こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。
今回の出来事です↓
1.とある小さな村にて
2.うまくいかないアフリカ旅もわるくない
1.とある小さな村にて
2023年5月21日のお話
テナイステリン!
おはようございまーす!
前回のジンカからさらに南、ディメカという村に移動しています。
着いたのは昨夜遅くでした。
ディメカこんなところです。
ディメカの宿「National Tourist Hotel」
個室1泊300ブル(約750円)
ツーリストホテルと名乗っていますがアルバミンチのとは大違いです。
こちらトイレ。
水は外の水道で汲んできて流します。
シャワー。
浴びたら逆に汚くなりそうなので浴びませんでした。
水はここから。
少ないと傾けて使わなければなりません。
都市部からはなれてかなり奥までやってきたんだなぁということを実感できるツーリストホテルです。
街ブラならぬ村ぶら~(‘ω’)
とにもかくにも朝ごはん٩(‘ω’)و!
ぐぬぬ・・・
インジェラ・・・(´Д`)
インジェラの部分、今回も1/4くらい食べてギブアップ・・・(´Д`)
すみません、おなかは空いているのですがどうしても胃が受け付けないのです(´Д`)
朝から楽しそうなご婦人たち。
さて、ここディメカ、
ハマル族の村ということですが、それっぽい格好をした人は見当たりませんね。
でも聞いてみたらやっぱりここの村の人みんなハマル族みたいです。
ハマル族といってもみんながみんな赤土を練り込んだ髪をしてるわけではないんですね(少数ながらしてる人もちらほらいる)。
村に観光っ気が少しもありませんし、もしかしたら部族めぐりツアーで訪れる場所ではないのかもしれません。
村を歩いてると無邪気に付いてこられる感じ、好きです。
民家を覗いてみると入って来いと手招きされ、
お酒をもらいました。
とうもろこしから作る伝統の地酒みたいです。
ただ味の方は見た目通りの泥水ですw
あとめっちゃアルコール強いんですね。
興味深く近づいてくる子供たち。
かわゆすなぁ(‘ω’)
ありがとうございました!
放し飼いにして逃げないんですかね?
村ぶら続けます。
ディメカは15分も歩けば端から端まで歩けるくらいの規模の村です。
こちら村の端っこ。何もありませんでした。
帰りましょう。
いつまで着いてくんの(゚∀゚)??
実はエチオピアはコーヒー発祥の地。
そしてエチオピアコーヒーは非常においしいことで有名なのです。
注意して見てなかったので何気にここまで飲んでませんでした。
というわけで一杯いただいていくことにします。
たっぷりの砂糖に、
ダイナミックに注ぐのがエチオピア流。
ばーりうまい。かなり濃厚です。
苦いというより酸味が強いんですね。あと大量に砂糖入れてるのでもちろん甘い。
ブラックに砂糖入れて飲むってこれまでやったことないのですがこれはおいしいです。
添えてあるハーブでかき混ぜると香りも味もスッと引き締まってこれまたおいしいです。
子供たちふたたび。
本当にかわいいです。
アルバミンチやジンカで差別的なこと言われたり暴力まがいなことされ過ぎたせいで黒人が嫌いになりそうでしたが、この村で無邪気な子供たちにあえてよかったと思いました。
あまりにイケメンな赤ん坊を発見しました。
カッコよさで勝てる気がしねぇ・・・(゚∀゚)
宿に戻るとハマル族の女性がいました。
赤土で固めた髪と、
牛の毛皮で作った衣類。
ハマル族はおしゃれさんです。
なおこの女性、しきりに写真撮れ!と言ってきてたのでもしやと思っていましたが、案の定チップを請求されました(^^;)やっぱりこういう人もいるんですね(^^;)
要求額がそれほど大きくなかったのでチップ代15ブル(約38円)だけお支払い。
2.うまくいかないアフリカ旅もわるくない
さて!
