#72 これぞミャンマー!なゴールデンロックを見に行こう! ミャンマー(4)

東南アジア

こんにちは。にしきよです。
今日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1. キンプンへ移動しただけの1日
2. これぞミャンマー!なゴールデンロックを見に行こう!


1. キンプンへ移動しただけの1日

2020年3月12日のお話

ミンガラバー!
おはようございます。
パアンからキンプンという町に移動していきますよ。

キンプンにはミャンマーと言えばなゴールデンロックという見所があるのです。
他の東南アジアの国と違ってミャンマーって今ひとつイメージに乏しかったんですよね。
唯一、このゴールデンロックがぼくの中でのミャンマーのイメージでした。

バスターミナルでチケットを買ってっと。
キンプン(kinpun)に直接行くバスはないみたいです。
いったん近くのチャイトー(kyaikto)で降りて乗合バスで行くみたいです。

帳簿が紙なんですね。
バス代は6,000チャット(約450円)でした。
ちなみに1時間に1本と頻発しています。

もう少し頑張ってほしいものです。クォリティ。
でも親日な感じは伝わってきますね。

バスの中です。
仏教に関するステッカーがたくさん貼られています。

水付きでした。助かるー。

2時間くらいでチャイトーに着きました。
ここからキンプンへは15kmほどあるみたいですね。
バスがあると聞いていましたのでバス停に行きましょう。

バイタクのおっちゃん「ウェアーユーゴーイン?」
ぼく「キンプン。いくら?」
おっちゃん「1,000チャット(約75円)」

1,000チャット?うそん?いやいやそんな訳ないと思いますけどね。
でも何回聞いても1,000チャット。もしかしてこのおっちゃん、キンプンに戻るところなのかしら。

結果、んな訳ありませんでした。
キンプンへのバス停までが1,000チャットでした。そういえばキンプンへのバスターミナルがどうこう言ってたような。お互い英語が拙すぎてコミュニケーションがうまく出来てませんでした。
どうも騙そうとしていた訳ではなさそうなので払っちゃいました。1,000チャット。あぁ。

ちなみにキンプンへのバス停は降りたところから目と鼻の先です。
普通に歩けばよかったです。1,000チャット。
まぁ普通に考えて15kmを1,000チャット(約75円)で行けるはずがないです。

にしても、
バス停と表示されてはいるもののよくわからないところに降ろされちゃいました。
係員らしき人いませんし。

鉄道。

えっと、どうしましょう?これ?
バスの時刻も値段も不明です。

ぼく「これキンプン行きですか?」
おっちゃん「おう、キンプンだ。早く乗れ!出発するぞ!」
ぼく「え、いくらですか?」
おっちゃん「1人1,000チャットだ!」

え?マジですか?1,000チャットで行けるんですか?

結果、本当に1,000チャットで行けました。
先ほどの1,000チャットがますます悔やまれますがまぁこの乗合バスが2,000チャットしたと思いましょう。きぃ。

キンプンの町に着きました。
小さいながらもいい感じに観光地チックです。

KFCもあります。
ミャンマーでファストフードのチェーン店を見かけたのはこれが初めてです。

遅めのお昼。
卵でほとんど隠れてますがチャーハンです。
2,500チャット(約190円)。

宿はこちら。
シングル1泊2万チャット(約1,500円)。
た、高い・・・。それでも元々3万チャットのところを値切ってこの価格です。
もっと安い宿もあったのですがwifiが使える時間が限られていたり、そもそもwifiなかったりだったのでやめておきました。
ただこの宿も決してwifiが良好かというとそうでもないです。
パアンでもそうでしたがミャンマーはwifi環境が貧弱な印象があります。

さて、荷物を置いていざ行かん!ゴールデンロック!
となったところで、「今から行っても帰りのバスないからやめとけ。明日の朝にしとけ」と宿のオーナーに止められました。
あれ?事前調べではバスがないことはないと思うんですけどね。
まぁ急ぐ旅路ではないですしここは宿のオーナーの言うこと聞いて明日にしましょう。

