#73 ヤンゴンは都会だった ミャンマー(5)

東南アジア

こんにちは。にしきよです。
今日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1. ヤンゴンは都会だった
2. ミャンマー仏教の総本山、シュエダゴンパゴダへ


1. ヤンゴンは都会だった

ミンガラバー。
今回の日記は前回のゴールデンロックから戻ってきたところから始まります。

2020年3月13日の続きのお話

ゴールデンロックから戻り宿でしばし休憩後、ヤンゴンに向かいます。
ヤンゴンはミャンマーの最大都市で2006年まで首都だった都市です。

チケット代は7,000チャット(約530円)。
後ろのバスです。

これまたキンプンからヤンゴンまで直通ではなく、途中のチャイトーで乗り換えます。乗り換えると言ってもすぐ隣で待っていてくれるのでわかりやすいです。

そしてこのバス、冷房付きでなんとたったの7,000チャット(約530円)!みたいな触れ込みでしたがその冷房が全く作動していません。
いや、動いてることには動いていますけど。申し訳程度に。微風です。
冷房車なため窓も開けることが出来ず、おかげさまでヤンゴンまで蒸し風呂状態でした。
問いたい。このバス会社は罪の意識を持っているのかを。

・・・・・・

道自体は舗装されており揺れの少ない道路でした。5時間ほど走行しヤンゴンのバスターミナルに到着です。

すごいです。凄まじい量の車とバスです。

そして降ろされたバスターミナルがここ。
大都市あるあるですが、バスターミナルが街の中心地から随分離れています。

20km近くありさすがに歩けないです。
どうしたものかとキョロキョロしてるとタクシーのおっちゃんが声をかけてきました。

タクシーのおっちゃん「どこに行きたい?」
ぼく「スーレーパゴダに行きたいんだ」

スーレーパゴダはヤンゴンのランドマークの一つです。目星つけてる宿はここの近くにあります。

おっちゃん「2万チャット(約1,500円)だ」
ぼく「高いよ」

ミャンマー来てからタクシー使ってないので相場わかりませんが、キンプンからここまでバスで7,000チャット(約530円)だったのにそれは高すぎるでしょう。

おっちゃん「特別に1万チャット(約750円)でもいいぞ」
ぼく「高いよ」

とりあえずタクシーはなしです。
周りをちょっと歩いて、街の中心まで行くバスがないか探してみます。大きな都市なのできっとあるはずです。

結果、幹線道路に出て1分で見つかりました。
人が集まったら出発するタイプの乗合タクシーです。ドライバーのおっちゃんがスーレー!スーレー!言っててわかりやすかったです。

料金は1人1,000チャット(約75円)。
問いたい。タクシーのおっちゃんは罪の意識を持っているのかを。

街の中心までは1時間ほどかかりました。
乗合タクシーは道中で客を拾いながら進んでいたのでけっこう時間がかかるみたいです。

目星つけてた宿にチェックインしました。
ドミトリーは空いてないということで(本当かな?)シングル1泊15,000チャット(約1,100円)。
最近、ミャンマーの宿の高さに少々慣れてきてしまった感があります。いかんです。
とは言え、ミャンマーに来て初めてまともにwifi使える宿で嬉しいです。

少し休んで街ブラしましょう。
とは言え、もう暗いので近くにあったコンビニだけ。

ペットボトルのジュース350mlが350チャット(約26円)。
安いですね。タイより安いです。

同じ容量でも缶だと2倍近い650チャット(約49円)。
この料金設定は海外ではよくあることです。

お弁当が1,300チャット(約98円)。

カップラーメンが700チャット(約53円)。
今日は疲れていたのでこれを宿で食べました。

さて、明日はヤンゴンをブラついていきますよ。
おやすみなさーい。

2020年3月14日のお話

ミンガラバー!
おっはよーございまーっす!

