#54 東南アジア最大の仏教寺院、バイディン寺院へ行ってきた ベトナム(10)

東南アジア

こんにちは。にしきよです。
今日もよろしくお願いします。

今回の出来事です↓
1. チャンアンを適当にぶらつく
2. 東南アジア最大の仏教寺院、バイディン寺院へ行ってきた


1. チャンアンを適当にぶらつく

2020年1月29日のお話

シンチャオ!
前回の日記の終了時点のニンビンに程近いチャンアンの宿に移動しています。

ここチャンアンはツイッターの旅友さんにおすすめいただいたエリアなんです。ついでにおすすめ宿も教えてもらってそちらに移動してきました。
居心地よくてなかなかいい宿ですよ。宿の紹介は次回にしときます。

ニンビンとチャンアンの位置関係は下地図の通り。

見どころが多いチャンアンの最寄りの都市がニンビンといった感じでしょうか。

さっそくですがとりあえずこの辺軽く探索しましょう。

この地図はここチャンアンのエリアです。
緑色が岩山です。その間に川が流れていたり、湖があったり、洞窟があったりというのがわかると思います。
チャンアンは「チャンアンの景観関連遺産」として世界複合遺産に登録されているんですって。

バイクぶ~ん。

小舟でまったり~。
いきなりで恐縮です。ここチャンアンではボートでぷかぷかしながらカルスト地帯の絶景を愛でたり洞窟を冒険したりするのが一番人気アクティビティーとなっているようです。
今回ぼくはいいかなぁ~と思ってパスしたんですけどね。
ボートはジャングルクルーズの時乗りましたし、洞窟は先日フォンニャで入りましたので。

でももしチャンアンに来ることがあればぜひ乗った方がいいと思いますよ。
気持ちよさそうです。25万ドン(約1,200円)らしいです。

ん?足でこぐんですね。

バイクを少し走らせてタイヴィー(Thai Vi)寺というところにやってきました。
小さなお寺です。無料で入れました。うれしい。

これと言って特に目を引くものはありませんね。
見どころが多いチャンアンの中では目立たないスポットです。

でも笛を吹くおじいちゃんが渋くてかっこよかったです。

適当にバイクを走らせます。
チャンアンはこんな感じの山と川の地形です。
正直言うとぼくの中でフォンニャとがぶってます。

ちょっとした祠が。
こっちは本当に名前がないようなポイントです。
いや名前はもちろんあるんでしょうけどね。少なくともMaps.meには記されていません。

お供え物はちゃんとされていますね。
きっと地元の人が大切に世話してるんですね。

なんか神秘的…
じゅうぶん魅力的だと思うんですけどね。

祠自体はとても小さいのでゆっくり見ても10分かかりません。
でもこういうところけっこう好きです。

2. 東南アジア最大の仏教寺院、バイディン寺院へ行ってきた

続けて目指しますはバイディン寺院という仏教寺院です。
バイクで30分くらい。ちょっと遠くにあります。

バイディン寺院は東南アジア最大の仏教寺院らしいですよ。
「東南アジア最大」ということは「世界最大」はまた別の所にあるということを暗に示してますね。世界最大なのはどこなんでしょ?たぶん中国にあるんじゃないでしょうか。

と気になって調べたら、インドネシアのボロブドゥール遺跡らしいです。
あれ?インドネシアって東南アジアですよね?矛盾してる?
と思ったら、ボロブドゥール遺跡は世界最大「級」の仏教寺院でした。最大級というのは最大ではないものに使われる言葉です。
調べてみたのですが結局、世界最大の仏教寺院がどこか見つかりませんでした。
知っている方がおられましたら教えていただけましたら。

・・・っと、話がそれましたね。
参りましょう。東南アジア最大の仏教寺院、バイディン寺院へ!

バイディン寺院に着きました。
北側の門のところに来ています。たぶんここが正門。
地元のヤンキーみたいなのがたむろしてる。

なんかいなくなった。
シャッターチャンス。

で、どうやって入るの?
おかしいですね。ここが正門だと思うんですけどね。
入れる気がしません。

向こう側に観光客がたくさんいますのでやってないわけではなさそうです。

Maps.me確認すると遥か南西の方角に「Bai Dinh entrance」なる場所が。
その周りにバス停なんかも多いですね。今一つまだよくわかってませんがひとまずそちらに向かいます。

あ、BAI DINHって文字がある。こっちで間違いなさそうです。

着きました。
って、バイククッソ多いっ!

