こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。
今回の出来事です↓
1.憧れの舞台!水の都ヴェネチアへ!
1.憧れの舞台!水の都ヴェネチアへ!
前回は手短に中途半端なところで切り上げてすみませんでした。
本日は満を持して水の都ヴェネチア、観光していきたいと思いますよっと。
その前にヴェネチアについて少々。
(といいつつややボリュームありますがお読みいただければ。)
ヴェネチアはイタリア共和国北東部に位置する都市。
中世にはヴェネツィア共和国の首都として栄えた都市で、「アドリア海の女王」「水の都」などの別名を持つ。
ヴェネツィア本島は大きな魚のような形をしており、本島全体が小さな島々からできている。その真ん中を全長約3キロにおよぶ逆S字形の「カナル・グランデ(Canal Grande、大運河)」が市街を2つに分けながら湾曲して流れる。150を超える運河が177の島々を分け、運河には400におよぶ橋がかかる。
ヴェネツィア本島内は自動車および自転車の使用も禁止されている。車が入れず、一方で運河が発達していることもあり、おもな交通機関は必然的に船となる。
以上、毎度おなじみWikipedia先生から抜粋でした。
もともとは5世紀頃、フン族などの外敵から逃れるためにわざわざ足場不安定な潟に移り住んだのが始まりのようですね。
ヴェネチア共和国の始まりは697年。以降1000年以上も続き、なんとこれは世界で最も長く続いた共和国なんですって。
アメリカの歴史が250年くらいということを考えるとこれは驚くべき長さです。
ヴェネチアについての解説はこの辺にするとして、
ぼく実はずっとヴェネチアには来てみたいと思ってたんですよ。
というのも、ヴェネチア、
「劇場版ポケットモンスター 水の都の護神ラティアスとラティオス」の舞台である、
水の都アルトマーレのモデルとなった場所なのです。
「水の都の護神」名作でしたよね~
サトシが謎の少女(ラティアス)を追って街で迷子になるシーンにワクワクしたのを今でもおぼえています。
この時の音楽も異国情緒あってめっちゃいいんですよね。(曲名は「謎の少女再び」今聞きながらこれ書いてます)
YouTubeのリンク貼っておきますのでよかったら聞いてみてくださいね~↓
さらに言うと主題歌もめっちゃいい。にしきよさんのカラオケの十八番です。
これもYouTubeのリンク貼っておきますのでよかったら聞いてみてください↓
2002年公開。
え、もう21年前!?マジかよおい。
本日はずっと来たかった憧れの地、水の都アルトマーレもとい、水の都ヴェネチアをめいっぱい観光していきますよ!
・・・・・・
2023年3月7日のお話
チャオ!おはようございます!
昨日すでに説明しましたが、宿泊しているのはヴェネチアといっても陸の方。
水の都と言われる本島部へは鉄道が渡されており数分間隔レベルで頻発しております。
というわけで電車でGO。
思ったより立派だった切符。
1回1.45ユーロ(約210円)
電車はものの10分ほどで本島部の「ヴェネチア・サンタルチア駅」へ。
はい!これが!
水の都ヴェネチア!
ドン曇り(´Д`)!!
あっれー。おかしいですねぇ。
いや、陸側ではしっかり晴れてたんですけどね。
様子がおかしくなったのは電車に乗ってしばらくしてから。
本当に近づくにつれてみるみる内にモヤがかかりだして辺り一面何も見えなくなったんですよ。
運が悪かっただけなのか、それともこういうもんなのかは分かりかねます。
しょうがないのでとりあえず観光続けましょう。
はい!こちらの大きな川がカナルグランデ(大運河)!
ヴェネチアを逆S字に貫く大運河、ヴェネチアの交通の要と言えるでしょう。
水上バスのチケット売り場。
先ほどのWikipedeia先生からの解説の通り、車が乗り入れ禁止のヴェネチアでは主な公共交通は水上バスとなります。
ルート図。
複雑すぎて理解するのに時間がかかりますがとりあえずいろんなルートを縦横無人に走ってるということだけは伝わりました。
1回券が9.5ユーロ(約1,370円)、
1日使い放題パスが25ユーロ(約3,600円)みたいですね。
う~ん、ちとお高め?
