#202 昔支援してた子供たちに会いに行こう ルワンダ(3)

ルワンダ

こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1.昔支援してた子供たちに会いに行こう

1.昔支援してた子供たちに会いに行こう

2023年6月7日のお話

ムラホー!
おはようございまーす!

本日は特別な場所に向かっております。

(あまりこういうのを自分から言うのは違うと思うのですが)実は昔むかしぼくが社会人をやっていた時、ルワンダの恵まれない子供たちが学校に行けるように授業料を支援するという活動にお金を出していたことがありましてね。ニートの身分ですので今はもうしてないのですが。

「ルワンダに来ることがあれば子供たちに会わせてあげれるからぜひ立ち寄ってね」
と学校の先生に言われまして今学校に馳せ参じている次第です。

学校到着。
どうやって入るんでしょう?そもそも勝手に入ってもいいんでしょうか?

と思ったら守衛さんが気付いて開けてくれました。
日本人が来ると伝えてくれてたっぽいですね。

「ニューホープ技術専門学校」
学校と行っても中学や高校ではなく、手に職着ける系の職業訓練校のような場所のようです。

校長室に通してもらえました。

別にそんな大そうに迎えてくれなくてもいいんですが・・・(^^;)
こっちが緊張します・・・(^^;)

日本の活動団体から支援を受けている学校とのことで、折り紙のような日本のものが置いてありました。

今回、ジョルジェットさんというこの学校の校長先生を務めておられるルワンダ人女性の方に案内していただけることになりました。
お忙しいでしょうに、ニートごときにわざわざ時間取っていただき大変申し訳ありません。

ジョルジェットさんからこの学校の歴史、学校の運営状況、生徒数や卒業後の進路、はたまたルワンダ全体の学校教育の状況を教えていただきました。

キガリの綺麗な街を見ると、一見何の傷跡も残っていないように見えますが、ルワンダでは大虐殺の影響がいまだに色濃く残っているようです。

言われてみればそりゃそうですよね。たった30年前の話です。
ルワンダ国民で影響を受けていない人などいないはずです。

虐殺を生き残った人の多くもその禍中で親族を失っていたり、財産を失って貧困から抜け出せない状態が続いているようです。

この学校では、そのような子供たちでも貧困から抜け出すべく仕事を得られるよう職業訓練を施すことを目的としているとのことです。

授業中ですが授業の様子を見学させてくれるみたいです。

この中庭を取り囲むように教室が配置されています。
敷地的にはそれほど大きい学校ではないですね。

まず見せてもらったのが「裁縫クラス」
授業中に失礼します。

生徒さん、もくもくと作業中。

作業中のところを撮らせてもらいました。

座学の方もしっかり。
さっぱりわかりませんが。

服を見せてもらいましたがかなりしっかりしていました。
わたくし先日キミロンコ市場でオーダーメイドしましたので何となく品質わかるのですが、縫い付けとかかなりしっかりしています。

先生に聞いたら、今作っている服はマーケットで卸され、売り上げは学校の運営資金として使われるらしいです。

とっても素晴らしい服でした(゚∀゚)!
見せてくれてありがとう(゚∀゚)!

続いて「美容クラス」を見学させてもらいました。

メイクやヘアスタイルを生徒同士で実践するみたいです。

メイクはともかくとして、髪を互いに切り合うってなかなか攻めた訓練スタイルですね(^^;)

卒業後は美容室に就職する生徒が多いみたいです。
見せてくれてありがとう!

最後に「料理クラス」

本日のメニュー。

みんな真剣。
卒業後は飲食店で働くみたいです。

じゃましてごめんね!
見せてくれてありがとう!

・・・・・・

お昼もごちそうになりました。

料理クラスの子たちが作ってくれた料理みたいです。

いやこれは、

普通に、

すごいのでは?

いやめちゃめちゃおいしいわ。
なんならアフリカで食べたどのお店よりちゃんとしてるわ。

質・量ともに大満足です。
ごちそうさまでした。

・・・・・・

見学後、ぼくが以前授業料を支援していた子供たち3人に会うことができました。
すでに学校は卒業しており、現在は仕事をしていたり家庭を持っていたりと忙しいようですがわざわざ時間を取って来てくれました。

みんなめっちゃいい子でしたよ。
「授業料を支援してくれて本当にありがとうございました。あなたのおかげで仕事を得ることができました。本当に感謝しています」
みたいなことを伝えてくれました。あまりにまっすぐ伝えてくるものですので照れました。

・・・・・・

来てよかったです。
恥ずかしながらわたくしコミュ力が少々アレでございますので、割と直前まで来るかどうか迷っていたのですが、結果として来てよかったと思います。

そして、久々に良いお金の使い方できたなぁと我ながら思いました。

ぼくが彼女たちに支援してあげたお金はぶっちゃけそれほど大きくはないです。
持っていてもせいぜい飲み会の参加費か趣味の足しくらいにしかならなかったであろうお金です。

それでも彼女たちの人生を良い方向に変えることができましたし、こうしてとびきりの感謝を受け取ることができました。断然こっちの方がいいですね。

自分のためにお金を使うより人のためにお金を使う方が幸福感は大きい、みたいな話をどこかで聞いたことがありますが、なるほど案外本当のことなのかもしれません。

ひょっとすると、今回の支援を通して本当にいい思いをさせてもらったのは、彼女たちではなく実はぼくの方だったのかもしれないなぁ、などと思ったのでした。

・・・・・・

最後に先生方と一緒に。
本日は忙しいところ本当にありがとうございました!

今回の投稿は以上です!
次回はルワンダを後にして次の国に移動していきます!
最後まで読んでいただきムラコゼでした!

2023年6月7日 ルワンダ・キガリにて

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