ったり、宿のオーナーと日の出を見に行ったりしました。中にはちょっと面白い話もあるのですが長くなりそうなので今回は割愛とさせてください。すみません。
・・・・・・
さぁ埔里をあとにしてぼちぼち移動です。梨山(りさん)という町まで移動したいと思います。 が、バスがないようです。メイヨー(中国語で「ないよ」という意味)言われたときは今日のバスがもうないということかと思いましたがどうやらそもそも埔里から梨山に行くバスがないようです。近年、トンネルができたらしく別の街からの道が便利になりここからのバスはなくなったらしいです。 引き返そうか悩んでいたら宿のオーナーが梨山まではヒッチハイクで行けると教えてくれました。
と!いう!わけ!で!人生初ヒッチです。「武嶺・梨山」と書かれたダンボール掲げて道でニコニコやりました。あ、武嶺(ぶれい)は途中の町の名前です。
1時間くらいで梨山を通過する車に拾ってもらえました。うぉ!これまじうれしいな! 拾ってくれたのは親子でした。髪の毛紫のファンキーなお父さんとしっかり者の娘さん。見た目水と油みたいに見えても仲良しでした。言葉も通じない外国人に親切にしていただいてありがとうございました!
梨山までの道中の景色です。なかなかすばらしい景色が続いてました。一番驚いたのが、車の両サイドから開けた景色が見えた区間があったことです。普通、良い景色が見えてる時ってもう片一方は岩壁以外は何も見えないみたいなことが多いです。両サイドから景色が見えるってことは山の尾根を走っているということでしょうか。
なお、景色の素晴らしさが伝わらないのは撮影者の腕が残念だからです。
いや~よかったです。意外とイメージないですが、台湾って山岳国なんですよね。台湾で一番高い山の玉山は3952mで富士山より高いんですって。
梨山に到着です。標高約2000m。台湾の避暑地的な場所で、ほかの街に比べて涼しいです。
いい景色。
街ブラ。
梨や桃などの果物が特産らしいです。町中あちこちに梨園があります。
今日はこちらのお寺に泊めてもらうことにしました。この町にはホテルがあったのですが予算的に厳しかったので。
仏教ではなく道教のお寺ですね。 こちらお寺内部と柱の写真です。内部の装飾もそうですが、柱の彫刻のレベルが常軌逸してます。わかりますか?これ柱一本が一つの岩から削って作られてます。 二水でもそうですが、台湾ではどんなに小さな町でもお寺はすごく立派ですね。信仰心のあつさを感じます。
テント張りました。ガスってますが雲の向こう側は山のパノラマです。最後まで晴れず残念です。
こちらお寺の入口。門をくぐったらしばらく梨園で、その後にお寺があります。
もう暗くなりますがもう少し歩いてみましょう。
今度はキリスト教の教会です。実はけっこうな数見かけます。台湾の信仰心のあつさと同時に他宗教への寛容さもうかがえます。
日本も法律上は宗教の自由が認められていますのでその点では宗教に寛容だと言えるんでしょうかね。実際どうかわかりませんが。
Wifiつかむためにカフェで休憩。高い上にケーキおいしくねぇ。あ、コーヒーはおいしい。店員さん美人だった雰囲気よかったので翌日も行きました。
その後はお寺に戻りました。何もすることなかったので、敷地内うろうろしたり、ぼーっと考え事したり。こういう時間好きです。
梨山。よかったです。滞在中はほとんど曇ってたのですが晴れていれば景色もすばらしいとのこと。台北の賑やかさや暑さから離れてゆっくりしたいって方にはおすすめしたいです。
さぁ台北に行きましょう。梨山から花蓮(かれん)へバスで一気に山を降りていきます。なかなか迫力ある景色ですよ。なお、それが伝わらないのは撮影者の腕が(以下略)。
花蓮から台北は鉄道です。ちなみに、ここでカメラのレンズカバー(数百円)をなくしました。くぅ。
台北に深夜着です。今日はずっと移動でした。おつかれさまでした。
翌日。ニイハオ台北! 台北のニューシンボル、台北101ですよ。でけーー!
展望台600元(2100円)――!
はいパス。
台北101の内部。これどうなってるかわかりますか?ぼく目の錯覚起こすんですが。
ハイブランドが並んでました。きれいなところですがバックパッカーが見ていて面白いものはないですね。記念として一応来といて良かったですが。
次の日、両親と合流して台北を観光です。台風10号のせいで両親は実質1日だけの日程です。今回は台風兄弟のせいでいろいろ振り回されました。こんにゃろめ。
中正記念堂で。中正って蒋介石のことです。
たまたま観光に来ていたご家族と。うちの母親、コミュ力すごくてですね。国内外、日本人外国人老若男女を問わず話しかけたり話しかけられたりするんですよね。
なお、息子には微塵も受け継がれなかった模様。乙。
はいお次は~ 台湾で圧倒的人気の観光地、九份(きゅうふん)にやって来ました。
にゃ~ん。
九份といえば千と千尋のあれです。おーきれい。
だけど人大杉。日本はお盆休みの時期でしたからね。
台湾でもこの期間は鬼月といって、ご先祖さまの霊が帰ってくる期間らしいです。ついでに悪い霊もやって来るためいろいろなことを慎むらしいですよ。ただ最近の若い人はあまり気にしないんですって。どこの国もそんな感じなんですね。
九份からの帰りはぼくが好んで行くようなローカル食堂での食事を両親に体験してもらいました。
いや~今回の台湾旅もなかなか良かったです。 親切な人たちと出会えたというのは大きいです。台湾は親日国と聞いてましたがその通りでした。でも親切に期待して甘い見通しを持ってしまったりっていうのは良くなかったかもしれないですね。親切は必要な時に受け取るものであって期待してはダメですよね。でももらった親切は素直に受け取ろうと思います。旅の醍醐味ですから。単純ですが嬉しいんですよ大小関係なくそういうの。
あと、今回出会った台湾の方はみな親日でしたが(話しかけてくれた方なので当然ですが)、 実際は日本をよく思ってない方も当然いるとおもいます。台湾は親日で有名ですがそれは、統治時代の日本が教育や病院、土木などのインフラを整えて発展に寄与したからみたいです。一方で、文化の押しつけへの抵抗もあって痛ましい事件も実際あったみたいです。ぼくたち日本人には日本統治時代の明るい側面が伝わりやすいですが負の面もまたあるんだよなぁと思いました。 あ、すみません、実際のところはどうかわからないです。ただぼくはそう思いましたって話です。
そんな感じの「カコタビ8 台湾編」でした。 はい冒頭でも言いました通り、カコタビはこれにて終了でございます。おつかれさまです。 まさか全部読んでいただけたような奇特な方はいないと思いますが、もしおられましたらありがとうございます。実は一つの記事書くのにけっこうな時間かかっているので読んでもらえて本当にうれしいです。まぁ時間かかっているのは良い記事を書いているからではなく単に文才の問題です。乙。
次回から何書きましょうかね。いや本当にどうしましょう。とりあえず撮影機材の紹介でも書こうと思います。
今回の投稿は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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