今回は船はやめて歩きだけにしておきましょう。
まずは駅のすぐ隣にあった「ナザレの聖マリア教会(Santa Maria di Nazareth Church)」へ。
(訳合ってますか?)
入場料無料です。
フラッシュは禁止ですが撮影はOK。
ふえぇ~すごい。
特に事前調べしてたわけでもなく、あったから入っただけの教会ですが普通にすごいです。
床。
ヴァチカンとかでも思いましたが、こんな壮大な世界観の場所に小さいころからいたらキリスト教信じちゃいますよね。
ぼく特定の宗教を持ってるわけではありませんが、それは日本という無宗教の国に生まれたからであって、たぶんイスラム教の国に生まれたらイスラム教を、キリスト教の国に生まれたらキリスト教を信じてたんでしょうね。
たぶん日本人なら少なからずみんな同じ感じだと思います。
今宗教に関して嫌悪感がある人ほど、もしその宗教の国に生まれていたら熱心な信徒になっているような気がします。
橋を渡って街に入って行きましょう。
橋の上から。
あれが水上バスですかね。
橋の先には建物と建物の間を細い路地が迷路のように広がっており、
大小様々な水路が張り巡らされています。
ふふ。
楽しい。
めっちゃ楽しいww
すみませんねぇ、小学生レベルの感想で。
ただめっちゃ楽しいです。
ほんとにあの頃見た映画の世界に入り込んだみたいです。
道を曲がったら今にもラティアスに出会っちゃったりしないですかね。
あの先どうなってるんだろ?
とか
うわ!めっちゃ写真映えする!
みたいなのの連続です。
楽しいです。
本当に楽しい。
現実に存在する街がモデルになっているとしってから、いつか行ってみたいと思っていた水の都アルトマーレにようやく来ることができました。
ところで、さっきからこの雰囲気どこかで感じたことあるんだよなぁ、
どこだ??と思っていたのですが、
インドのバラナシでした。
バラナシもガンジス川という大河に寄り添った街で、ヴェネチアと同じく細い路地が迷路のように張り巡らされているなど共通点が多いです。
まぁ、ヴェネチアに牛はいませんし、ウ〇コもインド人も落ちていませんがね。
それでもものすごい似てます。
思えば思うほど似ています。
ヴェネチアとバラナシが似てるなんて言ったら地元民はどう思うんでしょうね。
誇り高きヴェネチアンにボコボコにされそうなのでこの辺にしておきましょうかね。
ヴェネチア本島部は全体が観光地のようになっていまして、レストランやお土産屋さんがひしめいています。
ガラス製品を売る店が多いなぁと思ったら、ヴェネチアはヴェネチアンガラスというガラス製品の生産地だそうです。
ヨーロッパではチェコのボヘミアンガラスと並ぶ名品なんですって。
シャレオツなレストランに、
(ヴェネチアンガラス使ってますね)
やや手軽なスナックも。
なにやら仮面のようなものを売るお土産屋さんも。
ヴェネチアは「ヴェニスの商人」や「ヴェニスに死す」などの舞台でもありますのでその関係でしょうかね。(後で知りましたが、どうやらヴェネチアは仮面祭りというカーニバルが有名みたいです)
これはゴンドラ船ですね。
ヴェネチアに来たらぜひともチャレンジしてみたいアクティビティーですが、
80ユーロ(約11,600円)と目ん玉飛び出るくらい高いのでやめときました。
ちなみに水上バスとゴンドラ船は別物です。
水上バスは交通手段ですがゴンドラはもっぱら観光用で利用されています。
しばらくぶらぶらしていると一段と賑やかそうな場所に出ました。
リアルト橋―――!
ヴェネチアで最も有名な橋、かつ最も活気があるヴェネチアのメインストリートです。
周囲には一段とおしゃれなリストランテ。
食事する老夫婦がめっちゃ優雅。
リアルト橋からの景色です。
これも大運河カナル・グランデ。S字に流れてるので何度も遭遇します。
ちなみにこのリアルト橋、スリの超頻発地帯。
バッグ前に抱えていかせてもらいます。
(゚Д゚)!!!
