こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。
今回の出来事です↓
1.パリ到着。ビビりっぱなしの初日
2.デモ真っ最中!?パリの現在
1.パリ到着。ビビりっぱなしの初日
前回のフランクフルトから、フランスはパリに到着しております。
実は今回パリに訪れるかどうか結構悩んでおりました。
というのも、事前にツイッターでパリの状態を情報収集していたのですが、
こんな情報や、
こんな情報なんかが、
わんさか
わんさか
現在フランスの議会で年金の支給年齢を2年遅らせるという法案が議論されていて、それに対する抗議デモが行われているとのことです。
パリの街がゴミで溢れかえり、またそのゴミに火がつけられてあちこちで火事が発生し、デモ隊と警察が衝突する、日本ではほとんど報道されていませんが現在のパリは今そんな北斗の拳も真っ青な世紀末な状態になっているとのことです。
そんなわけでして、安全のためにまさかのパリをスキップすることも考えたのですが、逆にこんな状態だからこそ見れないものもあるのではなかろうかと思い、不自由な目にあうことはある程度覚悟のうえで今回パリを訪れた次第です。
2023年3月25日のお話
今回の日記はフランクフルトからバスでパリに着いたところから始めます。
パリには夜の8時頃に到着。
もう暗くなっています。
「花の都」「芸術の都」といった一般的にある華やかなイメージとは裏腹に、旅人の間でパリは非常に治安が悪いことで知られています。
ぼくもどちらかというと怖いイメージが強いです。
できれば暗いうちに到着するのは避けたかったです。
長距離バスターミナル付近。
街中がゴミで溢れてるのかと思っていましたがそうでもないですね。
市民の多くが暴徒化してるというわけでもなさそうです。
パリといっても広いので場所によるんでしょうかね。
少なくともこの周辺は異常なしに思えます。
ただし、
地下鉄はストライキのため閉鎖されてました。(写真撮り忘れ。メトロ入口が鉄柵で塞がれていました)
同じタイミングでパリに到着した観光客は諦めてタクシーを使っている様子。
こんな事もあろうかとバスターミナルから近めの宿を予約してたのですが、それでもフル装備で3km以上歩くのはさすがにしんどかったです。
セーヌ川~
ちょっと今フル装備で余裕ないので明日じっくり見ることにします。
てか怖いよ~
マジで怖い。
にしきよさんの優秀なビビりセンサーが騒ぎまくってます。
特に、フード被った黒人に後ろを歩かれるのとか本当に怖いです。
認めたくはありませんが、ぼくの中にも黒人に対する偏見みたいなのはあるんでしょうね。
1時間半ほど歩いて予約していた宿に無事チェックイン。
安堵感が半端ないです。
まさかの歩き方先生―――(゚∀゚)!
読ませていただきます!
まさかのお湯が出ず…(たまたま壊れてた?)
ヨーロッパで電熱コイルを使う時がくるとは思いませんでした。
とりあえず今日は寝ることにします。
事前情報でビビり散らかしていたパリでしたが今のところはそれほど危険な感じはしないですね。
といってもまだ着いてほんの少ししか見れていません。明日あちこち歩き回るつもりなんでリアルなパリを見てくるとしましょうかね。
おやすみなさ~い。
2.デモ真っ最中!?パリの現在
2023年3月26日のお話
ボンジュール!(フランス語でこんにちは)
おはようございます。
さっそくパリの観光をしていきます!
あまりに見所が多いパリ。
パリ観光の目玉とも言えるルーブル美術館は明日たっぷり時間を取って訪れるとして、本日はそれ以外の主な見どころを駆け足で回りたいと思います。
効率よくメトロを利用していきます。
デモの影響でメトロが閉鎖されてると言いましたが、正しくは「一部区間で便数減や時間短縮が行われている」ということみたいですね。
昨日閉鎖されてたこの路線もこの時間はしっかり使えました。
チケット買っていきまーす。
1回券2.1ユーロ(約300円)
イタリアやドイツのメトロと違って、切符がないと入れない構造ですね。
メトロ駅。
時刻表はありませんが電車の数はけっこうあります。
次の電車は6分後。
んんっ??
