#140 トルコ大地震の現場から トルコ(4)

トルコ

こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1.トルコ大地震の現場から
2.首都アンカラへ
3.アンカラ観光いろいろ


1.トルコ大地震の現場から

2023年2月6日のお話

みなさんご存じかと思いますが、2023年2月6日の現地時間未明、トルコ南部のカズィアンテプ県を震源地としたM7.8の大地震がありました。(図は朝日新聞デジタルより拝借)

その時たまたま現地(といっても震源地からは数百km離れた場所ですが)にいましたので、地震当時の状況を旅行者目線で残しておきたいと思います。

ぼくが揺れを感じたのは就寝中のこと。震度3~4(体感)くらいの揺れを感じて飛び起きました。スマホを見ると時刻はAM 4:20(日本とは6時間の時差があるので日本時間はAM 10:20)。外は雪が降る氷点下で、もし外に放り出されることになると1時間と持たないと思い大急ぎで防寒着を着込みました。

揺れは30秒ほど続きました。おさまった後にスマホで地震情報を確認しましたが特にそれらしき情報は確認できず「もしかして気のせいか?寝ぼけてたのか?」と思い再び布団に入りました。

朝7時頃(日本時間13時)に起きてスマホを確認すると大量のメッセージが。その時点で察しは着きましたがやはり未明の揺れは気のせいではなかったことがわかりました。

幸いにも、その時滞在しているカッパドキアは震源地とされるカズィアンテプから直線距離で300km程離れており、見える範囲で被害はありませんでした。

このブログを書いている2023年3月4日現在、地震による死者は5万人を超える規模となっています。
地震当時に現地にいたものとして何かするべきなのではないかと義情のようなものを感じましたが、単なる旅行者である自分にできる唯一のことはトルコを旅行してお金を落とすことだと考え旅行を続けることにしました。

多くの人が亡くなった大地震が起こった直後にも関わらず何もなかったかのように旅行してる様に違和感を感じられるかもしれませんが、ぼく自身それなりに葛藤を持ちながら旅行をしていたことはご理解いただければと思います。

・・・・・・

2.首都アンカラへ

いつも通りの朝食。
宿のスタッフがテレビを食い入るように見ていたのを覚えています。

宿から一歩出るとまさかの雪が積もっていました。

どうやらここから3日くらいは雪が続くみたいです。
となると、その間ずっと気球は飛ばなさそうですねぇ・・・

今日の天気によっては気球ツアーのためにカッパドキア滞在を延長するプランもあったのですが・・・ここは思い切って捨てることにしました。

せっかくカッパドキアに来たってのに、気球に乗ることはおろか見ることすらありませんでしたね。シーズンがわるかった、どんまいぼく。

というわけで、次の街に向かうバスのチケットを買ってきました。
バス停までは宿から徒歩5分くらい。

途中、雪ですべって盛大に尻餅ついたところを欧米人カップルに目撃されました。

泥が混じったシャーベット状の雪が靴の中に染み込んできます。
足の臭さが加速するのでやめてもらいたいです。

次に向かうのはトルコの首都のアンカラ。

アンカラに向かうバス内。

みんなモニターで地震の中継を食い入るように見ています。
中には親族や友人が被災地に住んでる人もいるかもしれません。

・・・・・・

バスで4時間ほど、

首都アンカラに到着しました。

めちゃめちゃデカいバスターミナルですね。

ターミナルの模型。
3段構造になってることがわかります。

アンカラ、思ってたよりデカいですね。
トルコの首都はイスタンブールと勘違いされることが多いように、イスタンブールほど存在感のないアンカラですが、実際には都市圏人口500万人とかなりの大都市だったようです。

ターミナル内の食堂で夕ご飯。

ドネルチキン55リラ(約390円)
物価激高のカッパドキアから来たので久々のローカルプライス。

テレビでは地震のニュースが繰り返し放送されており、人々もやはり気になって見ていました。
この頃になると被害状況が徐々に判明しだし、これは思っていた以上にやばい地震だったみたいだぞと理解し始めました。

地下鉄に乗って宿へ。

運賃1回11リラ(約77円)

