こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。
今回の出来事です↓
1.パタゴニアの物価が本気出してきた
2.パタゴニアの象徴フィッツロイに挑む
1.パタゴニアの物価が本気出してきた
2024年3月18日のお話
はーいどうも。
エル・カラファテからエル・チャルテンに移動してき行きます。
バスはTAQSAという会社で2.4万ペソ(約3,800円)。
または24ドル(約3,600円)でもいけました。
わずかですがお得になるのでドルで払いました。
ん?
チケットには2.16万ペソと書いてますね。
支払った2.4万ペソとの差額は謎です。みんな2.4万ペソ払ってるのでぼったくられたとかはないと思います。
立派なバスです。
まさかの再前席シートでした。
ダイナミックな景色を独占できる最高のシートです。
事故ったら即お陀仏の可能性が高いのでしっかりシートベルトしめましょうね。
パタゴニアの大地疾走。
くっそ眩しいw(^ω^)
エル・カラファテ→エル・チャルテンはほぼ北上するルートなので強力な太陽ビームをもろに受けます。
結果こうなります。
直射日光受けない時だけオープンします。
最高の景色です。
いろんな人が代わるがわる撮りに来てるの図。
こんな素晴らしい景色ですからね。独り占めなんてしませんよ。
エル・チャルテン着。
バス停。
カラファテよりさらに一回り小さい町です。
カラファテ同様、観光業で賑わう町。
おしゃれな建物も多いです。
エル・チャルテンの宿「Hostel Don Galle」
バスターミナルから徒歩1分くらいの便利な立地。
ドミトリー1泊2万ペソ(約3,160円)、または20ドル(約3,020円)
チャルテンの物価高いですね。
せめて1.5万ペソくらいで探したかったのですが、いくつか回って一番安かったのがこの値段です。
自炊用にスーパーに寄ったのですが・・・
カラファテでせいぜい1,000ペソだったソーセージが3,200ペソ(約510円)・・・
カップラーメン8,600ペソ(約1,360円)ぉぉぉ━━━━(꒪ཫ꒪; )━━━━っ!?!?
だめだ、めまいしてきました・・・(´Д`)
とてもじゃないですがここでは買えません。
ここまでのパタゴニアでは物価いうほど高くなかったので余裕こいてましたがチャルテンに来て物価が本気出してきてますね。高すぎて泣きそうです。
何もかもカラファテの2~3倍はするんじゃないですかね。カラファテのスーパーでもっと買ってから来ればよかったです。
でもレストランはそんなに高い気がしませんね。
高いっちゃ高いですが、2~3倍に暴騰してるスーパーに対してせいぜい1.5倍くらいな印象です。
エル・チャルテンぶらぶら。
落ち着いたいい街ですね。
(物価を除けば)
夕飯は自炊しました。
2.パタゴニアの象徴フィッツロイに挑む
2024年3月20日のお話
はーい、おはよーござい・・・
んなぁ!!!!!!(゚Д゚)
うぉ━━━━っ!!!
フィッツロ━━━━٩(゚∀゚)و━━━━イ!!!
