#23 何を思ったか夜景 マレーシア(4)

東南アジア

こんにちは。にしきよです。
今日もよろしくお願いします。

今回の出来事です。
1. クワラルンプール脱出
2. ペナン島を徘徊
3. なにを思ったか夜景


1. クワラルンプール脱出

2019年12月9日のお話

今日はクワラルンプールから移動します。さらに北上してペナン島というところに行きます。
そして鉄道で参りたいと思いますよっ。マレー半島鉄道旅なんてロマンありますね。テンション上がりますね。上がりませんか。そうですか。

鉄道はバスと比べて高いし時間もかかるしで合理的ではないみたいですがそれはまぁロマンの前でちっさい問題なのです。

参りましょう。

・・・バスで参りことに相成りました。
ここまで紆余曲折あったのです。
コトの顛末をダイジェストでお伝えします。

⑴ バスターミナルがあるTBSという鉄道駅に着くも、そういえば鉄道の場合何駅に行けばいいか調べるの忘れてた。

⑵ 駅員に聞いて、KLセントラル駅に行けばいいとわかる。
あ、KLってクワラルンプールのことです。

⑶ KLセントラル駅に着くも都市間列車のチケットカウンターがわからずさまよう。

⑷ ようやく見つけるが次の列車夜の8時と言われる(今お昼の12時)。

⑸ 今夜の宿予約してたのとさすがに8時間は待てないので今回はバスにしようとTBS駅に戻ってきた。

という訳でなかなかに振り回されてTBS駅まで戻ってきた次第です。クワラルンプールめ。

まぁいろいろ調べてないぼくが悪いんですけどね。鉄道もバス同様頻発してると勝手に思ってました。実際、クワラルンプール内の電車はたくさん走ってましたし。少なくとも都市間の列車については事前にちゃんと調べないとダメですね。あ、これけっこう旅の基本です。

バスに関してはいろんな会社があって本当に頻発してます。チケットカウンターも24列くらいあります。

目的のターミナルはバターワースってところです。1時間に6本くらいあるんじゃないですか。

問題なくチケット買えました。32.4リンギット(約850円)。まぁ6時間以上走りますからね。

あえて出発まで1時間あるバスにしました。お昼食べましょう。ここフードコート。
各店で注文したあと、別の場所でお金払って、また各店で食べ物受け取るという合理的なんだかどうかよくわからない方式でした。

カレーみたいなの9.9リンギット(約260円)。
熱々。そして辛ぇ〜。そんなに辛くはないと思いますけどぼく辛いの苦手なんです。あ、でもおいしく食べれましたよ。

出発ゲートが5番ゲートなのでそこで待ってたのですが電光掲示板になかなかぼくのバス表示されず。
まぁ何かの間違いだろうと思って変わらず待ってたら館内放送です。

ピンポンパンポーン♪
ぼく「お、館内放送(無関心)」
放送「%¥〒>#☆:〆\* ニシモトキヨヒサ!」
ぼく「ふぁっ!?
放送「。#°<$\・*¥☆€!」


これ絶対やばいやつやん。
やばいやつやけど放送たぶんマレー語でニシモトキヨヒサ以外全然わからんやん。

とにかく近くのスタッフに

ぼく「この、今放送で呼ばれてるの、ぼく!」

みたいな感じでチケットとジェスチャーで訴えるとなんとか通じたみたいです。

おっちゃん「おー君が放送の。ゲートが変わったんだよ」
ぼく「何番!?」
おっちゃん「3番ゲートだ」
ぼく「3番ってどこ!?」

助かりました。5番ゲートと3番ゲートはすぐ近くでした。これが11番とかフロアが違うとこだったら間に合ってなかったですね。マレーシアのバスきっちり定刻で出るので。


写真撮る余裕はギリあった。


はい、いろいろ振り回されたクアラルンプールも晴れて脱出です。


途中の景色。ほとんどこんな感じ。
だいたい6時間くらい走って、


ペナン島の対岸、バターワースに着きました。
もうすっかり夜です。


ここからフェリーに乗ります。こんな遅くまでフェリー運行してるのかとも思いましたがけっこう遅くまでやってるみたいですね。


チケット1.2リンギット(約31円)。安っす。


20時頃に着きましたが20分おきで頻発していました。

フェリーの中の様子。
地元民しかいませんでした。


港の様子。


向かう側はペナン島です。意外と都会ですね。


出発です。


20分くらいの船旅で、


近づいてきましたよ。


ペナン島に到着です。船着場けっこうな賑わい。
宿まで1km弱です。歩きましょう。


途中で地元民で賑わうフードコートで夕飯。
9リンギット(約240円)。レモングラスの風味のスープがおいしかった。


やや道に迷いつつ本日の宿に到着です。ドミトリーで1泊18リンギット(約470円)。
安くて清潔、ネットも早い良い宿です。
今日はもう寝ます。おやすみなさい~。

2. ペナン島を徘徊

2019年12月10日のお話

スラマッパギ!
ペナンを観光していきましょう。

朝食探して街を徘徊しています。ウロウロ。

おいしそうなんですけど朝から麺類はちょっと。

これにしました。地元民で賑わうカフェで。
おいしいですねこれ。パンの焼き加減もバターの風味も絶妙。玉子のかたさも良いです。
ミルクコーヒーもうまー。10リンギット(約260円)。明日も来よう。

