こんにちは。にしきよです。
今日もよろしくお願いします。
今回の出来事です↓
1. 越えろ!ラオス国境を!
1. 越えろ!ラオス国境を!
2020年2月2日のお話
見るべきところが多いハノイを後にして本日いよいよラオスとの国境を目指します。
問題は果たしてバイクで入れるかということです。
できないという情報があったり、実際にできたという情報があったりといろいろです。
そもそもこのあたりの事情はコロコロと変わるので過去の情報がアテにならないことも多いんですよね。
そんなこんなで実際に行ってみなければわからないという結論になりました次第です。
頼むぞ。
おっはよーございまーっす!
朝ごはーん。近くで買ったバインミー。2万ドン(約94円)。
食べながら本読むなんてお行儀の悪いことしちゃいけませんよ。ほんと。
はい、さっそくですがハノイを出発していきま~す。
計画はこんな感じですね。
もともとは一番北の①の国境に向かうつもりでしたが、ここは個人旅行者にはかなり厳しいらしいとのことで避けます。
という訳で、②の国境を目指します。300kmほど先にあるナ・メオ(Na Meo)という町です。この国境は通れたという情報が一部ありましたので。
行ってきま~す。
しばらく都会の風景です。
ハノイでかいです。
やっと都会の雰囲気を脱しました。
もう30分以上走ってますよ。
山道に入ってま~す。
途中カフェでコーヒーなど。
今日はかなり距離がありますので、休憩回数抑えつつ走ります。
ハノイから遠ざかるほどに険しい山道になっていきますね。
ちょっと休憩です。
蒸しとうもろこし。味は残念。
甘くないんですね。もちもちとした食感でした。
途中の山合の村の景色です。
ちょうど田んぼ作業していました。
急いではいますが少しだけ足を止めて見させてもらいます。
みんなで手作業。
水牛が活躍してますね。
昔ながらの光景といった感じ。
ごく簡単な機械は使われているようです。
村のみんなで総出で作業してるっぽいです。
楽しそう。
こういう光景いいですね。
こんなの普通に旅行していたらほとんど見られません。
バイクで旅して良かったと思う瞬間です。
・・・・・・
今日はナ・メオから50kmほど手前の町に宿泊です。
明日いよいよ国境越えに挑みます。
2020年2月3日のお話
おはようございます。
ベトナムとラオスの国境にやって来ましたよ。
ドキドキです。ほんと何事もなく通ってほしい。
のどかな国境です。
バレーボールのネットありますし。
わんこ寝てますし。
ゲートが開くのは14時からだと職員の方に言われたのでしばらく待ちです。
ちなみに今11時半。
ヒマなので町でお昼食べます。
これで7万ドン(約330円)。ちょい高いぞ。
ひまー。
座ってたら職員にマスク渡されました。
新型肺炎の影響ですね。
アルコール消毒もありました。
ちょっと早めに開けてくれました。
バイク乗ってるよーというのを承知で出国スタンプくれましたよ。
バイク持って出国しま~すっていう書類も作ってもらえました。
事務手数料10万ドン(約470円)。
あれ?意外と簡単にいくんじゃないのコレ?
国境越えま~す(地理的に)。
この川が自然国境になっているみたいですね。
めっちゃ普通の川ですね。
ラオス側の入国審査の建物です。
どこでもそうなのですが審査の建物同士が200mくらい離れてます。
こちらも新型肺炎のチェックがありますね。
そういう意味ではすごくピリピリした空気感じます。
でもスタンプはあっさりゲットです。
職員に謎に6万ドン(約280円)取られましたけど。
バイク持ってる旨もちゃんと伝えましたよ。あら、けっこうあっさり入れるかも。
はい、ラオスに入国しま~・・・
???「おい、待て」
ぼく「な、なんですかお(´Д`)?」
税関のおっちゃん「そのバイクはラオスには持ち込めんぞ」
ぼく「で、でも、書類もちゃんと作ってもらったお(´Д`)」
税関「その書類はベトナムの様式だ。カンボジアのバイクは適応外だ」
ぼく「(´Д`)」
どうやらカンボジアで買ったバイクをラオスに持ち込むことはできないみたいです。
ベトナムで買ったバイクだと証明できないことにはダメとのこと。
窓口でお金取られたり書類作ってもらえたのは職員もそのへん曖昧だったからだと思います。
ぼく「なんとか入れませんかねぇ旦那(´∀`人)ゴマスリー」
税関「ダメだ」
