#119 俺のクリスマスがこんなにインドなわけがない(TωT)! インド(28)

インド

こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1.俺のクリスマスがこんなにインドなわけがない(TωT)!
2.年末年始もデリー
3.インドに屈した日


1.俺のクリスマスがこんなにインドなわけがない(TωT)!

2022年12月25日のお話

ナマステー!
前回のアウランガーバードから列車で24時間、再びデリーに戻ってきました。
インドでかすぎんだろ。

ニューデリー駅。

こちらが車内。
24時間インドの列車に揺られていた灰色のクリスマスイブでした合掌。

アッパー席にお弁当を置いてこぼれないように食べていました。
車内販売で160ルピー(約270円)。

およそ1ヵ月ぶりのデリーです。

あいかわらずゴミみてぇな都市だなぁとドン引きしつつ不思議な安堵感に包まれます。
ぼくにとってデリーとはそんな街です。

今回もデリーサンタナさんにお世話になります。

さっそくお昼に。

屋台でマギーを発見。

60ルピー(約100円)。
うまうま。

本日はクリスマスということで、

サンタのコスプレをした子供がそこかしこで楽しそうにしていました。
ヒンドゥー教が主なインドにもクリスマスってあるんですね。

いやむしろ、すべてのものを呑みこむヒンドゥーだからこそクリスマスも受け入れられてると言うべきなのかも。下手したら彼ら、クリスマスをヒンドゥーのイベントと勘違いしてる可能性すらありそうです。

きゃ、きゃ、きゃわえーーー ٩(゚∀゚)و !
デリークリスマス٩(゚∀゚)و☆

2022年のクリスマスはそんな感じでした。

2.年末年始もデリー

せわしなく動き回っていた南インドが嘘のように、年末年始は割とだらだら過ごさせてさせてもらいました。

朝ごは~ん。
ぼくが南インド行ってる間にチャイが追加されとるやんけ!

たまに外に出てチャイとおやつ。
チャイもおやつもそれぞれ10ルピー(約17円)

あまりにだらけすぎてこの辺は2~3日くらいひとつもツイートしてなかった気がします。

原因はこいつ↑

宿に全巻そろってたんですよね。
何かと話題になることが多いですしかねてから読んでみたいと思っていましたので、この機会に最初から全部読んでいったのです。

1日目でハンター試験編、
2日目でヨークシン編、
3日目でグリードアイランド編、
そして4日でキメラアント編まで一気に読み進めました。
大変面白いです。

ただ暗黒大陸・王位継承編は難しすぎてなかなか進まずにいます。
誰か解説してください。

・・・・・・

12月30日は宿のみんなでラーメン会を開催すべく買い出し中です。

玉ねぎ 1キロ30ルピー(約51円)
じゃがいも 1キロ40ルピー(約68円)
などなど、格安の庶民価格で食材を買っていきます。

インドは物価が安いこともあって旅中に自炊することはしませんでしたが、自炊すればさらに安く旅できそうですね。

味噌ラーメンぱーりー。
自炊の画はどうしても写真映えしにくくて伝わりにくいのですが非常においしかったです。
味噌ラーメンは他の宿泊者が日本から持ち込んだもので懐かしき故郷の味に涙が出そうになります。
宿にいる半分以上の人はぼく以上に日本から離れている期間が長い人ばかりなので、みな一口麺をすするなりため息ついて感想を語り合っていたのでした。

付け合わせのポテトサラダと、卵と豚の角煮。
ポテトサラダはぼくが主に担当しました。
貴重なマヨネーズをふんだんに使ったポテサラは好評なようで嬉しかったです。
ちなみに煮卵が神の一品でした。

