こんにちは。にしきよです。
今日もよろしくお願いします。
今回の出来事です↓
1. ダラ地区
2. ヤンゴン環状線一周の旅
1. ダラ地区
15日は体調不良のため1日療養しておりました。
明らかに胃腸系ですね。頭の方は大丈夫なのですがお腹の調子が悪くてもう出歩く気になりません。ミャンマーの油っこい料理にやられたのかもしれません。
水よりかはこの手のジュースが飲みやすいです。ナタデココジュース。
この日だけでぶどう・桃・オレンジ味を制覇しましたよ。
はい、15日以上です。
2020年3月16日のお話
ミンガラバー!
おっはよーございまーっす。
1日安静にしていたらすっかり良くなりましたよ。
整腸剤飲んでたのが効いたのかもしれません。
東南アジアのお腹の不具合なら整腸剤でなんとかなるみたいです。
はい、本日は行きたいところがございます。
ヤンゴン中心部から川を挟んだ対岸にダラ地区と呼ばれる区域があります。
発展したヤンゴンの中心部とはずいぶんと異なる地区であるとのことなので気になったのです。
川沿いのフェリー乗り場にやって来ました。
この左側がヤンゴン川です。
運賃は2,000チャット(約150円)とのことですが、日本人に限り無料で利用できるみたいです。
というのも、このフェリーが日本からの支援されたものなんですって。
こんなところに日本との繋がりが。
このオフィスでパスポートを見せて名前などを記入しました。
乗って行きまーす。
フェリー。
内部です。
出発しま~す。
カモメがすごい。
カモメって賢いんですね。エサ投げてる人がいたのですが、モノが落ちる軌道をしっかり見極めてキャッチしていました。あまりの見事さに感心しました。
こちらがヤンゴン中心部の方向です。
で、こちらが対岸のダラ地区です。
経済の差が一目瞭然です。
着きました。
降りていきます。
すごい人数です。
フェリーは頻発してますし、人や物の行き来はかなり多いみたいです。
これは・・・。
思っていた以上に活気がありますね。
いえ、というのもですね、ダラ地区はスラム街だと聞いていたのです。
熱気という意味ではヤンゴン中心部と変わらないかそれ以上です。
ちょっと意外でした。
フェリー乗り場のすぐ近くにマーケットが形成されており、そこから離れるとやや静かな場所になります。
ここもスラム街というイメージにはそぐわないですね。
もちろん、ヤンゴン中心部と比べるとずいぶん水準が下がりますが、普通に人々が生活している静かな場所です。
そしてそんな場所にも寺院がありました。
これは驚きです。スラム街と呼ばれる場所にこんなに立派な寺院が。
もしかしたらダラ地区全域がスラム街だという認識が間違っているのかもしれません。
そしてもっと驚いたのがこちら。
人の形をしたモノ(モノという表記は適切ではないと思いますけども)が横たわっているのがわかりますか?写っているのは頭部です。
死後の高僧に金を塗って保存しているとのことです。
真偽の程はわかりませんが、即身仏というものの存在を聞いたことがありますのでそれに近いものかもしれません。
(即身仏とは高僧の遺体を仏として祀ることです。気になった方は調べてみてください。)
なかなかに興味深いものでした。
てくてく。
この辺はフィッシャーマンビレッジと呼ばれている場所みたいです。
昨日怪しい男達に行こう行こうと連呼された場所です。
フェリー乗り場から遠ざかるほど貧しくなる印象です。
このあたりになると家の作りも雑になってきます。
ときたま道にこんな壺が置いてあります。
中は飲み水で自由に飲めるみたいです。ちなみにコップも共同。
そしてこの男はずっと付いてきているガイド(おそらく自称)です。
正直必要ないのですが、自分は政府公認のガイドだ、お金もチップも必要ない、観光客がこの地区を歩くには必ずガイドの同行が必要だと主張して離れてくれませんでした。
・・・・・・
水を汲む人たち。
電気はかろうじて通っているみたいですね。でも水道はないみたいです。
さらに奥まった場所までやって来ました。
にこやかな子どもたち。
