#94 エベレストトレッキング開始!(カトマンズからジープ移動) ネパール(5)

ネパール

こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。

前回あれこれトレッキングの準備を済ませまして、今回からはいよいよトレッキング開始になります。

トレッキングのコースについて少し説明を。

多くの場合、カトマンズからトレッキングの起点となる村ルクラまで飛行機で飛んでそこからエベレストトレッキングを開始します。
ほとんどのトレッカーがそうするみたいですね。

カトマンズからルクラまでは1時間位。
チケットは宿で手配できまして気になる料金は片道168ドルでした。
そんなに距離があるわけでもないのに片道2.5万円はちと高いなぁ…

と思って調べてみると乗り合いジープを使う陸路でもいけるみたいです。
ただしルクラまでは行けず、陸路で行けるのはサレリという村が限界。

というわけで、なるべくお金を節約したいぼくはジープでサレリまで行き、そこからトレッキングを開始することにしました。
なお、サレリからルクラまでは歩くと3日くらいの距離です。



今回の出来事です↓
1. エベレストトレッキング開始!(カトマンズからジープ移動)
2. もうちょっとジープ移動


1.エベレストトレッキング開始!(カトマンズからジープ移動)

2022年10月20日のお話

おはようございまーす(小声)
今は朝の3時半でしたっけ?4時半だったかな?
とにかくまだ明るい中での出発です。

途中休憩。朝7時ころです。
太陽ありがてぇ~。未明はちょっぴり肌寒いです。

チャイうまうま。
20ルピー(約22円)

こちらのジープに乗っております。
カトマンズからサレリまでは1,200ルピー(約1,320円)。

それにしても …(´Д`)

3人掛けの席に4人はいけませんよ…(´Д`)
しかもぼく以外の3人(ネパール人ガイド)全員ガチムチですし…(´Д`)
ゴールデンカムイの世界に放り込まれた勉三さんみたいな気分です。

そしてカーブが地獄。曲がるたびにガチムチ×3が遠慮なく寄りかかって来て圧死するかと思いました。こやつらは遠慮というものを知らないのでしょうか。

一度大きく曲がるタイミングで「痛い痛い!」と叫んだらそれ以降はある程度気を使ってもらえるようになりました。
声をあげて主張するのって大切なんだなと思いました。

道中の景色

たまにある休憩スポット。

道中の景色2

お昼はネパールの定食ダルバード。
200ルピー(約220円)

カトマンズからおよそ14時間、サレリ(2360m)に到着しました。

サレリの村の風景。

泊った宿。

部屋はこちら。一泊600ルピー(約660円)
同じジープだったネパール人ガイドと相部屋です。

平和で良い宿です。どれくらい平和かと言いますと、宿で寝てる時に揺れを感じて地震!?と焦ったら上の階で子供たちが走り回ってただけというくらい平和です。

おぉ!雪山!

カトマンズからも見えましたがここからだと近いのでさらに迫力が増しております。
トレッキングの始まりを感じさせる高揚感高まる景色でした。

水は流しっぱなし。
ヒマラヤの雪解け水を引いてるのかな。

宿の共有スペース。兼レストラン。

夕飯はベジモモ。120ルピー(約130円)
モモというのはネパールの餃子のようなものです。
日本人の口にも合うネパール旅行の定番料理ですがパサパサしててちょっと微妙でした。

鶏肉のおつまみ。
ネパール人トレッカー夫婦とその家族に勧められました。

飲ませてくるよねぇ~

ここから先は毎日2回高山病の薬を飲んでいきます。
これまでの旅でどうやらぼくは高山病に弱い体質っぽいぞとわかってますので、高山病には細心の注意を払っていく所存です。

そして予想外だったのですがすでに寒いです。
今標高せいぜい2300mくらいなのですがこれくらいの標高でも朝晩は冷えるみたいですね。
1,400円で買ったライトダウンがさっそく活躍してくれます。

