こんにちは。にしきよです。
今日もよろしくお願いします。
今回の出来事です↓
1. にしきよさん、バイクを買う~♪
2. バイクはどこだっ!?
1. にしきよさん、バイクを買う~♪
2020年1月5日のお話
チョムリアップスオ!
本当は今日プノンペンを出発しようと思っていたのですが、もう一泊しようと思います。
都会なだけで何も面白いところがないと聞いていたのですが、なかなかどうして面白いんじゃああーりませんかと思いまして。
過去から現代へ、あるいは地方と都会とのコントラストなんかに注目しながらもう少し街ブラしていきましょう。
いざっ!
の前にけっこうな量のご飯をいただきます。
まぁ朝昼兼用ですので。
値段忘れちゃいました。確か2.5ドル(約280円)だったかと。
昼ンペンに繰り出します。
夜ンペンで見たビル。
あれ?もしかしたら右の高い方はナーガ(神蛇)をモチーフにしてるのかしら。
よくわからないので適当なこと言うのやめときましょう。
立派ですなー。
Maps.meによると総理大臣のキャビネット。でかー。
キャビネットって何て訳すのかしら?執務室?
鉄道も見かけました。
カンボジアは正式にはカンボジア王国。
ノロドム・シハモニ国王様です。へぇ~今知った。
タイの国王ほど頻繁には見かけませんね。
高級車の新車がズラリ。
ちょっと怖くて近づけない。
10年前は車自体が少なくてトゥクトゥクばっかりだったって聞きましたけど、今やどんどん走ってます。
なんならレクサス(高級車)とかめっちゃ多いです。
比率で言うと日本よりずっと多く感じます。
東南アジアって感じの雑多なエリアもありますね。
大変に活気があります。
brotherのミシン。
直して大切に使ってる感ある。
セントラルマーケットにやってきました。
観光客が多いマーケットです。
遠くからでもよく見えますね~。でかいです。
ドドンっていう効果音が似合いそう。
中スッカスカやないか。
宝石類(1000ドルオーバー)や、
怪しい時計も。
宝石はともかくこっちはぜってーパチもんだわ。
え?ここ、こんなのしかないの?
ものの5分で興味がなくなったのでちょっと近くのオルセーマーケットへ。
こっちは地元民向けのマーケットです。
んん!?
この辺は、
なんだかバイク屋さんが密集してますね。
バイク屋密集地この辺です。
そういえばバンコクでバイク買おうとしたこともありましたね。
東南アジアをバイクで回ろうとして。
最低購入価格が36万円くらいしたので諦めたんでしたっけ。
ちょっとだけ冷かしてきます。見るだけです、見るだけ。
ふぁっ!?これ450ドル(約50,000円)で買えるの!?
え?安くない?中古とはいえ安くない?
あ、でもこれスクーピーっていう50cc街乗り用のバイクですって。
それじゃダメですね。
えっ!?この110ccバイクが420ドル(約46,000円)なの?
安心と信頼の大正義HONDA神製じゃないですか。
いや~でも、いったん諦めた話ですからね。
今後の予定もいろいろ考え直す必要出てきちゃいますし。
え?整備もしてくれるの?
あら、このかっちょいいヘルメットもおまけしてくれるの?
ぼく「カードで支払いできる?」
おっちゃん「もちろんだ!がははっ!」
・・・これはアレだ。アレ。
うん。
買うわ。おっちゃん。
え?衝動買い?
何言ってるんですか?やめてください。
ぼくを誰だと思っているんですか?にしきよさんですよ?
ちゃんと15分は熟考しました。
という訳で、明日のお昼11時にまたここに来ることになりました。
それまでに整備しといてくれるとのこと。
はい、プノンペン延泊けってー。
2020年1月6日のお話
おっはよ~ございま~っす!
コンビニで買ったパンで朝ごは~ん。
1.75ドル(約190円)。
紙が張り付いてうまくはがれない。
はい、昨日のバイク屋に受け取りに来ました。
そしてまだ整備していました。
まぁ全然いいですけど。
整備中~
パスポートやら国際免許証やら見せて契約です。
はい、整備完了です。
最後にお支払い。
おっちゃん「後ろに乗れ!」
ぼく「ん?」
バイクぶーん。
ATMに連れて行かれました。
それはカード使えるとは言わないと思うの。
結局現金でお支払い。
何はともあれ購入完了です。
いったん宿に戻ります。
ガソスタでガソリンを給油。リッター100円くらい。
あら、意外と安くないのね。
・・・・・・
うお~(゚∀゚)!