というわけでキンプンをちょっとだけ町ブラ。

ATMでお金おろしまーす。
このKBZ銀行がミャンマーの主要銀行みたいです。
KBZpayなるものがミャンマーのお店各地で見られます。
ちなみにKBZって何?と思い調べてみますと、カンボーザらしいです。
で、そのカンボーザって何?と思い調べてみたのですがわかりませんでした。
知ってる方は教えていただけると助かります。ぼくのかゆみがおさまります。

どん。
一挙30万チャット(約22,500円)。じゅ、重厚。
即刻、かばんのあちこちに分散。
一部お札がメモ帳と化していますね。これ東南アジアあるあるです。

晩ご飯。野菜カレーだったかな?
2,500チャット(約190円)。
味は覚えてません。普通だったんだと思います。

という感じの移動のみの1日になりました。
明日はゴールデンロックを拝みに行ってまいりますよっと。

2. これぞミャンマー!なゴールデンロックを見に行こう!

2020年3月13日のお話

ミンガラバー!
おはようございます!

朝ごはんを近くの食堂で食べてっと。
これで1,100チャット(約83円)は高いと思うの。

いよいよゴールデンロックへと向かっていきますよ。
乗合バスが頻発しているみたいです。

で、その乗合バスでの道中がなかなかにひどいことで有名です。
こちらがその乗合バス。

乗っていきま~す。

こんな感じで所狭しと席があって、

ギュウギュウに押し込まれます。
ぐほあ。何人乗ってるんですかこれ。1列6人×7列で、さらに小さい子供とかもいるので1台で50人以上乗ってます。

展示の仕方が独特な防止売りのおばちゃん。
そしてそこまで中国製であることを大々的に伝えているのを初めて見ましたよ。

道中は聞いていた通りの超絶悪路です。
デコボコの振動もそうなんですが、道自体のアップダウンが激しいです。
いきなり下りに入って体ごとふわっと浮くようなちょっとやめてもらいたい感覚がこれでもかというほど続きます。

で、下った先がカーブとかだったらさらにやばい。
左右への遠心力がやばい。うっかりしたら振り落とされるレベル。
ねぇ何でカーブでスピード落とさないの?

ちょっとこれ想像以上なんですけど。
両手で柱持って踏ん張ってるんですけど、時おり「ふぐぅぅ・・・」みたいな小さい声が漏れ出るレベルなんですけど。伝わりますでしょうか。

途中のポイントで集金係が運賃2,000チャット(約150円)を集めに来ます。
実はぼく、これより前のポイントで銀色の器持った人に2,000チャット渡したんですよ。集金かと思って。
そしたら運賃の集金ではなくてお布施集めてる人でした。紛らわしいからやめてほしいです。
正規の集金係の人に、えっ!?さっき払ったよ!って言ってトラブルになるところだったんですけど。
結果、2,000チャットを2回払うことになりました。
こ、これはアレです、4,000チャットのアトラクションだったと思えばいいのです。きぃ。

途中、セレブはケーブルカーに乗り換えることもできるみたいです。

ミャンマー初のケーブルカーですって。
値段はわかりません。

はい、再出発です。
けっこう降りたのでだいぶ空きました。

シートベルトあったんですね。
かなり雑ですが。

慣れてきたのか、道が楽になったからなのか、空いたからなのかはわかりませんが、一番前列に立って前の景色撮る余裕が出てきました。

ここからさらに高度上げていきます。

いいね。どんどん行こう!

途中、ゴールデンロックの小さい版みたいなやつが。
(あ、ゴールデンロックまだ見たことない人にはちょいネタバレだったかも)

はい、一番上まで来ました。
ここからもう少しだけ歩いていきますよ。

まぁまぁ観光地化されてます。
スイカや揚げ物など。あとお土産や服も売られてました。

え?担架?
ここ標高1,000mくらいなので高山病の心配はないと思いますけど。

と思ったらこれはセレブ向けの運び屋サービスだったみたいです。
おいくらなんでしょうか。

漢方屋さん。
手前のやつはみんながヌリヌリしてる化粧品タナカの原木ですって。

これを、

こうじゃ。

観光地化されているとはいえ、大半は地元民向けのものですね。
見てて楽しいです。

少女たちが銀色の器持って道の両脇に立っているのわかりますか?
ジャラジャラと鳴らしてお布施を乞うているのだと思いますが詳細不明です。何でしょうかこれ?
物乞いしてる感じではないので宗教的な意味があるのだと思いますが。
ちなみに行きのバスではこれのおっさんバージョンに2,000チャットやられました。思いっきり商売臭しかしなかったですが、やつめ。

