こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。
今回の出来事です↓
1.びっちびち(゚∀。)!ビクトリアフォールズ!
2.大喧嘩のち、上からビクトリアフォールズ
1.びっちびち(゚∀。)!ビクトリアフォールズ!
2023年6月23日のお話
はーい、おはようございまーす。
現在おりますはザンビア南部の街リビングストン。
前回は深夜に到着したところまででしたね。
リビングストンの宿「Fawlty Towers Lodge」
ドミトリー1泊12ドル(約1,680円)
広々とした共有スペースが多く居心地のいいです。
WiFiは併設のバーでしか使えない点だけやや不便でしたがそれ以外は文句なし。
他にもいくつか宿を見せてもらいましたが、リビングストンではここ一択と言ってもよろしいかと。
リビングストンの街です。
昨夜あれほどビクビクしながら歩いてたのがアホらしいほどの平和さ。一つも危険は感じません。
リビングストンは観光の街ですからね。
本日はそんなリビングストンから行けるスペシャルな観光地に行ってまいりたいと思います。
本日行くのは「ビクトリアの滝」
(写真はネットより拝借)
ナイアガラの滝(アメリカ&カナダ)、イグアスの滝(アルゼンチン&ブラジル)とともに世界三大瀑布に数えられるすんごい滝です。
リビングストンから車で南に20分ほど、ザンビアとジンバブエの国境に位置しています。
(世界三大瀑布はどれも2国間の国境にあるんですね、今気づきました)
タクシー「タクシー!?ビクトリア(`∀´)!?」
宿から出た瞬間タクシーから無限に声かけられますが、
無論ぼくは乗り合いバスで行きます。
乗り合いバス乗り場ここです。
「Dambwa Central Market」のすぐ北。ちなみにこの市場もローカル感が強くなかなか面白かったです。おすすめ。
人数がいっぱいになったら出発するタイプですが、ビクトリアの滝まで行く人はかなり多く10分もせずに集まります。
運賃は10クワチャ(約80円)
タクシーだと10ドル(約1,400円)するので断然こっちの方がおすすめ。
20分ほど走ります。
写真は撮りそびれたのですが、柵の中でシマウマ飼ってる家があってビビりました。
ビクトリアの滝に到着です。
ここから少し歩きますが。
先ほど言いましたように、ビクトリアの滝はザンビアとジンバブエ2国にまたがっている滝でして、その両方から見ることができます。
どちらで見るにしても一長一短、メリットとデメリットがあり、
ザンビア側から見る場合のメリットは入場料が20ドル(約2,800円)と安く済むこと。
デメリットは公園が狭くあまり広い範囲が見れないこと。らしいです。
ジンバブエ側から見るメリットは、ビクトリアの滝のよりダイナミックな姿を見ることができることで、デメリットは入場料が50ドル(約7,000円)と高額なことです。またザンビアから行く場合はジンバブエのビザ代30ドル(約4,200円)もかかることも考慮します。
どちらにするか直前まで迷っていたのですが、せっかくアフリカくんだりまで来たのですから後悔しない方をということで満足度が高そうなジンバブエ側から見ることにした次第です。
ちなみにこちらはザンビア側の入場ゲート。
一応覗いてみましたがスタッフが誰もいないというやる気のなさでした。
ザンビアを出国します。
あっさり出国スタンプげっと。
トラックでいっぱいの道を少し歩きます。
この橋を渡ったらジンバブエ。
おー、すごいです(゚∀゚)!
晴れているのに細かい水滴が霧雨のように(゚∀゚)!
そして水の流れる音がすごい(゚∀゚)!
これはもうすぐそこに滝があるということでは(゚∀゚)!?
・・・・・・!!
んえぇぇぇーーー(゚∀。)!?!?
すんげぇーーーっ(゚∀。)!!!!
これがビクトリアの滝ですか!?
いや、でもこれはまだ奥の方に見えてるだけなんで公園内に入ればもっと迫力ある光景が見れるはず。
いざいざっ(゚∀゚)!
参りましょ参りましょ(゚∀゚)!