買っちまった!買っちまったお~(゚∀゚)!
むほほほほ~っ(゚∀゚)!
これで残りの東南アジアを旅するお~ヾ(*゚∀゚*)ノキャッキャッ♪
今後のルートを考えてヨダレを垂らす。
とりあえず今日はプノンペンの街をテストランです。
特に問題はなさそうですね。ばっちり整備できてるみたいです。
今から出ると暗くなりそうなので出発は明日にしましょう。
という訳でもう1泊ンペンです。
明日からバイク旅たんのしみだお~(゚∀゚)!
おやすみなさ~いヾ(*゚∀゚*)ノキャッキャッ♪
2. バイクはどこだっ!?
2020年1月7日のお話
おっはよ~ございま~っす!
快&晴!!
朝ごはんを宿で食べてっと。
2.5ドル(約280円)。やや高く感じますが、宿泊料が一泊4.5ドル(約500円)と良心的なのでこちらでいただきます。
良いと思った宿にはこんな形で貢献させていただくのがにしきよさんの流儀なのです。やだちょっとかっこいい✩
なんだかんだで3泊もしちゃいましたね。
そんな宿もチェックアウトしてお別れです。
さ、チェックアウトも済ませたことですし、本日からバイク旅を初めて行きましょうかね。
ん?
んん?
んんん(゚∀゚)?
あれ、ぼくのバイクがありませんね。
宿の前に停めておいたんですけどね。
ちゃんと鍵もかけてましたし。
あ、もしかしたら他のゲストがバイク出すときに動かしたのかも。
でも近くにも見当たりませんね。
もしかしたら宿の人が移動させたのかも。
ご存知ないですか。そうですか。
えーと、もしかしてこれってアレですか?
盗・難(゚∀゚)?
え?マジ(゚∀゚)?
昨日買ってその日に盗難はシャレにならなくね?
とりあえず宿の人に相談。
忙しそうなのに親身に聞いてくれました。
宿の人が言うには、カンボジアではバイク盗難が多発しているとのこと。
そして警察に届けても見つかる可能性は限りなく低いようです。
それでもポリスレポート(盗難証明)がほしかったので警察に行きたいと言って15時に行くことに。
警察は現地語しか話せないことが多いので付き添ってくれるとのこと。
お忙しいところ大変申し訳ない。
にゃ~ん。
いや、こんなことやってる場合じゃありませんよ。
それまでは周囲の飲食店などに監視カメラに何か写ってないか確認させてもらうも特に収穫なし。
でも大丈夫です。ぼくは海外旅行保険に入っていますので。
海外旅行保険には携行品補償というのがあって、盗難にあったとき金銭が補償されるのです。
補償金を受け取ることができれば実質の損害はありません。
補償を受けるためには現地のポリスレポートが必要なのです。
補償を受け取るために他の必要なものを調べて、
ん?
オ、オートバイ除外されてる・・・
オートバイは補償対象外でした。
オワタ。
これはオワタ。
それでも一応、何かの役に立つかもしれないのでポリスレポートは作ってもらいに行きます。
・・・・・・
宿のスタッフ2人とぼくの計3人で警察に向かいます。
バイク3けつです。
バイクぶ~ん。
はい、警察署に着きました。
警察署といっても全然立派な感じではないです。交番の方が近いです。
というのも事件が起こった地区の管轄の警察署に行かねばならなかったためです。
宿のスタッフがクメール語で事情を説明してくれます。
そして警察やる気ねぇ・・・。まともに制服着てないし。
しばし宿のスタッフと警察のやり取りが続きます。
そして、警察が言うにはどうやら、バイクが自分のものであることを証明する書類が必要とのこと。
確かに購入時にその書類もらってます。
ただ、バイクに備え付けてたのでバイクごと持って行かれてます。
いったん、購入したバイク屋に行くことに。
バイク屋のおっちゃんが控えを持っているのでコピーさせてもらいましょう。
バイクぶ~ん。
キキッ。
ん?揚げ物屋の屋台の前でバイク停めました。
道聞くのかな?
