#180 嘘ついてエジプトに入国したお話(^^;) エジプト(1)

エジプト

こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1.嘘ついてエジプトに入国したお話(^^;)
2.たどり着いたり!楽園ダハブ(゚∀゚)!


1.嘘ついてエジプトに入国したお話(^^;)

2023年4月18日のお話

サラーム!(アラビア語でこんにちは)
本日からエジプトのお話に入っていきます。

ただ一つ懸念事項がありましてね。



実はぼくエジプトのビザ取ってないんです。



イスラエルにいる間からオンラインで申請してはいたのですがビザ代支払いのクレジットカードが通らなくてですね。
通らないというよりは本人確認がSMSでくるのでそれが受け取れないんですよ。

このシステム本当にやめてもらいたいです。
海外にいると本人なのに認証できないんですよね。
エポスカード様がこれを見ておられましたらぜひともご一考いただきたい所存です。

さて、そして現在にいたるまでエジプトのビザなし状態。

しかし実はエジプト、観光促進の一環でシナイ半島だけならビザなしで2週間入ることができるのです。
そこでひねり出したわたくしめの作戦は、

①いったんシナイ半島限定スタンプでエジプトに入り
②2週間のうちに何とかエジプトビザを取得
③その後カイロへ

でございます。
我ながらなかなか頭が切れる作戦です。

ただ、心配なのはこのプランでうまく旅できたという情報がないんですよね。
できそうなものですが実際許されてるものなのか不明なのです。

先人のブログなどいろいろ漁ってはみたものの「やってみなければわからん」というのが結論です。

確信がない旅路というのは何とも心もとないですが、現状これしか方法がないことですし、とにかく今はこの方法を試してみます。
ダメだったらダメでまたその時考えるとしましょう。

そんな感じですがどうぞよろしくお願い申し上げっ(゚∀゚)!

・・・・・・

さて、この時点ではまだイスラエル。
エジプトとの国境の街エイラート(Eilat)に一泊しておりました。

泊まった宿。

ドミトリー1泊85シェケル(約3,060円)

キッチンもあってなかなか居心地よい宿でした。
一泊だけで出ていくのが惜しいですね。

国境の街といっても国境まで10kmほどありますのでバスにて移動。

運賃4.7シェケル(約170円)

エジプトとの国境にやって来ました。

広がる紅海。
この写真撮った時は死海だと思ってましたが地図見るとすでにここは紅海のようです。

ドキドキします。
果たして無事に出国できますでしょうか。
世界一入国が厳しいイスラエルですが出国は関係ないですよね?

ドキドキ・・・

・・・問題なく出国できました。
出ていく人間にそれほど興味はないようです。

ただ出国税なるものが必要でした。
109シェケル(約3,920円)+謎の手数料6シェケル(約216円)。
高ぇよ・・・(´Д`)

とは言え出国税があること自体は事前に把握していたのでお金に困ることはありませんでしたが。

コインが7シェケルだけ余ってしまいました。
イミグレ通過後の売店で使ってしまいましょうかね。

・・・水だけしか買えませんでした。
7シェケル(約250円)あればポテチかチョコくらい買えるかと思ってましたが無理でした。
国境の物価も容赦ねぇな・・・
コーラとか12シェケル(約430円)しましたし・・・

はいエジプトでーす。
ようこそ!エジプト!言うてますがまだイミグレは通過していません。

エジプト入国に際して厳しい荷物検査がありました。
エジプトへのドローンの持ち込みは厳格に禁止されており、持ち込みが見つかると罰金や逮捕もあり得るらしいです。
ピラミッドなどの歴史的遺産を守るための取り組みなんでしょうね。

さてさて、先述した通りわたくし今エジプトビザを持っておりません。
というわけで、エジプトにはシナイ半島観光に来たという設定で参ります。
まずはなんとか入国審査をクリアすることが肝心です。腹くくっていくぞおらぁ!

ぼく「ど、どうも・・・(^^;)」
入国審査官「ビザは?」
ぼく「も、持ってないです・・・(^^;)」
審査官「どこにいくの?」
ぼく「ダハブへ・・・(^^;)」
審査官「ダハブだけ?カイロには行かない?」
ぼく「はいダハブだけです(嘘)。今回はシナイ半島だけでカイロには行きません(大嘘)




審査官「・・・・・・」
ぼく「・・・(^^;)」




・・・・・・

スタンプもらえましたーーーっっ(゚∀゚)!!
ちょろいぜひゃっはーーーーっっ (゚∀゚) ww

ちーとばかし嘘ついちゃいましたが嘘も方便言いますしね。
後でビザ取りますしまぁ大丈夫っしょ(゚∀゚)!

はい!というわけで!

27ヵ国目、エジプトに入国しましたーーー٩(゚∀゚)و!

