こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。
今回の出来事です↓
1.2,500円(゚∀。)!?超高級ザッハトルテ!
2.鳥肌!!本場ウィーンで本格オーケストラ!
1.2,500円(゚∀。)!?超高級ザッハトルテ!
2023年12月13日のお話
グーテンターク!
おはようございます!
昨日に引き続き、本日もウィーン観光です。
朝ごはーん。
昨日と全く同じじゃんと思われた方は相当するどいです。
お昼ごはーん。値段忘れましたがサンドイッチが2ユーロ(約290円)、エナドリが0.5ユーロ(約70円)だったかと。
ちなみに午前中はブログ書いたりなどしていました。
15時くらい。
出かけます!
これ、トルコ以降に時々見かけるのですが、
毎度毎度見かけるたびに前職の関連会社かと思ってドキッとします。
たぶんほとんどの人には伝わらないと思いますが前職関係者の方なら全力で頷けるはず。
中は普通の家電量販店ですが。
内輪ネタみたいなのぶっこんで失礼しました。
さて、本日のお品書きは以下の2つ。
①ザッハトルテ発祥のホテルで元祖ザッハトルテをいただく
②定番曲のオーケストラを座って鑑賞する
この2つです。
オーケストラについては昨日の楽友協会の5ユーロの立ち見で実績解除!としようと思ったのですが、やはりせっかくなのでゆっくりと座って聴くのも体験したいなと思いましてね。それなら全く知らない曲よりは有名作曲家による定番曲が多くラインナップされた観光客向けのオーケストラにしようと思った次第です。
昨日も来たウィーン中心部に再び来ております。
こちらは美術史美術館ですね。
マリア・テレジア像の足元には・・・
お、いたいた。
やっぱりいやがったな。
昨日ちとバトった強引な楽団員どもです。
な~にが「明日はやってないから今日買え」だ。
普通に営業してんじゃねぇか。
あ、でも彼らは保険です。
ウィーンではいたる所で観光客向けのオーケストラコンサートの勧誘がありまして、本日はいくつか話を聞きその中から良さそうな楽団を選ぶ予定です。
評判の悪い彼らですが、万一他のコンサートがなかった場合の保険としていちおう存在を確認しておいたというわけです。
さて、滑り止めは見つかった。
他に良さそうな楽団を探していきますかな。
お(゚∀゚)!
ファストフードスタンドを発見。
ものすごい良いにおい垂れ流してます。
上段真ん中、シュニッツェルバーガーが5.5ユーロ(約800円)ですか。
ハルシュタットでもシュニッツェルを見かけましたが確か14ユーロとかして尻尾巻いて逃げたんですよね。
というわけで!
(シュニッツェルバーガーという形ではありますが)オーストリア名物「シュニッツェル」実績解除!です。
うまー(゚∀゚)!
やわらか!思ってた以上にサクサクのやわらか(゚∀゚)!
ザッハトルテを美味しくいただくために空腹状態にしときたかったのですが仕方ないですね。あんな美味しそうなにおい流されたら適いませんて。
まぁザッハトルテはデザートなので大丈夫でしょう。
クラシックコンサート探し続けます。
お(゚∀゚)!
見つけました。
しかも日本語でメニューあり。
ふむふむ。シュトラウスとモーツァルトをメインとして、ハイドンがいくつか挟まるってラインナップですね。欲を言えばヴィヴァルディやベートーヴェンも聴きたかったですね。
ピンとくるのは「フィガロの結婚」「トルコ行進曲」「魔笛」「美しき青きドナウ」の4曲だけですが、おそらく他にも聞いたことある曲も多いでしょう。
(ちなみに、さっきからやたらクラシックに詳しそうな雰囲気醸し出しながらしゃべってますが全部直前に予習しただけの付け焼刃です。にしきよさんが音楽に詳しいと思ったら大間違いですのであしからず。)
気になるお値段は・・・40ユーロ(約5,800円)!!
もともと65ユーロ(約9,400円)だったのをご厚意で40ユーロにしてもらいました。
25ユーロの割引はでかい・・・!!
