こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。
今回の出来事です↓
1.にしきよさん、珍しく飛びます
2.パタゴニアの旅、始まります
1.にしきよさん、珍しく飛びます
2024年3月9日のお話
おはようございます。
にしきよさん、珍しく飛びます。
次の目的地はパタゴニア地方と呼ばれる南米大陸の南端部。
陸路で行けるところはなるべく陸路でがポリシーのにしきよさんですが今回は飛行機で行きます。
パタゴニアはチリとアルゼンチン両国あるのですが、今回入るのはチリ側のプエルト・ナタレスという町。
一見陸でつながってるように見えるのですが、険しい山だったり入り組んだいりえだったりで道路がつながっていないのです。
かろうじて船は出ているのでこちらも検討したのですが顎はずれそうになるほど高額な客船しかなかったため却下、合理性も考えて今回は飛ぶことにした次第です。
ということでサンティアゴ国際空港にやって来ています。
街中から空港まではメトロとバスを組み合わせればタクシー使うよりずっと安く来れました。
当ブログは日記ブログなので詳しい行き方は割愛しますが、知りたい方は情報ブログなどを参考にしてみてください。
よしよし、とりあえず空港にはたどり着いたな。
いらぬ心配でしたが公共交通がしっかり動いてくれるか前日から心配だったのです。フライトが午前中と早めの時間だったので。
メトロの運行開始時刻の兼ね合いもあって空港着いたのもあまり余裕ある時刻とは言えなかったんですよね。
えぇと、LATAM航空のカウンターはっと、
うぉ、けっこう並んでんな・・・(´Д`)
そしてさらに悪いことにおなか痛くなってきた・・・(´Д`)
どうしよう・・・
今すぐ並ばないと時間的にまずそうだしでも並んでる途中でピンチになっても困るし・・・
今すぐ列に並ぶかいったんトイレを探すかで悩みましたがトイレに行くことにしました。
人としての尊厳を優先したかたちです。
なるべく早く用を済ませ列へ。
いろんな便の人がものすごい列を作っていましたが、
スタッフ「行き先はどちらへ?」
ぼく「プ、プエルトナタレス・・・(´Д`)」
スタッフ「プエルトナタレス!こっち来て!早く!」
といった神対応のおかげて無事チェックインできました。
助かりました。
ありがとうございます。
そしてドサクサに紛れて手荷物料金取られませんでした。
ネット予約の段階でなぜか手荷物が追加できず、チェックインの際に払う覚悟してたのですが急いで処理してくれたからかスルーされました。やったぜ。(本来はかかるのか元から無料だったのかは不明)
にしても、イベント毎に緊張でおなか緩くするのいいかげんなんとかなりませんかね。
精神薄弱系バックパッカーにしきよさんですどうも。
んな呑気なこと言ってる場合ではありません。
さっさと荷物検査受けて搭乗ゲートに向かわなければ。
国内線のためチェックイン以降の流れは速やか。
無事搭乗ゲートにたどり着きました。
今回の船。
乗っていきます(゚∀゚)!
嬉しいことに窓側の席でした。
いつも席への課金はしませんので窓側に当たると得した気分でニッコリなのです。
テイクオフ(゚∀゚)!
飛び立ってからもしばらくは都市部。
サンティアゴがいかに大きい都市だったが改めてわかります。
都市を抜けると後はひたすらアンデスの大自然。
雪山とか複雑に入り組むリアス式海岸とか。
かっこいいので何枚でも撮っちゃいます。
窓際の席に感謝。
機内食はしょぼくれたスナック菓子とドリンクのみ。
LATAM航空、フルキャリアのくせに荷物料取ったり機内食ショボかったりでサービスは微妙ですね。
チリのフラッグシップキャリアが聞いて泣きます。
まぁ手荷物料金不問にしてくれましたので許しましょう。
2.パタゴニアの旅、始まります
飛行時間2時間ほど、チリ南部プエルト・ナタレスに到着です。
毎回思いますが飛行機ってすごいですね。
こんなのほとんどワープです。
プエルトナタレスの空港。
荷物受け取りレーンが1つだけのごく小規模な空港です。
預入荷物無事回収・・・
じゃないですね。横につけてたダウンジャケットが外れてますね。
ここまでは荷物でしかなかったダウンジャケット、ここから大活躍という時に限って紛失してしまうとは・・・
と思ったら後から出てきました。
良かったです。
空港の外へ。
寒っむ!パタゴニア寒っむ!
そして風強っ(゚Д゚)!
ここからプエルト・ナタレスの町までは少々距離があるので車に乗っていく必要があるみたいです。
他の観光客はたったかバンなりミニバスなりに乗り込んでいきますがぼくはどうすればいいんでしょうか?