朝食付きでした。
けっこうボリュームあってうれしいです。

宿の前の道で朝食食べていたら朝の托鉢に遭遇しました。
少女僧ですね。初めて見たとき驚いたのですか、ミャンマーにはかなりの数の尼僧がいます。ピンクの袈裟着てます。

ラオスやタイの托鉢は早朝でしたね。
特にラオスは早すぎて見れませんでした。
ミャンマーの托鉢はけっこう遅い時間までやってるのかもしれません。ちなみに今8時くらいです。

裸足でもないですね。
これはミャンマーだからなのか、それとも少女僧だからなのかはわかりません。

タイやラオスでは貧しかったり親がいない男子が仏門に入ることがよくあるようです。
彼女らはどういった経緯があるのでしょうか。

はい、出かけますよっと。

今いる場所はインド人街にあります(おそらく)。
インドっぽいごちゃごちゃとした喧騒と活気を感じます。
ぼくはまだインドは行ったことないですが、いろいろな方のブログを拝見しており何となく雰囲気はこんなものかなと。

インド人街の様子を乱れ打ちにて。

一方で近くには中華街やアラブ街もあるみたいです。
さすが多民族国家ミャンマー。

てくてく。

ヤンゴンの中心部です。

ヤンゴン、思っていた以上に都会です。
いや、昨日バスターミナルに着いた時から思ってはいたのですが、こうして中心部のビル群を見ると改めて思います。

公園の独立モニュメントを中心に、

高等裁判所

市役所

教会

これは銀行みたいです。

イギリス植民地時代に建てられた西洋風の建物が今も使われているのですね。
これらはきれいすぎるので修繕されて使われているのではないかと思います。

一方でおそらくそのままの状態だと思われる比較的年季の入った建物も街中のあちこちに見られます。

スーレーパゴダ。

なお、これらの建物は独立公園を中心に建っており、一箇所から全部眺めれる範囲にあります。

続いてやってきたのは、ボージョーアウンサンマーケットです。
でっかいオールドマーケットみたいなところです。

の前に、このマーケットに向かう途中で怪しい青年に声かけられました。
今休みだから街を案内したいんですって。
日本人の友達がいるんですって。
ひたすらフィッシャーマンズビレッジに行かないかだとか、蛇を首に巻いて記念撮影しないかと提案してきます。
マーケットに行くからと言うと今日は休みだぜ、と。
嘘乙。
時計やカメラの値段聞いてきたりして怪しさ満点です。

適当にあしらってたらどこまでもしつこく付いてきたのですが、縄張りがあるのかそれとも入れない場所があるのか、アウンサンマーケットまでは付いてきませんでした。
マーケットの外で待ってるから見終わったら声掛けて、と。
掛けませんけどね。すまんな、君とはここでお別れです。

という輩に続け様に3人声掛けられました。
しかもみんな休み中で案内したい、日本に友達がいる、という判で押したように同じ設定で笑いそうになりました。

ヤンゴンは観光客狙った詐欺師が多いですよ。
みなさんお気をつけくださいね。

すみません、余談でした。
はい、ボジョーレーアウンサンマーケットです。

衣類や、

絵画。キリスト教と仏教の絵画が両方置かれてますね。

中心は宝石店が多いです。

実はミャンマーは宝石大国らしいです。
そうなんですね。知らなかったです。

特に翡翠は世界の9割を産出しているみたいです。

ただ、採掘の労働現場が過酷であることから欧米諸国ではミャンマー産の宝石を不買としているみたいです。

物売りのおばあちゃんに見せてもらった扇子。
ちょっとなかなかにいいセンスですね(扇子だけに✩)
あおぐと木の香りがしてくるのもグッドです。
値段聞いたのですがメモしてなかったので忘れてしまいました。5,000チャット(約380円)だったかな。安いと思った覚えがあります。

木彫りのブッダ像など。細部までしっかり彫ってあってクオリティ高いです。
こちらも値段忘れました。でもそんなに高くなかったと思います。
6ドル(約660円)とかだったかな?

