#103 ブルーシティー・ジョードプルで心を潤す インド(12)

インド

こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1.ブルーシティー・ジョードプルで心を潤す
2.ジョードプル街ブラ
3.メヘランガール要塞ではしゃぐ


1.ブルーシティー・ジョードプルで心を潤す

2022年11月10日のお話

ジャイプルからジョードプルに移動してきました。

前回に引き続きメンタル崩れ気味でなえぽよん。
ぼちぼちお休みしたいにしきよさんです。

ジョードプルは通称ブルーシティーと呼ばれていて、
建物の多くが青色に塗られている街です。

ちなみに青色の塗料は害虫除けのために塗られるみたいですね。

ジョードプルの宿「Golden Dream Guest House」にチェックイン。
ダブル1泊550ルピー(約1,100円)。

宿の屋上からの景色。
ジョードプルのランドマーク的存在のメヘランガール城塞が見えています。

「メンヘラガール」じゃなくて「メヘランガール」
前者は今のわたくしです。ってやかましわ。

砦や青一色の街を眺められるように、ジョードプルの多くの宿は屋上がレストランになっているようです。

・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・良い(´Д`)

うむ、良いですねジョードプル。
昨日いたジャイプルは都会で正直苦手でしたが、ここジョードプルは程よく田舎な感じで心地良いです。

旅してる人ならわかると思うんですが、その街が自分に合うかどうかって、街並み、交通量、音、匂い、人々の表情や歩き方などから直感的にわかるんですよね。それこそバスから降りた瞬間に。

最初の瞬間に合わないと思ったらその街は絶対に合いませんし、良いと直感した街は必ず自分に合っています。

ジョードプルはバスから降りた瞬間、自分の肌にあっていると感じました。

エベレストトレッキング以降、一種の燃え尽き症候群みたいになってましたので、ここらでしばらく立ち止まってみるのもありかもしれないですねぇ・・・

・・・というわけで、ここはしばらく立ち止まって心を休めていくことにいたします。
今回の日記はそんなブルーシティー・ジョードプルでぷるぷると心を潤すお話です。よろしくどうぞ。

翌日です。
朝食は屋上のレストラン兼共用スペースで。
エッグトーストとミルクティー合わせて120ルピー(約240円)

・・・俺は!

・・・今日は!

絶対に何もしないぞジョジョーーーーっ٩(゚Д゚)و!

・・・マンゴーラッシーは飲む。
うまうま(゚∀゚)

ラッシーおいしいですよね~
日本に帰っても飲んでいきたい所存。

ちなみにマンゴーラッシー80ルピー(約160円)
ちょっと高いですが宿から動かなくてもいいので無限に頼んでいました。

・・・・・・

いやマジでなんもしねぇよ?

・・・・・・

という感じで全力でだらだら(戦略的にね)していたら
ある程度HPとMPが回復してきましたので、明日はジョードプルの街をぶらぶらしたいと思います。

2.ジョードプル街ブラ

2022年11月12日のお話

旧市街の市場を散策。
ごちゃごちゃした雑踏ですがこのごちゃごちゃは生活感が感じられるので好きです。

色鮮やかな野菜たちがおいしそう。

ジョードプルのランドマーク、時計台にやってきました。

ここジョードプルはワンピースのアラバスタ編のモデルとなった場所ではと噂されているようです。

ぼくも学生時代に友達に強制勧められて一応読んではいるのですが、いかんせん真面目に読んでたわけではないのでどうにもうろ覚えです。

アラバスタ編ってクロコダイルでしたっけ?アーロン?その程度です。

というわけでぼく自身はあまりピンときてないのですが、ワンピースファンにとっては垂涎物みたいなので一応貼っておきます。
よだれ垂らしてもいいぞ、友人氏。

本日のお昼はこちらで。
時計台広場の北側にある「Omelette Shop 」という店名のオムレツショップです。

ロンリープラネット(有名な英語版ガイドブック)はじめさまざまなメディアで紹介される有名店のようです。

飲食スペースはなく、プラスチックの椅子を路上にポイと並べていただくスタイル。

注文するとその場で作ってくれます。

メニューはいくつかあり、最安40ルピーからオムレツをいただけるのですが、店主のおすすめということで

チーズマサラオムレツ80ルピー(約160円)にしました。

これがめちゃんこ美味しかったです。
パンはいたって普通なのですが、驚かされるのは卵の部分。きめ細かい気泡を含んでるかのようにフワフワ。砂糖でほんのり甘く味付けされてるのもいいです。さらに中からトロッとしたチーズが出てきて最高。