食べたかっただけか~い。
右の2人が宿のスタッフです。
女性の方がリナ、男性の方がカカダ。
最初、なぜにこのタイミングでと思ってイラっとしましたが、あなたも何か食べる?とあまりに普通に聴いてきたので一周回って笑ってしまいました。
そもそもイラっとできる立場じゃないですからね。
めっちゃ忙しそうなところ抜けて付き合ってもらってるので。
はい、昨日のバイク屋に到着です。
昨日のおっちゃん(店主)はいないようです。
リナがバイク屋の店員に事情を説明してくれます。
と、そこにおっちゃんが戻ってきました。
ぼく「おっちゃん!」
おっちゃん「おい、警察からオレに電話があったぞ。いったいどういうことだ?」
リナ「かくかくしかじか」
おっちゃん「これこれしかじか」
リナ「なんか、あなたのバイク今警察にあるみたい。どういうわけかわからないけど」
どうやら警察の方で保管されているとのことです。
とりあえずそれ聞いて安心しました。
おっちゃん「む~何があったかは知らんが、とりあえず乗れ。オレも呼ばれてる。」
とりあえず、リナとカカダとはここでお別れです。
2人ともまさか見つかるとはと驚いていると同時にほっとした様子でした。
おっちゃん「もしかしたら警察にいくらか払わないといかんかもしれんぞ」
ぼく「それは仕方ないね。でも見つけてくれた警察には感謝だし少しくらいなら払うことにするよ」
バイクぶ~ん。
1時間くらいバイクで走って警察署にやって来ました。
40代か50代のやたら厳しそうな警官が3人出てきました。
え、めっちゃ怖・・・。
おっちゃん「かくかくしかじか」
警官「けんけんがくがく」
おっちゃん「お前さんのバイクは奥にあるそうだ。」
ぼく「どれどれ、お~ぼくのバイクッ!本当によかった~」
おっちゃんの持ってる書類でぼくのバイクであることも証明して、
晴れてバイクリターンズです。
・・・のはずですが、ここで警官からお金を要求されます。
その額驚愕の100ドル(約11,000円)。
これは予想外です。20ドルくらいだと予想してました。マジで予想外です。
警察が見つけて保管しといてくれていたのは感謝ですけどちょっとあまりに額が大きすぎです。
ぼく「待って。そもそもなんで警察にぼくのバイクがあったの?」
おっちゃん「駐車違反があったようだ」
(実際にはおっちゃんと警察官の会話がありますが省略してます)
話を聞いているとどうやら盗難されたものを警察が保護したのではなく、はじめから警察が持っていったようです。
ぼく「でもちゃんと宿の決められたスペースに停めてたよ。何が違反だったの?」
おっちゃん「詳しい説明はないがとにかく違反だったと言っている。」
今ひとつ納得できないぼく。 じゃっかん不信感持ち始めてます。
しばらくの沈黙の後、警官は今回は80ドルでもいいと言ってきました。
えぇ値下げって、それ絶対正規の金額じゃないやん。絶対ポケットマネーになるやつやん。
さらに沈黙が続いた後、おっちゃんにちょっとこっち来いと外に連れ出されました。
(拘束されていた訳ではないのでわりと自由にウロチョロさせてもらえてた)
おっちゃん「80ドル払ったほうがいい。お前さんにとってはそこまで大きい額じゃないだろ」
※この時点で、警察とおっちゃんがグルなのでは?と思われる方がいるかもしれませんが、それはありません。
ぼくが泊まってる宿をおっちゃんには教えていませんでしたので。
おっちゃんもまた店を空けなければいけなくなった被害者です。
ぼく「払えないよ(´Д`)。だってぼく何がダメだったかちゃんと説明されてないもん」
おっちゃん「話を聞いてる限り、多分お前さんは何も悪くない。警察が勝手に外国人が泊まっていそうな宿に停めてあるバイクを持ってったのだろう」
ぼく「お金を要求するために?」
おっちゃん「そうだ。残念ながらそういうことはこっちではある」
ぼく「えっ、それって職権乱y」
おっちゃん「やめんか!」
ぼく「もごもご(´Д`)」
おっちゃん「とにかく今お前さんのバイクは警察の手にある。残念ながら取り戻すには金を払う以外ない」
おっちゃんはすごく同情を示してくれていました。
お金を払えと言ってるのも、ぼくがこれ以上ややこしい事態にならないようにとのことだと思います。
それからやっぱり警察は怖いのだと思います。おっちゃんかなり萎縮してました。
ぼく「ごめん、おっちゃん。払えないよ。だってぼくが悪いんじゃないもの」
おっちゃん「・・・」
ぼく「ねぇおっちゃん。日本大使館に行って相談してくるよ。んで、また明日ここに来る。警察にそう訳してよ」
おっちゃん「ムリムリムリムリムリ(´Д`)!言えるか!言えるか!頼むからここは彼らの要求に従ってくれ(´Д`)」
おっちゃんには悪いですがもうこうなったら長期戦です。
できるところまでワイロを引き下げます。
目標は50ドル。
警官「80ドルより下にはならんぞ」
ぼく「いやほんとに無理なんだって(´Д`)」
そもそも支払えるお金を持ってないとアピールします。
警官「・・・」
ぼく「・・・」
1時間くらい経ったころでしょうか。
突然警察が何やら書き始めました。
・・・で、バイクを返してくれました。
え?なんで?
