#61 渋い?しょぼい?美しい?ワット・シエントーン ラオス(4)

東南アジア

こんにちは。にしきよです。
今日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1. プーシーの丘から
2. 人をダメにするカフェでダメになる
3. 渋い?しょぼい?美しい?ワット・シエントーン


1. プーシーの丘から

2020年2月12日のお話

サバイディー!
おはよーございまーす。
昨夜友人と合流致しまして本日からルアンパバーンを観光していきますよ。
おかげさまで体調不良も大丈夫です。

本日のプランはこちら。
まずはプーシーの丘に登ってルアンパバーンの静かなる景色を愛でます。
その後、人をダメにするというカフェ、ユートピアで休憩。
最後にラオスで最も美しいとされるワット・シエントーンを参拝したいと思います。
ルアンパバーンは小さい街なのですべて徒歩圏内です。
いざ参りましょう。

プーシーの丘は街のど真ん中にあります。
迷いようがないです。

とか言いつつ軽く迷いましたけどね。てへぺろ。
ローカルの生活ちょこっと見れたからOK。

ここですね。この階段を登って行きます。

少しだけ登ったところからの景色。
高い建物がないので大変静かな景色ですね。見ていて落ち着きます。

オブジェクトの配置やらクオリティがじゃっかん雑な気もしますね。
もはやそこすら加点ポイントなんですけど。
ぼくの心は今穏やかなのです。

頭から足が生えているクリーチャー狛犬たん。きゃわわ✩

4体の仏像。
デフォルメされてるのとリアル路線のが混在しています。

プーシーの丘の全体図です。
すでに1/3程登ったって感じでしょうか。
それほど高い丘ではないです。

ところで入場料がいると聞いてたんですけどね。どうやらいらないみたいです。
これはラッキー。

んなわけない。

入場料2万キープ(約240円)。

登って行きます。
ブッダ先生が悟りを開いた後、弟子に教えを説いてるところでしょうかね。

そのすぐ隣に涅槃ブッダ先生。
配置にストーリー性があるのかは謎です。
まぁよろしいではありませんか。ここはラオスです。

手にお賽銭。地元の方が入れてくんでしょうか。
と思ったらこれタイバーツだ。観光客が捨ててったんですね。
5バーツってなかなか大きいですよ(5バーツ=約18円)。

戦闘力にステータス全振りでおなじみ。土曜日のブッダ先生。
もう本当に配置の意図はわかりません。

登って行きまーす。

花売りのおばちゃん。

そして鳥も売られてます。
買った後に逃がしてやると徳が積めるらしいです。

途中の景色。
真ん中の木がじゃまですね。でもいい景色。

まだ登って行きます。

はい、一番上の景色です。
かなりモヤってますね。肉眼ではいい景色ですよ。
汗ばんだところに風が吹くとちょうどいい感じに気持ちいいですね。
なかなか穏やかな気分にさせてくれます。

頂上に見えるストゥーパ(仏塔)。

登らないでください。

ささ、降りていきます。

お?

ナーガの口にもち米が。
これなんの意味があるんでしょう?
普通にお供えでしょうか。

普通に僧侶が暮らしてるみたいですね。
今は観光地みたいになってますけど昔からここで生活してたんでしょう。

2. 人をダメにするカフェでダメになる

はい、降りてきました。
だいたい1時間30分くらいあれば十分余裕持って登って降りてこられるかと思います。

ささ、次はユートピアというカフェに向かいます。
非常にわかりにくい場所にあるようでこんなふうに案内看板が立ってます。

案内看板に従って進んでいきます。

お?なんかおしゃれな建物発見。たぶん民家です。
全体的にフランスっぽい建物にラオスっぽい屋根。

はい、着きました。
ここに来た理由はただ一つ。

さぁ!

さぁ!

さぁ!