ふぅ、何事もなく無事に入国できて一安心でーーーす(゚∀゚)!
(※実は問題ありありで後日トラブルになるのだがそれはまた後日の日記で・・・)

とりあえず現金をゲットしたいです。
移動式ATMなんて初めて見ました。

出てきました。
スフィンクスがエジプトらしい。

シナイ半島入域料400ポンド+手数料5ポンド、
計405エジプトポンド(約1,820円)を入国ゲートでお支払い。
な、なかなか痛い・・・(ノД`)

2.たどり着いたり!楽園ダハブ(゚∀゚)!

エジプト入りましたよ~。

国の威信が試される国境のアートがこのクオリティとはいかがなものか。

このラクダは本物でした。
先ほどのウォールアートと打って変わってリアルだなぁと感心して近づいたらいきなり首動かされて仰天しました。

エジプトの最初の目的地は「ダハブ」
今いるターバから120kmほど南に下ったところです。

入国ゲートを出るとタクシーがずらり。
ゲートから出るやいなや目を光らせたおっさんが群がってきますのですぐに見つかります。

ぼく「ダハブまでいくら?」
おっさん「オンリーワンハンドレッドだ!!」
ぼく「100ポンド(約450円)か。思ってたより安いな」
おっさん「もう出発だぞ!いいから早く乗れ!」


・・・で、危うくこれで出発するところだったのですが、
よくよく聞いてみると100ポンド(約450円)じゃなくて100シェケル(約3,600円)ということが判明し速攻で降りました。

このおっさん・・・さては確信犯だな。
エジプト人油断ならないです。

タクシーはやめにしてバスを探します。

バスステーション発見。
国境から1kmほど歩きました。

小ぢんまりとしています。

どうやらダハブまでのバスは1日1本だけ。
15時出発ということです。

で、今9時くらい。
無駄に早く来ちゃいましたね。
WiFiも使えなさそうですし手持無沙汰です。

まぁこういう時はブログ書いて時間つぶしましょう。
こういう時間も嫌いじゃないです。

バスターミナルの周りには食堂もいくつかあったのですが、間が悪いことに現在ラマダン(イスラム教の断食月間)中で全部閉まってました。

しゃーなしお菓子で食いつなぎます。

これいくらだったと思います??

正解はコーラ10ポンド(約45円)、
ポテチ5ポンド(約23円)です。

激安過ぎません??
びっくりしました。

店主にコーラいくら?と聞いたら「いくら払いたい?」と聞かれ、
半分冗談のつもりで10ポンド(約45円)と言ったら商談成立しました。

まさかです。
安すぎて怒られるだろーなぁと思って言いましたので。
国境はさんだすぐ隣のではコーラ430円でしたからね。

エジプトは物価安いと聞いてましたが本当に安いんですね。
世界的にも物価が高いイスラエルから来ると特にそう感じます。

こちらのアイスは15ポンド(約68円)。

ブログ書き書き~

バスがやって来ました。

なんか3時になっても出発しないなーと思ってたら、イスラエルとの時差があってエジプトでは今2時でした。
ぐぬぬ・・・あと1時間も・・・(´Д`)

怒りのお菓子追加。
これも合わせて15ポンド(約68円)

このポテチ、フライドチキン味でやたらおいしいと思ったらKFCブランドでした。
KFCこんなん出してたんですね。これは日本でもぜひ出してほしいです。おいしいです。

ひま~(‘ω’)

ようやく出発時間。
運賃は121ポンド(約545円)

バスはシナイ半島、紅海沿いを南下。

左手には蒼い海。

右手には荒涼とした岩の大地とコントラストが面白いドライブでした。

バスは2時間ほどで目的地ダハブに到着。

ただ、観光エリアからは3kmほど離れた場所に降ろされました。

ギリ歩けなくはないですがフル装備ではきついですね。
ここはおとなしくタクりましょう。

タクシーのおっさん「いくらがいい?」
ぼく「(またかい・・・うーん、どれくらいかわかんないな・・・)」
ぼく「50ポンド(約225円)でどう?」

おっさん「お♪いいぞ♪」


後から知りましたが相場は15から多くても20ポンド(約90円)だったみたいです。
イスラエルとの物価差がすごすぎてみごとにぼられましたね。

この時間帯にバスターミナルにいる観光客はイスラエルから来たということをわかってるのでこんな感じで客に値段を決めさせるのが常套手段のようです。

まぁ、今回に関してはぼくが全面的に敗北ですね。
50ポンドって提案したのも自分からですし。
何より納得して払ったので文句はないわけないだろ死ねエジプト人(^ω^)

ダハブの宿「ディープブルーダイバースホステル」
ダハブで有名な日本人宿です。
ここで1週間にわたってダラダラすることになるのですがそれについてはまた次回。

今回の投稿は以上です!
最後まで読んでいただきシュクラン(アラビア語でありがとう)でした!

2023年4月18日
イスラエル・エイラート~エジプト・ダハブにて

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