無邪気な子供たちに癒されたディメカ。良い村ですが2泊するには何もなさ過ぎるので早々に次に向かいます。
昨日の夜中に着いたので実質的な滞在時間わずか3時間ほどですね。
我ながらかなりの弾丸旅です。
というのも、なるべく早くエチオピア抜けたいんですよね。
エチオピア人が合わないというのもあるのですが、なにより食事が合いません。
首都のアディスアベバやそれなりに大きいアルバミンチはまだマシなのですが、ジンカ以降まともに食べれるものがなくかなり参ってきているのです。
というわけで、そうと決めたからには早速・・・
村人「今日のバスはもうないぞ」
ぼく「ふぁっ(゚∀。)!?!?」
村人「バスは1日1本しかないからな。さっき出て言ったやつがそれだ」
ぼく「・・・(゚∀。)」
・・・やってしまいました。
でも考えてみればそりゃそうなんですよね。
こんな小さい村に1日そう何本もバスがあるわけがありません。
まじかぁ・・・(゚∀゚)
この村にもう1泊かぁ・・・(゚∀゚)
別に嫌いな村じゃないんだけど食べ物の問題が切実なんだよなぁ・・・
アフリカ旅ってうまくいかないものですね。
大雨まで降ってきました。
エジプトでは1ヵ月いる間一度も雨に降られたことがありませんでしたがエチオピアでは毎日のように降られています。
後で知りましたが今アフリカ東部は雨季みたいです。
とりあえず宿併設の食堂で食事をとった時の事です。
肉炒めが200ブルとやや高く感じたので、同じものを食べている隣の客に「それいくら?」と聞いたところ「150だ」と。
ぼく「こっちの客は150って言ってるぞ」
店員「そうだよ。でも君は外国人だから200ね」
ぼく「はい(゚Д゚)?」
観光地などで外国人料金を払うということはまぁまぁありますが、食堂でこうも堂々と外国人料金を取ろうとしてくるのは初めてです。
ただ、店員だけでなく値段教えてくれた客もまた「200払うべき」みたいな空気だしてます。
ぼく「エチオピア人は150で、外国人は200なの?」
店員(&客)「そうだよ(うんうん)」
あまりにも当たり前みたいな空気で言われるので逆にこっちが困惑します。
そう言われたわけではありませんが「逆にお前なんで俺たち現地人と同じ値段で食べれると思ってんの?」とでも言われてるみたいです。
ここまで来ると逆になんだかおもしろくなってきました。
「同じサービスなんだから同じ値段で提供すべき」というのはぼく側が思い込んでる理屈であって、彼らは彼らで「お金持ってる人が多く払うのが当たり前」という考え方なんでしょう。
そう考えると、これまでエチオピア人が交通費だとか宿代だとか何かにつけて吹っ掛けてしかも全然譲らなかったことも合点がいきます。
お金を多くとられることを気に入らないのは確かですが、
彼らと自分とでは全く違う常識があるとわかっただけで不思議なことにイライラは収まっていきました。
自分の中になかった常識とか価値観に触れるのは旅の大きな醍醐味なのです。
・・・・・・
晴れました。
わーん。
先ほどの「外国人が多く払うべき問題」について他の人にもいろいろと聞いて回ってるうちに、ぼくが向かう方面にたまたま行く人が見つかったので乗せてもらっています。
英語が通じるし、とても親切な人たちでした。
日系の関連企業で働いてるという人もいました。
最初いくらかお金払うことになっていたのですが、降りる際にお金を払おうとしたところ「無料でいいぜ!俺たちからのギフトだ!」と言われ嬉しくなりました。
正直苦手な人が多かったエチオピア人ですが彼らのように出会えてよかったと思える人も中にはいます。本当にありがとうございました。
ところで、彼らの身なりや顔つきがとても良いことにご注目。
インドとかでも同じことが言えますが、アフリカでも信用できる人や親切な人、あるいは学歴が高い人やお金を持ってる人と言うのはかなりの程度見た目で判断できます。
いい服を着てるとかはわかりやすいですが、顔つきがいい人(もっとありていに言えば美男美女)ほど上記の特徴に当てはまります。
旅をするうえで、ぱっと見で人の特性を判断できるというのは危険を避けるためにも有用なスキルではありますが、一方で「人を見た目で判断してはいけません」と言われる社会で育った身でありますため、今人を見かけで判断しまくっている自分に若干の後ろめたさを感じるものがあります。
当初の予定とは違いましたが、本日はカイヤファールという街で投宿です。
明日から一気にケニアに向けて駆け抜けていきます。
3日くらいかかるかなぁ(゚∀゚)
今回の投稿は以上です!
最後まで読んでいただきアムセグナッロフでした!
2023年5月21 エチオピア・ディメカにて
コメント
こんにちは。
アフリカ編もとっても面白いです!
エチオピアは私は東アフリカの中で一番好きだなと思いましたが、嫌いな人の気持ちもとてもよくわかる国です。インジェラが苦手だと厳しいですよね。
ディメカの宿のトイレ、ヤバいですね(笑)写真だけでも目にしみてきそうです。
村の人にいただいた地酒を口にするなんて、勇気があるな~と思いました!
お腹は壊さなかったですか?
コーヒーを沸かしているポットがかわいいですね。
色々嫌な思いをされたみたいですが、最後に親切なエチオピア人に出会えてよかったですね。
続きも楽しみにしています。
ありがとうございます(^^)
いい思い出も悪い思い出も、エチオピアはいろんな意味で心を揺さぶられた国ですね笑
アフリカ旅楽しみです笑
ぜひ続きもお楽しみください(^^)