んほー(゚∀゚)怖E~。
手滑らせたらスマホ一貫の終わりだわ。
バンジージャンプができるみたいですね。
確か一回167ドル(約23,000円)とかだったような気がします。
ちょっと意味がわかりませんのでぼくはスルーです。
端のど真ん中にあるバンジーポイント。
ちょうどバンジーに挑戦しようとする白人ニキが。
この白人ニキ、準備ができ次第一切の躊躇も見せず飛び込んでマジかっけーと思いました。
痺れます。
看板「ジンバブエ入るやで~」
ますますミストが激しくなっていく~(゚Д゚)
おサルさんいました。
たぶん野生ですね。けっこうふてこい。
ジンバブエ側の入国審査。
ビザ代30ドル払えば難なく入国できます。
はい34ヵ国目、ジンバブエに入国しました~。
ビクトリアの滝見るだけの日帰りですが入ったことに違いはありませんのでね。しっかり1ヵ国としてカウントさせていただきますよ。押忍。
おっさん「ジンバブエドルいる(`∀´)??ニヤニヤ」
ぼく「ん(゚∀゚)?」
おー、これおもしろいですね。
ご存じの方も多いと思いますが、ジンバブエと言えばハイバーインフレ。
2008年に経済が破綻したジンバブエでは前年比796億%という凄まじすぎてもはやよくわからない規模のインフレが発生し、紙幣の桁数もものすごいことになりました。
その頃の紙幣みたいです。
現行のものではないので貨幣価値はもちろん0です。
今ではお土産みたいな扱いのようですね。
おもしろくて買っちゃいました。
500億ドルと200億ドルの2枚だけ。1枚10クワチャ(約80円)。
誰かお土産にほしい人いますか~?
とかなんとかやってるうちに辿り着きました。
ジンバブエ側のビクトリアフォール国立公園。
ふぁふぁふぁふぁっ(゚∀。)!?!?
入場料50ドルぅぅーーー(゚∀。)!?!?(約7,000円)
いえね、実はここに来るまで入場料30ドルと思ってたんですよ。
コロナ中に値上げしてたのね・・・(´Д`)
すんごい値段の差ですね。
ザンビア側だと入場料20ドルですよ?
それがジンバブエ側だと50ドル。ビザ代30ドル加えたら4倍の差です。
果たしてそれだけの価値があるのでしょうか。
いざ参らん。
と、その前にバックパックにカバー付けときましょうかね。
滝の近くは水しぶきすんごいって聞きますので。
ちなみに防水ポンチョは入口付近で3ドルくらいでレンタルできます。
ビクトリアの滝の発見者デイビッド・リビングストンさん。
イギリスの探検家です。
さてジンバブエ側のビクトリアフォールズ国立公園、かなり広いです。
そして滝を拝めるビューポイントは1からなんと16まであるもよう。
せっかくなので1から全部見て回ることにしましょうかね。
7,000円も払ったんだから元取りたいんだわ。
まずはやって参りました「ビューポイント1」
うん、すごい。まぁまぁすごい。
ただ手前の植物がちょい邪魔かな。
虹はきれいです。
続いて「ビューポイント2」
ちょっとばかし階段を下りて展望ポイントに向かいます。
展望ポイント。
じゃーん(゚∀゚)!奥まで滝(゚∀゚)!
すんげーっ(゚∀゚)!!
水しぶきもなかなかです。
わかります?
どんどん行きましょう。
「ビューポイント3」
んああぁぁーーーっすげぇぇーーーーっっ(゚∀。)!!!!
迫力やばしぃぃぃーーーっっ(゚∀。)!!!!
この国立公園、普通に歩くと一番人気のここビューポイント3が真っ先に目に入るように整備されておりまして、実は一番最初に見たのはこの光景でした。
(ビューポイント1でいま一つテンション上がり切ってなかったのはそのためです)
すごい光景です。
信じられないほどの水量。ウィキってみたところ毎分5億リットルらしいですよ。ちょっと何言ってるかわかんないです。てかどうやって計ったんでしょう。気になります。
続いて「ビューポイント4」
3と同じ滝を別角度から。
ものすごい落差です。
もはや水がスローモーションに見えるんですよね。
向こうに見えるワイドな滝の方にも行ってみましょう。
なぜか5がなかったので続いて「ビューポイント6」
ワイドな滝に近づいてきましたね。
でももうちょい近くから見たい。
「ビューポイント7」
6とほぼほぼ一緒じゃねぇか(゚Д゚)!
どんどん行きます。「ビューポイント8」
メインフォール、落差93m。
来たぁーーーっ٩(゚∀゚)و!
音すっご!轟音!
高すぎてもはや滝つぼ見えないんですよね。
とにかくすごい。
しばし雨林の中を歩きまして、
「ビューポイント9」
あーーーっ!
すごいです!たぶんものすごいんです!
でも水しぶきでほとんど見えません・・・!
「ビューポイント10」
以下同文。
そろそろスマホの水没が危ぶまれる「ビューポイント11」
意味がわかりません(゚∀。)!
たぶん奥ですんごいことになってるんでしょうけど何も見えません!
もうこの辺滝が近すぎて、水しぶきやら音やら突風やらで大変なことになってます。
ただただスマホが心配です。
気化熱で体温も危うくなってきた「ビューポイント12」
風向きによっては時たまチラ見えする滝たち。
ほとんど何も見えてないですけど。
ぶっちゃけもう帰りたい「ビューポイント13」
これもうわかんねぇな。
ここから先は終始豪雨みたいな状態です。危険です。
「ビューポイント14」Rainbow Falls
なるほど、常に虹が出てるってことでしょうかね。
スマホが今にも壊れそう(変なメッセージ出てる)なので失礼します。
これはもういよいよスマホはしまっといた方がよさそうですね。
撮影はGoProに任せましょう。
おそらくここが滝に一番近い「ビューポイント15」
もはや本当に何にも見えないと言うかそもそも目を開けてるのすらしんどいというか。
風向きによってはバケツひっくり返したみたいなしぶきが飛んでき・・・
ビチビチビチ!!!
おんぎゃーーーっす(゚∀。)!!
壊れちゃう(;∀;)!!
スマホ壊れちゃうからーーーっ(;∀;)!!
・・・・・・
危なかった・・・(´Д`)
生きてます。さっきからカメラのレンズ曇ってますがなんとか生きてます。
しかしまさかあれほど大量の水が降ってくるとは・・・(´Д`)
ズボンどころかパンツまで水が貫通してきたぞ・・・(´Д`)
滝から離れて穏やかな「ビューポイント16」
最後のビューポイントです。ここは滝ではなくさっき通った橋を見渡せるようですね。
以上、ビクトリアフォールズ国立公園、ビューポイント1~16でございました。
あ、もう服乾き始めてる。
その後再び前半のビューポイントに戻ってきて滝を鑑賞。
3とか6とかが水がかからず落ち着いて鑑賞できますよ。
すばらしい景色です。
7,000円の入場料はバックパッカーには手痛い出費ですが、この唯一無二の景色を見れるのであれば納得といったところでしょうか。
信じられないほどの水量と轟音に、アフリカの息吹を感じたビクトリアの滝でした。
ビクトリアの滝終了。
2.大喧嘩のち、上からビクトリアフォールズ
本日はもう一ヵ所観光します。
車で移動中。
ジンバブエに入った瞬間から「ヘリで上から滝を見ないか?」といろんな人に声かけられるんですよね。
おっさん「あれで上から滝を見ないか?」
ぼく「あれ?あれってヘリコプターのこと?」
おっさん「そうだ。上から全体が見渡せて最高だぞ!」
ぼく「(何それめっちゃ面白そう(゚∀゚))」
ぼく「ふーん、いくら?」
おっさん「175ドル(約24,500円)だ」
ぼく「たっか!ムリムリ(ヾノ・∀・`)!」
おっさん「よし特別に150ドルでいいぞ」
ぼく「(お、値引きいけんのか・・・(゚∀゚))」
結果、鬼のネゴシエートで100ドルまで下げさせました。
我ながらこの手の交渉は得意です。
ポイントはこちらがほしがってることを悟られないこと。
あくまで「この値段だったら行ってあげてもいいよ~」みたいな顔を保つことです。
ヘリコプター楽しみ~(゚∀゚)!