驚くべき一品でした。ありがとうございます。
伊達に何十年とオムレツ作り続けてないですね。

デザートは有名なラッシー屋さん「Misrilal hotel Lassi」
時計台広場の南側の入り口にあります。

マカニアラッシー50ルピー(約100円)
これまためちゃんこに美味しかったです。

ほんのり黄色いのはサフランでしょうか。レモンかも。

ちょうど良い甘酸っぱさで口当たりも絹のようになめらか。
あまりの美味しさに「うま…。」と一声発してしまいました。

甘さ、酸っぱさ、口当たり、全てがパーフェクト。
今までインドで飲んだ(食べた?)ラッシーの中でダントツに美味しいです。
地元の人が列をなして並んでいるのもうなづけます。

ジョードプルの散策続けます。

階段井戸。
雨季でも乾季でも、どの水位になっても水を汲めるように工夫されているようです。

しゅ、しゅごい… (´Д`)

ゼルダやん、これゼルダの伝説やん。
スイッチ押したら水位下がって行けなかった通路通れるようになるやつやん。

実際、本当にこの下まで空間が続いてるんですよね。ロマンありすぎ。

いまいち水は綺麗に見えませんが、少なくとも魚が住めるくらいにはきれいなようですね。
また時間帯によっては地元の少年たちが飛び込んで遊んでいる様子も見られるとのことです。見たかった。

いっぬ

いっぬ2

いっぬ3

さて、まだメンタル病みあがりですので今日の活動はこの辺にしておきましょう。

宿に戻って再びだらだら。もちろん戦略的にな。

夕飯は屋上のレストランでエッグカリー190ルピー(約380円)とチャパティ一枚10ルピー(約20円)。

驚くべきことなのですが、あんなに苦手だったインドのカリーが最近美味しく感じます。

と言っても辛いのは無理なので辛くしないように頼んだものです(それでも辛い)。

何というか、辛さの奥にまろやかさが広がっている感じ?不思議と毎日でも食べたくなります。

はっ(゚Д゚)!!
いかんいかん、何をおバカなことを抜かしているのでしょうか。危うく繊細な舌がインド菌に侵蝕されるところでした。気をしっかり保たなければ。

3.メヘランガール城砦ではしゃぐ

2022年11月13日のお話

ぷるぷるぷるぷるジョードプル・・・
ぷるぷるぷるぷるジョードプル・・・
ぷるぷるぷるぷるジョードプル・・・

居心地良いジョードプルでみるみるHPとMPが回復しております。心がぷるぷるジョードプル。

おかげさまで観光意欲もだいぶ戻ってきましたので本日は、

こちら!メヘラーガール城砦へと参りたいと思います。

ここ数日宿の屋上からラッシー片手にぼぉ〜っお眺めていただけでしたが満を持しての訪問です。

ジョードプル市街の中心、高台の上にありますので少々登ります。

ブルーシティー・ジョードプルを一望。

言うほど青い建物が多いわけではないですけどね。一面青い建物でびっしり!な景色を期待した旅人からはガッカリされることもあるんだとか。

でもちゃんとブルーシティーしててぼくは好きですよ。にしきよさんはジョードプルに好意的です。

チケット売り場。

バスがたくさん来てました。
国内外問わず人気の観光地みたいです。高まるっ(゚∀゚)!

スタッフのおっちゃんのお髭が大変立派でした。
ここのオフィサーのおっちゃんたちはみんな誇りと威厳を感じられます。

内部に博物館併設で入場料はまとめて600ルピー(約1,200円)

いざっ(゚∀゚)!いざっ(゚∀゚)!
砦内部に潜入でありますっ(゚∀゚)!