ガイドによると、ここら一帯は2005年のスマトラ沖地震で津波被害を受け、多くの人が亡くなったとのことです。
すみません、ここに来るまでまったく知りませんでした。
そのお墓がこちら。
あぁ、ここは本当にスラムなのだなといった感想です。
見た感じも、匂いも。
ここにいる子どもたちの多くは親がいないみたいです。
それでも元気に遊ぶ子どもたち。
タナカがかわいらしいです。
一方で、ビニール袋にヘドロをいっぱいに入れて運んでいる少女もいました。
仕事なのかどうかはわかりません。もしかしたら単なる遊びだったのかもしれません。
ただ、顔や髪にヘドロがこびりついていました。表情も遊んでるようには見えませんでした。
帰り道、お米を買って彼らに寄付してやってはくれないかとガイドに言われました。
売上も彼らのためになるとのことです。
すぐに断ってしまったのでお米の値段はわかりません。
こんなちょっと小洒落たカフェなんかもあるじゃないですか。
フェリー乗り場近くに戻ってきました。
この時間も相変わらずの活気ですね。
戻りましょう。
戻りも日本のパスポート見せれば無料です。
フェリーの上でガイドにチップを請求されました。
お金やチップは不要だと何度も確認したので断りましたが。
そしたら物にあたりだして怖かったです。
帰りの船上で見た注意文。
ダラ地区はトラブルが頻発しているみたいです。
実はぼく、彼が政府公認ガイドだというのも初め信じかけていました。
フェリーに乗る前の名簿に記入したオフィスで紹介されましたので。
いったいどこからどこまでが本当だかわかりませんが、おそらく初めのオフィスの段階からグルだったのではと思います。
とりあえず、ダラ地区には行かない方がいいと思います。
ヤンゴンの発展から取り残され、スラム街と呼ばれるダラ地区。
さらにそのダラ地区の中にも貧富の差はあるみたいです。
今日付いてきた彼は本当に政府の公認ガイドなのでしょうか。
もしかしたら本当で、ほんの少しのチップだけ欲しかったのかもしれません。家族を養うための。
一体何が正しかったのかはわかりませんね。
お米を買って寄付してくれないかという彼の提案を、即刻断ったぼくの行動も。
そんな後味の悪さが残る、ダラ地区訪問でした。
2. ヤンゴン環状線一周の旅
2020年3月17日のお話
ミンガラバー!
おはようございます。
本日も良い天気でございます。
本日の観光業務はこちら。
ヤンゴン中央鉄道駅です。
ミャンマー各地へ走る鉄道路線の他、ここヤンゴンには市内を走る環状線があります。
全長約46kmを3時間程かけてゆっくり走るんですって。
観光客は移動手段というよりは完全に観光目的で乗るみたいです。
参りましょう。
こちらチケットカウンター。
が、環状線はここじゃねぇと言われ、指差された方向へ。
この雑多な感じ、なんかインド感…!
インドが近づいてきてるのを感じます。
いえ、まだインド行ったことないですし、こんなものじゃないかもしれませんが。
別のホームが環状線のホームみたいです。
こっちは人少なくて静か。
環状線の路線図。全39駅を各駅で走ります。
チケットカウンター。
チケットはヤンゴンtoヤンゴンと言えば買えました。
時刻表が手書き。1日8本みたいです。
チケットゲット。
どこで降りても一律200チャット(約15円)。驚愕の安さです。
本来は市民の足として働いているのですね。にしては本数が少ないと思いますけど。
出発まで時間があるのでパンをパクパク。
コンビニで買いました。これ全部で1,150チャット(約86円)。
む、あの電車みたいです。影になってて見えにくいですが。
もう一つ向こうのホームでしたか。
ホームにいた子どもたちが教えてくれました。ありがとう(゚∀゚)!
・・・で、チップねだられました。ちょっとそういうのやめてほしいお(´Д`)
みんな普通に線路わたっていきます。
電車がこちら。
松坂行きの快速ワンマン。
こちらも日本の援助みたいです。
引退後もこうして活躍の場が与えられていているなんて幸せな電車です。もしくは年金もらえなかったんですか?
