#114 楽園のコーチン インド(23)

インド

こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1.一味違うぞケーララ州
2.楽園のコーチン


1.一味違うぞケーララ州


2022年12月13日のお話

ナマステー。
前回のカニャークマリから折り返し、ケーララ州のコーチンという街に移動してきました。

移動中に購入したポテトチップス。
5ルピー(約8円)と激安。

数枚しか入っておらず驚愕しました。

コーチンという街は、バスや列車が乗り入れる内陸部の「エルナクラム」と、そこからフェリーで向かう観光エリア「フォート・コーチン」に分けられます。

コーチンに到着した日は夜遅くだったのでエルナクラム地区に1泊し、
次の日にフォート・コーチンに移動しました。

エルナクラム地区で泊まった宿。
ダブル1泊1,000ルピー(約1,700円)
予算オーバーでしたが夜遅く到着したこともあり妥協しました。

ちなみにここにたどり着くまでに何件もホテルを当たり、一番安いのだとシャワーとトイレがない400ルピーの部屋もありました。一晩寝るだけなので別にいいと思ったのですが、何か様子がおかしいと思ったらまさかの連れ込み宿だったのでさすがに辞去しました。

次の日です。

エルナクラム地区。
旅行者にとっては特に見所があるエリアではありません。

ただ、メトロが通っていたり高層ビルが多く建っていたり街が全体的にきれいだったりと、インドの別の都市よりかなり先進的な印象です。

公衆トイレも大変きれい。

こういうショーウィンドウ付きの店も多いです。
こんなきれいな店インドではなかなか見られません。

後から知りましたが、コーチンのあるケーララ州は人間開発指数や識字率でインドトップとなる州らしいです。

確かに、iPhone持ってる人が多かったり(インドでiPhoneを持っている人は間違いなくお金持ち)、おしゃれな美男美女が多かったり、街中を見渡すだけで他のインドの都市より経済水準が高いことがわかります。

2.楽園のコーチン

フェリーに乗ってフォート・コーチンエリアに向かいます。

運賃は1回6ルピー(約10円)。激安。

内部。

市民の足になっているようですね。

BGMがタイタニックの音楽でした。
なぜその曲を選んだのでしょうか正気ですか。

いちおう救命胴衣はありますが絶対に数が足りません。

ビルが建ち並ぶエルナクラム地区。

コーチンはインド有数の港湾都市。

これもしかして海軍ですか?

あれとか軍艦っぽいですよね。
だとしたらパシャパシャ撮ってるのまずそうですね。

15分ほどでフォート・コーチンに到着。

ヤシの木が林立する気持ちのいい場所です。

小さな小道も居心地がよさそうな雰囲気を演出していますね。

リゾートペンションみたいなホテル。
興味本位で聞いてみたら1泊7,000ルピー(約1.2万円)とのことで即刻退散しました。

にゃ~ん。
ネコが大切にされてる場所はまちがいなくいい場所。

学校ですね。
生徒たちが登下校中でした。

観光客向けのレストランもちらほら。

フォート・コーチンの宿「X Hostel」にチェックイン。

ホスピタリティー溢れていて大変居心地よい宿です。

ドミトリー1泊500ルピー(約850円)
同室のインド人が昼夜逆転生活していたので暗い写真しかなくで恐縮です。
あとそいつが極度の暑がりだったので、エアコン+ファンで部屋が寒くて大変でした。
パンツ一枚で暑がっているインド人とヒマラヤの山中と同じ服装で寒がっている日本人という本当に同じ場所なのかという異様な光景になってました。変な奴はドミトリーに泊まるんじゃないよ。

お昼のエッグビリヤニおいしいでーす。
隣のライムジュースと合わせて確か180ルピー(約310ルピー)

沿岸部の公園にやってきました。

パスタをおしゃれな形に絞り出すパーツ。
100ルピー(約170円)と安かったので短期旅行ならお土産に買いたかったですね。

コーラム(床絵)を描く用の粉末ですかね。
太陽光の下だと眩しいほど色鮮やかです。

新鮮な海の幸。

チャイニーズ・フィッシング・ネット
チャイニーズということは中国から伝わった様式でしょうか。
さっきの海の幸もこれで獲ったんですかね。

これすごいですね。
網、足場、柱にいたるまですべて木や石など自然由来のものだけを使っています。

石の重りを鎮めることで網を引き上げます。

漁中だったので遠くから写真を撮るだけにしようと思ってたのですが中に入れてもらいあれこれ説明してくれました。いちおう言っておきますが別に頼んだわけではありません。

案の定飛んできたチップの請求(1,000ルピー)をにこやかにスルーし、

聖フランシス教会にやって来ました。

ポルトガルの探検家ヴァスコ・ダ・ガマ(アフリカ南岸を経てインドに最初に到達した人物)の遺体が一時保管されていた教会みたいです。

コーチンは16世紀の大航海時代以降、ポルトガル、オランダ、イギリスとヨーロッパの時の覇権国に代わるがわる支配されていた都市です。
その影響だと思いますが、バスの車窓から眺めるだけでもケーララ州にはキリスト教教会が多いことに気付きます。

内部。
豪華さや荘厳さは本場ヨーロッパの教会には遠く及ばないのでしょうが、インドにある教会ということでそこはまぁ。

お(゚∀゚)!

無料でもらえる聖書みたいですね。

何語かわかりませんがこっちの言葉の聖書。
たぶんタミル語?いくつか別の言語もありました(たぶんヒンディー語)

ヴァスコ・ダ・ガマの遺体が一時安置された棺。
現在はすでに故国ポルトガルに送還されたみたいです。

インド-ポルトガル博物館。
おそらくポルトガル統治時代のインドのことを学べる博物館だと思いますが残念ながら閉館中でした。

中の敷地だけ歩かせてもらいます。

白い服着たインド人司教さんがいました。
(さすがにカメラ向けれなかったので端っこにフレームインするくらいで)

先ほどのチャイニーズ・フィッシング・ネットとは別の海岸にやって来ました。

見えませんがこの先はアフリカです。
たどり着くのはいつになることやら。

・・・・・・

コーチン、のんびりしてていいですね。

事前に下調べをしてなかったので1泊だけで次に行くつもりだったのですが、思っていた以上に居心地よかったので延泊することにしました。

コーチンで食べたもの↓

マンゴーラッシー100ルピー(約170円)
とりあえずマンゴーラッシーを見かけたら頼むのが我がインド旅のお約束みたいになってます。インドでは20ルピーでコーラが変えるのでラッシー100ルピーというのは高いですが、おいしいラッシーに出会った時の感動は何物にも代えがたいものがあるのです。
ちなみにこのラッシーは普通でした。

おやつのベジモモ。80ルピー(約140円)
可もなく不可もなくですが普通においしかったです。

絶品だったグリーンピースピラフ。130ルピー(約220円)
グリーンピースに香り高いバター、そこに各種スパイス(辛くないタイプ)が絡み合い大変美味でした。

エッグカリー+チャパティ。合わせて200ルピー(約340円)
雑な辛さで深みがなくこれは微妙でした。

という感じのコーチンでした。
次回はさらに大きく北上しハンピという村からお送りします。

今回の投稿は以上です!
最後まで読んでいただきダンニャワードでした!

2022年12月12~14日 インド・コーチンにて

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