おぉーーっ!すげーーっ(゚∀゚)!

砦なので宮殿のような豪華さには欠けますが、その分質実剛健さ、防衛に特化した機能美を感じます。

絶対に敵の侵入を許さない鋼の意志を感じます。

ここでメヘランガール城砦についての歴史を簡単にご説明。
Wikipediaおよび歩き方両先生方からのご教示をまとめてます。

1459年、マールワール王国の君主ジョーダーにより建設開始。
その後、敵襲の度に拡大されていき、1600年代後半までそれは続く。
1818年に王国がイギリスの保護下に入ったのち、1947年まで藩王の居城であった。
いまだにマハラジャ(藩王)の所有であり、現在は博物館として公開されている。

建設が始まった1459年というと日本では室町時代?
そこから20世紀まで歴史の舞台に立ち続けた歴史ありありスーパー堅固な砦です。

今でもマハラジャ所有ってすごいですね。
(てかマハラジャって今もいるの??)

説明おわり。

併設の博物館に入っていきます。

おぉーーっ!これは(゚∀゚)!

先程、宮殿のような豪華さはないみたいなこと先走っちゃいましたが撤回です。
城砦の中心部はかつてマハラジャの住居だったということで豪華なレリーフがあしらわれています。

展示エリアへ。

城砦を守備する砲台。
あ、コレあれじゃないですか?
ワンピースに出てくる銃犬ラッシーのモデルになったやつじゃないですか。違ってたらすみません。

象に乗るための御輿。

こんな感じ。

白兵武器コーナー。

やべぇwかっこいいw

これとか刃に紋様入ってる!
匠の一品とかですかね!?

この曲線美w
たまんねーーーっwww

掬(つか)の部分までこだわりの装飾!

こんな武器ゲームでしかみたことないw

銃付きの剣?
これもゲームでしか見たことない!

楽しいw
剣見るの楽しいw

一応断っておきますが別にぼくそんなに好戦的な性格してる訳ではありませんよ。
でも騎士や戦士が実際に携えていた剣を見るとどうしてもワクワクします。

中世の武器ってどうしてこうも厨二心をくすぐるんでしょう。
ゲームの影響ですかね。

本来これらは戦争の道具なわけなので、当時の人からしてみれば恐怖の象徴だったのかもしれないですね。

世界では現在進行形で戦争が行われているわけですし、武器を見てワクワクするなど不謹慎なことなのかもしれません。

一方で武器を見てワクワクできるというのはそれだけ平和を享受できているという証でもあり、そういう意味では、いつか世界中の人たちが武器を見て「うぉーーwかっけーーww」などと純粋に思えるような時代が来るべきなのかなとも思ったり。

結論の着地点が見つからず自分でも今ひとつ何を言いたいのかわからない文章になってしまいましたが、とりあえず、ずらりと並ぶ大量の武器を眺めながら思ったことでした。おしまい。

建物内部の宮殿の部屋。
彩色や金箔が施されており豪華絢爛。
各種儀式などに用いられたようです。

他にも調度品であったり、

時代時代で使われた硬貨の紹介など盛りだくさんの展示内容でした。

博物館見学終了。

その後中庭なども散策。

リス〜ヽ(´∀`ヽ)

城壁から市街を眺める。

ブルーシティーfrom城壁

という感じで大満足のメヘランガール城砦でした。

さて、ジョードプルの観光は以上で終わりですが、あと1日2日ほどゆっくりして心のぷるぷるさに磨きをかけた後、次は砂漠の街ジャイサルメールに移動します。

ブルーシティーと呼ばれるジョードプルに対して、ジャイサルメールはゴールデンシティと呼ばれるようですね。

次回の日記はそんなゴールデンシティ・ジャイサルメールからお届けします。お楽しみに!

今回の投稿は以上です!
最後まで読んでいただきダンニャワードできた!

2022年11月10~13日 インド・ジョードプルにて

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