#77 村巡りトレッキング ミャンマー(9)

東南アジア

こんにちは。にしきよです。
今日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1. 村巡りトレッキング 1日目
2. 村巡りトレッキング 2日目


1. 村巡りトレッキング 1日目

2020年3月22日のお話

ミンガラバー!
おはようございます。

昨日申し込んだ田舎村巡りトレッキングツアーに行ってきますよ。
1泊2日の行程です。

の前に宿の朝ごはんです。

朝8時に出発です。
宿からしばらくはアスファルトの普通の道なので40分くらいバイクで走ります。

開始1分で空気を入れる。
あらかじめ入れておきなさいよ。

開始2分で壊れるヘルメット。
ぼくはわるくありません。

バイクぶ~ん。

村に着きました。
ここがスタート地点です。
ガイドのタオさんの出身村だとか。

にしても。
THE・村。

ミンガラバー(゚∀゚)

これなつかしい。
水をプッシュしてリングを入れるおもちゃ。
水枯れてますけど。

ハロー?キティ?

さてここで朝ごはんを食べます。
さっきも食べたんですけどね。でもたくさん歩くのでいただきます。

しばらく水も買えないとのことなので多めに買っていきます。
水200チャット(約15円)。

行ってきま~す。

開始早々、竹を見つけて何やら切り出すガイドのタオさん。

杖を作ってくれました。
これはありがたいですね。
登山したことある方ならわかると思いますが、杖があるのとないのでは足の疲れが全然違います。

どこまでも付いてくるいっぬ。
タオさんの村で飼っている犬と思いきや野生。
好きでトレッキングに付いてくるらしいです。

最初は比較的平らですが、

どんどん山道になっていきます。
予想外です。もっと平らな道がメインだと思っていました。
いきなりこんな山道を登るとは。

まだ始まったばかりなので疲労の方は大したことないのですが、太陽の暑さのために体力奪われますね。
ぐぬぬ。でもまだまだ!

しばしば良い景色も見られます。
いわゆる、絶景!ではないですがこんな景色もまた好きです。

休憩中。
めったにない日陰は涼しくて気持ちいいです。

タオさんにみかんもらいました。
このみかん、昨日のみかんジュースのみかんだわ。間違いない。
普通に食べる分には普通においしいみかんです。
なお、みかんの皮はそのへんにぽいーです。
みかんやバナナの皮なんかはゴミ箱よりむしろそのへんに捨てといた方がいいです。
プラごみはもちろんダメですよ。

山頂。といっても山頂感はありません。けっこう平坦です。
これは人が住む家ではなく、精霊の家らしいです。

山登りははじめだけでした。
最初に一番きついところを終わらせるスタイル。

山地ですが農業してますね。
ミャンマーは国民の半数以上が農業従事者らしいです。
タオさん曰く、このあたりの土は水はけが悪い上に栄養にも乏しいので決して農業には向かないみたいです。

途中で立ち寄った村です。
ここもTHE・村です。
カンボジアとかもでもそうでしたが、都心部と農村部の差に驚きます。

こちらはトイレです。
鍵がねぇ・・・。
隙間だらけで外から見えちゃいますよコレ。

中です。穴掘って落とすだけです。

雨水を貯めて使っているみたいです。
こういう生活の知恵みたいなの好きです。

お昼を頂いた建物の中の様子です。
駄菓子が吊るしてあります。
村の子どもたちが頻繁に買いに来ていました。
ぼくもこの村で水を買いましたが500チャット(約38円)と割高でした。
山の中なので運搬に人の足を使っているからですね。

電気は通ってないのだと思います。
かわりにバッテリーが置いてました。

やたらなつくねこ。

全然なつかないねこ。

ごはんです。
量も種類も盛りだくさん。
これだけでも多いですが、かなり歩いたためかシャンヌードルもう1杯いただきました。
おいしかったです。

食べ終わったあとも少し時間があったので村をぶらぶら。

何やら大掛かりな工事が。
井戸でも掘っているのでしょうか。
遠巻きに見ていると、こっちへ来てもっとよく見てみろ!と言われたのでギリギリまで近づかせてもらいました。

工事現場のすぐ隣。
何が面白いのかずっと笑っている子どもたち。
今気づきましたが後ろに牛いたんですね。微動だにしなかったので気づきませんでした。

再び出発です。

タオさんはこの風景を火山みたいでしょ?と言っていました。

焼かれた植物の跡が頻繁に見られます。
人が焼いて耕すのだそうです。
そういえばあちこちで遠くに煙が上がってましたね。

すでに山道は越えました。
緩やかな丘の道が続きます。

パオ族の方々。
こちらに手を振ってくれる方もいれば珍しそうに遠巻きに観察している方も。
でも総じて好意的でした。

17時頃、まだ明るいうちに本日宿泊する村に到着です。
本日の歩行時間は休憩抜きで8時間といったところでしょうか。

こちらが宿。

中の様子。
グループツアーで参加するとここで雑魚寝するみたいですね。
それはそれで楽しそうです。

ここがシャワールームです。
仕切りないんですが。

シャワーというよりバケツから水をすくってかけるみたいですね。
ぼくは別に覗かれるのは構わないのですが、水が心配なのと疲れていたので今日はスキップしました。

トイレ。お昼の村と同じです。
電気がないので暗くなるといろいろ難易度跳ね上がります。

2階からの眺め。
う~ん、村!

