#65 のんびり幸せ沈没日記@チェンコーン タイ(12)

東南アジア

こんにちは。にしきよです。
今日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1. のんびり幸せ沈没日記@チェンコーン
2. 何を思った?沈没生活


1. のんびり幸せ沈没日記@チェンコーン

2020年2月17日~25日のお話

今回の日記は上記の9日間での出来事をダイジェストにてお送りしたいと思います。

それだけ長い時間を1回にまとめるのもどうかとも思いはしましたけどね。
1日1日時系列で書き連ねると耐えがたいほどに冗長になると判断しこのようなかたちになりました次第です。

というわけでありまして、写真の時系列はわりとめちゃめちゃです。なにとぞご容赦願いたく。
それでは参りましょう。

・・・・・・

サワディーカーップ!
プは小さく発音してくださいね。ちなみに女性が言う場合はサワディーカーでいいですよ。

おはようございます。
沈没中のとある1日の生活をご覧ください。

朝はだいたい8時から9時ごろにのそのそと起きてきます。

ちなみに泊ってる部屋はこんな感じ。
3人までのドミトリーで1泊150バーツ(約530円)。
蚊帳があるのが見えますか?
壁は隙間だらけで虫が入り放題なのです。

外観はこんな感じ。手作り感がすごい。ていうか完全に手作りです。
パパイヤビレッジは町から外れた丘の中腹にある自然に囲まれた静かな場所にあります。

朝ごはんをコンビニまで買いに行きます。
といっても一番近いコンビニが自転車で往復20分くらいかかる遠さ。いい運動になるということで。

もしくは朝ごはん頼めば作ってくれます。
朝食セット80バーツ(約280円)。

そのままボーっとしたり、

にゃんこと遊んだり、

洗濯したり、

などとしているとお昼の時間になるので適当に食べに行きます。

近くの食堂のカオ・ソーイ。25バーツ(約88円)。
辛さ控えめな肉味噌風味です。ここのカオ・ソーイが安くておいしいのでよく来ていました。

ハンモックで昼寝したり、

これまでのデータ整理したり、

にゃんこと遊んだり(PC作業中にじゃましてくる)、

看板娘のももちゃんと遊んだり、

おやつのベリーを採りに行ったり、

たまにコンビニにミルクコーヒー買いに行ったりしてました。
ちなみにミルクコーヒーは14バーツ(約49円)。

ボンボン1個5バーツ(約18円)
これめっちゃ買いました。この間に計30個くらい買いました。

このちっこいわんこ、かわいかったんですけどね。

数日後にラオスにもらわれて行っちゃって切なかったです。
よくあることらしいです。

ごろごろしてたり、

とかなんとかやってたら夕飯の時間になるのでナイトマーケットまででかけたりします。

あるいはほかの宿泊ゲストが作った料理のおこぼれにあずかることも。

暗くなってからもハンモックでぶらぶらしたり、他のゲストさんとお話したりです。
豆腐と藍染について勉強しながらアジアを周っている方、
ミニマリスト的な生活をしながら旅している日韓夫婦、
一年の数か月だけ働いて残りは海外放浪している方、
いろいろな人がいてそんな生き方もあるんだなぁなどと思いました。

オーナーのひろ子さんの生き方もまた波乱万丈です。
もともとバックパッカーで海外を旅していましたが、旦那さんのシンさんと出会い、結婚。
ここで宿を経営しながら生活しています。

実は旦那さんのシンさんがラオスの出身で、暗黙のうちにタイに住めてはいるものの国籍がないため、不便なこともたくさんあるみたいです。
それでも楽しそうに生活している、そんなひろ子さんの話を聞くのもまた面白かったです。

後半数日は宿泊客がぼくひとりだったのですが、その時はひろ子さん一家の夕飯にご一緒することもありました。
しかもお題はいいとのこと。そんなんだからずるずる連泊しちゃうんですよ。
(もちろんご好意ですし毎日ではありませんよ)

