#124 首都イスラマバードを駆け足観光 パキスタン(3)

パキスタン

こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1.首都イスラマバードへ
2.首都イスラマバードを駆け足観光
3.意外と楽しめた新市街


1.首都イスラマバードへ

2023年1月8日のお話

アッサラームアレイクム!
おはようございまーす!

ラホールを出て北上、首都のイスラマバードに向かいます。

本日もがっすガスなり。

宿からバスターミナルまではけっこう距離があったのでトゥクトゥクを使いました。
値段交渉の結果、250ルピー(約150円)。
1kmくらい歩いてメトロ使っても良かったのですが、メトロ降りてからも歩かないといけなかったりでめんどうなので150円で手を打てたのはありがたいです。

15分ほど走ってバス停。

チケット購入。
250kmほど距離があるイスラマバードまで1,500ルピー(約900円)なのでかなり安いですね。
ところでよく見ると出発時刻が8:30になってます。チケット買った時点が9時なので遅れてるバスの席を売られたみたいですね。全然かまいませんが何の説明もなしは若干不安になりました。

こちらがバス。大変快適そうです。

まだ出発しないとのことでバス会社のオフィスで待たせてもらいました。
チャイをくれたりWiFi使わせてくれたりと親切にしてくれました。ありがとうございます。

11時になってようやく出発。

ジュースのサービスもあり。
パキスタンのバスがここまでサービス良いとは驚きです。

途中休憩所。

都市から離れると空気がだいぶ良くなりました。

午後4時半、首都イスラマバードのバス停に到着です。

が、

予約してた宿からかなり遠くに降ろされちゃいました。
ラホールもそうでしたがイスラマバードもかなり大きい都市で、長距離バスのターミナルも無数にあるのでどこに降ろされるかわからないんですよね。毎回、この辺に着くだろうと当たりを付けているのですが今回はみごとに外れちゃいました。

しかしそこはパキスタン。
バス会社の人が全力で助けてくれて目的の地区行きのバスに乗せてくれました。

パキスタンは情報が少なく旅しにくい国と思われることが多いですが、返りも求めることなく全力で助けてくれる優しい人が多いのでむしろ旅しやすい国なのではないかと思います。

少なくとも魑魅魍魎蠢くインドよりははるかに旅初心者に向いていると個人的には思います。

宿を予約していたファイザバッド(Faiz Abad)地区にやって来ました。
もう夜になってます。

ラホールと同じくイスラマバードにもメトロバスが通っているようですね。

予約していたホテルに到着です。
個室がなんと1,000ルピー(約600円)と激安だったので選びました。

・・・が、外国人は宿泊不可ということでキャンセルされました。
外国人不可なら予約段階でそのようにしてもらいたいものです。

近くには宿が多く集まっているのでいくつか聞いてみましょう。

インターナショナルを名乗るホテルがありました。
さすがにここなら大丈夫でしょう。

インターナショナルホテル「外国人は不可なんだすまんな」
ぼく「そうですか」

であれば即刻看板からインターナショナルの文字を取った方がよろしいのではないでしょうか。
しかし、ここのオーナーが外国人も泊まれる宿もやってるということで紹介してもらいました。

こちらがそのホテル「Hotel Al Hateem Palace」

個室1泊2,000ルピー(約1,200円)
予約してたパキスタン人専用宿の倍の金額ですがまぁいいでしょう。
久しぶりにWiFiが部屋まで届くそこそこ快適な宿でした。

串焼きを焼いてるのはベジタリアンの国インドでは見ない光景なので新鮮です。
炭火焼の香りが香ばしい。

夕飯は近くの食堂で。
外国人が珍しいのかやたらじろじろ見られてます。

メニューが全部ウルドゥー語で読めねぇ・・・
とりあえずエッグパラウがあるとのことで注文。

エッグパラウを頼んだのにチキンパラウが来ました。
チキンパラウ250ルピー(約150円)、右の肉はさきほどの屋台で買った炭火焼肉220ルピー(約130円)

蛍光色の謎ドリンクも注文。
60ルピー(約36円)

なお蛍光色なのは容器だけで中身はわりと常識的な色でした。
パンチの弱いエナジードリンクみたいな。

2.首都イスラマバードを駆け足観光

2023年1月9日のお話

おはようございます。
次の日です。

朝ごはーん。
ホテルに「朝ごはんある?」と聞いたところ「有料だけど作るよ?」とのことでお願いしました。240ルピー(約140円)

本日の予定は、
①イスラマバードを1日観光
②その後夜行バスでギルギットという街にさらに北上
とややいそがしめ。

というわけで本日はタクります。
そのへんのバイタク捕まえて観光地2ヵ所で1,000ルピー(約600円)

まずやって来ましたはここ。「パキスタンモニュメント」

入場料250ルピー(約150円)

国を代表するモニュメントのはずですが、すぐ隣にB級遊園地みたいなのあって不安になります。

パキスタンモニュメント。

花びら状の4つの大きい柱(?)は、パキスタンに住む4つの主要な民族を表しており、パ同国の融和を象徴しているらしいです。

家族連れも多いですね。

モニュメントは小高い丘の上に作られています。
裏側にはイスラマバードの新市街が。霞んでますが高いビルもけっこうありますね。

四角形にきれいに区画分けされているのが新市街。
イスラマバードは昔ながらの街並みが残る旧市街と、計画的に整備された新市街からなっています。
新市街にも後ほど行ってみようかと思います。

博物館もありましたが閉まっていました。
別にいいやと思いました。

次にやって来たのは「ファイサルマスジッドモスク」

イスラム教のモスクですが白一色に統一されておりかなりモダンな印象を受けます。

靴は脱いで入ります。
預かり料50ルピー(約30円)

