#168 素直にすごかった!世界最強ルーブル美術館! フランス(4)

フランス

こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1.素直にすごかった!世界最強ルーブル美術館!

1.素直にすごかった!世界最強ルーブル美術館!

2023年3月29日のお話

ボンジュール!
おはようございます。

はるばるパリまでやって来たっていうのに、ルーブル美術館にもヴェルサイユ宮殿ににも入れずいったい何しにやってきたのでしょうか。

バスの予約の関係で本日がパリ最終日。
再びルーブル美術館にトライします。
今日がだめなら縁がなかったと思ってあきらめます。

美術館の公式Twitterによると、今のところ閉館するという情報はありません。
それでも最終的には行ってみないとわからないというのが結局のところ。

果たしてルーブル美術館に入れるのでしょうか。南無三。

・・・・・・

ルーブル美術館にやってきました。
ドキドキ(´・ω・`)

こ、これは・・・(゚∀゚)!
旗を持ったデモ隊らしき集団は見られないぞ!

ぼく「今日はオープンしてる?」
職員「あぁ今日はオープンだ!」

きた━━━━(゚∀゚)━━━━っっ!!
本日はルーブル美術館オープンしておりまーーーっす!!

職員「ところで予約はしてる?」
ぼく「え、してないけどどうして(´Д`)?(なんか嫌な予感・・・)」
職員「予約してないんだな?」
ぼく「はい・・・」


職員「じゃこっちの列に並んでね」

ぼく「(それだけか~い(゚∀゚))」

いやびっくりしました。
てっきり予約なしじゃ入れないかと思いました。

事前に予約した人としてない人で並ぶ列が違うんですね。
てか予約した人ですら並ぶのね。さすがルーブル。

30分くらい並びまして・・・

いざ入っていきます٩(゚∀゚)و!!

チケットマシン。

・・・でなぜかクレカが通らなかったので有人カウンターへ。
値段は同じです。

チケットげっと~
入場料15ユーロ(約2,200円)

えぇと、どこから行けばいいんだ??

館内マップありました。

日本語にも対応。

とりあえずわかることとして、

ルーブル美術館、めちゃめちゃ広いんですよね。

コの字型に配置された建物はそれぞれ「リシュリュー翼」「シュリー翼」「ドゥノン翼」と呼ばれ、それぞれが4フロアほど持っています。

決まった順路とかはないみたいですね。
各自がそれぞれの興味でフロアを回っていくようです。

初心者としては一番困るや~つですね。
きっちりルート決めてくれたほうが理解しやすくてありがたいのですが。
まぁそれだけ時代も地域も幅広く収蔵しているということなのでしょう。

とりあえず館内マップ上側のリシュリュー翼から見て回りましょう。

いやいきなりすごーーーーっ(゚∀゚)!!

広々とした空間に精巧な像がこれでもかというほど配置されています。

「マルリーの馬」
パンフレットに乗ってるので有名な像みたいですね。
作品の背景については・・・すみませんよく知りません(^^;)

これとかやばいんですけど。

わかります?
ブドウの房を石で表現してます。

ルーブルはヴェルサイユに宮殿が移されるまでは王室の宮殿でした。

豪華絢爛な当時の面影も残ってます。

ナポレオン3世。

皇帝ナポレオン。

広すぎて自分が今どこにいるか簡単にわからなくなります。
館内にはこのようなマップがいくつも配置されています。

で、上の地図の部屋の一つ一つがこんな感じ。
どれだけ途方もない規模か伝わりますか?

そして一つ一つが相当でかいです。

非常に失礼かつもったいない見方で恐縮ですが、ここからは撮った写真を乱れ撃ちにて。
(そもそも解説できるほど知識ありませんし)







・・・・・・



リシュリュー翼中庭。
最初に見たところですね。

ガラスのピラミッドを眺める。
今リシュリュー翼の半分も見れてませんが、さらにあと2つ翼があります。

リシュリュー翼続き。

この辺から「シュリー翼」

「いかさま師」
パンフレットに乗ってる作品ですがこれがなぜ有名なのかはわかりません。

最後の晩餐?

とにかくでかい。

本当にとにかくでかい。

単にでかいだけじゃないです。

例えばこの絵画の左下の人だかり

を拡大したものです。
すんごい細かいんですよ。髪の毛一本一本、皺の一つ一つまで描き込まれています。

そのクォリティをこの規模で隅から隅まで描き込んでるってシンプルに驚嘆します。

う、うつくしい・・・(´Д`)

これ、絵のモデルのほとんどが白人である中で珍しく黒人がモデルだったので撮りました。

「浴女」

「トルコ風呂」だったかな?

リアルすぎてびっくりしました。

続いて、古代ギリシャ・古代ローマの展示へ。

一瞬インドのクリシュナ神かと思いました。

何やら人だかりが。有名な作品なんですかね?
裸婦像かと思ったら男でした。何がとは言いませんがギンギンでした。

お!あれに見えるは(゚∀゚)!

「ミロのヴィーナス」!!