Uberとかあればいいですがこんなド田舎にそんなものなさそうです。
そもそもこの空港フリーWiFiありませんし。
おっちゃん「タクシー?」
ぼく「タクシーはいいや。バスって出てないの?」
おっちゃん「バスはない。ナタレスに行くにはタクシー使う他ないぞ。」
ぼく「まじかぁ~(´Д`)」
・・・・・・
普通に乗り合いバスありました。
運賃4,000ペソ(約610円)
空港内のカウンターで購入。
何がバスはないだよ。すぐわかる嘘ついてんじゃねぇよ(^ω^)
まさか準先進国のチリでこんな発展途上国仕草に出くわすとは。
さてはおっさんインド人だな。
ナタレスに移動中。
パタゴニアの大地ファーストコンタクトですね。
30分ほどでナタレスの町に到着。
そして乗り合いバス、なんとそれぞれの宿まで送ってくれるらしいです。
それはすばらしいシステムなのですが、実はぼく宿の予約してないんですよね。
ドライバー「ハポン!お前さんの宿はどこだ?」
ぼく「まだ予約してないんです・・・WiFiがなくて(´Д`)」
観光客「あら、私のWiFi使っていいわよ」
ぼく「お、ほんとに?ありがとう、3分で終わらせるね」
こんな感じで乗り合わせた白人お姉さんにホットスポット使わせていただき車内で宿の予約しました。
そして予約した宿の名前伝えるとドライバーのおっちゃんが一声あげて了解してくれました。やけに明るいドライバーです。
宿到着。
プエルトナタレスの宿「HOSTEL SAN AUGSTIN」
小規模ですが家族経営の居心地の良い宿です。
こちらドミトリー。
けちっているのか壊れているのか暖房が付かなかったので寒かったです。
こちらのメモ、料金の支払いの際にいろいろ言われたやり取りのメモです。
ブッキングドットコム通して予約したのでその料金が1.6万ペソちょいだったので払おうとしたのですが、宿のおばちゃんが何やらごちゃごちゃと書きだして説明しだしました。
スペイン語だったので最初全然何言ってるかわからなかったのですが、知ってる単語繋げるなりいろいろ工夫して会話してみたところおそらく以下のようなことでした。
ブッキングドットコムを通した値段だと1泊16,615ペソ(約2,530円)、
しかし今この場で予約をキャンセルし、ブッキングドットコムを通さず支払うと13,000ペソ(約1,980円)にしてあげるからキャンセルの申請しなさい。
とのことでした。
ブッキングドットコムに支払う手数料を嫌ってのことでしょうね。
でもおばちゃん、
それブッコムにばれたら一発退場やで(^ω^)??
まぁWin-Winなので乗りますが。
というわけでその場で宿泊キャンセルのリクエストを送信、おばちゃんの方も10秒後に届いたメールで無料キャンセルを了承。
晴れてブッコムを通さない宿泊料13,000ペソ(約1,980円)を支払いおばちゃんもぼくもお互いにっこりなのでした。
(ブッキングドットコムのシステムにフリーライドしてることになるので褒められたことではありません)
なかなかロックなおばちゃんではないですか。
ルール違反をさらっとやってのける胆力、痺れます。
他のエピソードとしては、ゲストから「英語話せないの?」っ言われた際に「ここはチリなんだからあんたがスペイン語話すの!」って返してて思わず笑ってしまいました。痺れるぜ。
・・・・・・
本日は特にもうすることありませんのでプエルト・ナタレスの町を探索してみます。
それほど大きくなく、1時間もあればあらかた見て回れる規模感です。
雰囲気はアメリカの郊外に似てますね。
落ち着いてて結構好きです。
日本食もちらほら。町の規模にしては多い気がします。
画像の店はパッタイ(タイ料理)とかも書いてあるのでアジア料理屋さんかもしれないですね。
お、これ世界ふしぎ発見で見たことあります。
パタゴニアの先住民族ヤマナ族でしたっけ?
驚くことにこんな寒い地域に住みながら衣服を着ない裸族だったんだとか。
小さい町ですがスーパーがありました。
けっこうしっかりしたスーパーで驚き。
パタゴニア、事前情報ではものすごく物価が高いと聞いて覚悟していたのですが意外とそうでもありませんね。
サンティアゴと同じかモノによってはむしろ安いのすらあります。
これは海外のスーパーあるある、値札の位置がずれてることが多分にあるのでいちいちバーコードで確認しているところ。
レジでめちゃくちゃ並ばされるのはスーパーの悪いところ。
戦利品。
これだけ買って6,780ペソ(約1,020円)。
本日は自炊。
野菜とソーセージのバター炒めスパゲッティ。
上手にできました。
最近の自炊はスパゲッティとリゾットくらいでヨーロッパを旅してた時に比べてレパートリーに欠けますね。
あの頃は自炊用にスーツケース持ち歩いてたので仕方ないかもしれませんが。
もう少し自炊のレパートリーを増やしていきたい所存。
次の日のトレッキングに備えてサンドイッチを仕込み中。
スライスチーズのフィルムの剥がし方がわからず苦労しました。
こういうところに日本製の優秀さを見ます。
さて、ここからしばらくはパタゴニア地方。
雄大な自然群で知られる南米大陸南端部のネイチャーアクティビティーを楽しんでいきます。今から大変楽しみです。
よろしければ引き続きお付き合いください。
今回の投稿は以上です!
最後まで読んでいただきグラシアスでした!
2024年3月9日 チリ・サンティアゴ~プエルトナタレスにて
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