#69 ミャンマーへ タイ(16)&ミャンマー(1)

東南アジア

こんにちは。にしきよです。
今日もよろしくお願いします。

前回の日記から6日程経っています。
実を言うとチェンマイで待っている間に事態が良い方向に向かうことを期待していました。
しかしながら、事態は逆にどんどん悪くなる一方のため、ミャンマーへ向けて進んでいくことに決めました。
ミャンマーの後はいよいよ行き止まりになりますが。

現在、一時帰国も視野に入れています。
もしかしたら事態が大きく変わり、今すぐタイから帰国すべきだったと結果的になるかもしれません。
この状況でこれ以上海外にいるのはリスクですが、ぼくとしても簡単には帰りたくないという思いもあり行けるところまでは行こうかと思います。

ただし、手洗いうがいなどの自分でできる予防には気を抜きませんし、いよいよ旅の続行が困難であると判断したときはすぐに一時帰国するつもりです。

それでは、本日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1. ミャンマーへ

1. ミャンマーへ

2020年3月9日のお話

サワディーカーップ!
冒頭に書きました通り、チェンマイで待っていても事態が良くなりそうにないので、ミャンマーへと向かっていきます。

9泊したボスズゲストハウスをチェックアウトして、

チェンマイに来た時と同じバスターミナルに向かいます。
こちら夕日ではなく朝日です。
本来30バーツ(約110円)ですがやや足元見られて50バーツ(約180円)。きぃ悔ちぃ。

こちらのバスです。
これでミャンマーとの国境の町メーソートまで行きます。
窓口でチケットを買うと315バーツ(約1,100円)。ネットでクレカ使って買うと325バーツ(約1,140円)でした。このバスターミナルは旧市街から遠いのでぼくはネットで予約しておきました。

天下のグリーンバス。ご立派。

タイの長距離バスあるある。
もはや寒い。

ふさいでくれる。

タイは1年中暑いので、冷房でキンキンに冷たくするのはおもてなしとみなされるのです。
デパートの中とかもクーラーがんがんです。

「温かい」とか「熱い」とかのワードはネガティブな意味合いを含むそうですよ。
逆に「冷たい」はポジティブです。

例えば、彼は冷たいやつだ、って日本では冷徹そうなどちらかというとネガティブな言い方ですけど、タイではクールで賢いみたいは褒め言葉になるみたいです。
逆に、熱いハートの持ち主っていうのは、怒りやすいみたいなネガティブな意味合いになるみたいです。
ぼくは以前、親切にしてもらったご家族に、温かいおもてなしをありがとう、と言ったことがあるのですが、じゃっかん困惑させてしまったことがあってこのことを知りました。

気候の違いがこんな違いも生むとはちょっとおもしろいですね。

・・・・・・

6時間半ほどでミャンマーとの国境の町メーソートに着きました。
舗装されたきれいな道だったのでらくチンです。

メーソートのバスターミナルです。
ここから出入国審査所まで微妙に距離があるのでトゥクトゥクで向かいます。

出国審査。
問題なく出国です。

この橋を歩いてミャンマーに入ります。

この川が自然国境になっているみたいですね。
橋の上に座りこんでいる親子が見えますか?やや暗くなっていますが。
物乞いでした。太陽照りつける昼間に影のない橋の上で。

ここは2国間の入出国審査所の間ということで、法的にはそのどちらでもないはずです。
彼女らはミャンマーの人でしょうか。それともタイ?
どちらにせよ意外と簡単に侵入できてしまうのですね。

普段はあげないのですが、タイバーツの硬貨が余っていたので渡しました。
といっても30バーツ(約110円)くらいと少額です。
一緒に行動していたフランス人のマックスは硬貨を渡したあと、持っていたペットボトルの水もたかられて渡していました。渡すっていうかひったくられたの方が正しい感じがしますけど。

ミャンマーに入国です。おでこの体温だけ測られました。

ミャンマー側の国境の町はミャワディです。

日本人は2018年10月からビザなしで入ることができます。
少し前までは実質鎖国状態であり、陸路での入国やビザなしでの入国は考えられなかったみたいです。

タイは左側通行、ミャンマーは右側通行です。
ここで入れ替えが行われているみたいです。

本日はここからさらにパアンという街まで移動していきます。
本来の計画ではミャワディに1泊して、明日パアンを目指そうと思っていましたが、一緒に行動していた欧米人グループが車をシェアしてくれるとのことなのでありがたくそれに乗っかります。

こちらがその車。

ミャンマーの通貨チャットを持っていないので両替したかったのですが、あれよあれよという間に出発してしまいました。
運賃は250バーツ(約880円)。タイバーツ使えました。
相場金額がいくらかは調べていないのでわかりませんが、130kmの道のりを880円なので文句はない価格です。

にしても、

わかりますか?
ミャワディの町中こそ舗装されていましたが、少し行くと赤土の未舗装道路です。

砂埃がやばい。

超絶悪路。
ちょっと、タイとのギャップが。

夕飯休憩です。ここ食堂です。
砂埃がすごいためビニールの壁で防御しています。

指差しで注文していきます。
白ご飯に魚と豚肉で3000チャット(約230円。1000チャット=75円で計算)。
バーツでも払えました。いくら払ったか忘れましたがじゃっかん損しました。

それぞれ1~2品しか頼んでいませんが、追加でカレーやらその他のおかずも来ててんやわんやです。
どうやらミャンマーの食堂では頼んだ物以外にもいろいろサービスされるみたいです。
誰もそんなこと知らないのでみんなして、誰が頼んだんだコレ?とか、お会計は済ませたから食べても大丈夫だよね?みたいな混乱状態の中で食べました。
ものすごいオイリーです。ギトギト。思ったより辛くはありませんでした。

食堂の外の様子。
砂埃が舞わないように水撒いてますね。

トラックが通ったり、風が吹いたりしたあとはとくに砂埃すごいです。
マスクなしにはとてもじゃないですが呼吸できません。

その中でも元気に遊ぶ少年。

誤って水道の栓を引っこ抜いてしまったようで何がおかしいのか爆笑していました。

彼がほっぺたにつけてる白い粉はタナカと呼ばれる自然由来の日焼け止め兼化粧品です。
男性も女性も老いも若いもみんなヌリヌリしています。
最初驚きますが、慣れてくるとなんとも可愛らしいものです。

いや~すごいですね。国境またいだだけでここまで変わるんですね。
ぼくたち全員が全員タイとの違いに驚いていました。
人も食べ物も道路状態もここまでガラリと変わる国境越えは今までなかったですね。

そんなこんなでもうしばらくガタゴト行って、

パアンに到着です。
もうすっかり暗くなっています。

最安値宿ですが1泊1万5千チャット(約1,100円)。
ぐぬぬ、ミャンマー、宿代そこそこ高いじゃねぇか。
とりあえず今はチャット持ってないので明日払うと伝えて今日はおやすみなさいです。

今回の投稿は以上です。
次回は田舎町パアンを観光していきます。
最後まで読んでいただきチェーズーティンバーデー(ビルマ語でありがとう)でした!

2020年3月9日 タイ・チェンマイ~ミャンマー・パアンにて

今日の1枚。東南アジア最後の国、ミャンマーに入りました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました