こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。
今回の出来事です↓
1.アスワンへ
2.始まりの世界遺産、アブシンベル大神殿
1.アスワンへ
2023年5月6日のお話
サラーム。
おはようございまーす。
本日は今いるルクソールからさらに南下、アスワンという場所に向かいたいと思います。
ちなみにこの後の予定についてですが、
現在政情が不安定なスーダンには行きません。
エジプトから飛行機でエチオピアに飛ぶ予定です。
基本的にはルートは秘密にしておきたい根暗マンなんですが、家族や友人からちと心配されましてね。今回だけは次の国を先に言っときます。
ルクソールの乗り合いバス乗り場でーす。
前日に場所を確認しておきました。
場所ココ。
ルクソール⇒アスワンへは大型バスは運航しておらず、バンタイプの乗り合いバスか鉄道だけになるみたいです。
で、鉄道はもれなく外国人料金が適用となり激高なので必然的に乗り合いバスをチョイスです。
鉄道、高かったですね~。エジプトのくせに。
メモ取ってないのでいくらだったか忘れちゃいましたが確か60ドル(約8,400円)とかだったかと。
こちらのバンで参ります。
運賃は150ポンド(約680円)
人がいっぱいになったら出発するタイプなのでちょっと待ちました。
出発でーす。
ナイル川。
から離れると一瞬で荒涼とした平野。
アスワンに到着。
時間はわずか3時間くらい。
ただ、
ちょっと町からは遠いところに降ろされたんですよね。
群がるタクシーを振り払ってとりあえず腹ごしらえ。
バス乗り場のすぐ近くのローカル食堂です。
チキンシャワルマ50ポンドとペプシ10ポンド、合わせて60ポンド(約270円)
甘辛チキンとシャキシャキ野菜がめちゃめちゃおいしくてびっくりしました。
大満足です。
さて、当然ここから街に向かうシェアバスもありますのでこれに乗っていきます。
詳細は省きますが行き先をうまく伝えられず2本乗り継ぐことになりました。
それでも運賃は合わせて10ポンド(約45円)でした。
降りるところ間違えて無駄に1kmほど歩いたりしながら、
アスワンの宿「David Hostel」に到着です。
朝食付きでドミトリー1泊108ポンド(約490円)
エジプトでも本旅最安。儲け出るのか心配になるレベルです。
時間があったのでその辺の床屋で散髪しました。
切ってくれた兄ちゃんがかなりフレンドリーで散髪中にコーヒーを入れてくれました。
スマホの音声翻訳アプリでアラビア語を日本語に変換して聞かせてくれるのですが、翻訳を聴かされる瞬間にスピーカーが壊れたのか耳元で爆音が炸裂し鼓膜が逝ったかと思いました。
めっちゃ申し訳なさそうに謝られたので全然許せますが。
アフター。
めっちゃ少年ぽくなりましたね。すっきりです。
60ポンド(約270円)
最後にエジプト男が髪を固めるのに使ってるとかいう黄色の謎オイルを頼んでもないのに塗り付けられて終了です。
なおこの後シャワーで頭洗ったら水が真っ黄色になってドン引きしました。
夕飯はその辺の屋台で買ったコシャリ40ポンド(約180円)
明日は早朝からツアーでとある神殿に行ってきまーす。
(と思ったのですが夜遅くて申し込みできず、次の日は1日オフにしました。まぁゆっくりいきましょう。)
2.始まりの世界遺産、アブシンベル大神殿
2023年5月8日のお話
おはよーございまーす(小声)
現在朝の4時半。
本日はアスワンから行けるアブシンベル神殿へのツアーに参加していきます。
ツアー代は15ドル(約2,100円)
朝食付きでした。
バスはいくつかのホステルで参加者を拾いアスワンを出発。
砂漠を爆走し、
3時間ほどでアブシンベルに到着です。
行きのバスでは爆睡かましてたのでこのタイミングで朝食もしゃもしゃ。
入場料いくらだ?
塗りつぶされててわからん。
直接聞こ。
275ポンド(約1,240円)でした。
エジプトにしてはそこそこの料金。
ちなみにツアー代とは別です。
参りましょう。
眼前に広がりますはアスワンハイダム。
はい!いきなりですみません!
アブシンベル大神殿でーす!
すごーい(゚∀゚)!
でかーい(゚∀゚)!
この神殿、とってもすごい神殿なんですよ。
ラムセス2世という古代エジプトでも最もイケイケな王様が建てた神殿です。
ちなみにラムセス2世ってこの人ね。
どの人?と思われたかもしれませんがこれ全員ラムセス2世だそうです。
自身の像を4体並べるとはラムセス2世、なかなかの自己顕示欲をお持ちだったようですね。
そしてこの神殿にはもう一つ重要なエピソードがあります。
実はこのアブシンベル神殿、なんとあの世界遺産の第一号なんですって。
今や数千とある世界遺産の第一号です。オリジン・オブ・ワールドヘリテージです。
実はこのアブシンベル神殿、もともとは違う場所にありました。
先ほど見たアスワンハイダムを建設する際、神殿が水没する危機に瀕したのですが、欧米諸国が中心となり力技で現在の場所に移したみたいです。
いったいどうやって動かしたんだ?と疑問に思いますが、なんと神殿を角切りステーキよろしくのこぎりで切り分けて運んだそうです。
よく見るとその痕跡もわずかに残ってることがわかりますね。
何はともあれこれをきっかけとして世界中の価値ある遺産を残していこうという気概が高まりユネスコの世界遺産という制度ができたんですって。
そんな特別な世界遺産「アブシンベル神殿」
みなさんも一度は見たことあるんじゃないでしょうか。
ぼくも世界ふしぎ発見とかで見たことあるような・・・
と思ってたら驚くことにまさにその世界ふしぎ発見のロケが目の前で行われていました。
「こちらのレリーフがラムセス2世~」
「そしてこちらは各地から連れてこられた奴隷の~」
とか言ってたような気がします。
なかなか見られない光景でしたが1枚だけ写真撮って失礼しました。
VANRIさんとか鉢嶺杏奈さんだったら小一時間ガン見してたと思いますが野郎のミステリーハンターに用はありません。
いざいざ内部へ٩(゚∀゚)و!
通路にファラオ像がずらり。
きっと全員ラムセス2世でしょう(適当)。
壁画はすべてラムセス2世の生涯を表しています。
俺のおかげで戦争に勝てたぜ!的な。
左の椅子に座ってるのは太陽神ホルス。
右にひざまずいてるのがラムセス2世。
お?意外と謙虚??
と思ったら時を経るごとに神と同じステージに立つようになります。
真ん中がラムセス2世、左右にいるのはホルスと知恵の神トトですね。
ふふ。詳しいでしょ。
今回はちょっと予習してきました。
神殿最奥部。
どうせ全員ラムセス2世(適当)。
1年に二回、太陽の光が最奥部まで届き像を照らすように設計されてるようです。
すごいですね。当時すでに天文学の知識の蓄積があったってことですよね。
アスワンハイダム。
大神殿のとなりにある小神殿。
こちらはラムセス2世の妃であるネフェルタリ王妃に捧げられたもの。
・・・とかいいつつ6体の立像のうち4体はラムセス2世らしいです。
どんだけ目立ちたいんだいいかげんにしろ。
内部。
大神殿の方と比較すると柱などの作りに手抜き感を感じるのは否めません。
とはいえなかなかに立派なレリーフ。
特に何もなかった神殿最奥部。
大神殿より角切りにした跡がくっきりとわかりますね。
大神殿(奥)と小神殿(手前)
これはなんでしょうね?
古代の劇場?
ラムセス2世の膝の上に鳩でもとまってるのかと思いましたがあれ照明ですね。
てことは夜になるとライトアップされるんでしょう。
こいつマジで目立ちたがり屋だな。
じゃあこの劇場もライトアップ見る用か。
ラムセス2世が用意させたに違いない。
最後恒例のお土産コーナー。
コーラがほしかったのですが40ポンドと通常の4倍したのでやめました。
そしたら店員が貧乏人を見るような目で「買わないの~(`∀´)」とニヤニヤ煽ってきてちとイラっとしました。ダムにでも沈んどいてほしいです(^ω^)
帰りのバス。
砂漠~。
アスワンに戻ってきました。
さて、この時点でまだ3時前ですが本日はゆっくりすることにしました。
今日朝早かったですし。
明日は一路反転して北上、アレクサンドリアに向かいまーす。
今回の投稿は以上です!
最後まで読んでいただきシュクランでした!
2023年5月8日 エジプト・アスワンにて
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