#40 天空遺跡 プレア・ヴィヒア カンボジア(7)

東南アジア

こんにちは。にしきよです。
今日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1. 天空遺跡 プレア・ヴィヒア
2. 運動会の打ち上げだけ参加するやつ


1. 天空遺跡 プレア・ヴィヒア

読者様からのもう遺跡はいらねという声もじゃっかん感受しつつも今日も元気に行ってきますよ。遺跡。

1日券だったんじゃなかったの?と思われるかもしれませんね。
本日行くのはプレア・ヴィヒアというちょっと郊外に位置する遺跡です。

他のアンコール遺跡群とは距離が離れているのでここへは共通チケットではなく、独自のチケットで入場することになります。200kmて。

BLANKゲストハウスという日本人宿でツアーを組めるので2日くらい前から同行者を募っていたのです。

プレア・ヴィヒアまで往復するバンをチャーターします。料金は1台130ドル。それを参加者の人数で割ります。
誰も来てくれなかったらどうしようと思いましたが自分含めて4人の参加者で出発することになりました。チャーター代一人あたり32.5ドル(約3,600円)ですね。

こちらのバンで参ります。
10人くらい乗れるやつなのでかなりスペースに余裕があります。

出発は朝8時です。
道中の景色。

片道3時間くらいあります。3時間て。移動で半日終わるレベル。
ただここには是非とも行っておきたかったのです。

プレア・ヴィヒアは高台の上にあり、崖の上からはカンボジアの大地を一望できるとのこと。
その様から「天空の遺跡」と呼ばれておるのだそうです。

天空の遺跡って、南米ペルーのマチュピチュと一字一句違わぬネーミングですけどそのへんは大丈夫なのですか。観光業界的に。
っていうか「天空」を冠する観光地って世界中にけっこういっぱいありますよね。
もう天空と頭に付けとけば観光客ホイホイ余裕と思われてますよね。

行きますけど。
ぼく天空大好きなので。

・・・・・・

はい、3時間半ほど走ってチケット売り場に到着しました。
チケットは一人10ドル(約1,100円)。
また、ここから高度をグイグイ上げていくので四駆に乗り換えです。

こちらがその四駆。(プレア・ヴィヒア到着後に撮影)
一台25ドル(約2,800円)を参加人数の4人で割ります。

ここでちょっと面白いトラブルがあったのでご紹介。
一旦ぼくがまとめて払おうと50ドル札を出したのですが、真ん中がほんの少し切れているということで受け取ってもらえませんでした。言われて見ればほんとにちょっとだけ真ん中の折り目のところが切れてました。参考に写真撮っとけばよかったです。
1ドル札なんかはボロボロでも普通に流通してますが、高額紙幣はキレイじゃないとダメみたいです。
その後、新品の100ドル札を渡したらOKでした。確認めっちゃ念入りにされましたけど。
というのもけっこう偽札が出回ってるからみたいです。
傷ついた紙幣にせよ偽札にせよ旅行者は気づかず掴まされることが多いので要注意ですね。

こういうちょっとしたトラブルは各国の事情がわかるので好きです。
ちなみにその50ドル紙幣は受け取ったレストランでは普通に使えました。
そこで使えなかったらどうしようと思ってましたが。

さて、四駆で坂道を登って行きます。
そんなに急じゃないですけどね。四駆要る?

うねうね道を登って、

だんだん高度を上げて、

っと、ここで四駆の意味がわかりました。
途中からめちゃめちゃ悪路&急坂になります。
この写真、後方を撮ったものです。足で踏ん張らないと体支えられません。
原付とかで来ると多分詰みます。

超絶悪路を10分程走り、入口に着きました。
なんだか観光地的な雰囲気もありますが、村っぽい雰囲気もあります。
予想ですけど、もともと人が暮らしていた村がたまたまここにあって、彼らの一部が観光業を担っているのだと思います。予想ですけど。

お弁当を出発前に持たせてもらったものをここでいただきます。
このあたりで買うと高いと聞いてましたので。

3ドル(約330円)
おいしいけどちょっと足りないかな。

プレア・ヴィヒアの全体像。
今いるのが左下。左から右に進んでいく感じです。右端が絶景ポイントですね。
ちなみに右側が南です。

右上にユネスコのマークがあるの見えますか?
プレア・ヴィヒアも世界遺産なのです。

ここから10分ほど歩いて行きます。
日差しが暑い。

見えてきましたよ。

これがっ、プレア・ヴィヒアだっ!!
と言いたいところですけど、正直石の部分はそんなに特筆すべきところはないと思います(個人の感想です)。

アプローチを進んでいきます。
日差しを遮るものが何もなくてつらい。
通路がやや登りぎみに作られているので、途中で振り返ると見晴らしが良いです。

修復作業の様子などを展示。

階段前。
落とし穴?なわけないか。

登って行きます。

やはり迫力そのものは前日見た遺跡群のほうがありますね。
ただ、これらをこんな高いところに造ったというのがすごいとは感じました。

さらに登って行きます.