クラシックコンサートに5,800円ってどうなんですかね?安いんですか?高いんですか?
恥ずかしながら普段そんなとこに行く経験がありませんでしたので今ひとつわかりません。
先の強引楽団のコンサートは20ユーロでしたので安さを求めるならそちらです。
しかしながら口コミの芳しくない方に行って中途半端な思いするのも嫌なので、ここは経験のためと思い切っていい値段するコンサートの方にしてみました。
ちなみに、ぼくがチケットを買った「アルト・ウィーン(Alt-Wien)楽団」はウィーン国立歌劇場の前でチケットを売っていました。ウィーンに行かれる方はご参考にどうぞ。
よっしゃよっしゃ(゚∀゚)!
コンサートのチケット確保(゚∀゚)!
コンサートの開始は20:30ということで、
それまでにもう一つの予定「元祖ザッハトルテ」を食べに行きます。
やって来ましたは「ホテル・ザッハー」!
専属のドアマンが待機する一流ホテルです。
その中にある「カフェ・ザッハー」がザッハトルテ発祥の地。
くぅ~っ!並んでますね~(゚∀゚)!
さすが有名店!見事な並びっぷり!
並んでいきますよ!
何しろコンサートまではあと3時間も時間があるのです。
1時間ほどで入店!
天井たけぇw高級ホテルのカフェだわw
トイレまで異様な豪華さ。
おメニュー。
の最初が店の歴史紹介。
頼むだのはもちろんチョコレートケーキの王様「ザッハトルテ」!
お値段8.9ユーロ(約1,300円)!
とついでに「ウィンナーコーヒー」も頼んじゃおう!
お値段6.9ユーロ(約1,000円)!きぃえぇぇぇ(゚∀。)!!
ん(゚∀゚)?
いやグラス汚くないw(゚∀。)!?
これグラス洗ってなくないw(゚∀。)!?
まぁ大して味が変わるわけでもないでしょうしそんなことは別にどうでもいいです。
なんたってここは超一流ホテル。そんなことでギャアギャア文句言うのはナンセンスです。
ふ、ふつくしい・・・(´Д`)
さっそく実食していきましょう!
ぱく!
こ、これは・・・(゚Д゚)!!
・・・め、めっちゃ・・・うまい・・・(゚∀゚)
チョコレートの王様ということで、やたらめったら甘いのかと思ってたら意外と甘くないんですね。もちろん甘いのですが、甘さの中にアプリコットジャムの香りがいい感じに効いてます。
上のチョコレートの部分はパリッとした硬さ、下のスポンジ部分はいかにも上品なしっとりした口当たりです。
そんでたぶんですが、もしかしてアルコール入ってます?
ケーキを食べた後、一緒についてくる水を一口飲むと口の中がさっぱりして次の一口も新鮮な口当たりで楽しむことができます。
ホイップクリームもそれほど甘くなくザッハトルテの美味しさを引き立ててますね。
ウィンナーコーヒーもホイップの甘さとコーヒーの苦さがちょうどよくとてもおいしかったです。(ザッハトルテにホイップついてるので普通のコーヒーで良かったなと思ったのは秘密)
ちなみに「ウィンナーコーヒー」というのは日本でしか使われない呼び方で、現地では「アインシュペナー」と呼びます。
「ウィンナーコーヒーください」とドヤ顔で言っても通じないのでお気を付けくださいね。
・・・・・・
ふぅ、おいしかったです。
コーヒーと合わせて15.8ユーロ(約2,300円)はデザートとしては激高ですが・・・こ、これも経験です。
ぼくはこの先の人生で2,300円のザッハトルテを食べたことを生涯自慢しながら生きていくのです。
自慢して自慢して自慢しまくって絶対に元取ってやるからなぁ!きぃえぇぇぇぇぇ!!
食べ終わった後もなかなかウェイターが会計に来ないことをいいことにしばらく居座ってWiFi使わせてもらってました。
コンサートまでもう少し時間あるんですよ。
2.鳥肌!!本場ウィーンで本格オーケストラ!
