こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。
今回の出来事です↓
1.砂漠の街ジャイサルメールに到着
2.すごすぎたジャイサルメール(゚Д゚)
3.ウザすぎたジャイサルメール(^ω^)
1. 砂漠の街ジャイサルメールに到着
2022年11月16日のお話
ナマステー( ̄▽ ̄)
5泊したジョードプルからジャイサルメールに移動してきました。
ここまでの移動経路はこんな感じ。
この後デリーに移動する予定です。
ジャイサルメールはインドの西の端、パキスタンとの国境からわずか百キロしか離れていない砂漠地帯に位置するオアシス都市です。
ジャイサルメールの宿「Hotel Tokyo Palace」
日本語を流暢に話すインド人オーナーがやっている宿です。
日本人の奥さんは今は日本に戻っているみたいですね。
日本人宿ではないですが、ジャイサルメールに来るほとんどの日本人がここに泊まる半日本人宿。
ぼくもここで6人くらい日本人に会いました。こんなにたくさん会ったのここが初です。
このお宿、この旅屈指の当たり宿でしたのでご紹介します。
解放感のあるエントランスに、
清潔感あるドミトリー。
一泊350ルピー(約700円)は超良心価格。
屋上はレストラン。(ちと高い)
街中央の城塞が見えて景色グッド。
プールもあるぞ!
ぼくは使いませんけどね。パリピじゃありませんので。
コーヒーやお茶も無料セルフサービス(゚∀゚)!
これは完全に沈没させにきてやがんな。
そしてWiFiも爆速(゚∀゚)!
完全に日本人のツボを押さえてますね。さすがです。
お昼に着いて早々、今日15時からのキャメルサファリ(らくだ砂漠ツアー)に参加しないかと営業かけられましたがブログ書きたかったので本日はパス。
ごめんなさいね。たぶんここで利益出してるんですよね。
夕食は屋上のレストランで。
安定のエッグカリー180ルピー(約360円)
チャパティ1枚20ルピー(約40円)といただきます。
辛くないまろやかな風味がうま~(゚Д゚)
2.すごすぎたジャイサルメール(゚Д゚)
2022年11月17日のお話
ナマステー(゚∀゚)!
ブログの投稿も完了しましたので本日は砂漠の街ジャイサルメールを観光していきたいと思いますよっと。
ちなみにこの時点でブログはエベレストトレッキングのあたりなのですが、あの時の自分マジで楽しそうにしてんな。
はい観光始めます。
砂漠の街ジャイサルメールは、建物の多くが黄色の砂岩で作られており、陽が沈むころ夕陽に照らされた街が黄金色に輝いて見えることからゴールデンシティの愛称で呼ばれるようです。
迷路みたいな複雑な市街の散策おもろーです。
牛さ~ん。
この街には牛が多い気がする。
わ~ん。
ジャイサルメールという街の特徴なんですが、建物1つ1つのレリーフが素晴らしいです。
こちら、何の変哲もない普通のホテルですが、
精細な彫刻が施されています。
ふむ。美しい。
街の中央にある城塞。
後ほど参ります。
城塞をバックに露店を営む男性。
街をてくてく(゚∀゚)
まずやって来ましたは「サリーム・スィン・キ・ハーヴェリー」
ハーヴェリーというのはかつての貴族や富豪の邸宅です。
ジャイサルメールの建物はどれも壁面装飾が美しいですが、貴族たちのハーヴェリーはこれまた一段と作り込みが素晴らしいです。
残念ながら持ち主一族は凋落してしまい、こちらのハーヴェリーの保存状態は良くないようです。
こちらは一般のお宅。
装飾の精巧さが一般住宅のそれじゃない。
かわいい物が売られているお土産屋さん。
40ルピーとかで安いと思った記憶があります。
クォリティは知らん。
続いてやってきた「パトウォン・キ・ハーヴェリー」
5階建ての本館と3つの別館からなる、この街で最も豪華なハーヴェリーとのことですが・・・
いやスゴすぎんだろこれは・・・(゚Д゚)!!
