#38 元日はアンコール遺跡日和(前編) カンボジア(5)

東南アジア

こんにちは。にしきよです。
今日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1. アンコール・ワットの初日の出が思ってたんと違う
2. 元日はアンコール遺跡日和
3. 東洋のモナリザ バンテアイ・スレイ
4. 樹木に侵食される遺跡 タ・プローム


1.  アンコール・ワットの初日の出が思ってたんと違う

2020年1月1日のお話

チョムリアップスオ!
明けましておめでとうございます。
リアルタイムとブログのタイムラグがありますのでこのタイミングでの挨拶とあいなりました。
今年もさらにパワーアップしたにしきよさんでいきますのでよろしくお願いします。
具体的に何が変わるかとかは聞かないでください。たぶん本人もわかってませんので。

そして新年といえばアレですね。
そう、遺跡巡りですね。

年越しがカンボジアになりそうだぞと気づいてからひそかに観光スケジュールを考えていたのです。
アンコール・ワットで初日の出。ふふ。
特に意味なんてありませんけどねぇ。アンコール・ワットで初日の出見たお ✩ (゚∀゚) って言いたいという以外は。

いざっ。

という訳で本日は5時出発です。
おはようございます。まだ暗いです。

こちらのトゥクトゥクで参ります。
初日の出見に行くメンバーは全員、前日にチケット買ってますのでアンコール・ワットに直行します。

道中の写真はなしです。暗いのでまともに撮れません。
そして同じようにアンコール・ワットに向かうトゥクトゥクの多いこと。やっぱりみんな考えることは同じですね。

アンコール・ワットに到着です。
アンコール遺跡群の敷地に入るのにチケットチェックがあるのですが、アンコール・ワットに入る前にもあります。

アンコール・ワットは水堀に囲まれています。この橋を渡っていきます。なにこの仮設の橋、ブヨブヨしてて不気味です。

地に足つきました。
入っていきましょう。

ちょっ!えっ!!
なんかめっちゃワクワクするんですけどっ!!夜中の遺跡っ!!うずいちゃう!!

最初の門をくぐるとさっそく遠くに見えてきます。アンコール・ワット。
もうすでに明るくなり始めていますね。

さて、アンコール・ワットのサンライズを撮るには場所取りがとても重要になります。

事前情報によるとどうやらこの位置がベストなようです。
池の前。右(東)にあるのがアンコール・ワットです。
このポジションなら蓮池に反射するアンコール・ワットの姿を捉えられるとのこと。

このざまですけどね。
みなさんここがベストということは百も承知なようです。
もう池なんて見えません。

という訳で蓮池の側面にやって来ました。ここなら人いませんし池に反射する姿も捉えられますね。

でもここ角度的に大丈夫なんでしょうか。
人がいないのって朝日撮れないからとか。

思い切ってここまで来ました。
真正面です。意外とここも人がいません。
ここも近すぎてご来光見えにくいのかな。

なお、ベスポジの地獄絵図です。ご査収下さい。

まだかな~。
てか、この辺草地なんですけど結構芯のある草が足にささってきて痛い。

あ~だんだん明るくなってきましたね。

けっこう明るくなってきましたがご来光はまだのようです。

だいぶ明るくなりましたがまだのようです。

えっと。。。まだなの?

お、ベスポジ民に動きが。
どうやらご来光が出たみたいですね。

どれどれ。

ん?

なんか思ってたんと違うんですが。

もっとこう、3本の塔のところから陽が出る感じかと思ってたんですけど。
え?こんな感じなの?

調べてみると、冬至および夏至の日にはちょうど中央の塔から日が昇るように設計されているらしいです。
それってすごいですね。アンコール・ワットって建てられたの12世紀ですよ。
その頃にすでに天文学を熟知してたってことですよね。

側面が朝日に照らされて大変美しいです。

まわりにも光が差し込んでます。
想像以上に幻想的になるんですね。

今年も一年よろしくお願いします。

という感じでお後がよろしくなったところで一旦宿に戻ります。
今いるメンバーの中にはすでに遺跡観光を終えた人もいますので。今日遺跡観光する人はちょっと休憩して再出発です。ちなみに宿までは片道30分くらいです。

2. 元日はアンコール遺跡日和

宿で1時間くらい休憩してラウンド2です。アンコール遺跡群を観光行ってきます。
ぼくは1日券なので今日1日でぱぱっと観光していきますよ。
本日行く遺跡は以下の4つです。

1つ目 東洋のモナリザ                  バンテアイ・スレイ
2つ目 樹木に侵食される遺跡      タ・プローム
3つ目 宇宙の中心                       バイヨン
4つ目 カンボジアの象徴            アンコール・ワット

すでに激アツ。

参りましょう。
いざっ。

3. 東洋のモナリザ バンテアイ・スレイ

昨日撮り損ねたチケットオフィス。
立派な建物。

ガタゴト。

1時間ほど走って、バンテアイ・スレイという遺跡にやって来ました。
位置的には4つの中で最も遠いです。陽の当たり具合の関係で午前中が良いとのことなので先に見てしまいます。

お、さっそく見えてきましたね。

石が赤っぽいですね。バンテアイ・スレイは10世紀建造らしいです。
アンコール・ワットより古いんですね。

う~ん、見事なレリーフ。
数ある遺跡の中でレリーフの美しさが「群を抜いて優美」らしいです。地球の歩き方先生曰く。
確かにきれいですね。これ1000年以上残ってたんですね。