11時17分???
実はフランス、ちょうど本日3月25日からサマータイムが始まり1時間遅くなってたのです。
そうとは知らずに1時間遅れた世界を生きていました。
腕時計の時間を合わせているうちに電車が到着。
パリのメトロはスリの多発地帯なのでバッグを前に抱えて乗り込みましょう。
普通にきれいな車両です。
乗り換えます。
パリのメトロ、非常に網羅性が高く乗り継げばどこでも行けそうですね。
日本の地下鉄と違って色で区別できるのでわかりやすいのもグッド。(日本の地下鉄って本当にわかりにくいですよね)
目的の駅に到着しました。
Sortieっていうのが出口って意味っぽいですね。
本日初めの観光スポット
凱旋門―――(゚∀゚)!!!
正式な名称は「エトワール凱旋門」
凱旋門はヨーロッパ各地にありますが単に凱旋門という場合、このエトワール凱旋門を指すことが多いです。
パリの中でも特に有名な観光スポットの一つですね。
凱旋門を中心として12本の道路が伸びており、パリの街はこの道路に沿って放射状に広がっております。
てかすごい構造ですよねこれ。
十字路ならぬ十二路?
で、その十二字路のロータリーの中心に凱旋門はあるのですが、
あそこどうやって行くんでしょう?
徒歩で渡ったら絶対怒られますよね。
地下道がありました。
ここから行けそうです。
凱旋門の足元に到着。
おぉー!
でけぇー(゚∀゚)!
そして装飾のディテールが細かい。
前後だけでなく左右に対しても門になってるんですね。
凱旋門はナポレオンが戦勝記念に建てさせた建造物。
皮肉にも彼がここを通ったのは棺の中に入った後ということですが。
祖国のために戦ったフランス兵たちのための記念碑。
凱旋門、上に登ることができます。
確か17ユーロ(約2,460円)。
凱旋門を中心に放射状に広がるパリの街並を一望できるスポットとして非常に人気が高いです。
天気が良かったら登っても良かったかもしれないですね。
時間もないので今回はパスします。
よく目を凝らして見ると、門の上に人影が立っているのがわかります。
「シャンゼリゼ通り」―――(゚∀゚)!!
凱旋門の正面に伸びている通りです。
オ~♪シャンゼリゼ~♪の曲は有名ですね。
カルティエに、
ブルガリ、
モンブラン、
ルイヴィトンなどなど。
なんでも揃うよシャンゼリゼ♪は伊達ではないですね~。
活気に満ちて歩いてて楽しいです。
マクドナルドまでシャレオツ。
シャンゼリゼってこう書くんですね。
シャンゼリゼ通りから凱旋門。
逆側~
フランス料理屋さん発見(゚∀゚)!
パリの一丁目一番地に構えるお店のメニューやいかに?
ふぁっ(゚Д゚)!?
前菜が20ユーロ(約2,900円)
一皿料理が30ユーロ(約4,400円)
メインが30~50ユーロぉぉぉ(゚∀。)!?(約4,400~7,300円)
無理無理無理(´Д`)!!
水ですら8ユーロするし・・・(約1,200円)
せっかくだから本場ぼフランス料理に挑戦してみようとは思っていましたがさすがにここは無理です。
もう少し手ごろな値段で食べれるところ探しましょう。
後から知りましたがここ、雑誌でも必ず取り上げあられるすごい有名な店らしいです。
短期旅行だったら挑戦する価値おおいにありだと思います。
パリ観光続けます。
てくてく。
普通にきれいですよね。
さっきからゴミの山を探して歩いているのですが全然見当たりません。
まぁちょっとくらい散らかってるのは目にしますが。
でもこれは通常運転でしょう。
お(゚∀゚)!
見えてきました見えてきました!