一生懸命画面にタッチしていたのですが挿し込み式でした。

地下鉄「Kolej」駅周辺。
そこそこ立派なホテルも構える都会です。

アンカラの宿「Deeps Hostel」
ドミトリー1泊200リラ(約1,400円)

随所に巨大な世界地図が描かれた個人的ドストライクのホステルです。(地図好き)

アンカラ、思ってたより大きな街ですが見所自体は比較的コンパクトにまとまっています。
明日はそんなアンカラを一気に観光していきます。

3.アンカラ観光いろいろ

2023年2月7日のお話

メルハバー。
おはようございます。

アンカラ、観光していきます。

昨日も言いましたが思ってた以上に大きい都市ですよね。

とりあえず朝ごは~ん。
チキンケバブロール75リラ(約525円)

ケチャップかと思ったらおしぼりでした。

うまうま。

ていうか75リラ高くない!?
もしかしたらぼられたか(^^;)?
後からアンカラの店をいくつか覗きましたが35リラかせいぜい50リラが相場っぽいですね。カッパドキアから来たばっかだから安いと思っちまったぞ。

チャイくれたから許しましょう。

引き続きアンカラの街ぶらぶら。

モスク発見。
キリスト教会と一見見分けがつかないトルコ独特のモスク好きです。

「アナトリア文明博物館」にやってきました。
アナトリアというのは現在のトルコの大部分を指す昔の言葉です。
この地で暮らした人類の歴史が学べる博物館とのことです。

入場料75リラ(約525円)

まさかの日本語解説あり。

せっかくなので借りてみました。
45リラ(約315円)

入っていきましょう。

旧石器時代から、

ローマ時代にいたるまでの出土物が時代ごとに展示されていました。

写真はいっぱい撮ったのですが冗長になりそうなので端折ります。
撮った写真だけ乱れ撃ちにて。

などなど。

面白そうなものも多かったのですが、いかんせん予備知識がなさすぎてほとんどの所で???って感じでした。

「かつてフィルギア人が~」とか説明されても
「まてまてまてぃ、そもそもフィルギア人とは何者ぞ??」
みたいな。

ただわかったこととして、アナトリアって思ってた以上に歴史がありそして複雑だということは理解できました。

鉄を世界で初めて用いたヒッタイト、その後のフリギア、ペルシャ、古代ギリシア、ローマなどなど、実に18におよぶ文明の興亡の舞台となったらしいです。

学校で習う世界史ってヨーロッパの歴史に重点が置かれていて、他の地域についてはスカスカになりがちですよね。それは現代がヨーロッパ(+アメリカ)を中心に回っているからです。でもずっと昔からそうだったわけではなく、紀元前後や少なくとも中世頃までは世界の先進地は文明の交差点たるここアナトリアであったようです。

今後トルコなど中東の国々が国際的に力を増してくると、この辺りの歴史を学校でも詳しく教えていくことになるのかもしれませんね。

今回は予備知識ないないの状態だったので正直???なことだらけでしたが、世界には知らなかっただけで面白そうなことがまだまだたくさんあると知れたのは良かったと思いました。

続いてやってきましたのは「独立戦争博物館」

現在のトルコ共和国の前身であるオスマン帝国は、第一次世界大戦に敗戦した結果滅亡します。その後入ってきていいようにしていたイギリス・フランスなどの連合国をケマル率いる反乱軍が追い出したことで現在のトルコ共和国が始まります。

その独立戦争の際に作戦会議が行われ指揮が取られていた場所がここです。

入ってすぐに見られるこの肖像画は「ムスタファ・ケマル・アタテュルク」
トルコ建国の父で初代大統領。

ケマルが連合国相手に奮戦したことで現在のトルコがあるわけです。もし彼がいなければ現在のトルコはイスタンブールだけの都市国家か、最悪完全に消滅していたことだろうと思います。

作戦の指揮を取る様子、でしょうかね。

10分もあれば見れる小さな規模ですが、ここがなければ現在のトルコはなかったと思うと意義深い場所です。
入場料も30リラ(約210円)と安いのでアンカラに来られた場合は是非。