ここ、映画冒頭でサトシたちが水上レースしてたところでは(゚Д゚)??
もう少し進むと、
ヴェネチアの中心地、サン・マルコ寺院と広場にやって来ました。
実は適当に街ブラしてると見せかけてここを目指して歩いていたのです。
サン・マルコ寺院の入場料は3ユーロ(約440円)
安いですね。ありがたいですね。
サン・マルコ寺院には後ほど訪れるとして、ひとまず広場をもう少し見てみます。
広場別角度から。
写っている時計塔はヴェネチアで一番高い建物で、上からは街が一望できるらしいです。
絵をかいてるおっちゃん。
大変うまいですね。
1枚20ユーロ(約2,900円)とかだったかと。
モヤのせいで絵っぽく見えませんか?
(ぼくが撮った写真です)
モヤで霞んでほとんど見えませんが、
川の向こうには聖ジョルジオ・マジョーレ大聖堂。
島全体が教会となっているんですって。
先ほど絵っぽく見えると紹介したこちらは聖マリア・デラ・サルーテ教会(ちょい訳に自信なし)。
こちらも川の向こう側ですが遠回りすれば歩いて行けます。
「ため息橋」
裁判所(左?)と牢獄(右?)をつなぐ橋で、有罪判決を受けた罪人が最後に美しいヴェネチアの運河を見てため息をついたためにそう名付けられたという、本当かどうかよくわからないネーミングの橋です。
(゚Д゚)!!!!
こ、こ、こ、
これ!!!
映画でラテイアスとラティオスが祀られてた柱じゃないですかぁ!?!?
むひょーーーwww(゚∀゚)
たまんねぇwww(゚∀゚)
周囲にはなかなかファンキーなお土産屋さん。
別のお土産屋さんではピカチュウの被り物も売ってます。
ラティアスの被り物も売ればいいのに。
はい!サン・マルコ寺院に入っていきます!
入場料3ユーロ(約440円)
日本語にも対応のオーディオガイドもあります。
たぶん別料金。
ふむ。
これまた素晴らしいです。
よくもまぁここまででかい教会を不安定な潟の上に建造したものです。
装飾は中世期っぽいのっぺりとした絵が中心。
ヴェネチア共和国が繁栄したのが中世の時期ということと関係があるのでしょう。
ルネサンス期っぽいちょいうまな絵も一部ありますね。
入場自体は3ユーロでできますが、併設の美術館に入る場合はさらに7ユーロ(約1,000円)みたいです。
わりと満足したので美術館には行きませんでした。
サン・マルコ寺院終了。
お(゚∀゚)!
なんかちょっと晴れてきましたね。
この塔、登るのが有料でスルーしちゃったのですが今ものすごく後悔しています。
こんな景色が見えたはず・・・
(画像はネットから拝借)
入場料10ユーロ(約1,450円)とそんなに高くなかったんですけどねぇ。
なぜかやめとこうと判断したあの時の自分をぶん殴りたいです。
まぁ終わったことは仕方ないですね。
ヴェネチアにはいつかまたリベンジして訪れたいと思います。
さて、別ルートを歩きつつ駅の方に戻っていきますかね。
再び街ブラです。
ほんとすごいですこの街。
もうどこ撮っても写真映えしますもん。
・・・グゥ~~ (゚∀゚)
むむ、街歩きに夢中になってて気づきませんでしたが今相当お腹空いてますね。
せっかくなのでレストランでもいいのですが、やはりイタリア屈指の観光地ヴェネチア、
物価が半端じゃありません。
比較的安いピザ屋さんを発見しましたのでここにしましょう。
ナポリで絶品マルゲリータをいただいて以来、イタリアを出る前にもう一度食べたいと思っていたのですよ。
このメニュー眺めてて今気づきましたが、マルゲリータって一番シンプルな安いピザのことなんですね。(一応さらに安いマリータというのもある)
なんかお金ないからマルゲリータ頼んでるみたいで途端に恥ずかしくなりました。
でもここはマルゲリータで。
今はとにかくマルゲリータが食べたいです。
マルゲリータ1枚7.5ユーロ(約1,100円)
広場に腰掛けていただきましょう。
開けてみたらバジルがなくて悲しい気持ちになりました。
バジルがないマルゲリータは果たしてマルゲリータと言えるのでしょうか。
味の方は・・・
う~ん、おいしいですが、
ナポリでいただいたあのマルゲリータには遠く及びませんね。たぶんあれは特別すぎたんでしょうね。
とはいえ普通に完食。
ぶらぶ~ら(゚∀゚ )≡ ( ゚∀゚)
(楽しいので意図的に迷子になるなどして遊んでいる↑)
お(゚∀゚)!