ぼちぼち向かいます。
夜のホテル・ザッハー。
夜のウィーン国立歌劇場。
この前で今夜のチケット買いました。
アート展の宣伝ですね。
びっくりしたw
どこぞの北の将軍かと思ったわw
日本食屋さん発見。
寿司セットが16.9ユーロ!
さっきのザッハトルテ&コーヒーと同じくらいの値段ですね。
東南アジアとかでは高級料理だった日本食も、ヨーロッパでは安いアジア料理の一つみたいな位置づけで少し複雑な気分ですね。
窓越しに撮影。ウィーンのカフェ。
カフェ文化が根付くウィーンには目を見張るほどおしゃれなカフェがそこら中にあります。
なるべく人が入らないようにこそこそ撮ったので伝わりにくいですが、カフェでくつろぐオーストリア人って本当に優雅です。服装、身振り手振りから、表情の一つ一つまですべてが洗練されてます。
中世のころから積み上げてきた文化とか素養とか、そういうのの現れなんですかね。
少なくとも2,300円のザッハトルテを食べたことを一生自慢してやろうなんて下衆なこと考えてるジェントルメンはいないでしょうね。
あ、そういえばザッハトルテの値段ですが、10%のチップが半強制的に加算されましたので2,300円改め2,500円です。
みんな~(゚∀゚)
ぼくウィーンで2,500円のザッハトルテ食べたからね~(゚∀゚)ソコントコヨロシク~
てくてく。
やたら綺麗な建物があるなーと思って近づいたら、
ザ・リッツ・カールトンでした。
あっぶな。ケガするかと思ったわ。
この手の場所はバックパッカーがうかつに近づくと見えないオーラで火傷します。危険です。
本日の会場「クアサロン・ウィーン(Kursalon Wien)」
昨日の楽友協会に負けず劣らず格式高そうな音楽ホールですね。
たのも~(゚Д゚)
2,500円のザッハトルテを食べたにしきよさんが通りますぞ~
チケット取り出す時にはさんでしまいビリっとやっちゃいました。
危うく首の皮一枚つながったのでセーフでしたが完全にいっちゃってたらアウトだったかもしれないですね。
入っていきます。
わくわく(゚∀゚)
会場はこんな感じ。
さすがに昨日の楽友協会と比べるのは酷ですね。
でも音楽を聴くのに必要十分な豪華さです。
最初、スカスカじゃね?と思いましたが、
じょじょに人が集まり席が埋まっていきます。
そして楽団員が入り楽器の調整中。
本番中は撮影禁止なのでここからは文章にて。
ステージが始まるとまず楽団長のような人が挨拶、それから各楽器の奏者を一人ずつ紹介していきます。
そして今から演奏する曲とその簡単な説明をしてから演奏に入ります。
その演奏がとにかくすごい!
(プロなのですごいのは当たり前なのですが)
最初、小さな会場で演奏する人もせいぜい10人くらいだったので、昨日の楽友協会での100名を超えるオーケストラには遠く及ばないんじゃないかと思っていたのですが、そんなものはとんだ杞憂でした。
比較的小さい会場であるからこそ、楽器の演奏をより近くで楽しめるというメリットがあるんですね。
少ない人数であるからこそ、それぞれのメンバーが責任をもって各楽器のパートを担当しているように感じます。
(大きな楽団のメンバーに責任感がないという意味ではないですよ念のため)
また顔の表情が読み取れるほど演奏者との距離が近いため、各奏者のキャラクターみたいなのも見えて面白いです。
「あのチェロ引いてる人、楽器はデカいのに神経質そうな顔してんな」とか
「逆にあの後ろのでかいハゲは繊細な演奏してんな」とか
「ひゃだw前列のフルートのおじさま素敵…(´Д`)」
みたいな。
どの奏者も静かな場面ではゆっくりと繊細に、逆にサビの部分ではダイナミックに演奏します。
ぼくは音楽に全然詳しくありませんので目の前にいる彼らがどれくらいのレベルかはわかりかねますが、少なくともこのステージに立つまでにすさまじい量の練習をこなしてきたということは伝わってきます。
ステージは演奏だけでなく、時にバレエやワルツ、時にソプラノやテノールの歌い手が主役となる曲目もありました。
バレエも素晴らしかったですが、ぼくが一番印象に残ったのはソプラノ歌手。
いったい人間のどこからそんな声が出るのかというくらいホール全体に響き渡る楽しげな美声を聴くと、人間の体って偉大な楽器なのだなぁと思わされました。
途中15分くらいの休憩タイム。
みんなワイングラスを受け取っていましたが、
無料ではないんですね。
危ない危ない。普通に列に並んでしまうところでした。
最安の炭酸水が3.5ユーロ(約500円)の世界線なのでおとなしくしておきます。
暇なので会場をぶらぶら。
暇すぎて何気なく撮った照明。
この下についてる雫みたいなのガラスですね。
プラスチックかと思っていました。
てことはこれも全部ガラス!?
