こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。
今回の出来事です↓
1.大失態(ノД`)!!スペインに来てまさかのサグラダ・ファミリアに入れず…!
2.心揺さぶる!魂のフラメンコ!
1.大失態(ノД`)!!スペインに来てまさかのサグラダ・ファミリアに入れず…!
2023年4月3日のお話
オラー(゚∀゚)!
おはようございます!
スペインはバルセロナ、本日は2日目でございます。
やっぱり連泊っていいですね。心の余裕が違いますよ。
1泊だけして次々行く旅ってのは効率はいいですが相当忙しいです。ぼくはゆっくり考える時間を大切にしたいタイプはなので1つの街につき最低2泊くらいはしたいですね。
地下鉄に乗りましてやって来ましたは~
バルセロナ、いやスペインのシンボル!
「サグラダ・ファミリア」でございま~っす(゚∀゚)!
す、すげぇーーーー (゚∀゚)!
地下鉄の階段を登るといきなりこれです。
ちなみに最寄り駅はその名も「サグラダ・ファミリア駅」。
ふーむこれはどうカメラに収めたらいいものか。
住宅地の中に窮屈に建ってるのでいくら下がっても入りきらないのです。
周辺のお土産屋さんの置いてあったミニチュア。
ひとまずどこが正面かもわかってない状態なので回ります。
こっちが正面っぽいですね。
うぉっ!すっげ(゚∀゚)!
思ってたより数段でけぇ(゚∀゚)!
そして観光客の数はんぱないw
すみません、一人ではしゃいでしまいました。
サグラダ・ファミリア、あまりに有名なのでもはや説明不要かと思いますが、いちおう説明しておきますと、
建築家アントニ・ガウディが手掛けた大聖堂です。
1882年から建設が開始され今なお建築中、現在はガウディの遺した設計図をもとに工事が進められているそうです。
気になる完成はガウディ没後100年にあたる2026年に予定されているとか(コロナでダメになりそうらしいですが)。
そしてこのサグラダ・ファミリア、なんとスペインはおろかヨーロッパで最も観光客を集める観光スポットということ。
ポーランド以降ぶっちゃけ飽きてしまってドイツ・フランスでは教会の類に一切入ってないですが、そんなぼくでもここはしっかり押さえていきたい所存です。
本当にまだ建築工事中なんですね。
観光地で運悪く修復工事中だったりするとがっかりしますが、ここの場合はむしろこのクレーンの画も込みでサグラダ・ファミリアですね。
装飾はすべて聖書の物語を表しているとのこと。
とりあえず裏側に回り込んできました。
うん、やはりサグラダ・ファミリアというとさっきの表側の方がしっくりきます。
こっちはまだ像の作り込みがあまい気がします。
まだ未完成部分も多そうです。
とか言って完成部分だったら大変失礼な発言ですね。
周りの道路の様子。
隣は普通に住宅なんです。
工事音とか観光客とかめっちゃ迷惑そう。
はい、再び正面。
それでは中に入って行きましょう。
というかチケット売り場はどこだ??
歩きながら探してたのですが見つけられませんでした。
ここですね。どうやらオンライン販売のみのようです。
でもしっかりWiFiは提供されているようです。インドとは違うのだよインドとは。
予約には専用アプリが必要なようなのでダウンロードして、
日にちを選んで・・・
う、売り切れてる━━━━(゚∀゚)━━━━!!
なんてこったい(´Д`)!
てか数に限りあんの!?全然知らなかったわ!!
次に空きがあるのは4月8日だとぉ・・・(´Д`)(本日3日)
周りには同じようにチケット事前予約必須だと知らずに入れない観光客がごまんといました。
「チケット売り場はどこ(`Д´)!?」
「オンラインじゃないと買えないの(`Д´)!?」
「今日はもう入れないの(`Д´)!?」
と係員に詰め寄る観光客の多いこと多いこと。
そりゃこんだけ有名な場所なら正しい予約方法知らない人も星の数ほどきますわなぁ。
かわいそうに係員のお兄さん、あまりに同じことを聞かれるもんですから
「チケットはオンライン予約のみです(´Д`)!」
「本日は売り切れです(´Д`)!」
と壊れたラジオのように繰り返し繰り返しスピーカーで連呼していました。
がーん・・・(´Д`)
スペインに来てサグラダ・ファミリアに入れないなんて・・・(´Д`)
いやホントに楽しみにしてたんですよ。
教会にはぶっちゃけ飽きてましたがここは別格だと聞いていたもので。
内部は他の聖堂とは比べ物にならないほどに広さで、色とりどりのステンドグラスが美しく、柱の構造は採光のみならず音響までも完全に計算しつくした設計と聞いております。
ぐぅ・・・見たかった(´Д`)
心の底から見たかった・・・(´Д`)
・・・・・・
スペインに来てまさかのサグラダ・ファミリアを見逃すという失態を演じましたがもう仕方のないことです。
おとなしくあきらめてバルセロナ観光続けましょう。
サグラダ・ファミリアから延びる遊歩道。
レストランが集まってます。
ここでスペイン名物の~
イカ墨パエリア━━━━(゚∀゚)━━━━!!