微細かつ複雑。
一切の妥協を残さない精密な作りは製作者の執念すら感じます。
これ全部砂岩を彫刻して作ったのヤバすぎる。
こちらは中に入ることもできるようです。
外国人入場料250ルピー(約500円)
いやぁ~。本当に素晴らしい建築ですね。
これでもかと言うほどに匠の技巧が感じられます。
強い言葉を使うのはあまり好きではないのですが、度肝を抜かれる、とはまさにこのことでしょうか。
ジャイサルメールは現在では人口およそ8万人の小規模な街でしかありませんが、かつては素晴らしい繁栄を謳歌していたことをこのハーヴェリーから見て取れます。
ハーヴェリーの多くは18世紀から19世紀、まだこの街が交易の中継地点として繁栄していた頃、イスラム教徒の職人により作られた建築だそうです。
20世紀中ごろ、インドとパキスタンが分裂するとジャイサルメールは交易地点としての価値を失い衰退。
続く印パ戦争の時代に職人がパキスタンに脱出してしまったため、現在ではハーヴェリーの建築は不可能となってしまったようです。
3.ウザすぎたジャイサルメール(^ω^)
いやぁ~、素晴らしかったです、ハーヴェリー。
いいものを見せてもらいました。
続いて城塞に向かいましょう。
さっきからちょこちょこ出てきてましたね。
どこからでも見られるこの街のランドマークです。
インド人「ハロ~フレンド!トゥクトゥク(*`∀´*)!?」
ぼく「けっこうです。」
インド人「おーぅ!どうしてだいマイフレンド(*`∀´*)!?」
・・・(^ω^)
「トゥクトゥク!?カモン!ベストプライス!ノープロブレム(*`∀´*)!」
「ハウアーユー(*`∀´*)!?」
「チャイナ?コリア?ジャパン (*`∀´*) ?」
・・・・・・(^ω^)
「名前はなんだ(*`∀´*)!?」
「どこから来たんだ(*`∀´*)!?」
「何歳なんだ(*`∀´*)!?」
「結婚はしてるのか!?何!?してない!?どうしてだ(*`∀´*)!?」
「トゥクトゥク(*`∀´*)!?」
・・・・・・・・・(^ω^)
「元気かブラザー(*`∀´*)!?」
「どこから来たんだ (*`∀´*) !?」
「名前はなんだ (*`∀´*) !?」
「トゥクトゥク (*`∀´*) !?」
「名前は何だ (*`∀´*) !?」
「元気か (*`∀´*) !?」
「どこから来たんだ (*`∀´*) !?」
「トゥクトゥク (*`∀´*) !?」
「どこから来たんだ (*`∀´*) !?」
「名前は何だ (*`∀´*) !?」
「トゥクトゥク (*`∀´*) !?」
・・・・・・うぜぇぇぇぇぇぇ(^ω^)
「お~ぅ、なぜ無視するんだいマイフレンド (*`∀´*) ?」
てめぇら全員が同じこと聞いてくるからだよタコ(^ω^)
あとお前は断じて友達じゃないんでそこんとこよろしく(^ω^)
「出会ってくれてありがとうなブラザー!記念にセルフィー撮ろうぜブラザー (*`∀´*) !」
・・・マジでウザすぎて草(^ω^)
ジャイサルメールのインド人マジでウザすぎて草(^ω^)
「元気か (*`∀´*) !?」
「どこから来たんだ (*`∀´*) !?」
「トゥクトゥク (*`∀´*) !?」
「どこから来たんだ (*`∀´*) !?」
「名前は何だ (*`∀´*) !?」
「トゥクトゥク (*`∀´*) !?」
このウザさ、他のインドの都市と比べてもダントツですね。
少なくとも今のところ一番ウザぇぇぇ(^ω^)
砦周辺からうざインド人がいきなり湧き出したかのような書き方しましたが、街中にいる人全員がこんな調子です。
商売人だけでなくその辺の住人もこんな調子で意味もなくウザ絡みしてきます。
なんなら昨日バスから降りた瞬間からこんな感じでウザがらみされてました。
「どこから来た」とか「名前は!?」とか「調子はどうだ!?」とかリアルに数百回以上同じこと聞かれたんじゃないでしょうか。
最初の何人かは相手してたんですがキリがないので途中からフル無視してました。