奥へ奥へ。

僧侶たちも来てます。

かっこよかったので撮らせてもらいました。

ん?
袈裟の色が違う僧侶がいますね。
多分ですけど、臙脂色の袈裟を着たのはチベット仏教の僧侶です。
なんでこんなところに?ものすごいはるばるです。

そしてさっきこの二人がスマホで記念自撮りしてるのを目撃しました。
「おまえチベ中じゃ~ん!おれカボ中!」みたいな。
めっちゃ楽しそうでほっこりしました。

まだまだ修復途中の石も山積み。

奥へ奥へ。

お、ここを抜けた向こう側か!?

ここが絶景ポイントみたいです。
見よ!これがプレア・ヴィヒアが天空の遺跡と呼ばれる所以っ!

すっご。

カンボジアの大地が一望できます。
そして運良く本日快晴なり!

いや本当にすごい景色ですね。カメラに収まりきりません。

あの池の左下にあるちょっと開けたところがチケットセンターのようです。
ちっさく見える。

お気に入りの1枚。
ツアーのメンバーに撮っていただきました。
ふふ。腰引けてるでしょう?めっちゃ怖いのです。

ところどころ煙上がってるのは焼き畑やってるからみたいです。

少年僧も静かながらはしゃいでます。

チベ僧とカボ僧はいい感じに交流あったみたいです。
流派(?)が異なるとはいえ、同じ仏教ですもんね。特に摩擦なく仲良くなれるのでしょうか。

崖の向こうは断崖絶壁とは言えませんが、落ちたらまず大怪我します。めっちゃ怖いです。

今日のツアーのメンバーと。
右のお2人はご夫婦です。ええやん。

今日のパーティは、社長、医者、大手企業社員、そしてニートです。
一分の隙もない完璧な布陣とはまさにこのこと。

ところで、プレア・ヴィヒアはこんなところにあります。
ほぼタイとの国境上です。

向こうにタイも見えます。
2011年にここをめぐってタイ軍とカンボジア軍の交戦があったようですよ。
今は落ち着いていますけど。

月並みな意見で大変恐縮ですが、平和が今後もずっと続いてほしいものです。

・・・・・・

再び四駆に乗って帰ります。
わんこが自由。

下界に帰還。
下からさっきの崖が見えますね。

また3時間ほどかけて宿に戻りました。

2. 運動会の打ち上げだけ参加するやつ

夕食はイキイキゲストハウスのみなさんと一緒に。
今日はイキイキ幼稚園の運動会があったみたいです。で、みなさんそちらの打ち上げということで贔屓のお店にやって来ています。
なぜかぼくも打ち上げだけ参加させていただきました。

イキイキ幼稚園はイキイキゲストハウスとは経営的に無関係ですが、人的に強い関係あるとのこと。

カツカレー。5.75ドル(約630円)。
日本のカレーみたいでおいしかったです。

真ん中の男性は今日のツアーに一緒に参加した方です。別の宿に泊まっています。
右の清原選手に似た男性は先日の日記にちょろっと出た、生徒をカンボジアに連れてきたい高校の先生です。イキイキに泊まっています。
実はこの2人が7年前にラオスで知り合っていたということが今日たまたま分かったのです。ほんとにたまたまです。ちょっと面白い。
いやはや世界は意外とせまい。

その後は清原先生(仮名)のお友達となぜかビリヤードなどいたしました。
まさかこのぼくがビリヤードなどパリピのお遊戯をやるとは。
ちょっとだけ面白かったですが。

帰りに清原先生の知り合いのお店に。
バナナペーパーのハンドメイド商品が扱われていました。
この前のはちどりと同じように、色々な団体が貢献しているのですね。

・・・・・・

さて、思いのほか長くいたシェムリアップも明日出ますよ。
明日の夜行バスで首都プノンペンに向かいます。
明日は1日中ゆっくりとしている予定です。

今回の投稿は以上です。
最後まで読んでいただきオークンでした!

2020年1月2日 カンボジア・プレア・ヴィヒアにて

今日の1枚。天空感あるお気に入りの1枚。

コメント

  1. たき より:

    崖のギリギリで座ってる写真、見てるだけで手汗とまらん

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