スペインと言えばパエリア!
そしてここ地中海に面したバルセロナではイカ墨料理が有名なのです。
というわけでここはそのゴールデンコンビ・イカ墨パエリアを味わっていきます。
スペイン来たら絶対食べたかったんですよね~♪
イカ墨料理はイタリアはヴェネチアでいただいたイカ墨パスタ以来ですね。
あの時も見た目のグロテスクさに反して超絶美味で驚きました。
こんなんもう絶対美味しいっしょ!
いただきま~っす٩(゚∀゚)و!
ぱくっ!
う、
う、
う、
うまぁぁぁぁ━━━━(゚∀。)━━━━っっっっい!!!!
なんじゃこりゃ(゚∀。)!?
ハチャメチャにうまい(゚∀。)!!
悶絶する(゚∀。)!!
イカ墨食べたことがない方には伝わりにくいかもしれませんが、本当に見た目に反して臭みとか一切ないんですよ。ただただシーフードの美味しさを凝縮したかのような風味です。
ニンニク風味のマヨネーズが一緒に供されるのですがこれがもう最強ぉぉ(゚∀。)!!!!
ムール貝とかもはや旨味爆弾です。
イスタンブールでもムール貝の味付けごはん詰め「ミディエドルマ」はおいしかったですね。
ムール貝×イカ墨は凶悪コンビです。
エビもおいしいです。
おいしいですが殻をむくときに手が汚れちゃうのが玉に瑕ですが。
イカ墨パスタに機嫌良くしたのでもう一品w
バーン!という効果音が聞こえてきそうな登場です。
しし唐(?)を油で揚げたおつまみ。ぜんぜん辛くはないですよ。
コーラはスーパーで買ったジェネリック品。確か0.5ユーロ(約70円)とかでした。
レストランでコカ・コーラ頼むと2ユーロ3ユーロ取られるのでね。持ち込みは無粋ですが許してください。
完食(゚Д゚)!!
最高でした。大変満足です。スペイン料理素晴らしい。
ヨーロッパの国では珍しくお米食べる文化があるのが強すぎますね。
お会計はイカ墨パエリアが12.9ユーロ、しし唐のから揚げが5.5ユーロ、合わせて18.4ユーロ(約2,700円)でした。
う~ん、割と安いww(普通に考えて安くはないがフランスの後なので安く感じてる)
ばいばい、サグラダ・ファミリア!
またいつか完成したら見に来るぜ!
さて、いったん宿に戻ります。
せっかくなので歩きで行きましょう。
「カサ・ミラ」
これもガウディ作です。
ガウディが富豪のために建築した邸宅で、直線が一切ないみたいです。
美術の授業でしょうか?
学生さんがスケッチしてました。
ふと気づいたら足元のブロックにも細かい模様が。
芸術の街ですね。
バルセロナの陽気な街を楽しみながら宿に戻りました。
2.心揺さぶる(´Д`)!魂のフラメンコ!
宿に戻ってきました。
無料のコーヒー&ビスケットを貪る下賤の者は私です。
ちょっくら仮眠を取りまして、
本日の夕飯はこちら。インスタントのミーゴレン(インドネシア風焼きそば)
0.65ユーロ✕2=1.3ユーロ(約190円)
節約もありますが単純にアジア料理が恋しいのです。
ソース焼きそばおいしいよぉ… (´Д`)
・・・・・・
暗くなってきました。
そろそろ時間なので出かけます。
スペインと言えばパエリアやサグラダ・ファミリアの他に「フラメンコ」も有名でしてね。
ここバルセロナには有名なタブラオ(フラメンコショーを提供する酒場)があるとのことで予約しておいたのです。
ちなみにチケット代はなんと46ユーロ(約6,700円)!
まぁまぁの高額ですよね。十分楽しめるかしら。
再び地下鉄に乗り旧市街近くにやって来ました。
今更過ぎて大変恐縮なのですが、バルセロナっていったらサッカーチームで有名でしたね。
バルセロナの公式ショップを見て思い出しました。
で、ここで売られてたユニフォームが、
70ユーロ(約10,000円)で目ん玉飛び出そうになりました。
サッカー詳しくないので全然知らなかったのですがユニフォームってこんなに高いんですか?