写真に写っている以外も延々とバイク置き場が続いてます。
下手すると1万台以上あるんじゃないのこれ。

バスの量もパない。

周囲はお土産物屋とか食べ物やとかで観光地化されてます。
てか観光客の人数ものすごいです。
でもほとんどが地元の方ですね。外国人はほとんどいません。

延々と続く駐車場とお店でかるく迷子になりかけながらチケットカウンター発見です。

さぁ東南アジア最大の入場料やいかに!

さ、30万ドン(約1,400円)!!
なかなかじゃねぇか…
あ、いや、一十百千・・・3万ドン(約140円)!
おお、安いぞ!地元の人も来やすいように値段設定抑えてある!これはありがたい!

これが全体図みたいです。
でっか。

てか、Maps.meの緑色のエリアだけじゃなくてここら一帯全部が敷地なんですね。

任意でガイドさんも付けれるみたいです。
赤いアオザイ着てますね。
たぶん追加で料金かかります。英語対応してるかどうかは未確認です。

左のガイドさんカッコいい。
女王様とお呼び!このぶた野郎!とか言われそうですね。でゅふ。

参りましょう。

この電気自動車に乗って行くみたいです。
無数にあります。

乗ってきま~す。

電気自動車なので音がしない。スーーって感じ。
林の中を10分くらい走っていきます。

・・・って、やっぱりここに来るんじゃん。

ここ。

やっぱりここが正門だったみたいですね。
今度は門の外側からではなく内側から撮ってます。

思うに、観光地としての規模が大きすぎて、正門の北側には十分な駐車スペースが確保できなかったのではないでしょうか。
なのでわざわざ少し離れた場所に駐車場と実質的な入口を設けたのだと思います。

ささ、何はともあれ観光開始していきましょう。
相変わらず人すごい。
でも不思議とそんなにガヤガヤしてないです。場所が場所だけにベトナムの方も静かにするんでしょうか。

参りましょう。
ところでさっきからずっと右奥の塔の存在感が異常です。
早く行きたいあそこ。

入口に国旗。日本もあります。経緯は謎です。

狛犬さんちーっす。
一つ目の建物に入って行きます。
そしてたぶんですが、ベトナムの人はそもそもそんなにうるさくないんですね。国民性だと思います。もしくはベトナム語がうるさく聞こえないか。
とりあえず人は多いもののそんなに気になりません。

入口入ってすぐに大きな像。おっさん誰ス。

でも地元の皆さんの参拝の対象みたいです。

通路を進んで行きます。

・・・なんか怪しいおっさんが。

こえーよ。

ひとりひとりに〇〇尊者といった名前がついてます。
実在したお偉い方でしょうか。
尼さんらしき人もいますね。

頭の上に生首置く尊者。
ちょっと意味が。。。

広すぎて順路が不明です。
そもそも順路などないのかもしれません。

お、お茶と飴のサービス。
頂いていきます。

この真珠色の像が神々しい。

もう少しお手入れはしてほしいところ。
でもきれいです。

まっず!お茶まっず!殺す気か!

けっこうみんな捨ててる?

参拝風景。

広いですな~。
なんだか建設中のようなとこもありますね。

進んでいきます。
尊者の海を。

すごいですね。
1m間隔で延々と尊者の像が置かれてます。軽く1,000体超えてるんじゃないでしょうか。

この方かっこいい。

酒飲んでない?牛踏みつけてない?

金を持つ尊者。
あの人に似てる。あの、えぇと、銀の匙の。。。

達人尊者。

どこまで続くのか。

文明開化の音がする尊者。

髪が悟っている尊者。

ヤンキーっぽい尊者。
比較的まともかも。

回廊を抜けて広場にやってきました。

いまここ。
このお寺広すぎだろ。。。

まず目立つのがこちらの建物。
渋い…!渋い味出してる。

そして遠くにあってなお存在感があるあの塔。
だんだん近づいてきている。もう少しだ。

入っていきま~す。

そ、荘厳…!
今カメラの設定で明るく撮ってますが、実際にはもっと暗いです。

内部の装飾の細かさよ。
朱色と黄金の装飾が壁、天井、柱に。
見事です。

シンプルにでかい。

お祈りする方もいますね。

いや~すごいですね。ここ。
東南アジアによくある、これでもかというほどコテコテなキンキラ金というわけではなく、飲み込まれるような荘厳さを感じます。
なんだか魂揺さぶられるようなものがあります。というのはぼくが東アジアの仏教の世界観の人間だからでしょうか。

はい、順路(らしきもの)を進んでいよいよ参りますよ。
このさっきからいやでも目に入ってくる多重塔へ!