ダメになろうではないか!
今日は丘に登ってまぁまぁいい運動しましたのでね。
友人は2日間だけしかいないのでそれ考えるといろいろ詰め込んでもよかったんですけどね。でも詰め込んで観光するのって疲れるじゃない。
何事も適度が一番。

店内は広いので何も頼まなくてもいれそうな雰囲気あります。
とは言えそれはなんだかわるいので注文。
オレオシェイクなるものを。

ごめんなさい、お値段忘れてしまいましたけど確か3万キープ(約360円)くらいでした。
た、高いお(´Д`)。。。
ま、まぁ場所代もあるからね。

そしてお味の方は果てしなく微妙です。
パサパサのモサモサでした。意外と甘くないし。
なぜオレオをシェイクにしようとしたのか。
色も写真映えしないし人気なさそうです。

・・・・・・

信じられないかもしれませんがここで2時間ほどこんなことしてました。
居心地は抜群です。まさに人をダメにするカフェ。
伊達ではありません。

どれだけダメにするかといいますと、このぼくがもうここでお昼食べね?とか言い出すくらいです。

という訳でオーダーしたのがこちらのハンバーガー
お値段4.7万キープ(約560円)。
くっそ高い。普段の3倍はする。気は確かか。
大きいのでかぶりつくのは無理です。オシャンにナイフでいただきます。
食べにくいったらもう。お、味はおいしい。

さ、帰ります。結局さらに1時間くらいはいました。
こちらのユートピアはナムカーン川に面しているみたいです。

帰り道に竹で作られた橋があったので渡ってみました。

まさかの有料。
一人7千キープ(約84円)。

ここがチケット販売所。
なんだか不安になる構造。

けっこうしっかりしてます。
ただ、新しい部分はいいですが、古い竹が使われてるところはしなったりして怖いですね。
雨季になるとこの橋は流されちゃうみたいです。

ふふ。みんな慎重にわたってます。
なお、あのクソガキがこの後全力疾走して全員が恐怖のどん底に叩き落とされることとなります。

3. 渋い?しょぼい?美しい?ワット・シエントーン

続いてやってきたのはこちらです。

ワット・シエントーン。
ルアンパバーンを代表する寺院。1560年にラーンサーン王朝のセーターティラート王によって建立された。らしいです。

場所はこちら。
メコン川とナムカーン川に挟まれた半島状の地形の最も先です。

ラオスのすべての寺院でも最も美しいといわれているようです。
ルアンパバーンにはいくつも寺院があっていくつか訪れたいなぁと思っていたところです。
せっかくなのでラオスで最も美しいと触れ込みのここにしようと思いました次第です。

入場料2万キープ(約240円)。
国内No.1にしては随分控えめな値段設定ですね。
さあ、No.1の美しさやいかに!

いきなりちょっと不安になるコビトがお出迎えです。
何これ見たことない。

こちらが本堂です。
敷地は全然広くないのですぐに目にとまります。

この大胆に湾曲した屋根がルアンパバーン様式って言われるみたいです。
タイにもあったような気がしないこともない・・・。
ルアンパバーン様式とその他の様式の違いはすみません、よくわかりません。

ふむふむ、なるほど確かに美しいですね。
ただ、タイの寺院のような金ピカ煌びやかな美しさではなく、様式美と言いましょうか。
一見地味な印象受けますがよく見るとそのフォルムから来る美しさに気づきますね。

本堂の正面に回ってきました。

中に入っていきましょう。

靴を脱いでっと。

門の金装飾をくぐってっと。

本尊像がこちら。
タイの仏像より表情がさらに柔和な感じがします。
ラオスのまったりとした雰囲気を表しているようなそんな気がします。

でも壁画は穏やかじゃないですね。
これたぶん地獄絵図だと思います。亡者が釜で茹でられたり獣に食べられたり。
なぜこんなのを。

これらは何かの物語だと思うのですが、今ひとつピンと来ません。

これはタイ王宮でも見かけた半人半鳥の幻獣キンナリーではないでしょうか。

これは 半人半馬のケンタロス?