女性はしっかりとした格好の必要があるそうです。

きれい、かつかっこいいですね。
イスラムのモスクと言われなければ新興宗教の集会所と勘違いしてしまいそうです。

時間の関係で中にははいれず。

ガラス越しに中を撮影しました。

周りには噴水があるようですが使われていませんでした。

ライトアップの機材がありますので夜になればまた違った顔が見られるのかもしれません。

帰りに立ち寄ったガソリンスタンド。

計算したらリッター250ルピーで日本円だと150円くらいなので日本とあまりかわらないですね。
パキスタン人の収入は日本の20分の1とかですから、パキスタン人にとってガソリンは非常に貴重なものだということが推測できます。

以上、イスラマバード駆け足観光でした。

一度宿に戻ってきました。

宿近くにある長距離バスターミナルで今晩の夜行バスのチケットを購入。

もともとギルギットという街に寄ってからフンザという場所に向かう予定だったのですが、
料金表を見るとフンザ行きの表示がありましたので、中継地のギルギットへは行かずに直接フンザ行きのバスチケットを買いました。

なおバス代は4,000ルピー(約2,400円)
宿代2泊分とかなり高く感じますが、1日かかる上に高度をグイグイ上げていくので適切な金額なのでしょう。

3.意外と楽しめた新市街

夜行バスまで時間がありますので新市街の方にも行ってみます。

新市街てくてく。
宿がある旧市街と違って整然と整備された印象を受けます。

なんかアメリカの住宅街みたいですね。
たぶんビジネスで成功した人とか国家公務員が住んでいるのだと思います。

走ってる車もかなりいい車種を見かけます。

これ新型ヴェゼルでは?すげぇ。

一方で何年代!?というくらい古い車も現役で走っています。
おっちゃんが口笛吹きながら大切そうに洗車しててほっこりしました。

商業エリア。
なんというか、ちゃんとしてますね。

ピザハットやKFCがあったり、

MINISOまであるじゃないですか(゚∀゚)!

これはちょっと意外ですね。
パキスタンってもっと発展から取り残されてるイメージがあったのですが、少なくとも首都イスラマバードの新市街に関してはかなり整備されてます。

てか楽しい(゚∀゚)!
イメージと違ってた時の新発見感楽しい(゚∀゚)!

200ルピー均一があったので入ってみました。
200ルピーって120円なので日本負けてんじゃん!

今更ですが、旅人の準必携アイテムである電熱コイルを購入しました。
これでお湯の出ない宿でもバケツに水ためて熱湯つくれますやったぜ!

物価調査もかねてスーパーマーケットに潜入。

食料品はもちろん、

歯磨き粉、シャンプーなどの日用品や、

調理器具や食器など、

おもちゃも置かれてることから生活の余裕が感じられますね。

化粧品売り場も。
パキスタンでは女性はまだまだ自由ではありませんが新市街では働く女性も多く見られました。

マンゴージュース1Lが150ルピー(約90円)!
買います(゚∀゚)!(ついでに隣のリンゴジュースも買いました。)

袋麺100ルピー(約60円)、

カップ麺も200ルピー(約120円)
インドネシア製が多いみたいですね。

賞味期限切れ間近の商品が少し安く売られていました。
そういうのいいですね。

まさかのキッコーマン(゚∀。)!!

楽しい(゚∀゚)!
スーパーマーケット楽しい(゚∀゚)!

わりと多くの旅人が言っていることなのですが、スーパーマーケットはその国の生活感を感じられるので好きです。だいたいの物価を知れることもありぼくもよく訪れています。

ただ少々ややこしい点が。
棚に値札が表示されてるのではなく、値段は商品1つ1つにプリントされています。
なので商品ごとに値段が表示されている場所が違い探すのが大変でした。

と思っていたらこんなのを発見。
客は店内にあるバーコード読み取り機で各自値段を調べるみたいです。
それ知らずにいちいち店員さんに値段聞いていました。

戦利品。
これだけ買って1,465ルピー(約880円)でした。
しかもクレジットカードにも対応していて驚きました。

スーパーがあまりに楽しかったことに気を良くしたので夕食は奮発しちゃいます。
KFCでもよかったのですがせっかくなのでパキスタン発のブランドで食べたいですね。

ということでここにしましょう。
他の国で見たことないですしたぶんパキスタンのブランドでしょう。

中の様子。

客層は余裕がありそうなハイクラスの人しかいません。
女性の中にはヒジャブかぶらず洋服着た人もいました。

バーガーを2つ注文。
まずは高い方(左)から。

めっちゃジューシ━━━━(゚∀゚)━━━━っ!!
揚げられたチキンの外はパリッパリ、中は熱々ジューシーです。
おいしいですよ!おいしいですよこれは!
日本で食べるのと遜色ない味です。

もう片方の安い方。
こっちもチキンですがさっきのとは違い、ひき肉にしてコロッケみたいに成型したものです。おいしいですが1つ目のと比べるとインパクトはいまいち。

おいしかったです。満足でございました。
お値段は2つ合わせて730ルピー(約440円)。一つ一つの金額は覚えていないのですが、確か450ルピーと280ルピーだったような気がします。

新市街終了。
思いのほか楽しかったです。

今回歩いたのは新市街のここの部分だけですが、他にももっと発展したところとかあるかもしれないですね。

・・・・・・

さて!それでは夜行バスに乗ってさらに北上!
丸1日かかる大移動の開始です!

今回の投稿は以上です!
次回はパキスタン北部の山岳地帯、風の谷の桃源郷と呼ばれるフンザからお送りします!
最後まで読んでいただきシュクリアでした!

2023年1月8~9日 パキスタン・イスラマバードにて

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