ベランダの足元がスカスカの竹でちょっと怖E。

夕飯です。
ぼくが苦手な感じのやつです。
けどお腹すいてたので全部いただけました。

夜はほんとに暗くなります。
Wifiもないので何もすることないです。
Wifiない環境も嫌いじゃないのですが、今はコロナの状況が気になるところです。

せんべい布団の寝心地は決して良くありませんが疲れているのでぐっすりでした。

2. 村巡りトレッキング 2日目

2020年3月23日のお話

ミンガラバー!
おはようございます。

今6時半くらいです。
昼は暑くなるということでなるべく朝早く出発しようということで早起きです。

朝ごはん。
全部いただきました。

出発しま~す。
こちら学校らしいです。小中学校。
この村は比較的大きいので中学校まで備えているとのこと。
周りの小さい村の子供は小学校が終わると中学はこの村まで来るみたいです。
人数300人と言っていましたが本当でしょうか。
とてもそんなに入るとは思えない大きさです。

ミャンマーの農村部は初歩的な教育だけしか受けられない、それがこの国の問題だ。
タオさんは頻繁にそんなことを言っていました。

昨日とは別の犬が付いてきます。
なお今日のいっぬは比較的早めに離脱しました。

最初は涼しかったですがだんだんと暑くなってきます。

アスファルトが敷かれていない道では運搬の主役は牛。

デコボコで道自体もアップダウンばかりで大変そうです。

一方で道路工事が進んでいる道も。

その後もひたすら緩やかな丘を進んでいきます。
空気はきれいですし、ときおり吹く風を全身で受け止めるのは気持ちいいです。

タオさんはパオ族の方とすれ違うたびに親しげに話していました。
みんなと顔見知りなのかそれともこっちの人はそういうのもなのか。

この日もいくつかの村を通過します。

途中、近道行こうとして何度か道がわからなくなってました。
あれ?去年までと違うぞ?みたいな。
いえ、もちろんタオさんはそんなこと言わないのですが雰囲気で察してしまいました。
にしきよさんはそういった気まずい雰囲気には人一倍敏感なのです。

とは言え、ちゃんと元の道に戻ることはできました。
何度かUターンしたり、ものすごいイバラ道通らされたりしましたが。

途中、木の陰で休憩しました。
大変な大樹です。
左下に小さくタオさんが写っているのが見えますか?

枝が伸びて地面に着き、そこに根を下ろして別の木のようになっています。

この枝(地面に平行に這っている部分)は腐っているように見えました。
もしかしたら、つながってはいますがもはや別の木なのかもしれません。

そんな枝が何箇所も見られました。

一体どのくらいの樹齢なんでしょうか。
地面に届いた枝が根を張り、また1つの若木となるのに、どれほどの時間がかかるのでしょうか。

この恵まれない大地でも逞しく生きる木のちょとした神秘性を感じました。

その後も緩やかな丘を歩いて、

・・・・・・

ゴールです。
2日目の歩行時間も8時間といったところでしょうか。
いや~疲れました。足腰より手のひらが筋肉痛です。杖をよく使ったということです。
でも、疲れはしたのですが達成感は今一つですね。もう少し歩きたかったです。
実際、この後ももう少し歩くのかと思ってました。

この村には車で来れるらしく、ある程度モノは多いです。
なんなら軽く観光地化されてます。
カローからトレッキングを始める場合はここがスタート地点になるっぽいです。

遅めのお昼。
シャンヌードル。

と野菜サラダという名の野菜油炒め。
いったいぼくは何度だまされるんでしょうか。
生野菜が食べたいです。
タオさん曰く、ミャンマーには生野菜のサラダってないみたいです。

その後、カローの町まで車で移動しました。
タオさんとはここでお別れです。
2日間ありがとうございました!

カローは小さな町です。
でもトレッキングの起点となる町なので旅行代理店なんかはいくつかあります。

町中にあったパゴダがミャンマーには 珍しく、キンキラ金ではなくタイルワークでした。

本日の宿。
シングル1泊12,000チャット(約900円)。

チェックイン後、Wifiを使おうと思ったのですが、ちょうど停電中で使えませんでした。

でもホットシャワーは使えました。
どうやらお湯はガスで温めているみたいです。
とりあえず足だけ洗おうとしたら温かいお湯が出てきて驚きました。

その後、洗濯は禁止と書かれていたけど見なかったことにしてこっそり洗濯を済ませたタイミングで停電が復旧。

2日ぶりのWifiです。
そして、ここでいよいよコロナの影響による東南アジアの情勢がまずくなってきたと判断し、一時帰国のチケットを取ることにしました。
今いる宿のWifiが遅かったり頻繁に停電したりで、とてもチケットを買えるような環境ではありません。
チケットの高騰を避けるために早めに取りたいのは山々ですが、購入は後日とすることにしました。

今回の投稿は以上です。
次回はバガンというミャンマー最大の観光地に向かいます。
最後まで読んでいただきチェーズティンーバーデーでした!

2020年3月22・23日 ミャンマー・ニャウンシュエ~カローの道中にて

今日の1枚。いろいろと想像を掻き立ててくれた大樹。

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