こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。
今回の出来事です↓
1.マハーバリプラム乞食観光
1.マハーバリプラム乞食観光
ナマステー。
前回の日記はデリーから33時間電車に揺られ南インドへ、チェンナイを経由してマハーバリプラムに到着したところまででしたね。
今回は南インド1つ目の町マハーバリプラムを観光していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
マハーバリプラムってどんなとこ?って方が大半だと思いますので、とにもかくにもここは歩き方先生に概要をご教示いただきましょう。
歩き方先生!よろしくお願いします!
マハーバリプラムは、チェンナイから海沿いに南へ60km下った所にある、ベンガル湾を望むのんびりとしたリゾート地。世界遺産に登録されている数々の遺跡があり、学術的に極めて重要な村として知られている。
地球の歩き方より引用
らしいです。
とりあえず、遺跡もあるのどかな海岸の町という認識でぼくはやって来ました。
マハーバリプラムの街並み。
南インドはヤシの木が多く、気候的にも東南アジアに近い印象です。
これとかバリ島と言われたら納得しちゃいそうですね。
まずはビーチへ。
インド人観光客で賑わってます。
射的に挑戦する少年。
貝殻のお土産。
おお!海鮮!
インドではなかなか見かけませんでしたが海沿いの町にはやはりあるようです。
油でカラッと揚げた時の音と香ばしい香りがおいしそうでした。
観光客用馬。
らくだ!?
これも観光客用。
ビーチでは多くの家族連れのインド人観光客が沐浴、もとい海水浴を楽しんでいます。
ビーチ終了。
にしきよさんのビーチへの限界接触時間は5分です。
ビーチを背に建つ「海岸寺院」
今は修復工事中ですね。
この町随一の観光スポットです。
8世紀初頭、ハラッヴァ朝時代に造られた寺院だそうです。
当時は文字通り波打ち際に建てられていたそうですが、現在では波や風による浸食を防ぐため海側に防風林が植えられ、「波打ち際の寺院」というイメージからは遠くなってしまったようです。
なお、入場料は後ほど紹介する2つの観光スポットと込みで550ルピー(約940円)でした。
ちなみにQRコード式。
う~ん、どうしましょうかねぇ・・・
学術的に価値があるのはわかるのですが、観光地としてはビジュアル的に今一つインパクトに欠けるんですよね。
というわけでチケットの購入はパスです。
今回は柵の外から写真撮るだけの乞食観光モードでいくのでよろしくお願いします。
続いてやって来ましたは、巨岩に掘られたレリーフ「アルジュナの苦行」、もしくは「ガンガーの下降」
非常に巨大です。世界最大のレリーフなんだとか。
写真だと今一つ大きさが伝わりませんのでその辺のインド人にフレームインしてもらいました。う~ん、これでも今一つ伝わんね~な。
具体的な大きさを出すと幅29m×高さ13m。
ガンジス川そのものでもある女神ガンガーがこの世に降りてきた時の物語のレリーフだそうです。あの中央の溝の部分にいらっしゃいますのがガンガーさん。
うむ。すごいですね。
アルジュナの苦行を含め、様々な遺跡が街を歩いてるとポンと現れるのがこの町のすごいところ。
ちなみにこの「アルジュナの苦行」だけはチケット不要で見れます。
すぐ横には「クリシュナのバターボール」と呼ばれる転がりそうで転がらない不思議な岩が。
海岸寺院と同じ共通チケット(550ルピー)で入れます。
ぼくは柵の外側から失礼。
クリシュナはインドの神様でバターボールが好物だったためこの名前が付けられたそうです。
ちょっと説明が飛躍していて?なのはぼくだけでしょうか。
大昔に象を使って動かそうとしたがビクともしなかったそうです。
下から支えるようなポーズをとるのが写真の定番。
にしてもよく下に潜れますね。
ぼくはこういうの絶対無理です。
万が一にも動き出したらプチっといっちゃうじゃない。
こちらからは見えませんが裏側はナイフでスパッと切ったかのような切り口をしているみたいです。だからバターボールなのでしょうか。
町歩き続けます。
牛~。
レモンソーダっていうものを初めて注文。
25ルピー(約43円)と手軽だったので。
おぉ!思っていた以上の清涼感!
