#146 中空の修道院メテオラ ギリシャ(4)

ギリシャ

こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1.中空の修道院メテオラ

1.中空の修道院メテオラ

2023年2月23日のお話

ヤーサス!
おはようございます。

前回のデルフィからメテオラに移動しております。

メテオラ!

早速ですがメテオラについて少々。

メテオラはギリシア北西部セサリア地方北端の奇岩群とその上に建設された修道院共同体。いわゆるメテオラ修道院群の総称である。現在のトリカラ県カランバカにある。その地形及びギリシア正教の修道院文化の価値からユネスコ世界遺産(文化・自然複合遺産)に登録されている。その名はギリシア語で「中空の」を意味する「メテオロス」という言葉に由来している。

毎度おなじみWikipedia先生からの受け売りでございます。
いつもお世話になっております。

このような人を寄せ付けない断崖絶壁の上に修道院が築かれていることで有名な場所です。


Wikipedia先生からもう少しご講説いただきます。
ただ長くなりそうなのでぼくなりに短くまとめます。

この地に修道士が住み始めたのは9世紀頃。
俗世との関わりを断ち祈りと瞑想に生きるギリシア正教の修道士にとって、メテオラの険しい地形は理想の環境でした。
その後14世紀には多くの修道院からなる修道院共同体として発展していったそうです。

現在では風光明媚な風景が注目され多くの観光客が集まるようになってしまいましたが、それでも6つの修道院が今なお活動を続けています。

そんな中空の修道院メテオラ、インスタ映え~な絶景を求めて観光していきたいと思います。

本日も快晴なり!
ほんとギリシャの天気好きだわ。

メテオラメテオラ言っておりますが、現在いるのはその麓の街で滞在の拠点となる「カラバカ(Kalabaka)」

ここから徒歩ないしはツアーにて修道院群を見学して回るのがメテオラ観光の王道となります。
ぼくはツアーには参加せず、かといって高低差のあるルートをすべて徒歩でというのは大変ですので、

行きはバスで楽に登り、
修道院群を見学しつつカラバカまで戻ってくるというプランを立てました。
お財布にも足にも優しい我ながら最高のプランです。

まぁ教えてくれたのは宿の女将さんでしたが。
(↑マップにいろいろメモしながら教えてくれた)

参ります!
いざメテオラ!

バスはそれほど頻発しているわけではなさそうです。

20分くらいで第一の修道院「メガロ・メテオロン修道院」に到着。
マップ上ではそれほど離れてるように見えませんし、実際歩いて来れないこともないと思いますが、徒歩での移動はお勧めしませんね。道が曲がりくねってるので地図で見るより距離がありますし、高低差も想像以上にすごいです。観光前に疲れちゃいます。
バスの運賃は1.6ユーロ(約230円)と安いのでおとなしくバス使うのが吉です。

改めまして「メガロ・メテオロン修道院」
「大メテオロ修道院」とも呼ばれ、現在でも稼働している6つの修道院の中で最も規模が大きく、またそれゆえメテオラ観光で外せないスポットなのだそうです。

す、すげぇ・・・

すみません、語彙力が小学生レベルですね。
でも素直にすごいです。

一体全体どうやってこんな断崖絶壁の上に建物を建てたんでしょう。
きっと何世紀もかけて資材を少しずつ運んで行ったのでしょう。
電気や機械なんてない中世の時代にそんな大変なことを成し遂げた修道士たちに素直に脱帽です。

現在ではロープウェイで必要な資材を運び込めるみたいです。
ロープウェイが稼働してるとこを撮れればよかったですね。ロープウェイの線が伸びてるのわかりますか?

物資の問題はロープウェイで解消できるとして、電気水道はどうしてるんでしょう。
電気は比較的簡単に引っ張ってこれますが水道は難しいですよね。特に下水。まさか垂れ流し?
まぁぼくが心配する程度のことなどとっくに解決済みでしょうから余計な心配はしないでおきましょう。

さてこの修道院、中を見学することができます。

いったん降りて、階段をまた登る必要があるみたいですね。

頑張って参りましょう。

と思ったら今日は休みでした。
修道院ごとにそれぞれ休みの日が決まっているようです。
目当ての修道院がある場合は日程に注意する必要がありますね。

メガロ・メテオロを後にし次の修道院に移ります。
本日の目標は、できるだけ多くの修道院をめぐること。特に6つ全部制覇しようとは思っておりませんがなるべく多く訪れたいです。

