#139 ドキドキ!カッパドキア! トルコ(3)

トルコ

こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1.ドキドキ!カッパドキア!
2.キリスト教徒の隠れ住んだ地下都市
3.物価の高いカッパドキアで〇〇を食べる

1.ドキドキ!カッパドキア!

2023年2月5日のお話

メルハバ〜!
おはようございます!

カッパドキアに到着しています。
カッパドキアというのはこの周囲一帯を指す地域名みたいなものですので、正確にはその観光の拠点となる「ギョレメ」という町に来ています。

ギョレメの宿「Hostel Terra Vista」

ドミトリー一泊270リラ(約1,890円)

洗濯洗濯〜٩( ‘ω’ )و ♪
気温相当低いですけどちゃんと乾くかしら。

なお、洗ってる途中で洗濯禁止の貼り紙が目に入りました。仕方ないので見なかったことにしました。

宿の屋上からの景色です。
カッパドキアの奇岩の一部が見えてますね。

宿は朝食付き。
ビュッフェ形式ではないですが十分なボリューム。

朝食をいただいた部屋は岩を削り出して作った部屋でした。

さっそく観光に繰り出します。

いやーしかし晴れて良かった!

↑これ、昨日ギョレメに到着した時の写真です。
せっかく世界的な観光地のカッパドキアに来たってのに、曇りまくってて今ひとつワクワクしなかったんですよね。

ツイッターで「今ひとつワクワクしねぇ…」とこぼしてしまってのですが、

すまん、カッパドキア。
普通にワクワクするわw

やっぱ天気って重要なんでだなぁ~と思いました。

カッパドキアの観光について少々。

カッパドキアは非常に広大で見どころも広い範囲に点在しているためツアーに参加するのが一般的なようです。

人気の見どころを巡る「レッドツアー」「グリーンツアー」が人気ツートップで毎日開催。
マイナーながら人とは違った場所を訪れることができる「ブルーツアー」というのもあるみたいです。
どのツアーも30ユーロ(約4,300円)でホテルまでの送迎、昼食なども付いてるようですね。

社交性が残念なにしきよさんはツアーには参加せず徒歩で参ります。自分のペースで回れるしお金もかからないしで一石二鳥です。みんなでワイワイ楽しくとかマジ御免です。

とか言いつつ本日一緒に観光することになったお方。

腰まで届くさらさらな髪がきれいな





男です





ブラジル出身。日本への旅行を切望しており、

「東京と京都以外ではどこがオススメなんだ!?」
「訪れるならどのシーズンが一番いいんだ!?」
「牛丼は何屋が一番うまいんだ!?」

と熱心に質問をしてくれました。
中でもこだわりが強い様子だったのが、

「忍者と侍はどこに行ったら会えるんだ!?さすがに東京じゃ会えないよな!?」

と言っていましたので

「たぶん東京じゃ難しいと思うぞ」

と答えておきました。

カッパドキアの大地。
地図によると奥に見えるテーブル状の山はレッドバレーですかね。(違ってたらすみません)

すごい。冒険感がすごい。



わかりにくい道が多く何度も来た道戻るハメになったりしますがそれもまたオモローです。

棘のある植物。
ブラジルニキが通った後に枝が鞭のようにしなって飛んでくるの怖ぇ。。。

いい景色。
でもこれたぶん、上からより下からの方が写真映えする景色見れそうですね。
でもどうやって下に行くんだ?

Maps.meを頼りに進んでいるのですが時々というかかなりの頻度でとんでもない道を案内されます。

これ、伝わりますかね?
高低差って写真じゃ伝わりにくいですよね。

下からだとわかりやすい。

ブラジルニキ、若く見えますがこれでも42歳。
ぼくは比較的ほいほい降りれる道でもずいぶん苦戦してる様子でした。

無事下に降りてきました。

下から眺めるカッパドキア。
この奇岩群が有名ですね。

何に見えます?
ぼくはキノコに見えたんですが何に見えます??

ねぇねぇそこのおねぇさんw(^ω^)??

怒られそうなのでこの辺にしときます。

しかしまぁよくこんな珍奇な岩が自然にできましたよね。

岩を掘って住むこともできるんだすかね。
触っただけでポロポロ崩れるような岩質なのでいつ崩れるともわからず怖いですが。

ブラジルニキ「写真頼む!」
ぼく「はいはい」
ニキ「サンキュー!おまえはいいのか!?」
ぼく「あ、別にいいっす・・・(^ω^)」

普段から別に自分の写真を撮りたいとは思わないのですからね。
てかこの背景バックに自撮りしてうれしいのかニキよ。

にしてもブラジルニキのはしゃぎっぷりがすごいです。
他にもたくさん観光客がいるのに「〇〇〇がいっぱいだぜぇwww」とのたまうので全力で無関係を装いました。

奇岩群終了。

ちなみにこの奇岩群がある谷の名前は
「Love Valley(ラブバレー)」
誰が名前付けたんですかねぇ(^ω^)

今回はこのラブバレーのみですが、他にも

「レッドバレー」
「ホワイトバレー」
「ローズバレー」
「ピジョンバレー」

などがあるようです。
いくつもの見所を効率よく回りたい場合はツアーに参加するのがよさそうです。

・・・・・・

当初は別のポイントにも行こうと計画していましたが、思いのほか時間がかかったので飛ばすことにしました。

ギョレメに戻ってます。

途中の観光エージェントでバギーを見つけました。
1時間40ユーロ(約5,700円)とかだったのでスルーしましたが。
ところどころで欧米人のパリピ集団が奇声あげながらかっ飛ばしてるのを目にしました。