ただこのウザさ、騙してきたりぼったくってやろうとする悪気は感じないです。
商魂たくましいか、フレンドリーが過ぎてウザくなってる感じですね。
そういうわけでうざいにはうざいですが、なぜでしょうか、不思議と嫌いにはならないんですよねぇ。
あ、ぼったくってくる気がないというのは訂正。
ぼく「これいくら?」
おっちゃん「さんじゅ・・・じゃなくて50ルピーだ!」
ぼく「(隣で同じもの食べてるおっさんに)これ50?」
ぼく「こっちのおっさん30っつってんぞ」
おっちゃん「ガハハ!なら特別に30にしといてやるよ!」
ぼく「どうもありがと(特別にじゃねーよ元から30だろタコ)」
みたいなことがありましたので。
まぁでも、かわいい金額ですしミスって先に正解を口走っちゃうあたりやはり憎めないです。
おやつのプレーンドーサ40ルピー(約80円)
中にマサラ味のポテトが入ってると思ってましたがそれはマサラドーサのことで、こちらのプレーンドーサは皮だけのようです。知らなかったぜ。注文ミスですね。
というわけで、
こちらも追加でいただきます。30ルピー(約60円)
件の50ルピーぼったくり未遂のやつです。
これ名前なんて言うんでしょう?
油で揚げたボール状の生地の中につぶしたポテトが入ってて、
マサラソースをかけて食べる料理です。無難にうまい。
・・・・・・
えぇと、なんの話でしたっけ?
そうそう、砦に入っていくところでしたね。
いらないと言ってるのにしつこい自称ガイドを振り切っていざ砦へ。
あれ?チケット売り場どこだ~?
としばらくキョロキョロしてましたが、
ここチケットいらないみたいですね。
てっきりジョードプルの城塞のように博物館化されていて入場料が必要だと思っていました。
砦の中はお土産屋、レストラン、ホテルなどが所狭しとひしめいています。
なんなら普通の民家すらありますし。
ジョードプルの城塞がいまだにマハラジャ所有であるのと対照に、ここジャイサルメールの砦は早くに放棄されて市街の一部、ないしは観光客向けのバザールと化しているようですね。
おしゃんてぃーぬな撮影スポットも。
中には名もなきハーヴェリーも。
通りかかった住人に指さされなければ見逃してしまうところでした。
外観の一部は綺麗に残っていますが内部は崩れており、すでに放棄されて久しいようです。
しかしなかなかに楽しいものですな(゚∀゚)!
砦としての迫力はジョードプルのメヘランガール城塞に軍配が上がりますが、ジャイサルメールのは市街に溶け込んだ元砦ということでまた違った魅力があります。
まぁ相変わらず・・・
「コニチワ!日本人ですか!?」
「ハワイユー!ミルだけ!?」
「どこから来たんだ!?」
「チャイナ?コリア?」
「名前は!?」
「インド初めて!?」
・・・インド人がウザすぎるけどな(^ω^)
インド人「ジャパーーーン!!!マイフレーーーンドwww」
てかさっきよりうぜぇ(^ω^)
商売っ気入ってることもあって一段とうぜぇ(^ω^)
とりあえずいきなり肩組んでくるのやめろ(^ω^)
ぬるっとした手で腕掴んでくんのやめろ(^ω^)
許可なくいきなりハグしてくんのやめろ(^ω^)
インド人「ジャパーーーン!!!グッドカントリーーーwww」
・・・だ、だめだ(´Д`)
もう疲れた・・・(´Д`)
これ以上はこっちの気力が持たない・・・(´Д`)
と、とりあえずインド人が一匹もいないところへ避難しなきゃ・・・(´Д`)
やかましいインド人から逃げるように城壁にやって来ました。
城壁からはゴールデンシティ・ジャイサルメールが一望できます。
高い建物がないので見渡す限り砂岩の建物。
そこまで高い砦ではないので、下に人が歩いてる様子もギリギリ見えますね。
あ、あそこさっき騙されかけた所だ、みたいな。
・・・というわけで、
ここまでの恨みつらみを今ここに晴らさせていただきましょう。
かの愛すべき大佐の名言をお借りして。
・・・・・・
ハッハ!見ろ!