翌日の31日大晦日は年越しそばと天ぷらパーティー。
昨日のポテサラを褒められたことでいい気になり、勢いそのままに本日はそばの調理を担当しました。

みんなに出来立てを食べてもらうべく天ぷら係の方と連携したりと、なかなかキャパオーバーなことをしましたが最善を尽くせたので満足です。

みなさんに美味しいと言ってもらえて何よりでした。

余談ですがナスって丸いんですね。
ナスは英語で「Egg Plant」で、今まで何でだろ?と思ってたのですがこの疑問は年末のインドにて解消されました次第です。

日本時間の年越しは知らぬ間に過ぎてました。

こちらインドの年越しです。
しょぼい花火とともにインド人のけたたましい奇声がこだまするだけでしたので1分くらいで部屋に戻りました。

というわけで、明けましておめでとうございます。
今年も旅を続けて行きたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

元旦はいただいたどん兵衛を食べ、

なぜか100ルピー(約170円)で散髪し、

↑アフター

夜はお餅パーティーでした。
ポテサラ以降、すっかり調理係が定着したようなので本日も担当させていただきました。
といっても焼いたり茹でたりしただけですが。

3.インドに屈した日

年末年始をデリー滞在にしたのはゆっくりするためという以外にもう一つ理由がありまして、

それがこのスマホを受け取るというミッションがあったからです。
我が家族の華麗なる連携により、番号そのままで他社乗り換えした日本のスマホをインドで受け取ることができました。

長かった・・・(´Д`)
1ヵ月前にここデリーでスマホを盗まれてからここまで、
iPhone7という古のスマホだけでなんとかやって来ましたがそれも今日までです。

ちなみにですが、極めてスムーズに受け取ったかのように書きましたが実際のところは実に紆余曲折ありました。

いちおう事の顛末を記しておきますが別に飛ばしてもらっても大丈夫です。

【12月31日】
日本からインドの宿に初めてスマホが届けられる。

関税7,600ルピー(約1.3万円)を払うこととの引き換えということでいったん受け取りを保留(この時点ではぼったくりか何かだと思っていた)

調べてみると、インドでは電化製品に2割ほどの関税がかけられているとのことなので、請求されている関税額そのものは適切っぽい(とは言え関税の基準そのものがバグってるとしか思えないが・・・)

【1月1日】
おとなしく関税を払うべく郵便局に赴くが祝日とのことで追い返される。

【1月2日】
再び郵便局に赴き関税を支払ってようやくスマホげっと。

以上が事の顛末です。

最初からおとなしく関税払っていれば12月31日にスマホを手にできていたのですが、いろいろ余計なこと考えてるうちに1月2日まで遅れてヤキモキするはめになってしましました。

インドでは言われた金額をほいほい払うのは詐欺師のいいカモになるので避けるべきですが、結果的に今回に関してはおとなしく払っとくのが一番楽でしたね。

そんなこんなでゆっくり過ごそうと思っていた年末年始もさっそくインドにかき乱されたのでした。

・・・・・・

ぬぉ~!悔しいよぉ~( ;∀;)
スマホを送ってもらっただけなのに1.3万円も取られるなんて悔しいよぉ~( ;∀;)

てか関税高すぎんだろ!
1.3万円ってインド人の月収じゃねぇか!

しかも勝手に開けられた形跡ありありだし、箱もべこべこだし、
なんなら郵便局での荷物の扱いも小包投げ捨てるような雑さだしこの国どうなってんだ!

・・・ま、まぁいい(´Д`)
これはもうしょうがない(´Д`)
悔しいですが切り替えるしかありませんね(´Д`)

税関で1.3万円も持ってかれたのは正直ダメージ大きいですがいつまでもウジウジしてるわけにはいきません。
インドには3ヶ月も楽しませてもらいましたし、ぼくが支払った関税がこの国の今後の発展に少しでも貢献できると思えばまぁそれも本望とでもいうと思ったか今すぐ爆発しろ(^ω^)

・・・以上、年始早々インドに屈することとなったスマホごたごた劇場でした。
インド一生ゆるさねぇ…(^ω^)

今回の投稿は以上です!
なんだかんだで年末年始9泊もゆっくりしたデリーを出発し、次回は北西のアムリットサルという都市に移動していきます!
最後まで読んでいただきダンニャワードでした!

2022年12月25~2023年1月2日
インド・デリーにて

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