車で15分ほど移動してやって来ました。
スタッフ「はーい、最初にお支払いお願いしまーす(^^)」
ぼく「カードでお願いしまーす」
スタッフ「110ドルですねー(^^)」
ぼく「・・・はい(゚∀゚)??」
スタッフ「110ドルですねー(^^)」
ぼく「100ドルって話ついてるはずだけど?」
スタッフ「110ドルですねー(^^)100ドルでは乗せられません(^^)」
んなアホな(´Д`)!!
ここまで連れてきてそりゃないぜ(´Д`)!!
街中なら「あっそ!他探すね!バイバーイ(^^)ノ!」で済みますが、こんな荒野に連れてこられた後じゃ交渉の余地ないじゃない(´Д`)
ぼく「100ドルって言ったじゃん!100ドルしか払わない!」
スタッフ「じゃあお帰りになってくださーい(^^)」
ぶちっ(^ω^#)
ぼく「ふっざけんな(゚皿゚#)!ギャーギャーギャー」
スタッフ「(何こいつめんどくさ(^^))マネージャー!」
マネージャー「サー、たった10ドルじゃないか。それくらい払ってくれないか?」
ぼく「そういう問題じゃねぇ!やり方が卑怯だっつってんだよ (゚皿゚#) !」
マネージャー「他の客はみんな175ドル払っております。110ドルでも破格なんですよ?」
え?何この流れ(^ω^)?
なんでぼくがめんどい客みたくなってんの(^ω^)?
マネージャー「とにかく、100ドルでは乗せれません。100ドルしかお支払いいただけないならお帰りになってください」
ぼく「おう帰ってやるよ(゚皿゚#)!その代わりツーリストポリスに通報するからな(゚皿゚#)!」
マネージャー「・・・・・・」
マネージャー「・・・わかりました。とりあえず時間ですのでヘリに乗りましょう。お支払いは後ほどでかまいませんので」
・・・・・・
とりあえず乗れることになりました。
いろいろありましたが切り替えて楽しんでいきましょー(゚∀゚)!
ふぅー!楽しみー(゚∀゚)!
どんどん高度を上げていってー、
川が見えてきてー、
ビクトリアフォールズーーーっっ٩(゚∀゚)و!!
うおぉぉーーーーーーーっっ(゚∀゚)!!
SUGEEEEEEEEE━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
いやこれ最高だな!
地上で間近からみるのもいいですが、上空から俯瞰で見るビクトリアフォールズもめちゃんこカッコいいですね。
フライト終了。
15分くらいだったでしょうか。
・・・・・・
マネージャー「いかかでしたか?」
ぼく「最高でした(^^)!」
マネージャー「ということは110ドルお支払いいただけますか?」
ぼく「無理(^^)それとこれとは別(^^)最初の約束通り100ドルね(^^)」
マネージャー「おぉう・・・(´Д`)」
・・・・・・
結局100ドルで押し通しましたが・・・
これぼくの印象めちゃくちゃ悪くないですか??
たった10ドルギャーギャー騒いでるクレーマーみたくなってません??
書いてて自分でドン引きしたんですけど・・・(´Д`)
・・・・・・
何はともあれ無事に国境まで戻ってこれました。
本日の観光すべて終了です。
おつかれさまでした。
いやトラック通る時の長周期の揺れがマジで怖いんよ・・・(´Д`)
ふたたびザンビアでーす。
帰りましょう!
今回の投稿は以上です!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
2023年6月23日 ジンバブエ・ビクトリアの滝にて
コメント
何年か前にビクトリアフォールズの水が枯れてしまったと言うニュースを見たんですが、ぜんぜんですね!すごい迫力!
ヘリの上からの景色も素晴らしいですね。
わかります〜。たかが10ドルかもしれませんが、金額の問題じゃないんですよね!やり方がムカつくんですよね。
季節ものなので時期によって水量は違うみたいですね。
水が枯れるなんて想像できないほどの迫力でした!
わかってもらえて良かったです笑
アフリカの観光地はお金のことになると本当にめんどくさいのが難点ですね(^^;)