だいたい7時くらいには真っ暗になって、9時くらいにはみんな寝てしまいます。

そんな感じで1日が過ぎていきます。

・・・・・・

観光らしき観光をしたのはここぐらいですね。
丘の上に巨大なブッダ先生の像が立っているのです。

気にはなってはいたもののずっと行ってなかったのですが、宿のゲストの方と朝早起きして行ってみようということになりました。

何やらにぎやかな雰囲気です。

タイでは仏暦(ブッダの没年を基準とする暦法)が採用されており、今は2563年みたいです。
ブッダ先生はイエス様よりずいぶん年上なのですね。

足元にやってきました。
近くで見るとあまり大きさを感じないですね、不思議。
遠くで見た方が大きく見えます。

巨大ブッダ先生の足元です。この上に鎮座されております。
実はまだ完成し披露前みたいです。
白いひもが垂れているのがわかりますか?
完成式典では村人みんながこのひも手にして願い事なのかお経なのかを唱えるとのこと。

後ろ失礼します。いややっぱデカいわ。

敷地内にはたくさんの僧侶が寝泊まりしてるみたいです。

どうやら今はお披露目前のお祝いの時期みたいです。
朝ごはんが振舞われていました。

ぼくたちもいただきました。
早起きは三文の得ですな。

尼さんもいますね。

僧侶も尼さんもこんなにたくさんどこに住んでいるんでしょう。
この町の規模からは考えられないほどに多いと思うのですが。
完成お披露目前なので各地からやってきているのでしょうか。

こちらは一緒にやってきたマサミさんです。
マサミさんは第二次世界大戦が終わった2日後にバンコクで生まれ、その後幼少期をインドなどで過ごされたようです。
想像すらできない昔の海外事情やらそこで身に着いた価値観なんかのお話が大変に面白かったです。

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町のお寺にも行ってみました。
入口のナーガさんがかなり気合入ってますね。

門に描かれた絵はいくらかエロティックです。
どういう意味かはわかりません。

入って行きましょう。

内部は絶賛工事中でしたがなかなかすごいです。
特に柱に巻き付く金銀2頭の龍なんかかなりかっこいいです。

壁画はブッダ先生の一生を表したものですね。

窓の金装飾も立派。

10分程度でさっと見てしまいましたがなかなかに満足です。
タイはどこでもそうなのですが小さな町のお寺でもかなり立派です。
お寺にお金をかけることが信仰の現れなんですって。

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そんな感じで外に出歩くこともあるのですが、
基本的には宿で日かな1日ゆっくりしていることが多かったです。

2. 何を思った?沈没生活

というわけで、こんな感じのチェンコーン沈没の記録でした。
すみませんねぇ冗長な日記で。

以降は沈没生活中に思ったことです。

1日をのんびりすごす中で、何となくですが、こんなのが人生の目標なのかなぁなどと思ったりしました。

社会的に成功し豊かな生活を送ることが正解であるという価値観はまだぼくの中で大きいです。

一方で、そんなのとはほとんど真逆でありながらそれでも幸せそうに暮らしているひろ子さん家族を見ると、生き方として一つの正解だよなぁなどと感じたりしました。

別にそれを望んでいたかどうかはわかりませんが、そんなふうに自分の価値観が少しづつ溶けていく感覚が妙に心地よかったのかもしれません。

もしかしたら、幸せに暮らすのにはそれほどたくさんのモノは必要ないのかもしれません。
そんな風に感じたチェンコーンのんびり沈没生活でした。

みなさんもチェンコーンに来ることがありましたら、ぜひパパイヤビレッジに寄ってみてはいかがでしょうか。
特別な時間が過ごせるかと思いますよ。

今回の投稿は以上です。
次回はチェンラーイに移動していきます。
最後まで読んでいただきコップンカーップでした!

2020年2月17日~25日 タイ・チェンコーンにて

今日の1枚。パパイヤビレッジにて。宿のみんなと。

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