外国人に限り入場料1万チャット(約750円)。
ま、まぁまぁ取るじゃないですか。

お金払うと首にかけるこんなカードもらえます。
日付が入ってるだけです。絶対転売する輩出てくると思いますよコレ。

さぁいざ行かん!

もちろん靴は脱ぎますよ。

それだけでなく靴下もダメですよ。

荷物のX線検査を経て、

入場~。おお、広い。
肝心のゴールデンロックはもっと先にあるんですね。

兵隊さんも裸足。

絶景とは言いませんがそこそこいい景色。

お、いよいよ見えてきましたね。

いや~もったいつけてすみません。
さぁ!こちらがかの有名な!ゴールデンロックっ!

おお~すごい。まじでゴールデンロック。

そしてこれ、今にも落ちそうで落ないということで有名です。
伝説によるとブッダ先生の遺髪の上に乗っているから落ちないとか。

別角度から。
ほんとに落ちそうで落ちない。
日本だと受験祈願によさそうですね。

彼らは金箔を貼っつけてるみたいです。
祈りなんでしょうか。それともご利益でもあるのでしょうか。

ちなみに金箔はれるのは男性のみです。
宗教上の理由で女性はこれ以上は立ち入れないようです。

周りでお祈りする女性。

暑いので自然と陰に人が集まります。

再び下へ。
ここで記念撮影するのが定番のようです。

ていうか、

床がクッソ熱いんですけど!

特に黒いタイル。
にしきよさんは小学生の頃からそして今だに横断歩道の白以外踏んだら死ぬゲームなるものを人知れず脳内で繰り広げているのですが、今まさにリアルでそれが起こっています。

ゴールデンロック見上げながらほえ~んと歩いてうっかり黒タイル踏み抜こうものなら足が焼けます。

うむ。しかしどれだけ見てもいいものですな。
確かにこの落ちそうで落ちない感じは神秘的とまでは言いませんが不思議な感じがします。
ブッダ先生の遺髪うんぬんの真偽はまぁわかりませんが、ここがミャンマー仏教の3大聖地と言われているのも頷けます。

・・・・・・

はい、戻ります。
喉が渇いてたまらずスイカ。200チャット(約15円)。
ペラすぎて残念な気持ちになりました。

もちろん帰りもあのバスですよ。

列に並んでいたら物売りの少年にもらいました。
葦?で作ったメガネ。どうしよう、マジでいらないんですが。でも好意でくれたものですからねぇ。

くれた少年。

乗り込んだ後も出発するまでしばらく手をふってきます。
無料であげると言っておいて、もしかしたらお金をもらえることを期待していたのかもしれません。だとしたらちょっと悪いことしちゃったかな。
(メガネは後ほど宿の子供にあげました)

はい、出発で~す。
帰りは運がいいんだか悪いんだか端っこになりましたよ。

クソ怖E。

まじで怖い。今ここでブレーキ壊れたら乗客全員まとめてお陀仏です。

戻ってきました。
本日の観光はおしまいです。
大変おつかれさまです。

この後、宿でちょっとだけ休憩してからすぐにヤンゴン行きのバスに乗り込みました。
ヤンゴンはミャンマー最大の都市です。2006年までは首都だったんですって(現在の首都はネピドー)。

ヤンゴンへの移動は次回の日記にしたいと思います。

今回の投稿は以上です。
最後まで読んでいただきチェーズティンーバーデーでした!

2020年3月12・13日 ミャンマー・キンプンにて

今日の1枚。ゴールデンロックを仰ぎ見る!

コメント

  1. たき より:

    その内地面の風化とかで岩落ちそうで怖い

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