【エピローグ③-5】 地域別ふりかえり 北米編

エピローグ

久々に実家に帰ったら年金未納の通知はがきがコロコロコミックのごとく分厚く積み上げられており今すぐ国外逃亡したいです。

我が国が誇る至食・丸亀製麺にてなんとか正気を保ちました。
そろそろ再就職について真面目に考えなければいけませんね頭痛い。

本日は北米編ふりかえりです。
よろしくお願いします。

1.北米編 概要

訪れた国は、
アメリカ、メキシコ、キューバの3ヵ国でした。

期間は、
2023年10月12日 から 2024年1月14日 までの約3.2ヶ月でした。

ルートは下図です。



使った生活費(宿代+食費+交通費+観光費+雑費+その他)はおよそ68.2万円、航空券も含めた額はおよそ80.1万円でした。
使ったお金について、詳しくは前回の【エピローグ② 世界一周、いくら使った?】をご参照ください。

2.国別 印象に残っているシーン

国別に印象に残っているシーンをその時の写真とともに紹介します。

38ヵ国目 アメリカ

わたくし以前イランに入ったことがあるため、アメリカ入国に際してビザが必要でして、それだけで185ドル(約27,750円)もしました。

ただその価値は十分にあるほど面白い国でした。

ニューヨークは間違いなく世界一の大都会。

ただ歩くだけでぶち込まれる情報量が桁違いです。

ニューヨークを1日ただ歩くだけで日本での生活1ヵ月分と同じくらいの経験密度になるのではないかと思いました。

見るモノすべてが映画やドラマで思い描くようなTHE・アメリカといった感じ。
ニューヨークほどアメリカを感じれる場所はないでしょう。

歴史の街フィラデルフィアや首都ワシントンD.C.では多くの博物館に行きこの国の歴史や価値観に触れました。

アメリカがこれまで世界中でやってきたやばいことは知ってるつもりですし、この国が正義の国だとは決して言えないと思いますが、少なくとも自国のやって来たことを反省し、自分たちが決して完璧ではないと認めたうえでそれでも万人にとって理想となる国づくりをしていこうという強い意思を感じる国でもありました。

来る前は傍若無人なジャイアンみたいな国だと思っていましたが、こういう一面もあるのだという見方ができたことがアメリカ旅の大きな収穫かもしれません。

シカゴからはレンタカーを借り西海岸まで横断。

ぼくの世界一周でアメリカは良かった国ランキングでインドに次ぐ第2位なのですが、それはこのレンタカーによる大陸横断が面白すぎたからというのが大きいです。

果てしなく続く平原や雄大な自然に改めてこの国の大きさを感じました。

ガソリンスタンドで1ドルのコーラを買って休憩したり、

中西部では車中泊中に思いがけず美しい星空を目撃したり、
すべてが楽しい思い出です。

本当に何もかもが楽しすぎたアメリカ大陸レンタカー横断の旅。
いつかきっともう一度やりたいと願ってやみません。

39ヵ国目 メキシコ

アメリカから陸路で国境を越えて入ったメキシコ。

アメリカ人が口を揃えて治安が悪いから気を付けろと言うのでどれほどのものかとビクビクしていましたがそれほど悪くは感じませんでした。

ただ国境を越えると途端に英語が通じなくなったのには驚きました。

すぐ隣がアメリカとは思えないほど整備が進んでいない雰囲気に、国境の壁以上に分厚い隔たりがあるような気がしました。

ただ久々の途上国感を感じられてこれはこれで好きでした。
アメリカでは500円したドリンクも60円で買えるようになったのは嬉しいポイント。

スペイン植民地時代のコロニアル調の街並、

アステカ・マヤなどの先住民文化などなど、観光力が高い国でした。

タコスをはじめとしてメキシコ料理もうまうま。

少々急ぎ気味だったアメリカを終え、ややゆっくり目のペースでじっくり回ったメキシコでした。

40ヵ国目 キューバ

世界でも珍しい社会主義国であるキューバ。
アメリカとは対立しており長年の経済制裁の影響で非常に貧しい国です。

しかし国民は陽気そのもの。

国から住む家が与えられるのでホームレスは存在せず、食料も配給で保障されているので飢える心配はない。

この国の陽気さはそんな安心感からくるのかもしれません。

お隣のアメリカはゴリゴリの資本主義で見た目は発展してキラキラしていますが、貧富の格差が大きくホームレスや薬物中毒者も多いです。
共産主義は悪であり資本主義こそ成功への道と習いましたがどうなのでしょうか?

またキューバでは人種差別をまったく感じませんでした。
黒人も白人も、そして幅広いグラデーションの混血たちが社会主義の下平等に過ごしているからでしょうか。

様々な肌の色を持つ人々が何の隔たりもなく交流しているのを見て、ある種理想的な世界の一つの正解の形のように思えました。

近年、アメリカと国交を回復したことで少しずつ変わりつつあるキューバ。
今の独特の姿が見られるのもそう長くはないかもしれません。もし少しでも行きたいと思うならなるべく早く行くことをおすすめします。

・・・・・・

以上、北米の旅ふりかえりでした。

3.北米編 最後に

最後に、北米3ヵ月の旅をダイジェスト動画にまとめました。
見てね。



最後まで読んでいただきありがとうございました!

2023年10月12日 ~ 2024年1月14日 北米にて

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