インド人がゴミのようだ(*▀∀▀*)wwwww
・・・・・・
宿に戻ってきました。
大変に疲れました。(楽しかったですよ)
ジャイサルメール、おそらくインドでトップクラスに人がウザイ街ですね。
いちおうこの街の名誉のために申し上げておきますと、ウザくない普通の人もたくさんいますよ?
ミシンで黙々と布を修理するイケオジに、
人懐っこい少年。
女優の新木優子さん似の美少女。
撮っていい?とカメラ向けたら恥ずかしそうにはにかんでめちゃんこかわいかったです。
食堂で食べてたらいきなり前に座ってきた青年たち。
写真撮って!と言ってきたので撮ったら満足して去っていきました。
え?マジで撮ってほしかっただけなの?
パトウォン・キ・ハーヴェリーの近くにて、観光客に手品を披露してお金を稼ぐ少年(10)。
10ルピー払ったら5分くらいコインマジックを披露してくれました。
学校行ってるんですかね?まだ小さいのに自分でできることでお金を稼いでいるのは立派だと思いました。
同じくパトウォン・キ・ハーヴェリーの近くにいた靴修理の少年。
年齢聞いたら15歳といっていました。
観光客に靴の修理を持ちかけるていたのですが断られる回数の方が多いはずで強いメンタルがいりそうです。
黙々と修理をする姿にプロフェッショナルを感じました。
にしきよさんの靴がよみがえりました。
30分くらい黙々と修理してもらい修理費は200ルピー(約400円)。
最初350ルピー請求されましたが「う~ん、じゃあ200で!」と言ったら200で落ち着きました。相場は100ルピーくらいだったのかな?
もともと4,000円くらいの靴なのでそこに修理費400円というのはどうかと思いましたがまぁいいです。いいもの見せてもらった気分ですので。
といった感じで決してウザい人ばかりではありません。
観光以外にまともな産業がないからか、商売人は引きが強いですし、一般人でさえフレンドリーが過ぎてむしろウザいですが、なぜか嫌いにはなれないジャイサルメールの人たち。
インドに来ることがありましたらぜひジャイサルメールも訪れることをおすすめしたいですね。
ウザいのに嫌いになれない不思議な体験が待っていると思いますよ。
以上、砂漠の街ジャイサルメールからお届けしました。
実際にはこの後の日程で、近くのクーリー村という場所を訪れてキャメルサファリ(らくだの砂漠ツアー)に参加したのですが、
実はこの後のデリーでわたくしスマホをすられましてね・・・
写真をバックアップする前でしたのでキャメルサファリの写真がごっそりなくなっちゃったんですよね・・・
というわけで、大変無念ですがキャメルサファリの日記はカットさせていただきます。さーせん。
ちなみにキャメルサファリ、こんな感じでした(Twitterにあげてたので1枚だけ生き残ってた)。
らくだに乗って砂漠(というか荒野)に向かい、ご飯を食べて、砂の上にひいた布団で寝る。
あまり期待はしてなかったのですが、星空が素晴らしかったです。
らくだの乗り心地はぶっちゃけ良くなくてお尻と腿が筋肉痛。
砂漠はどちらかというと荒野で、夕陽もそこまですごいものではない。
しかしそれらすべてを覆すほどに星空が素晴らしかったです。
寝転がりながら目を開けると視界の隅から隅まで星で満たされているというのはなかなかできない経験でした。
生まれて初めて流れ星というのも見れましたし。
そんなキャメルサファリは1泊2日で800ルピー(約1,600円)※とお値打ち価格で大変満足でした。
ジャイサルメールに来るならぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
夜はけっこう寒いので防寒着持っていってくださいね。
(※ジャイサルメールからのツアーだと2,000ルピーくらいするので、一度クーリー村まで自力で行き、アルジュンゲストハウスという場所でツアーに申し込むと安く行ける。)
といったところで今回の投稿を終えていきます。
次回の日記はデリーに向け16時間の電車移動をするところから始めます。
今回の投稿は以上です!
最後まで読んでいただきダンニャワードでした!
2022年11月16~17日 インド・ジャイサルメールにて
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