乗り込みま~す。
段差がすごい。
電車内の様子です。
車内販売の人が水やら食べ物やらを売っています。この人たちは地元の人たちですね。
許可を得て販売業をしているのかはわかりません。
タイでも同じような光景を見ましたね。
出発します。
窓が汚いですがそれがいい。
ホームは各駅で止まり、その度に車内販売の人が乗り込んで来ます。
停車時間は短いので販売の人は次の駅で降りるようです。
その後は逆方向の電車を待つのでしょうか。それとも歩いて帰るのでしょうか。気になります。たぶん1kmかそこらなので歩けない距離でもなさそうです。
別の駅です。
もはや民家とホームの境界がありません。
玄関出てすぐ駅です。超優良物件です。
これ踏切の様子です。開け閉めは人力でした。
そして、踏切開けるタイミングがびっくりするほど早いです。
まだ電車通りきってないのに踏切開けて、バイクなんかは加速し始めます。
しばらく走ると青々とした田園風景が広がります。
ヤンゴンといえこういう景色もあるみたいです。
けっこうミャンマーの人は平気でゴミポイ捨てします。
プラスチックゴミとかも。なんだか残念な気持ちになります。
3時間くらいで元のヤンゴン中央駅のホームに戻ってきました。
その足でお昼食べに行きます。
あ、暑い(´Д`)
たまらずスイカ購入。
1つ200チャット(約15円)。
お安い。
ん、おいしいですね。
しかもけっこう皮の近くまで甘いです。
手がベタベタになるのが珠にきず。
てくてく。
路上でうさぎを売るおっちゃん。
胸ポケットにうさぎ入れてギャップ萌えを演出してました。
はい、本日のお昼はこちら。
999シャンヌードルショップという麺料理屋です。
評判良いとのことで参りましたよ。
実は今ひとつシャンヌードルというのがよくわからないまま来てます。
メニューを見ると、汁あり・汁なし、麺の種類などいろいろとあるようです。
とりあえず直感で選んだのがこちら。
汁なし。あとの細かい条件は忘れました。
さぁ、人気店のシャンヌードルとやらはどんなものだ?
いざ実食!
んんんんんっ!
おいしいですぞコレ(゚∀゚)!
思いがけない点がいくつか。
まず、辛いものだと思っていましたがすっぱいんですね。
そして、熱いと思ってましたが冷たいです。
今、気温が暑いのでツルツルっといけちゃいます。
米粉麺にポン酢とは違いますがポン酢のような味のタレがかかってます。
麺の上にはガーリックチップやネギ、ナッツなども加わって嬉しい食感です。
いや~おいしいですね、シャンヌードル。
今までミャンマー料理が今ひとつ受け付けなかったのですがコレはありです。光明です。
しかも1杯1,900チャット(約140円)とお手頃プライス。
シャンヌードルのシャンはシャン州のシャンらしく、もともとはその地域の食べ物だったらしいですが、今ではミャンマーのどこでもあるとのことです。
種類も、汁あり・汁なし、温・冷、などなどたくさんあるみたいですね。
これはいろいろと食べ散らかして行こうと思います。
・・・・・・
宿に戻って休憩した後、
夕飯は少し歩いたところにあるムスリム街で。
チキンハンバーガー。1,700チャット(約130円)。
おいしかったです。具がズレて食べにくかったですけど。
脇にモスクがあったので入ってみました。
体を清める水場。異様に深い。
礼拝堂。
中に入ってはいかんぞよ、と言われたのでおとなしく引き返します。
ミャンマーといえば現在も残る大きな問題として「ロヒンギャ」問題というのがありますね。
民族問題です。
ミャンマーに来るまではぼく、ロヒンギャというのはミャンマーに住むムスリムのことだと思ってました。
でもそれは違うみたいですね。ここの、あるいはパアンにもいたムスリムはあまりに普通に生活しています。
ちょっと後で調べとくとしますね。
(ロヒンギャは、ミャンマー西部ラカイン州やバングラデシュの一部地域に住むムスリムのことのようです)
ヤンゴン、ごちゃごちゃしていておもしろいですね。
本当は明日次の街に移動する予定でしたが明日もう一日ブラブラしてみようかなと思います。
今回の投稿は以上です。
最後まで読んでいただきチェーズティンーバーデーでした!
2020年3月16・17日 ミャンマー・ヤンゴンにて
今日の1枚。ダラ地区にて。津波で亡くなった方々のお墓。
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