んあぁあぁーーーっっ(´Д`)!!
カッコいい!カッコいい!カッコいいっ (´Д`) !
自分の部屋に飾ってニヤニヤしたい。

時折キリスト教系のものも。

ミャンマーでNo.1だというコーヒーがありました。

なんかそれっぽい賞を額縁に入れて飾ってます。

1杯3,000チャット(約230円)。
ミャンマーの物価基準でいうと相当強気な値段設定です。

頼んでみました。
ミャンマーNo.1の実力はいかほどでしょうか?

む、これは良いですね。
味は酸味が強いので好みじゃないですが、香りが好きです。
暑かったのでたまらずアイスを注文しちゃいましたが、アイスにも関わらずしっかりとした香りがします。
注文前にコーヒー豆の香りかがせてくれたりしました。香り押しみたいですね。

うん、あり。
短期旅行だったらコーヒー豆買って帰りたかったです。

はい、続いてやってきましたのは、アウンサンマーケットの向かいにある、ジャンクションシティというショッピングモールです。

なんだここは?
本当にミャンマーか?

綺麗すぎる。

どこから水が供給されてるのかわからない滝。

やだちょっと楽しい!
ショッピングモール久々なのでちょっとウキウキモードです。

美味しそうな食品サンプル。

メイソー発見。

客層は街で見かけるよりはずっとモダンな若者が多いです。
でもその一方で、ロンジー巻いたりタナカ塗った人もいてそのギャップがちょっと面白いです。
店員さんも普通にタナカ塗ってます。

でも、化粧品ブランド売り場の店員さんはさすがにタナカ塗ってなかったです。
そこは塗っといてくれると面白かったのに。

強烈な磁力を感じる。

流れるように吸い寄せられて入店。

レギュラーが7,900チャット(約590円)、煮卵や海苔が加わったスペシャルが11,900チャット(約890円)。
日本食ではケチらないがモットーのにしきよさんはスペシャルを注文。

さらにチキン南蛮4,900チャット(約370円)も追加注文。

どん!

うま━━━━(゚∀゚)━━━━っ!

ありがとうございます。
ミャンマーの油っこい料理に苦戦していたところなので涙出るほど美味しいです。

チキン南蛮はチキンのパリパリ感が今ひとつですが、タルタル is 最高。ありがとうございます、ありがとうございます。

そしてラーメンは日本で食べるのと何ら変わらない味です。
こう言ってはなんですが、ミャンマーの料理は油っこいのと辛いのとで大味なので、日本食の繊細な味まで再現できているだけで驚きです。
ありがとうございます。ありがとうございます。

完・食。
幸せでした。

日本食のお支払いはお約束のカードで。
カードは手持ちの現金減らないから実質無料。

思いがけずvisaカードだと10%割引。
これはうれしいです。
1,600チャット(約120円)の割引後に税金やサービス料などか加わってお支払いは
17,400チャット(約1,300円)。
ミャンマーの物価では激高ですが後悔はまったくありません。たまにのMPの回復です。

お、モンスタープリンとはなんぞや?
上はチーズケーキ、下はプリンみたいですね。
1,800チャット(約140円)。
さっきの割引と同じくらいですね。ということは実質無料。買いましょう。

いただきま〜す。
ぱくっ。

う〜ん、微妙。
意外と甘くないんですね。
チーズケーキ部分もプリン部分もなめらかではなくモサモサしてます。
ちょっとこれはハズレですね。

さて、いったん宿に帰りまーす。

2. ミャンマー仏教の総本山、シュエダゴンパゴダへ

はい、本日のもう1つの目的地に向かいます。

ミャンマー仏教の総本山、最大の聖地であるシュエダゴンパゴダがここヤンゴンにあるということでぜひとも行ってみたいと思います。

夜のライトアップされた姿もまた大変に美しいとのことなので、宿でしばしの休憩の後、程よいタイミングで参るといたしましょう。

参りましょう。

シュエダゴンパゴダまでは約4kmあります。
宿の人に聞いたバス停の位置にやって来ました。

この61番のバスみたいです。

降りたらいい感じに暗くなってました。

ここから少し歩きます。

お、見えてきましたね。
あれがそうですね。まだ遠いですがそのデカさが充分わかります。

門から入っていきます。
靴を脱いで入場するのですが、ビニール袋を持っていったほうがいいです。
持っていなかったので入口で1,000チャット(約75円)というびっくり価格で買うことになりました。ビニール袋を。