これは説明不要でしょう。
ルーブル美術館の中でも最も有名な作品の一つです。

すごい人です。
たくさんの人が写真撮ってます。

ミロのヴィーナスのすぐ後ろで陰になってますがこれアレクサンドロス大王ですよね。

うつくしい・・・

これとかやばくないですか?
薄いレース布の表現。

すみませんねぇ、さっきから裸婦像ばっかり撮って。
でも本当に美しいと思って撮っております。まぁご指摘の通り下心も半分ありますが。

ただ確かに偏りがありますね。
淑女のみなさんのためにも美男子像も置いておきましょう。

お、こっちに行けばモナリザがあるのか。
有名な作品はところどころ案内板が立ってます。

参りましょう。

の前に現れたのは、

「サモトラケのニケ」
ギリシャ彫刻の傑作です。地上に降り立った勝利の女神ニケを表現しています。

ちなみにスポーツブランドの「NIKE(ナイキ)」はこのニケから来てるみたいですよ。

モナリザ目指して進んでいきます。

建物はいつのまにかドゥノン翼です。

廊下の左右にも膨大な絵画が。
正直全部なんて見ていられません。

そしてどうやらこちらの部屋に、

あ!ありました!
あの人だかりの奥に小さく見えてるやつ(゚∀゚)!

すごい列の奥に~

「モナリザ」(゚∀゚)!!
ルーブル美術館で唯一防弾ガラスケースに入れられた作品。
常時2人以上の警備員が目を光らせています。

モナリザのここがすごい!的な説明。

それにしてもすごい人だかりです。
まぁルーブル美術館の中で最も有名な作品ですからね。
これを見にこの美術館に来たという人も多いはずです。

せっかくなので並んでます。
30分くらい覚悟してましたが意外と早く列は進みました。15分くらいでしょうか。

改めまして、

「モナリザ」!!
巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作。
世界で最も有名な美術品と言っても過言ではないですね。

意外と小さいです。

金銭的価値に換算すると一説には10億ドルを超えるんだとか。
一体全体どういう背景でこの絵にそこまでの価値がつくのか、ぼくなんぞには到底理解できませんが、それでも人生経験の一つとしてこの絵を自分の目で見れたのは良かったと思います。

ルーブル美術館の見学続けます。

これも有名ですね。
ドラクロアの「民衆を導く自由の女神」
自由を求めるフランス人の魂の象徴のような作品でしょう。

ジャンヌダルクさん。
イギリスとの百年戦争を勝利に導いた実在の少女。
フランスの国民的ヒロインです。

ルーブル美術館、広すぎ~(´Д`)

受胎告知ですね。

ピエタ?

光ってるんか!?ってくらい眩しいです。
びっくりしました。

「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠式」
これまたドでかい作品です。

「グランド・オダリスク」
これもルーブルで見ておきたかった作品です。
中学の美術の教科書で初めて見てものすごい衝撃を受けた覚えがあります。

・・・まぁその衝撃って美術的なものとはまた別ですが。
多感な時期の話ですのでお察しください。


すごすぎ。

モナリザは人が多すぎてじっくり鑑賞できる状態ではとてもありませんでしたが、こちらはゆっくり鑑賞できました。
個人的にはモナリザよりこちらのグランド・オダリスクの方が印象に残ってます。

そういえば、入場チケットはこのグランド・オダリスクでしたね。

ちなみにグランド・オダリスクには別の人が描いたバージョンもあるみたいです。

てか先ほどモナリザだけは防弾ガラスで守られてると言いましたが、逆に言うとそれ以外は触ろうと思ったら触れちゃうんですよね。
昨今、有名絵画にソースをぶちまける環境活動家とかいますけど大丈夫でしょうか。心配になります。

お土産コーナーを通りルーブル美術館終了です。
大変おつかれさまでした。

だいたい4時間くらいでした。
かなりすっ飛ばしつつ見てこれですからね。

じっくり見ると1週間でも足りないとも言われますが、
確かにじっくり見ると本当にそれくらいかかりそうです。
質・量ともに最強の美術館と言っても過言ではないかと。

ルーブル美術館を見学して思いましたが、
こと美術に関してはヨーロッパは圧倒的に先進的ですね。美術品の質や数もそうですが、それを保存収集する意識であったり、また鑑賞する側の姿勢をとってもヨーロッパの人は意識が高いです。

日本含むアジア諸国はブランド品なんかの分野でヨーロッパにとても敵いませんが、それは美術に関する素養に大きなレベル差があるからというのもありそうだなと思いました。

おつかれさまでした。
宿に戻ってきました。

夕飯、適当に作ったベーコンエッグ丼が思った以上においしかったです。

いや~良かったですルーブル美術館。本当に行けてよかった。
一時は諦めざるを得ないかとも思いましたが最終日ギリギリでやってくれて助かりました。

残念ながらパリ観光もう一方の目玉のヴェルサイユ宮殿には行けずじまいに終わりましたが、デモ真っ最中のパリでルーブルだけでも行けたので良しとします。

次回はパリを離れ南下、地中海沿いの街マルセイユからお送りします。

今回の投稿は以上です!
最後まで読んでいただきメルシーでした!

2023年3月29日 フランス・パリにて

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