あったかチャイうまうま。

2.もうちょっとジープ移動

2022年10月21日のお話

おはようございます。
翌朝です。

朝ごはんはゆで卵~
山で食べる卵ってなんでこんなにおいしいんでしょうか。

さて、サレリからトレッキングをスタートする予定だったのですが予定変更。
昨日のジープで同じだったネパール人トレッカー夫婦が家のあるブプサまでジープを手配しているということなので便乗させてもらうことにしました。

というわけで本日もジープ移動です。

荷台には水やお米など。
山に運び込める物資の量は限られているでしょうからこうして個人レベルでも助け合って物資を運んでいるのだと思います。

サレリからブプサへの道は岩だらけの超絶悪路でした。


途中の休憩スポット。
何気に3000m超えてます。

はじめてエベレストがお目見え。


どれがエベレストかわかりますか?

正解は左から2つ目、後ろに隠れたちょっと黒っぽいやつです。
遠くにある分ここからだと他の山より低く見えちゃうんですね。

きゃわ。

ネパール南部に住む人はインド系ですが、
北部山岳地帯のチベット系ネパール人は日本人に似た顔立ちをしています。

ヌードルスープ120ルピー(約130円)

トイレ。
あまり大きい声では言えませんが、狭いトイレでするよりその辺の草むらでするほうが開放感あってよいです。大きな声では言えませんが。

・・・・・・

ブプサ(2350m)に到着しました。

ながめも良く大変居心地のいい村です。

本日の宿「Everest Guest House & Restaurant」
例のネパール人トレッカー夫婦の旦那さんの実家でもあります。

一泊500ルピー(約550円)

はじめて水道の水を汲んでみました。

カトマンズで買った薬を水1Lに対して一粒入れて浄化します。

そういやコレどういう原理で浄化してるんでしょう?
ぼく一応大学では化学を勉強してましてこういうの気になります。

調べてみたら塩素殺菌みたいですね。
つまりプールの殺菌と同じです。

ということは泥とかに対しては効かないはずなので、

日本から持ってきたこのフィルターも併用しますかね。(画像はネットより拝借)
塩素による化学殺菌とフィルターによる物理ろ過で水を浄化していきたいと思います。

夕飯はチベット麺料理のトゥクパ。
安心感あるやさしいお味。

トウモロコシをサービスしてくれました。

思いがけず2日連続のジープ移動になりましたが明日からいよいよ歩いていきます。

今回の投稿は以上です。
最後まで読んでいただきダンニャワードでした。

2022年10月20~21日 ネパール・エベレスト街道にて

コメント

  1. Sonoko より:

    こんにちは。
    エベレスト街道は私もいつか行ってみたいと思っているので、続きをとても楽しみにしています!
    ルクラまでの飛行機はめちゃくちゃ短い滑走路に着陸する世界一危険って言われるやつですよね?
    私も同じく陸路を選ぶと思います・・・

    水道水を浄化されているのは、ミネラルウォーターが売られていないからですか?それとも山だから高いからですか?

    宿代や食べ物など、今のネパールの物価も参考になります。

    私は二週間インドに行って帰ってきました。コルカタのサダムカーンとその仲間に話しかけられましたよ。出た〜!って思いました(笑)「あなた知ってる、めっちゃ有名。ネットで見たことあるよ。」って言って、すぐその場を去りましたけど。サダムカーンはめちゃくちゃ怖い顔の人ですね(⁠>⁠0⁠<⁠;⁠)
    ご相談なんですが、にしきよさんがブログにあげられていた写真をスクショして、私のブログに使わせていただいても構いませんか?
    今後コルカタに行く予定の人達の被害を防ぐために、少しでも注意喚起が出来ればと思います。

    • nishikiyo nishikiyo より:

      Sonokoさん、こんにちは(^^)コメントありがとうございます!

      水について指摘ありがとうございます。
      山で買うペットボトルの水は高いんですよ(^^;)
      トレッキング情報もお楽しみに!

      写真のスクショの件大丈夫です!
      少しでも騙される人が減るように注意喚起お願いします!

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