だとするととんでもない重量では!?
コナンの映画だと落ちてくるパターンです。危険です。
後半の部開始です。(今は調整中)
後半一発目はぼくも知ってる「トルコ行進曲」です。楽しみ~(゚∀゚)
だったのですが、これトルコ行進曲じゃないですね・・・
プログラムの下の方をよく見てみると「内容は変更になる場合がございます」と小さく書いてありました。そこは飛ばさないでほしかった・・・(^^;)
それでもいくつか聞いたことある曲が演奏されました。
「美しき青きドナウ」のサビの部分なんかはゾゾゾっと鳥肌が立つくらいに感激しました。
今の時代、音楽なんてYouTubeでいくらでも聴けますがそれとは比べ物にならないですね。
会場だと演奏を全身で感じることができるんですよ。この「全身で感じる」っていうのは比喩でもなんでもなくて、会場に反響した音が全身の皮膚を振動させているのを感じるのです。足の先から頭のてっぺんまで、文字通り全身で音を感じ取ることになります。これはイヤホンだけでは逆立ちしてもできることではないです。
全プログラム終了。
大変良かったです。40ユーロ、5,800円というのは決して安い金額ではないですがそれでも経験できて良かったと自信をもって言えます。
やはりコンサートは知ってる曲を聴く方がいいですね。
椅子に座ってリラックスできるというのもいい。
今までオーケストラなんて無縁の人生でしたが日本でも機会があれば行ってみようかしら。
最近ではゲームやアニメのオーケストラとか公演されてるみたいですね。
ゼノブレイドとかファイアーエムブレムとか生で聴いたら感動しすぎて失禁する自信あります。
戻ります。
宿まで3km程とやや距離がありますが夜景狩りもかねて歩きましょう。
素晴らしい演奏を聴いた後で心が満たされてるので余裕です。
先ほどのザ・リッツ・カールトン。
相変わらずやばいオーラが出てるので近づけません。
後で調べたら1泊1,400ユーロ(約20万円)とかで夜中なのに変な声出ました。
でもいつか泊まってみたいですね。将来の目標ということにしておきましょう。
さっきウィーンのカフェ文化がどうこう言ってた建物。
「インペリアルホテル」とかいうこれまたやばいホテルでした。
値段は調べてませんが絶対高い。
近づいただけで複雑骨折します。危険です。
夜の美術史美術館。
何度も来ましたが結局訪れずじまいですね。
マリア・テレジア像
時間が時間なので件の強引楽団は失せてます。やったぜ。
という感じのウィーン2日目でした。
本格オーケストラ、最高でした。
にしきよさんの音楽の素養も少しは上がりましたかね?
もともとスライムレベルでしたしコンサートを1回聴いただけで上がる素養なんてたかが知れてるでしょうがそれでも個人的には経験できて良かったと思います。0か1かの違いは大きいでしょうから。
皆さんもウィーンに来られた際はぜひ奮発してクラシックオーケストラを聞いてみてはいかがでしょうか(できれば知ってる曲を席ありで!)。
プロによる音楽を全身使って感じる体験はおおいにその価値ありだと思いますよ!
今回の投稿は以上です!
最後まで読んでいただきダンケシェーンでした!
2023年3月13日 オーストリア・ウィーンにて
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