壁画は簡素な2次元の絵が多いですね。
どうやらずっと後世になって書かれたみたいです。
タイの寺院のように手の込んだ彫刻ではないですがそれはそれでラオスらしくていいじゃないですか。

ただ、壁画の仏様の

顔面偏差値が低すぎる。
どこぞのクソガキに描かせた?お?
なんならぼくが描いたほうがまだマシなレベル。
にしきよさんが描いてさしあげようか?
小学生のころに入賞した絵を額縁に入れていまだに自分の部屋に飾ってニヤニヤ悦に入ってるこのにしきよさんが今後のラオスの発展のために一筆描いてさしあげましょうか?お?

お隣の副堂。金ピカぴっか。むしろ本堂より金ピカです。

お、これはわかりますね。
もう何回も出てきてるラーマ・ヤナの物語ですね。

中には巨大なナーガの山車のようなものが。
王の葬儀で使用された霊柩車らしいです。

その周りにはたくさんの仏像やら仏具やらが。

マリア様?
な訳ないですよね。なくもなさそうですけど。

え?ポルポト?
な訳ない。絶対にない。

最後に敷地内にあった注意書きをご紹介。

仏像は敬いましょう。てな感じの左上。
右上は、大きな声を出してはいけません、ですね。ラオスでは大きい声を上げることはめったにないみたいです。
左下は、女性は僧侶に触れてはいけません、ですね。僧侶が女性に触れるのは禁忌らしいです。これまでの修行がおじゃんになってしまうとか。タイやカンボジアも同様ですね。
許可なく仏像に触ったり、神聖な場所に入ってはいけません。の右下。あいつの目逝ってない?

人の上をまたいではいけません、の左上。
撮影は許可を取ってからにしましょう、の右上。
左下は、足を上げないようにしましょう、みたいです。ラオスでは足を頭より上にはしないみたいですよ。頭は神聖な場所なのです。
ラオスではドラッグ禁止です、の右下。

はい、そんな感じのワット・シエントーンでした。
いかがでしたか?
煌びやかさという点ではタイの寺院と比べて見劣りするかもしれませんが、どちらかというと重厚さや渋さなんかをぼくは感じましたね。
ラオスの穏やかさを感じる美しい寺院だったと思います。
ただし壁画の仏の顔面については可及的速やかにまともな人に消してリライトしてもらっていただきたい

・・・・・・

はい、本日もう一箇所だけ行きます。
まぁ、プーシーの丘なんですけどね。
そういえばプーシーの丘って夕日もいいらしい、という友人の発言により急遽再訪問することとなりました。

問題は一度使ったチケットで再入場できるかということですけど、

できました。全くノー問題でした。
チケット売り場で、もうチケット持ってるよーって感じでチケットちらりと見せたら、どうぞどうぞでした。チケットの日付も確認されませんでしたよ。それは大丈夫ですか?
まぁいいです。早く登っちゃいましょ。

むむ、すでにたくさんの観光客がスタンバッてますね。
みんな考えることは同じです。

再び丘の頂上に登ってきました。
ってめっちゃ多い!

むは~(゚∀゚)きれい
でもどうしても観光客がフレームインしちゃう。

陽が

落ち

る~

はい、本日もおつかれさまでした。

宴!
友人はビール、ぼくはレモンソーダで乾杯~。

レモンソーダがくっそマズイ!飲めたもんじゃねぇ。
いや正確にはマズくはないです。無味です。
三ツ矢サイダーのレモン味みたいなのを期待するじゃない?
甘くないマジの炭酸水でした。

とりあえず砂糖を大量投入してみたものの下に沈殿するばかりで全く溶けないんですけど。
もはや微炭酸と化すことを覚悟してゴリゴリ攪拌。
したらばなんとか飲めました。むしろおいしいのレベルまで引き上がってます。
海外ではソーダは単なる炭酸水を指すみたいですね。ご注意を。

メインはカオ・ソーイというラオスの麺料理。
見た目ほど辛くはなく、コクがあっておいしかったです。

今日はこんな感じでおやすみなさ~い。
明日はクアンシーの滝という郊外の自然系観光スポットに行ってきたいと思います。

今回の投稿は以上です。
最後まで読んでいただきコッブチャーイでした!

2020年2月12日 ラオス・ルアンパバーンにて

今日の1枚。忘れられぬ存在感を。

コメント

タイトルとURLをコピーしました