各修道院は距離が離れており、徒歩での移動はそれなりに大変。
多くの人が車(ツアー)を使いますが、ぼくみたいに徒歩で巡ってる人もぼちぼちいます。

徒歩なら気に入った景色で足を止めれるのもいいです。

少し離れた位置から先ほどのメガロ・メテオロ修道院。

ほんとに断崖絶壁に建てられてますよね。

続いて「ヴァルラアム修道院」にやって来ました。

先ほどから見えてたこれですね。

ねこ天。

内部が博物館化されている先ほどの「メガロ・メテオロ修道院」と異なり、こちらの「ヴァルラアム修道院」は現在でも修道院らしさを色濃く残しているそうです。

本日は解放中だったので覗いてみましょう。

階段を登って、

登って登って、

修道院に入ってすぐにチケットカウンターがありチケットを購入。
入場料3ユーロ(約440円)。各々の修道院でそれぞれ入場チケットが必要になるようです。

庭からの景色。
壮大です。

中はあくまで、修道士たちの祈りの場・生活の場としての修道院という感じ。
教会や聖堂のような豪華さはありません。

と思いましたが、それなりに豪華な部屋もありました。

でも描かれている絵はなんていうかけっこう激しいものが多いですね。

キリスト教徒が拷問ないしは処刑される様子を描いたものが多いです。

メテオラが始まった9世紀って、ローマ帝国がキリスト教を国教化(西暦380年)してから随分経ってますよね。
迫害を逃れるためにここにやってきたというわけではないと思うんですが、このおびただしいまでの絵の意味することやいかに?単純にその昔迫害されていたことを忘れないようにということでしょうかね。

修道院見学終了。
最初、修道院なのに入場料取るのかよ・・・と思ってしまいましたが、崖の上にこれだけ立派な建物を維持管理するのは大変でしょうから必要なものでしょうね。
むしろ入場料3ユーロ(約440円)って随分良心的な気がします。

次の修道院へ。

途中の絶景スポット。

下にカラバカの街が見えますね。

素晴らしい景色だ。

柵とかないので足踏み外したら終わりです。
気をつけましょう。

その後も絶景を愛でつつしばらく歩き、

「アギア・トリアダ修道院」

「聖ステファノス修道院」を拝みました。
中には入っていません。

聖ステファノス修道院の近くにあったお土産屋さん。

まねき猫?

さて、とりあえずこれでメテオラ観光終了とします。
6つある修道院のうち4つを回れました。

こっからカラバカまでは道なりに歩いて行けそうな距離ですね。下りなので歩いて行っちゃいましょう。

・・・と思ったことを後悔しています。

思った以上に遠い・・・
全然進まねぇ・・・

近道しようとしたら山道だし・・・

てか下りも思ったより楽じゃないですね。
一歩一歩ブレーキかけながら歩くのかなり足に負担かかります。

1時間以上かけて降りてきました。
途中何度ヒッチハイクしようと思ったことか。
素直にバス使うべきでしたね。

本日の観光時間は5時間くらい。
大変おつかれさまでした。脚が棒です。
(ちなみに、調子乗って坂道で走ったもんですから翌日筋肉痛になりました。)

遅めのお昼ごは~ん。
ギロピタ。
炙りチキン(ギロス)をタマネギやレタス、トマトなどの野菜、ついでにフライドポテトとともにピタパンではさんだギリシャのお手軽B級グルメです。トルコのケバブみたいな料理ですね。

うまーーー(゚∀゚)!!
これうまーーー(゚∀゚)!!


いやー、おいしい。
ずっと歩き続けておなかグーぺこでしたからね。観光後にいただくB級グルメは格別であります。

お前らにはやらん!
(ちょっとあげた)

以上、中空の修道院メテオラからでした。
明日は大移動日。ギリシャから地中海を横切り、船で次の国に向かいます。
お楽しみに٩(‘ω’)و!

今回の投稿は以上です!
最後まで読んでいただきエフハリストでした!

2023年2月23日 ギリシャ・メテオラにて

コメント

  1. 中台かおる より:

    いつも楽しく拝見させていただいております。
    質問なのですが、テッサロニキからアテネに移動してその後メテオラまでバスで移動したのですか?
    距離的に考えたらテッサロニキ~メテオラ、そしてアテネの方がいいような気がするのですが・・・・
    あと移動はバスでしょうか?

    • nishikiyo nishikiyo より:

      コメントありがとうございます(^^)
      この後イグメニッツァという街からイタリアに渡るために、テッサロニキ➔アテネ➔デルフィ➔メテオラというルートになりました!
      移動はすべてバスです!

  2. 中台かおる より:

    早速のお返事ありがとうございます。
    私もヨーロッパを巡っていた時はほぼ自炊していました。
    ガーリック、塩、オリーブオイル、鷹の爪を持ち歩いてていて、
    宿泊先はキッチンある所を選んでました。
    これからもブログ楽しみにしていまーす

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