#120 黄金のアムリットサル インド(29)

インド

こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1.デリー➔アムリットサル
2.黄金のアムリットサル


1.デリー➔アムリットサル

2023年1月3日のお話

おはようございまーす(小声)
現在朝の6時。早朝の列車で次の街に向かいます。

年末年始を9泊もゆっくり過ごさせてもらったサンタナにお別れ。

早朝のメインバザール。

本日の列車。

列車は時間通りに出発。

・・・・・・

予定より2時間程遅れて16時、アムリットサル駅に到着しました。

アムリットサルここです。
いよいよ3ヵ月も続いたインド旅も終わりが見えてきましたね。

アムリットサルについて簡単にご説明。
アムリットサルはデリーの北西460km、パキスタンとの国境から30キロの場所にあるパンジャーブ州最大の都市で人口は約122万人。

長く国境を接しているインドとパキスタンですが、陸路で行き来できるのはここアムリットサルから行けるワガ国境のみで、西から陸路でインドに入ってくればアムリットサルがインド最初の都市、逆に西に向かう場合は最後の都市となる場所です。

またそれだけでなく、アムリットサル最大の特徴と言えるのが、ここがシク教の聖地であるということです。

(参考)シク教徒↑(ネットより拝借)
頭にターバン巻いたTHEインド人って感じの人たちです。

信者数は2,400万人とインドの人口に対して決して多くはないですが、政治や経済の分野で活躍する人が多いため外国人のインド人に対するイメージの代表となったみたいですね。

そんなシク教、あらゆる差別に反対しすべての人に等しく接することを教義としており、その教義を体現するかのように聖地「ゴールデンテンプル」では国籍・宗教を問わず毎日10万食の食事が振る舞われているんだとか。

そんなシク教について触れてみたく、インド最後の地としてここアムリットサルを訪れてみた次第です。

さて、駅から降りまして~(゚∀゚)
とりあえず宿はゴールデンテンプル近くで探すとしますかな(゚∀゚)

インド人「ハロ~!トゥクトゥク?」
ぼく「お?さっそくターバン巻いたシク教のおっちゃん(゚∀゚)!よしこのおっちゃんに頼むとするか!」
ぼく「マイホテルisヒアー。100ルピーOK?

インド人「OK!」


ブーン
ききっ!(ブレーキ)

ぼく「ここゴールデンテンプルの近くでしょ?ぼくのホテルはもう少し先だよ」
インド人「よくわからんからわしはここまでだ。あとはこっちのドライバーに連れてってもらってくれ」
ぼく「あ、そういうこと?じゃあ100ルピーはこっちのドライバーに払えばいいね?」
インド人「いや100ルピーよこせ」
ぼく「じゃあこっちのドライバーにはなしでいいってこと?」
インド人「いやこっちはまた別料金だ。とにかくここまでの運賃で100ルピーだ」
ぼく「いやいや、駅からホテルまでで100ルピーって話だったじゃん!ここだとお金渡せないよ!」
インド人「100ルピー!」


・・・結果、いろいろ揉めましたが無視して捨て置きました。
約束を履行しないドライバーにはお金渡さなくてもいいと自分の中で決めていますので悪しからず。

う~む・・・(´Д`)
シク教徒のイメージって優しくて誠実ってイメージがあったんですけどねぇ・・・(´Д`)
いきなりシク教徒のイメージが裏切られてこの先心配になってきましたよ・・・(´Д`)

降ろされた場所から10分ほど歩きまして、

アムリットサルの宿「MJ Chowla Homestay」に到着です。
ホームステイ感は皆無の普通の安宿。1泊400ルピー(約680円)

最初外国人は宿泊NGみたいな会話をスタッフ間でしてましたが、


オーナー「何泊する?」
ぼく「3泊くらい」
オーナー「いくらで泊まりたい?」
ぼく「じゃあ1泊400で」
オーナー「OK♪」


みたいな感じで泊めてもらえることになりました。
ブッキングドットコムで予約したのは1泊350ルピーでしたが50ルピー(約85円)上乗せで外国人OKになるならまぁいいです。

ウェルカムチャイいただきました。
頭の中のシク教イメージメーターがやや良い方向に巻き返しました。

2.黄金のアムリットサル

すでに暗くなっていますが出かけます。

おいしそうな屋台やフードコートを素通りして、

やってきましたのはアムリットサル観光の目玉にしてシク教の聖地「ゴールデンテンプル」

さっそく入っていきま~・・・(゚∀゚)

番人「ピピー!靴脱いでね~」
ぼく「さーせん(´Д`)」

ずいぶん立派な無料の靴預り所。
小さい子どもがお手伝いしているのを見ました。シク教徒のボランティアにより運営されているっぽいですね。

渡された引換札。

はい!それでは満を持して入っていきま~・・・(゚∀゚)

番人「はーい、髪の毛隠してね~」
ぼく「さーせん(´Д`)」

これ適当に使っていいのね。

結局よくわからんくて番人のおっちゃんに着けてもらいました。

はい!それでは今度こそ入っていきま~・・・(゚∀゚)

番人「はーい、足洗ってね~」
ぼく「さーせん(´Д`)」

ここに足つけるのか・・・(´Д`)
震えるほど寒いんですが今・・・(´Д`)

ぴとっ。

・・・!!

冷たく・・・ない・・・!?
まさかの温水!?

ありがてぇ・・・(´Д`)
こんな寒い中、信者のために足湯を用意するとは、シク教、なんという太っ腹・・・(´Д`)

はい!ホントの本当に今度こそ入っていきます!

刮目せよっ(゚Д゚)!
こちらがシク教の聖地!

ゴールデンテンプル!

す、すげーーー(゚∀゚)!!
めっちゃゴージャス☆(゚∀゚)!!