もっと苦かったり渋かったりすると思ってました。
これはいけます。
ちょっとほしいじゃねーか。
う~ん。
怖ぇよ。
このお土産すごいです。
素材は石ですが、内部に小さい象が入れ子構造になっています。
どうやって彫ったんでしょう。
さらにすごいのがこちら。
なんと、さらに内部に象がいるという二重入れ子構造になっています。
職人さんすごすぎじゃないですか!?
お値段聞いてみたら5,000ルピー(約8,500円)とそんなに高い気がしません。
はじめ5,000ドルと聞き間違えたかと思いました。
短期旅行だったら記念に買っておきたかったですね。
ラストです。
町から10分くらい歩いた場所にある「ファイブ・ラタ」
ラタというのは寺院のことで、ファイブラタはその名の通り5つの石彫りの寺院の集まりのことです。
小ぶりですが、その考古学的価値は非常に大きく、現在南インドで見られる様々な寺院はここにある5つのタイプの寺院がもとになっていると考えられているようです。
つまり、南インドのヒンドゥーの原点ということですね。
なかなかのロマンです。
ちなみに、こちらのファイブ・ラタも「海岸寺院」および「クリシュナのバターボール」との共通チケット(550ルピー)なので中には入れません。
おとなしく外側から写真だけ・・・
チケット確認係「ちょっと!あなたチケットは持ってるの!?」
ぼく「持ってません・・・だから外から写真だけ・・・」
確認係「チケット持ってないんだったら写真も撮っちゃダメ!カメラしまいなさい!」
ぼく「しょぼーん(´・ω・`)」
・・・怒られちゃいました。
チケット無いと写真も撮っちゃダメみたいですね。
仕方ないので宿に戻るとしましょうかね。
・・・・・・
まぁ撮るんですけどね。
チケット持ってないと中に入れないのは当然の道理ですが、
だからといって柵の外から写真撮るのもダメというのはぼくの道理にはありませんのでね。
そこは好き勝手にさせてもらいますぜヒャッハーww
にしても・・・どうなんでしょうね?
これで550ルピー(約940円)って。
入れなかったぼくが言うと酸っぱい葡萄にしかなりませんが、あえて言いますとそこまで価値はないと思いますよ。ビジュアル的なインパクトが今一つ弱いです。
いやもちろん先述の通り考古学的には非常に価値が高いということはわかるのですが、観光地としての価値とはまた別です。
南インドにおけるヒンドゥー文化、ドラヴィダ文化の起源や広がり方、といった狭い範囲に興味を持っている方は非常に楽しめるかと思いますが、そうでもなければ外から写真撮るだけでも十分じゃないかなぁと思います。
観光終了。
観光客向けのオシャレなレストランも多いですが、
半分地元民向けっぽいこちらのカフェで。
メロンアイスパフェを注文しました。
これいくらだと思います??
正解は70ルピー(約120円)です。
ぼく…ココ…すき…。
夕飯も同じところで。
マギーというインドの国民的インスタント麺みたいです。
南に来て初めて見ました。
スープなしの日清カップヌードルカレー味といった感じでしょうか。
辛さ控えめで食べやすいお味。しかも40ルピー(約68円)と良心的価格。
これはお気に入りの一品に加えていきたい所存。
宿に戻ってきました。
スタッフ「今共通チケットいくらするの?」
ぼく「550ルピーだったよ」
スタッフ「そんなにするのか。ちょっと前までは250ルピーだったんだけど・・・すまないな・・・」
ぼく「いいよいいよ別に」
なぜならチケット買ってないからな。
にしてもこれはちゃんと考え直した方がいい案件ですよ、インド観光局さん。
実際たぶん250ルピーならぼく払ってたと思いますし。
下手に値上げするだけじゃそのうち観光客来なくなって地元の観光産業従事者も困ってしまうかもしれませんよ。
そうなってからでは遅いのですぐにでも高すぎる入場料を改訂したほうがいいんじゃないですかね?
せめてぼくがインドにいるうちだけでも。ね?ね?
次回はバスでポンディシェリという街に移動していきます。
今回の投稿は以上です!
最後まで読んでいただきダンニャワードでした!
2022年12月3日 インド・マハーバリプラムにて
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