こちらはヴェネチアで唯一の木造橋らしいです。
(ここだけの話、木造の橋、他にも見かけましたが(^^;))
この橋の上から撮れるこのアングルがガイドブックにもよく使われてますね。
嗚呼・・・
美しい・・・
本当に美しい・・・
ここいくらでもいれますね・・・
構図が美しすぎて同じような写真なのに無限にシャッター切ってます。
名残惜しいですがこの辺にしておきましょう。
水上野菜市場。
・・・・・・
・・・・・・
ヴェネチア・サンタルチア駅に戻ってきました。
ヴェネチア観光終了です。
大変おつかれさまでした。
帰りの列車から。
いや~面白かった。
本当に面白かったです。
幼い頃から憧れていた舞台に入り込めたかのようで本当に夢みたいな体験でした。
すみませんねぇ、ところどころ個人的な思い出をぶっこんだりして。
おそらく読者のみなさんからすれば知らねぇよといったところでしょうが、それでも最後までお付き合いいただき恐縮です。
ヴェネチア、ローマやフィレンツェを抑えて間違いなくイタリアNo.1でしたね。
正直天候に恵まれたわけではありませんでしたがそれでもすばらしく写真映えしますし、迷路のような街歩きがとにかく楽しすぎます。
本当に最高の1日になりました。
ただ惜しむらくは鐘塔に登ってヴェネチア市街を一望しなかったこと・・・(´Д`)
ほんとになんであの時登らない判断したんでしょう・・・
また次訪れた時の宿題ですね。
・・・・・・
はい、宿があるヴェネチアの陸側に戻ってきました。
本日の晩ごはんはこちらのレストランで
イカ墨パスタをテイクアウトしました。
せっかくレストランで頼んだんですからそこで食べてもよかったのですが、
席料として一律料金ないしはお会計の10%くらい別に取られるんですよね。
一人ですし別におしゃれな雰囲気がほしいわけではないのでそういうことならとテイクアウトにしました。
プラスチックの容器で写真映えはしませんが、
これめっちゃうまい。
びっくりしました。
見た目のグロさに反してイカ墨はめっちゃうまいというのは聞いたことがあったのですが想像してた以上にうまいです。
「おいしい」じゃなくて「うまい」を使ってるわけですが、実際「うまい」のほうがあってる気がします。
うまみが凝縮されてるっていうんでしょうかね。ドロッとしたグロテスクな見た目からは想像できないほど軽やかな潮の香りと濃厚なうまみ・・・
大変に「うまい」です。
満足です。
13ユーロ(約1,900円)とまぁまぁしましたがこれは食べれて良かったです。
余談(かつ下品な話で恐縮)ですが・・・
イカ墨はおなかで消化されないのか、翌日の便が真っ黒で仰天しました。
口の中黒くしたくない方と翌日に漆黒のうんこしたくないという方はお気を付けくださいね。
・・・・・・
憧れの舞台、美しき水の都ヴェネチアの回がこのような汚い話で着地してしまい甚だ残念ではありますが以上となります。
イタリアのお話は今回でおしまい!
次回は列車で次の国へ向かいます。
実はこの列車でなかなか強烈なトラブルをやらかすのですがそれについてはまた次回ということにいたしましょう。
今回の投稿は以上です!
最後まで読んでいただきグラッツェでした!
2023年3月7日 イタリア・ヴェネチアにて
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