四方を囲む建物も非常に豪華。

四方の回廊。
柱や床にびっしりと文字やレリーフが刻まれています。

座ったり跪いたりしながら祈りをささげる信徒の姿がそこかしこに、
また池で沐浴する信徒も少ないながら見られました。

いや待て待て待てぃ(゚Д゚)!
こんな気温で沐浴!?今めちゃんこ寒ぃぞ!?気は確かか!?

・・・いや待てよ(゚Д゚)!?
まさか(゚Д゚)!?
そのまさかなのか(゚Д゚)!?

・・・ぴちょん。

池の水温められてりゅ━━(゚∀゚)━━っ!!

マジか!?
信じられん!!
この池にある膨大な量の水を沐浴できるほどまでに温めるとはっ!!
一体どんだけの費用がかかってるんだ!?

シク教徒は誠実さゆえに信頼され、ビジネスの世界でも成功する人が多くいると聞いたことがあります。ここゴールデンテンプルはそんなシク教徒たちの寄付によって成り立っている寺院なわけですがかなり懐事情はいいのかもしれないですね。

回廊で配られてる無料のお水。

中央の寺院への橋を渡っていきます。
信徒の数がハンパない。

でも半分くらいはシク教徒じゃないかも。
ターバンじゃなくバンダナ付けてる人はおそらく異教徒ですね。

中に入っていきま~・・・(゚∀゚)

番人「は~い、カメラしまってくださいね~」
ぼく「さーせん(´Д`)」

というわけで残念ながら内部は撮影禁止でした。
中にはシク教の指導者(グル)が鎮座しており、1m四方はあろうかという巨大な聖典を静かに読んでいました。
信徒たちはその前で跪き敬礼しお布施のお金を置いて立ち去ります。

人々の熱気のせいでしょうか、内部に暖房の類は一切見られなかったにもかかわらず中は非常に暖かくなっており、大理石でできた床や壁は外の気温からは考えられない程に温かく感じられました。
まるで建物そのものが発熱してるかのように感じられました。なんとも不思議な感覚でした。

併設の食堂へ。
こちらにて先ほどお話しした無料での食事がいただけるとのことで、タダメシうまー(゚Д゚)を目的に参りました。

食器を配る信徒の方。

小さい子もお手伝い♪

食器げっと。
シク教徒ではありませんしなんならインド人ですらないただの観光客なのでもらえるかどうか若干不安でしたが、極めて当たり前のようにもらえました。

食堂です。
だだっ広い部屋に腰を掛けるシートのみが置かれています。

空いてる場所に腰かけて給仕を待ちます。

流れるようにパッパッとカレーと豆のスープが注がれます。

チャパティを受け取るときは手を差し出すみたいです。
ちょっとそれっぽい瞬間を撮ることができませんでした。

水は専用のカートに入れられて効率的に配られていきます。
よう考えたなこれ。

最終的にはこうなりました。
カレー、豆のスープ、チャパティ、味付けご飯というラインナップです。

シク教自体は肉食を禁止していませんが、ベジタリアンの人にも考慮して提供される料理は菜食料理となっているということを後から知りました。

気になるお味の方も大変においしかったです。
タダメシもらった手前、義理で褒めてるわけじゃないですよ。本当においしかったのです。

特に右上のダルスープ(豆のスープ)が美味でした。おそらく砂糖で味付けされた甘みではなく豆本来の甘みが出ているのだと思います。

他にも、ご飯もココナッツミルクでほんのり甘く味付けされておりこちらも美味でした。
ご飯✕ミルクって普段はえずくくらいに苦手な組み合わせなのですが不思議とこれはいけました。

来た時には誰もいなかった側に今度は人が埋まっていきます。
同時に現在空いている場所は掃除がなされています。
入れ替え制で効率よく参拝者に食事を提供できるようになっているようですね。

これを毎日10万食分無料で配ってるってすごいですね。
1時間に4,200食、1分あたり70人に提供するってことなのでもしかしたら24時間体制だったりしないでしょうか。

お金の面でも、1人あたりの材料費が少なく見積もって50ルピーだとして、10万食分だと1日で500万ルピー(約850万円)、人件費はボランティアでかからないにしても電気代やガス代はどうしても必要でしょうから、1日で1,000万円くらいはかかってそうですよね。
それが全額信徒からの寄付でまかなわれているわけです。

そしてぼくが最もすごいと思ったことは、この施しがシク教徒以外のありゆる人々に開かれているということです。

これって本当にすごいことだと思いませんか?

世界中のあらゆる宗教が世界平和を目指し、人種・国籍・その他諸々に関係なく平等な世の中をつくることを教義に掲げているのは理解しているのですが、それをここまでわかりやすい形で体現しているのは他に例が思い浮かびません。

近年の日本では、途上国に開発支援金を送るだとか外国人留学生に奨学金を拡充するみたいなニュースがあると「そんな金があるなら日本人に使え!」という声が必ずと言っていいほどあがりますがそれとはまるで逆です。

自分の身を削って他者に貢献するのって難しいんです。経済的には豊かなはずの日本ですら。

まったくの部外者であるにもかかわらず何の疑問もなく当たり前のように施しを与えてくれたアムリットサル手の食事に、お腹だけでなく心まで満たされた気分になったのでした。

とか何とか考えながら完食です。

ごちそうさまでした。
大変おいしかったです。

後片付けも信徒の方のボランティアで運営されてるみたいですね。

ボランティアが多すぎるからだと思いますが、渡した食器を至近すぎる距離でバケツリレーする様子が面白かったです。

以上、アムリットサルの初日でした。
次回もアムリットサルからお送りします。お楽しみに。

今回の投稿は以上です!
最後まで読んでいただきダンニャワードでした!

2023年1月3日 インド・ アムリットサルにて



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