ぼく「(´Д`)」
あれこれやってみましたがどうやらここは通れなさそうです。
おっちゃんの鉄壁さよ(´Д`)
くそぅ。最後おっちゃんに見つからなければ行けたのになぁ。
あ、でもそれだと意図しないとは言え密輸になっちゃう(もちろん犯罪)ところだったからそれに関しては良かったということで。うっかりでも違法なことはゴメンです。
ぐぅ。
残念ですがラオス入国ならずです。
入国と出国スタンプを取り消してもらって、いったんナ・メオの町に戻ってます。
一応、考えてた次の手はここでベトナムのナンバーを買うということです。
幸いバイク修理するお店が1件ありました。
ぼく「シンチャオ~(´Д`)」
バイク屋のお兄さん「シンチャオ~」
お互い言葉が通じないのでグーグル翻訳を交えて話します。
ぼく「ラオスに行きたいんだよ。でもカンボジアナンバーだから入れなかったんだ(´Д`)」
お兄「あ~、だろうね」
ぼく「ベトナムのナンバープレート余ってない?売って欲しいんだ」
お兄「う~ん、どうしてもと言うならいいよ。40万ドン(約1,900円)ね」
ぼく「ま、まぁまぁ高いけど仕方ない(´Д`)お願いします」
今日はもうこの町に泊まります。
明日の朝もう一度国境越えに挑みましょう。
2020年2月4日のお話
おはようございまーす。
ナ・メオの朝の様子です。
町っていうか村かな。ぎり町。
バインミー屋さん発見。
1.5万ドン(約71円)。
道を眺めながらむしゃむしゃ。
ベトナムナンバーゲット!
取り付けて貰えました。
ぼく「書類って作ってもらえる?このバイクをベトナムで買ったという証拠が必要なんだ」
バイク屋のお兄さん「申し訳ないがそれはできないよ」
ぼく「え?なんで?それだとラオスに入れないよ」
お兄「書類を作るにはちゃんとした登録が必要なんだ。もっとたくさんのお金と、それから時間が必要だ。」
ぼく「これで国境行ったらやばいよね?」
お兄「うん。どうなるかわからないけどおすすめはできないね。今このバイクはたぶん法的に適切じゃない状態だから。」
ぼく「・・・・・・」
お兄「・・・・・・」
ぼく「ごめん、この国境はあきらめるよ。ナンバープレート戻してもらってもいい?」
お兄「OK。わかった。お代は別にいいよ」
ぼく「カームオン(´Д`)」
う~ん、残念ですがこの方法はあきらめます。
ベトナムで買ったものだと証明できる正式な書類が手に入らない以上、ナンバーだけベトナムにして突っ込むのは危険すぎます。
このバイクがカンボジアのものっていうのはもうバレてますし。
となると次の手は、
もう少し南の③の国境です。
ここはバイクの往来がゆるいとのことです。
推定距離は420km・・・。
少しじゃねぇ(´Д`)2日はかかるな。
でも行くしかない。
K2と旅を続ける可能性を拾うために・・・!
・・・・・・
この日は一日、写真も撮らず走り続けたお(´Д`)
てか今日の記事この顔文字多いお(´Д`)
次の日で~す。
引き続き、③の国境目指して走っていきます。
山道をバイクぶ~ん。
きゅるきゅる・・・
まさか・・・(´Д`)
おまいがー(´Д`)
タイヤ裂けてる (´Д`)
次の町まで20km(´Д`)!
おわた。これはおわた。
とりあえず押して行くのは不可能なので後輪になるべく重さかけずに走ります。
潰れてるとはいえ一応走れるので。
アッメ~ジングッ!
こんなところにバイク屋さん!
2kmほど走ったところに奇跡のバイク屋。
ありがとうございますありがとうございます。
後輪を新品に。
いくらするんだろう?ドキドキ。
44万ドン(約2,100)でした。
あら、意外と安いのね。日本でバイク乗らないので相場知りませんけど。
1万円くらい取られるものと思っていたのでうれしい誤算。
・・・・・・
また一日ほとんど写真撮らずに走り通して、③の国境に近い街ナム・カーンムオンセンに到着です。
つ、つかれた(´Д`)
(※2020年2月22日追記 ナム・カーンではなくムオンセンでした。)
今日はこの街で一泊して明日の朝再び国境越えに挑みます。
頼むぞ。マジで頼むぞ(´Д`)。
今回の投稿は以上です。
次回、運命のラオス国境越え!お楽しみに!
最後まで読んでいただきカームオンでした!
2020年2月2~5日 ベトナムにて
今日の1枚。続けたい、お前と旅を。
コメント
なにでこんなにさけたんだろ
もう寿命だと思われる