これ、調書撮影のために警察に写真撮られたのですが、その後でぼくのスマホでも撮らせてもらいました。
わ~記念撮影✩みたいな感じで。
撮りたかったのは左の警官です。目がマジで怖かった。
もともとのかっちょいいヘルメットはなぜかなくなりました。
代わりにこのかわいいのを渡される。
キティーちゃんを苦笑して撮ったと見せかけて撮りたかったのは警察署の内部です。
奥に座っているのは別の警官。まだ比較的優しそうだった。それでも怖いけど。
え~と、理由はさっぱりわかりませんが晴れて無罪放免です。
おっちゃんと帰ります。
おおう、もう暗くなってる。
バイクぶ~ん。
う~ん、まだちょっと事態が飲み込めない。
ちょいちょいとおっちゃんが隣に並走しろという合図。
おっちゃん「警察のやつらによ、お前さんが日本大使館に行くつもりだって言ってやったんだよ!そしたらあいつらこんな顔してよ!あの驚いた顔ったらなかったな!」
おっちゃんは目を見開いて口を突き出し、ひょっとこみたいな顔をして見せてきました。
ぼく「おっちゃん!言ってくれたんだ!大丈夫だったの!?」
おっちゃん「ああ!大丈夫だったみたいだ!エキサイティングだったぜ!」
おっちゃんはまだひょっとこの顔をやっていました。
おっちゃんがどのタイミングで警察に伝えたかはわからなかったので、ぼくはその時の警察の表情は見てないですけど。
ぼく「おっちゃん、今日夕飯一緒にどう?」
おっちゃん「ああ!もちろんだ!最高にうまいとこに連れてってやる!弟がやってんだ!」
という訳で弟さんのお店へ。
こちら、料理する弟さん.
おっちゃんはなんだか愉快そうに弟家族と話しています。
あ、またひょっとこ。
どうやら日本大使館のくだりが痛く気に入ったようです。
チャーハンと空芯菜炒め。
美味。勝利の味。
本日はぼくのおごりです。おっちゃんにはいろいろ迷惑かけちゃいましたし。
・・・・・・
さて、いろいろありました。
残念ながらカンボジアの警察のちょっとアレなところ見てしまいました。
後から知ったのですが、警察官の給料は民間平均の半分以下らしいです。
で、あまりにも少ないので、市民や観光客から罰金やらワイロを取ることで補っているんですって。
でもワイロが合法なのかというと、もちろんそうではないようです。
ワイロを受け取ったことがバレると解雇ないしは降格処分となるみたいです。
今回、日本大使館の名前を出したら警察が諦めたのも、ワイロ受け取りが発覚するのを恐れてのことでしょう。
建前上はワイロを禁止しながら、実際にはワイロを取ることを前提とした給料しか出さない、そして黙認している。
今のところそれが現状みたいです。なんだかなー。
・・・・・・
さて、今日はもう暗いのでまさかのもう1泊ンペンです。
そして明日再びおっちゃんの店に行きます。
実はバイクを警察に移動された際、鍵を壊されたのとバッテリーをショートさせられたので修理しないといけないのです。
明日修理してからいよいよ次の国に向かって出発しますよ~
今回の投稿は以上です。
最後まで読んでいただきオークンでした!
2020年1月5~7日 カンボジア・プノンペンにて
今日の1枚。弟さんの食堂にて。おっちゃんと。
コメント
こわっ
カンボジア行く人はとりあえずこのブログ読むべき
ほんまそれな。めっちゃ怖かったからな。
まぁいい思い出になったが笑