次の場所に移動します。

ちなみに本日の観光ルートこんな感じ↑
アンカラは大きい街ですが見所自体はそれほど多くなく比較的離れていないので徒歩で回ってます。
ただし坂も多いので徒歩で回るとそれなりに疲れる距離です

スタジアムが建設中でした。

完成予想図。

かっこE。

そういえば街歩き中にティッシュを配るお姉さんがおりまして
「ティッシュいかが(^^)?」と言われたので
「ほしいです!ありがとう(^^)!」ともらったのですが、

お姉さん「ちょっと!お金は(´Д`)!?」
ぼく  「えっ(゜Д゜)!?」
お姉さん「えっ(゜Д゜)!?」

みたいなことがありました。
ティッシュ無料で配るのって世界共通じゃないんですね。知りませんでした。

アンカラの鉄道駅。
デカいです。

そういえばインド以来、バス移動ばっかりで鉄道に乗ってませんでしたね。
宿で聞いてみたところほぼ同じ値段とのことなので次は鉄道で移動してみましょうかね。

と思って明日のチケット予約しようと思ったのですができませんでした。
トルコの電話番号ないと予約できないんですね。残念。

ところでこのチケット売り場に来るために、観光案内所で場所を訪ねたのですが、その時の係員のおばちゃんが神経質な方でした。

「マスクをしなさい!」
「あ、ごめんごめん。すぐに着けるね。」
「ここじゃなくて外に出てから着けなさい!」

で、マスクをした後に改めて室内に入り、チケット売り場の場所を尋ねたのですが、

「ここじゃなくて向こうのビル!」

と一蹴されました。
「となりのビルね。ありがとう。」
と部屋を出た瞬間、これ見よがしに消臭スプレーを部屋中に散布され唖然としました。

・・・アジア人差別ですかね。
別に今更アジア人差別に驚きはしませんが、比較的親日なトルコでこんなシーンに出会うとは意外でした。

気を取り直して次の見どころ。

「アタテュルク廟」

先ほど説明しましたトルコ建国の父、ムスタファ・ケマル・アタテュルクが眠る廟です。

街の中心の小高い丘に築かれており、アンカラを一望できます。

360°こんな感じ。
アンカラの大きさ伝わりますか?

廟の内部。
非常に荘厳な雰囲気です。

アタテュルクの棺。

隣に立つ兵士の眼光が鋭すぎて下手なことができません。

訪れるトルコ人がみな自撮りしてましたが、ちょけてする感じの自撮りではなく非常にかしこまった雰囲気の記念撮影と言った感じです。

トルコの紙幣にはすべてケマルが描かれていますね。

トルコのホテルや飲食店に行くとけっこうな確率で彼の肖像がかけられています。
トルコの国民的英雄という感じでしょうかね。

調べれば調べるほどかっこいい人物だと思いました。
ここでは割愛しますが、興味がありましたら読んでみてください。
wikipediaのリンク貼っておきますね~(↓wikipediaに飛びます↓)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%BF%E3%83%86%E3%83%A5%E3%83%AB%E3%82%AF

アンカラ観光終了。
アタテュルク廟からは地下鉄で帰ってきました。疲れた~。

たまたま見かけたお菓子屋さん。
1つ15リラ(約105円)とかだったと記憶してます。
結局買いそびれてしまったのですが買っておけばよかったですね。おいしそうです。

夕飯は「イスケンダル」
カットしたパンの上に炙り焼きにした羊肉を乗せ、トマトベースソースと溶かしバターをかけていただくトルコ料理です。
知らずにコーラを頼んでしまったのですがぶどうジュースと合わせるのが正式な食べ方のようですね。
ポテト、ピクルス、コーラと合わせて133リラ(約930円)

次回はいよいよイスタンブールに移動していきます。
アジアとヨーロッパのちょうど中間に位置する都市です。楽しみ~。

今回の投稿は以上です!
最後まで読んでいただきデシュキュルエデリム(覚えられん!)でした!

2023年2月6~7日 トルコ・カッパドキアおよびアンカラにて

コメント

タイトルとURLをコピーしました