向かいます。
長いアプローチがあります。

その間には無数の土産物屋が。
仏教関係ないものも置いてありますね。商売っ気感じちゃいます。

まだまだ登って行きます。
長いです。

持ち物のX線検査受けて入っていきます。

の前にあった花屋さんに声をかけられました。
なんでも参拝には、花・傘・風車が必要みたいです。

え?そうなんですか?
でも確かに持って入ってる人多いですね。
全員じゃないですけど。
え~できれば買いたくはないんですけどね~。
え?観光客は必須なんですか?
あれとあれよと言う間に包まれて持たされちゃいました。

花屋の店員さん「はい、花・傘・風車のセットで2万チャット(約1,500円)ね✩」
ぼく「2万チャットぉぉっ!!」

思わず大きな声が出てしまいました。
したらば店員さん、「い、1万チャット(約750円)でもいいし・・・」
とのことですが、ここは本当に参拝にそれらが必須か確かめたほうが良さそうです。

結果、なくても入れました。
危ない危ない。

はい、改めまして入っていきます。
入口でパンフレットとついでにマスクも渡されました。

おおお、見えてきましたね。

これは・・・
でかい。でかいぞ、このパゴダ。

パンフレットによると中央のパゴダの高さは約100mとのことです。
これまで見てきたパゴダをはるかに凌駕する大きさです。

その周りにも無数のパゴダが。

パンフレットによると中央の巨大パゴダ以外にも多くの見所があるみたいです。

こちらがそのパンフレット。
敷地が広いので東西南北いずれからでも入れるようになってるみたいです。

たくさんのブッダ先生。

ミャンマーのブッダ先生の後光は電飾で表現されることが多いですね。
ぼくらから見るとなんだかチープな印象を受けますが、電力事情がよくないこの国ではそれもまた信仰ということでしょうか。

これは自分の生まれブッダ先生像に水をバシャバシャかけるといいことあるやつみたいです。どんないいことがあるかは知りません。
ぼくは木曜日生まれなのでこちらのブッダ先生に。

ちなみに自分の生年月日でググると生まれ曜日はすぐにわかりますよ。
ぜひぜひ。

敷地内にATMめっちゃあるんですが。
ご寄付を促してるのですか。

お供物の花と風車。

あ、お供え物が回収されてる・・・
ちょっと見なかったことにします。

このシュエダゴンパゴダはミャンマー仏教の総本山ということでたくさんのミャンマー人も訪れます。
観光モードで写真パシャパシャしてる人とガチ信仰モードの方で半々といったところでしょうか。

本当にたくさんの人が祈ってますね。

人が祈っているところを撮るなんてあまりマナーが良くないということはわかっているんですけどね。

それでもぼくは撮らずにはいられません。
(1人の方を撮る場合は許可を取ってからにしています)

シュエダゴンパゴダは釈迦および釈迦以前にこの世に現れた3人の菩薩の遺体の一部が納められていると信じられているのだとか。

伝説によると2500年以上前に建立されたとされており(考古学の研究によれば6〜10世紀の間に建立されたと考えられている)、それ以来重要な聖地としてこの地の人々の心の拠り所となってきたのでしょう。

さて、そろそろ戻りましょうかね。

ねぇ撮って撮って~

パシャ。

今回の投稿は以上です。
最後まで読んでいただきチェーズティンーバーデーでした!

2020年3月14日 ミャンマー・ヤンゴンにて

今日の1枚。ヤンゴンは都会だった。

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