せいぜい1,000円くらいだと思ってました。
寄り道はこの辺にしておきまして、
こちらが予約していたタブラオ「CORDOBES」
フラメンコを見るならココ!といった歴史あるタブラオらしいです。
入っていきます。
中の様子。
思ってたより普通のレストラン?
ぼくが買ったのはフラメンコショーのみのチケットですが、ディナー付きのコースを買った場合はまずここで食事をするみたいです。
時間が来て奥の舞台付きの部屋に通されました。
案内されたのは舞台のサイド。
せっかくだから正面がよかったなぁ・・・
正面はディナー付きコースの人に優先なのかなぁ。
日本語のリーフレットもらえました。
「皆さんはタブラオという優遇された特別の場所で魅惑ある”本物のフラメンコショー”を楽しむことができます」
ごりっごりのグーグル翻訳ですね。
いろんな言語のリーフレットを用意してたのでさもありなんですが。
サングリアいただきましたーーー(゚∀゚)!
赤ワインに甘味料とスライスレモンを入れたスペインのお酒です。
これをちびちびやりながらショーを楽しめということですな。
舞台が始まりました。
まずはギターからみたいです。
フラメンコと言えば踊りを想像しますが、実際には歌(カンテ)とギター(トケ)と踊り(バイレ)が一体となって成立するもののようです。
続いて男性ダンサーによるステップ。
真剣な表情のまま目にもとまらぬ足さばきで観客を魅了します。
やがて女性ダンサーによる踊りへ。
ぼくのイメージするフラメンコはこれですね。
激しいですね。
画像なのでいまいち伝わりにくいと思いますが相当に激しいです。
ダンサーの顔に滝のような汗が流れているのがよく見えます。
スポットライトが熱いんです。ステージ上を激しく動くダンサーに従って、時折ぼくにもライトが当たるのですがめちゃめちゃ熱いんですよ。
体のみならず、服や声、顔の表情まで、ありとあらゆるものを使って感情を表現しています。
時にはじけるような笑顔とともに、また時に苦悶に満ちた表情とともに。
フラメンコの起源は一説によると、ヨーロッパの地で差別を受けてきたロマ(インド系を祖先にもつ流浪の民)が悲しみや苦しみを、一方で時には喜びや楽しみを表現するために生み出されたものということです。
(そう言われれば、演者はやや浅黒い肌をしている人が多かったり、明らかにインド系の顔つきの人もいます)
やがて複数のダンサーによるコラボへ。
女性ダンサーは全身をフルに使って踊る一方で、男性ダンサーは足さばき一点勝負といった印象を受けます。
フラメンコは全てが即興、つまり同じステップは2度とできないのです。
演者にとってギターや手拍子などのリズムは極めて重要なので、観客による手拍子や声掛けは一切禁じられています。
時にギターや歌い手がダンサーを導き、時にダンサーがその踊りでギターを転調に導く。
すごい掛け合いです。これが台本一切なしのアドリブとは信じられません。
ダンスは楽し気なシーンから怒りをぶつけるかのような激しいシーンへ転調。
演技の終盤に一気に激しくなり、そして全員で示し合わせたかのように一瞬でフィナーレが訪れて終わりました。
終了です。
すばらしいものを見せてもらいました。
日本や韓国のエンタメのような大きな舞台で一糸乱れぬダンスもいいですが、フラメンコの命を絞り出すかのようなダンスもまた別の見ごたえがありました。
バックパッカーにとって46ユーロ(約6,700円)というのは安くない金額ではありましたが、人生の経験として一度は見ておいて良かったと思います。
以上、サグラダ・ファミリア(入れてないけど)とフラメンコの大満足な一日でした!
今回の投稿は以上です!
最後まで読んでいただきグラシアスでした!
2023年4月3日 スペイン・バルセロナにて
コメント
サグラダ・ファミリア残念でしたね( ノД`)シクシク…
僕が行ったときはチケット売り場で普通にフィジカルチケットが売っていましたが、時代の流れなんですかね。このブログで知りましたが、公式アナウンスが頼りなさ過ぎますね。カサ・ミラは直線が一切ないんですね~!僕も建物の直線が好きではなくて、ロード・オブ・ザ・リングのホビットの家が理想です。フラメンコ、凄いものを見たんですねー!!僕もいつかフラメンコを見てみたいです。この記事の写真だけでも興奮が伝わって来ました。
コメントありがとうございます(^^)!
サグラダ・ファミリアは残念でしたがいつかまたリベンジします!
フラメンコも良かったですよ~。スペインに行かれた際はぜひ!