進んでいきます。

我らがかっちゃん先生、本日もおりますよ。

さわっちゃダメですよ、かっちゃん先生。

保存の為、残念ながら一部立ち入りが制限されています。
入っちゃダメですよ、かっちゃん先生。

そしてこちら。
バンテアイ・スレイが有名なのはこの「東洋のモナリザ」と称される美しいデバター像のためです。デバターって女神です。
かつて、フランス人作家があまりの美しさに盗掘して国外に持ち出そうとしたみたいです。
で、逮捕されたらしいです。ワロス。
その作家さんが後にそのことを小説に書いたみたいです。タダでは転ばんのですね。で、有名になったと。

ただ、残念ながら上の画像のデバターはその東洋のモナリザではないようです。
ぼく勘違いしてました。東洋のモナリザはバンテアイ・スレイにある複数のデバター像のうちの1体のことらしいです。
ここにあるデバター像全部を東洋のモナリザと呼んでいるんだと思ってたぼくはどうやらスルーしてしまったようなのです。
上の画像のデバター像はひざや腕に損傷が見られるのがわかりますか?
東洋のモナリザと呼ばれる1体には損傷がないのです。

でも他の像も十分美しいです。

遺跡に草生えてる。
いや、笑ってるわけじゃないですけど()。たくましい生命力を感じます。

To:母ちゃん)
草生える:笑うという意味。覚えなくていい。

ここは修復前の石置き場ですね。
パズルのように元の組み合わせに戻すみたいです。

この遺跡は小規模なので30分くらいで見終わります。
でもなかなかの満足度でした。
さ、次の遺跡に参りましょう。

む。
地雷被害者による演奏楽団みたいです。
写真を撮らせてもらったからというわけではないですが1ドル(約110円)だけ寄付させていただきました。物乞いに現金は渡さないようにしているのですが、こういったパフォーマンスにはたまにチップ渡すこともあるのです。

再び車を30分程走らせます。

残り3つの遺跡は比較的まとまった位置にあります。

4. 樹木に侵食される遺跡 タ・プローム

はい、タ・プロームに到着です。

タ・プロームはカジュマルという樹によって侵食されゆく様が見ごたえのある遺跡です。
もうのっけからそんな雰囲気醸し出してますね。

参りましょう。

んきゃ━━━━(゚∀゚)━━━━っ!!
やばたん(゚∀゚)!!


めっちゃかっこいいんですけどっ (゚∀゚) !!

うずいちゃう(´Д`)!!

ああんっ(´Д`)!!

ガクガク(´Д`) ジョー

この遺跡はあちこちが崩れてます。
そしてその雰囲気が人気なのです。


唐突に今日のメンバー紹介。
かっちゃん先生。小学校の先生。

モモちゃん。彼女も小学校の先生。

にしきよさん。ニート。

もちろん釘なんか一切つかわない石だけのつくりです。
石を積んでいく工法だと壁は簡単に作れるのですが屋根が難しいらしいです。
わかりますか?こんな感じで少しずつせり出すように石を積んで屋根を作ってたみたいです。難しいみたいですよ。

あちらこちらに崩壊を防ぐパイプが見られます。
以前は自然の力を明らかにするために侵食されるのに任せていたみたいです。でも近年では崩壊が激しくなってさすがにそうもいかなくなったみたいです。

個人的にはそのままの姿で残しておいてもらいたいと思っちゃいますけどね。
事故とか起こすわけにもいかないのでしょうがないのでしょうけど。

美しいデバターたち。

こちらは崩壊こそしてませんが積み上げた石がズレてきてますね。
あと数百年か千年もすれば崩壊してしまうかもしれません。

カジュマルの木があるところはたいてい観光客が多くいます。
こんな感じで。

この木にはあまりいませんね。
遺跡の外れの方にあるためでしょうか。
ここで一発自撮りいたしましょう。カッコよく撮りますよっと。

かっちゃん先生。
こちらのショット、気に入っていただけました。
なお、後ろ向いてるのはお召しの甚平羽織の股のところが破れたためです。
数年着ていたのになぜこのタイミングなのか。

ももちゃん。
か~っこいいですね(゚∀゚)!
彼女、見た目は中学生と言われれば納得しちゃいそうなほどかわいらしいです。性格めっちゃしっかりしてますけど。

にしきよさん。
ニート。

そんな感じのタ・プロームでした!
タ・プローム満足感やば谷園。
すごいわ。自然の力って。バンテアイ・スレイで見た小さな草も長い年月をかけて遺跡を切り崩すほどの大樹となるのでしょうか。
ならんか。草だし。

さぁさ!続いてバイヨン行きますよっ!

っと言いたいところですがすみません。続きはまた次回とさせてください。
この日の日記は内容が多いので2回に分けての投稿とさせていただきます。

今回の投稿は以上です。
次回は、宇宙の中心バイヨンとカンボジアといえばのアンコール・ワットへと案内いたしますよ。
最後まで読んでいただきオークンでした!

2020年1月1日 カンボジア・シェムリアップにて

今日の1枚。アンコール・ワットで初日の出。

コメント

タイトルとURLをコピーしました