セーヌ川を渡っていきます。
物乞い・・・(´Д`)
ロマっぽいですね(インド系を祖先にもつ流浪の民)。ヨーロッパの観光地には必ずいますね・・・
写真撮らせてもらったからというわけではないですが、持っていたパンをそっと置いていきます。
はい!
「エッフェル塔」―――!!!
こちらも説明不要でしょう。
パリ観光の超有名スポットです。
近くから見ると相当に無骨ですね。
できた当初はパリの街にふさわしくないと非難されたんだとか。
確かにフランスというよりは質実剛健なドイツに似合いそうなイメージです。
そしてこのタイミングで晴れてきました。やったぜ。
ベルリンでもフランクフルトでもこんな感じでしたが、ヨーロッパって午前中曇って午後晴れることが多いんですかね。
足元には風呂敷広げてエッフェル塔の模型を売る黒人がわんさかおります。
それはもうわんさか。
わんさかってレベルじゃねぇぞ。
お姉さん「ハロ~☆英語は話せますか?」
ぼく「話せません(^ω^)」
お姉さん「アンケートに協力してもらいたいんです~☆」
ぼく「英語話せないので無理です(^ω^)」
お姉さん「・・・」
これアレですね。
うわさに聞いてたアンケートスリですね。
アンケートを装って近づいてきて、アンケート用紙で見えないようにしてかばんの中を探るっていう手法です。
大昔からあってよく注意喚起されてるんですがまさかまんまの手法に遭遇するとは。
日本人は断れなくてよくターゲットにされるんですよ。
ぼくみたいに心が汚れ切った人は大丈夫ですが親切な人なんかはやられちゃうみたいですね。
別のお姉さん「ハロ~☆英語は話せますか?アンケートを・・・」
ぼく「うるせぇじゃまだ(^ω^)」
また別のお姉さん「ハロ~☆英語は話せますか?アンケートを・・・」
ぼく「・・・(^ω^)」
多すぎん??
一度スマホ構えて近づいてくる奴の顔撮ってやろうかと思いましたがやめました。
服装や顔を見る限りおそらく彼女らロマなんですよね。
ヨーロッパ中で差別されてきた彼ら彼女らがこのようなことをするのは無理からぬことです。もちろんスリに手を染めるのは感心しませんが。
ん(゚∀゚)??
なんかやたら人だかりが盛り上がってるな。
何これ?マジック?
いやこれ賭け事してるな。
3つのケースの中にボールが1つ入れられていて、男が何度かシャッフルした後どのケースにボールが入ってるかを当てる賭けのようです。
当たれば賭け金の2倍がもらえ、はずすと没収という単純なルールのようです。
・・・これ、
どう考えてもイカさまですね。
しばらく見てたのですが、どうにも簡単すぎます。
どのケースに入ってるか百発百中で見破れます。
で、この人だかり全員グルですね。
50ユーロを賭けてははずして「はずしちゃった~☆」みたいなことを言ったり、その後に100ユーロ勝って大げさに喜んだりしてますがわざとらしすぎです。
そして隣で見てたおっちゃん(もちろんグル)が
「おまえもやってみろよ!簡単に儲けられるぞ!」
とけしかけてきます。
どういうネタかはわからないですが、簡単そうに見せていざやってみると手品のようにボールが消えてしまうんでしょうね。
あと、ぼーっと見てるだけでもスリのターゲットになるという2段構え。
どんなふうにだまされるのか見てみたい気持ちもありましたが触らぬ神に祟りなしです。
三十六計逃げるに如かず。ここは素直にとんずらさせてもらいます。
いまのところ治安の悪さは感じませんが、こと有名観光スポット近くだけは別ですね。
アンケートスリに賭博詐欺、押しかけガイドにぼったくり。
まるで軽犯罪のバーゲンセールです。
知識があるだけで防げるものも多いので、パリ観光に行く際は事前に調べることを強くお勧めします。
パリ観光続けまーす。
・・・と言いたいところですが、非常に長くなりそうなので本日はここでいったん区切ります。
次回もよろしくどうぞ。
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