途中のファストフード店でお昼。

にゃーん。

チキンサンドイッチ60リラ(約420円)

2.キリスト教徒の隠れ住んだ地下都市

いったんギョレメに戻り、次の目的地「カイマクル地下都市」へ向かいます。

少し遠いのでバスを使います。

ギョレメ➔ネブシェヒル(カッパドキア地域で最も大きい街)➔カイマクルとバスを乗り継いでやってきました。
バスはけっこう頻発してます。

「カイマクル地下都市」にやってきました。
カイマクルでバスを降りて徒歩5分くらいです。

入場料100リラ(約700円)。

内部は最低限のライトだけで照らされたかなり暗い空間。

狭い通路。
ブラジルニキが頭を強打して悶絶してました(^ω^)

順路を追っていかないと迷子になりそうです。

これを全部手作業で掘ったとは信じがたいですね。

住居跡の他に、ワイナリー、学校、教会などなど。
まさに「都市」と呼ぶに相応しい規模です。

深さは地下8階から10階に達し、一番多い時期では合わせて約2万人、常時でも約4千~8千人もの人々が隠れ住んでいたのだとか。

始まりは4世紀、この地がまだキリスト教を国教としていない頃のローマ帝国の支配下になった時代に、この地のキリスト教徒がローマ帝国のキリスト教徒迫害から逃れるために地下に街を作ったのが始まりだそうです。
その後は8世紀にイスラム教徒の迫害から逃れたキリスト教徒が住んでいたとか。

陽の光の届かない地下にここまで大きな都市を築くとは、改めて人間の持つ信仰の強さを感じます。

その後のキリスト教徒の住民はどうなったんでしょうね。
イスラム教徒に見つかり連れ出されてしまったのでしょうか。

少なくとも、その後地下都市は放棄され、1963年に近隣住民によって再発見されるまで忘れ去られていたようです。

カイマクル地下都市見学終了。

来た道と同じように
カイマクル➔ネブシェヒル➔ギョレメとバスを乗り継いで宿まで戻りました。

3.物価の高いカッパドキアで〇〇を食べる

ブラジルニキは次の街に行くということでここでお別れです。
「絶対忍者に会いに行くぜ!」とのことで健闘をお祈りします。

さて、夕飯ですがどうしましょうかね。

というのも、ここギョレメはゴリゴリの観光の街ということで物価が鬼高いのですよ。

例えば、

↑昨日の夜食べたチキンシュニッツェル(トルコ料理ではなくてドイツ料理ですね)。
これで150リラ(約1,050円)です。
(余談ですが、このポテトが人生で一番と言っていいレベルでおいしかった)

ヴァンでは1食50リラくらいで食べれていたので3倍ですよ。
できればローカル食堂で食べたいのですがギョレメには一軒もありません。

さてさて、とは言え何も食べないわけにはいきませんからね。
観光地なので高いのは仕方ないです。ここは覚悟を決めて散財といきましょう。

さて、そんじゃ何食べようかな~(゚∀゚ ) ≡( ゚∀゚)キョロキョロ

ん(゚∀゚)??

こんなところにブッダ先生が。
なぜに??ここはトルコ。ゴリゴリのイスラム教国ですよ?

「QUICK CHINA」
どうやら中華料理屋さんみたいですね。

あ、日本料理も、なんならタイ料理もあるんですね。

・・・高そう(゚∀゚)

・・・めっちゃ高そう(゚∀゚)

ダメ!にしきよさん!今すぐ逃げて(´Д`)!

ここはあなたのような人が来るところではないわ(´Д`)!

これは罠よ(´Д`)!

・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・

ラーメン!

お寿司!

いただきまーす(^ω^)





うまぁ━━━━(゚∀゚)━━━━い!





と思ったけど、ん?
ちょっと違うぞ(゚∀゚)

なんか麺がタイの麺っぽい。
あとスープにレモングラス入ってない?ちょっと酸味がありますよ。

小松菜みたいな一般的ではない具材が入ってたりしますし、全体的にタイのバミーに似てます。そういやここタイ料理も扱ってましたね。

ぼくタイ料理好きなのでこれはこれでありですが、日本のラーメンを期待して頼んだ場合はちょっと物足りないかもしれないですね。

こちらのお寿司は日本で食べるのと同じ味、文句なしでおいしかったです。

お会計は・・・

330リラ (゚∀。)!!(約2,300円)

一食の値段としては激高でしたが久々の日本食。
おいしくいただきました。おなかも心もいっぱいです。

・・・・・・

さてさて、カッパドキアといえばやっぱりこれですよね。気球。

ギョレメに滞在中にいくつかの旅行代理店を訪ね密かに情報を収集しておりました。
シーズンや天気予報によっても値段が変わり、120ユーロ(約1.7万円)が相場らしいですね。

ちょっとお高いですが、せっかくはるばるカッパドキアに来たのですからやはりここは奮発して体験しておきたいんですよね。

雪が降ったり風が強いとすぐに中止になってしまうみたいで、ここ数日も飛んでないみたいです。

どうしましょうかねぇ。
参加できるまでしばらくカッパドキアに滞在しましょうかねぇ。

明日の朝の天気を見てまた考えることにしましょう。
おやすみなさ~い。

今回の投稿は以上です!
最後まで読んでいただきデシュキュルエデリム(トルコ語でありがとう)でした!

(明日の未明、とんでもないことが起こることを、この時はまだ知らない・・・)

2023年2月5日 トルコ・カッパドキアにて

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