徘徊続けます。

ペナン島はマラッカ海峡に位置する地の利を生かして、古くから交易船の寄港地として栄えたみたいです。
中心地ジョージタウンは街ごと世界遺産になっています。

イギリスに割譲されてた時期もあったみたいです。
西洋風の建物が街中見られます。

ジョージタウンはこんな壁に書いてあるペイントでも有名みたいです。
いたるところで見られますよ。ペイントを探して街を歩くのが定番らしいです。

バンクシー?な訳ないですよね。まねて描かれたものだと思います。
バンクシーっていうのは落書き描く人です。社会を風刺したような落書きを描くことで有名です。彼が描く落書きはものすごい価値になるんみたいですよ。

まさに落書きレベルなのもありますね。

これとか絵だと思ったら実は針金アートです。見事。

この2人乗り自転車の絵が有名なんでしょうか。
あちこちの土産物屋さんでこれ関連のグッズを見かけます。
ぼくは街で見つけれなかったです。

シェア自転車。使い方わからないです。こういうの使いこなせればもっと旅が上手になるんでしょうけど。

お昼ご飯。米粉麺って言うんでしょうか。透明な細い麺。おいひい。
10.5リンギット(約280円)。なおそのうち3.5リンギット(約92円)は缶ジュースでした。レッドブルってお高いのね。

3. 何を思ったか夜景

ペナン島って意外とやることないんですよね。ぼくビーチ行きませんし。
ゆっくりするのがこの街では正解なんでしょうね。個人的にもゆっくりするの好きですし。

という訳でダラダラしとこうと思ったのですがmaps.me見てたら、

島の左の方の山地がちょっと気になり出し、

ペナンヒルトップステーションなるものを見つけたので行ってみたく思います。
すぐ出発すれば明るいうちに行けそうでしたが、何を思ったか夜景を見ることにしました。
今すぐ動くのがめんどかったというのもあるっちゃある。

タクシー使うと高くなりそうなのでバスで。
このバスです。バス停に着いてすぐに見つかりました。
ネットで204番バスに乗ればいいということはリサーチ済みだったのです。
この写真撮った直後に目の前で発車しました。あわてて追いかけてなんとか飛び乗れました。次に来るのいつかわからなかったので。もしかしたらすぐ次のがあったかもしれませんが。

40分程走ってペナンヒルの麓に到着です。
すっかり暗くなってますね。行く前はまだ明るくて山の上から夕日をなんて思ってましたがダメみたいですね。残念。

展望台は高度900m以上のところにあります。ロープウェイ使います。往復30リンギット(約790円)。まぁまぁ取ってきますね。
でも出発前のこの通路がワクワク感を押上げます。

ロープウェイの発着場です。これ目の前で発車されてグヌヌってなった後に撮ってます。なんかそんなん多いな今日。
次来るのいつだろうかと思ってましたが5分くらいで来ました。

ロープウェイに乗り込み出発です。グングン高度上げていきます。耳が痛い。。。
これスタッフ大変ですね。1日に何回もこれ繰り返すんでしょう。

10分くらいで展望台に到着です。
先ほど5分で次のが来たと言いましたが、どうやら2台の電車使ってるみたいです。線路は1本ですが、途中で一瞬2手に分かれてそこですれ違うようになってるみたいです。

涼しいですね。上着着てちょうどいいくらいです。

観光客もたくさん。

いよいよ夜景とご対面。30リンギット(約790円)以上の価値を見せてくれよっ。

こっ、これはなかなか…!
ちょっと写真で伝わる気がしないですがなかなかに綺麗な夜景ですよ。
ちょっとわかりにくいかもですが、光が集まってる街の間が暗くなっているのわかりますか。それがマラッカ海峡です。

超広角の単焦点レンズ持っていたのでそれに付け替えて撮ってみましょう。

こちらが超広角で撮った夜景。
マラッカ海峡にかかる2本の橋も見えますね。

これmaps.meのキャプチャ画像です。上の夜景画像と見比べてやすいように回転させてますが。
上の夜景画像と見比べてみてください。
普段地形がどうなっているかを理解できることってあまりないですが、こうして高いところに来るとよくわかります。そして、ペナン島とかマラッカ海峡のサイズ感も。
ペナン島は決して大きい島ではありません。だからこそ自分が見える範囲と地図の地形を一致させて確認することができたのでしょう。
でもぼくはこの時、ペナン島が大きいと思いました。アジアの地図では米粒ほどの大きさでしか表されない島ですけどね。そしてアジアはもっと大きいのだろうなとも思いました。む、当たり前のこと言ってますね。
何が言いたいかというと、この時地球のサイズ感みたいなのがちょっとだけ掴めた気がしたということです。

写真撮ってすぐに帰るだろうと思ってましたが意外と長い間いました。

ちょっと周辺をぶらついたり。
モスクがありました。こんなところにも。
ただ、観光用ではなくあくまでお祈りの場としてのモスクのようです。


ぼちぼち帰ります。
昼間来てたらどんな風景だったんでしょう。
また違った感想になっていたかもしれませんね。


今回の投稿は以上です。
最後まで読んでいただきテリマカシーでした!

2019年12月9・10日 マレーシア・ペナンにて

今日の一枚。街で見かけた鍵屋さん(?)。街歩きの途中で。こういう観光とは関係ない光景見ると少し嬉しくなる。

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