ふ、ふつくしい・・・(´Д`)
部屋のドア開けてすぐこれが目に飛び込んできてビビりました。
フィッツロイはパタゴニアの象徴とも言える山。
スポーツファッションブランド「patagonia」のロゴマークにもなっていることでも有名。
街中から山容を頂くのは天候条件がかなりシビアなようですが幸運にも朝焼けのフィッツロイ、しっかり拝ませていただきました。
おぉ寒・・・(´Д`)
写真撮るために手袋はずしてるのですが、風が強いのもあって1分で感覚なくなるほど手が冷たくなります。
エル・チャルテンにやって来たのはフィッツロイへのトレッキングが目的。
朝ごはんを食べてさっそくトレッキングに行ってきま・・・
冷蔵庫に入れてた牛乳が盗まれました・・・
盗んだ奴誰だよ〇ねよ(^ω^)
しかし盗む奴もいればくれる人もいました。
こんな物価高い町なのにありがとう… ありがとう…(´Д`)
朝ごはん食べて午前9時、トレッキング始めていきます。
フィッツロイトレッキングの所要時間は往復7時間くらい。
ぼくはゆっくり登りがちなので9時間くらい見ておいた方がよさそうです。
パイネトレッキングの時と違い今回はストックが借りれたのでいくらか楽です。
これあるなしでえらい違いですからね。
登っていきます。
エル・チャルテンの町。
途中のビューポイント。
かなりしっかりしたトレッキングコースが整備されているにもかかわらず入場料は無料!嬉しいですね。
チャルテンの物価は諸々高いですが観光費がかからないのでチャラと考えましょう。
途中から雪道に。
たまに雪の塊がドサッと頭に直撃してきて目が覚めます。
またトレッキングシューズではなく普通のランニングシューズできていますので水たまりには気を付けて進んでいきます。
だんだん近づいてくるフィッツロイ。
なかなか雲が晴れませんねぇ。
風が強いので雲の動きは速いのですがフィッツロイの周りだけいつまでたっても雲がなくなりません。
まるでフィッツロイが雲を吐き出してるかのよう。
たぶん湿気を含んだ風が冷たいフィッツロイに当たることで空気が冷やされて水蒸気が生まれてるんでしょうね。
地理は素人ですが全く頓珍漢なことは言ってないと思います。
今回のお供はこちら。
カラファテのスーパーで1,800ペソ(約280円)の特売セールで買いました。
たっぷり590グラム。
280円で2,800kcal、驚異のカロパ(カロリーパフォーマンス)を誇ります。
旅してると体型維持するの本当に大変ですからね。
こういうエネルギー爆弾は大変助かります。
しばらく待っても晴れませんでした。
後で晴れることを信じて進んでいきましょう。
水は雪解け水がおいしいです。
がっつり硬水なので飲み過ぎは禁物だと思いますが。
最後2kmほどが最難関。
足を滑らさないように気を付けて岩場を登っていきます。
なかなかタフなトレッキングです。
ストックがあるのでなんとかなっていますが辛さはパイネ以上かもしれません。
あ、あと少し・・・!
この坂を登り切った先は・・・!
うぉ━━━━(゚∀゚)━━━━!
フィッツロ ━━━━ イ٩(゚∀゚)و!
ついにたどり着きました━━━━ ٩(゚∀゚)و !
ま、まぶしい・・・(´Д`)!
太陽光が雪に反射してサングラスなしだと目も開けられないくらいです。
水うめーw
信じられないと思いますが今めちゃめちゃ暑いです。
雪を握って体温下げたり中には雪食べてる人までいました。
厳しいトレッキングを乗り越えた者だけが目にできる白銀の世界。
フィッツロイパノラマで。
パタゴニアの象徴とも言えるフィッツロイ、最高にかっこいいじゃないですか。
今まで見てきた山で一番カッコいいと感じたのはエベレスト街道のアマダブラムですが、それに勝るとも劣らないかっこよさです。
パタゴニア、厳しい場所でしたが来てよかったです。
陽を受けて光輝くフィッツロイを目にし心からそう思いました。
さて、ぼちぼち下山しましょうかね。
現在16時。
トレッキング開始したのが9時なのでつまり片道だけで7時間かかったことになります。
往復7時間が目安とは何だったのか。
ちょうど分厚い雲もかかりだしたのでこの辺がお別れ時でしょう。
さらばだフィッツロイ。
この目で見れて良かったよ。
気を付けて下山。
この辺は滑らず降りるのは無理ですね。
実際何度かあえてお尻で滑りながら降りていきました。
・・・・・・
チャルテンの町に戻って来ました。20時。
往復11時間におよぶトレッキングでした。おつかれさまでした。
足をガクブルさせながらその足で夕食へ。
なかなか良さげなリストランテです。
付け合わせでパンが来ました。
ガーリック風味がおいしいです。
ポークフィレステーキ16,500ペソ(約2,600円)
お高いですがトレッキングで体酷使しましたのでしっかり良いもの食べて回力回復に努めないとですね。
めちゃうま~(゚∀゚)
五臓六腑に染みわたります。ボロボロになった足腰に栄養が届けられてるようです。
ごちそうさまでした。
・・・・・・
さて、これにて南米大陸南端部パタゴニアの旅はおしまいです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
この後一度エル・カラファテに戻るのですがさすがにそこは割愛。
次回はパタゴニアから飛んだ先のブエノスアイレスから再開します。
いよいよぼくの旅も最終局面となります。
よろしければ最後までお付き合いください。
今回の投稿は以上です。
最後まで読んでいただきグラシアスでした!
2024年3月20日 アルゼンチン・エルチャルテンにて
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