でっ、でっけぇ~(゚∀゚)!

だ、ダメだ。収まりきらん。

各方向に睨みをきかすブッダ先生。
レンガ造りなんですね。

登れるんですね。
別料金5万ドン(約240円)って、入場料より高いじゃない。
てか、Elevatorって文字見えるんですけどエレベーター付いてんのこの塔?

外から中をちょっとだけ覗き見|д゚)チラッ
にしきよさんにかかればたやす(自主規制)

ゴールデンブッダ先生。

塔には登らず進んでいきます。
ん?あの遠くに見えるのは、

布袋様?

いざ参らん。

ご起立の布袋様って初めて拝見しましたよ。

おへそ第三の目説を提唱したい。

めざめるパワー。

地元の方が布袋様の足元にお金を擦りつけてました。
金運アップのご利益でもあるのでしょうか。

財布ごと擦る人も。

子供も。

これ書いてる今知ったんですけど、布袋様って実在の人物なのですね。
Wikipedia先生からです。
「布袋(ほてい、生年不詳 – 917年(?))は、唐代末から五代時代にかけて明州(現在の中国浙江省寧波市)に実在したとされる伝説的な仏僧」
「伝説的な仏僧」とかいう厨二ワード。うずく。

さらに奥へ。
ん?

\ずんちゃ/ \ずんちゃ/

なんかイベントやってますね。
そこは格式高い寺院として最後まで荘厳でいてほしかった。

子供のダンス発表会?
後ろのブッダ先生像を申し訳程度に置きました感。

ここが一番奥の殿です。

あ、内部撮影禁止。

中はさっきの殿とあまり変わらない気がします。
細かいところは違うんでしょうけど雰囲気としてはさっきの殿とほぼ同じですね。

そして後から気づいたのですが、先ほどの殿の内部も一応撮影ダメみたいです。看板見逃してました。
でも止められなかったのでそのへんはよしなにという感じなのでしょう。

副殿らしきところ。
む、文字がアルファベットっぽくないですか?

内部。個人の感想ですがキリスト教の教会っぽい。

照明もシャンデリアっぽいし。

アルファベットが寺院の中に取り入れられてるのってちょっと面白いですね。

実はこのバイディン寺院は長い歴史があるかと思いきや、2010年に公開されたばかりのまだ新しい仏教寺院みたいです。(礎となった古い寺院は900年近い歴史があるようです)
そういう経緯もあって、ベトナムでは比較的近年使われるようになったアルファベットも寺院に取り入れられているのかもしれませんね。
そういえば建設中の建物もチラホラありますし、さっきの塔にはエレベーターが付いていましたね。

あれ、こっちはなんでしょう。

こっち立入禁止。
一般公開されていない場所は普通に修行の場として使われているのかもしれません。

東南アジアや韓国の仏僧を招いて重要な行事も行われるみたいですね。

はい、戻っていきます。
反対側の回廊を通って行きましょう。
950mって。

くっそwww

かっぱのDNAを受け継ぐ尊者。

腐女子歓喜尊者s。

言うて格式高い寺院のはずなんですけどね。
尊者各位が個性を主張しすぎて一発芸大会の様相を呈しています。

もういい加減ツッコムの疲れたんですが。

ツッコんじゃダメだ。
ツッコんじゃダメだ。

ツッコんでやろうかぁ!?

順路と逆方向指定すな。

露出に目覚めんな。

てか、この方たち尊者っていうくらいなんですから尊敬されてたんですよね。
だから像が作られてるんですよね。
何と言うか、それにしては今ひとつリスペクトに欠ける気が。
顔の表情とかに悪意を感じます。

この方とか。

ほんとに尊敬されてたん?

その後も思い思いのポージングでツッコミを待つお偉いさんがたを全力でスルーし、

正門に戻ってきました。
右の少年の疾走感好き。

いや~良かったです。バイディン寺院。
尊者どものせいでファンキーな寺院だと思われてしまわないか心配ですが、殿の大きさや内部の装飾は見事の一言です。
これで3万ドン(約140円)は大変安く思います。大満足です。

あれ、チケットカウンター?
なんでここにも?

帰りのトラムにも3万ドン(約140円)かかるという罠。
なんか損した気持ちになるから入口でまとめて6万にしてくれ。

はい、入口まで戻ってきました。
バイディン寺院観光終了です。おつかれさまです。

帰り再び迷子になりながら駐車場を探します。
なお、バイクの駐車代は3万ドン(約140円)でした。

・・・・・・

帰ってきて夕飯です。
宿がレストランも兼ねてるのでいただきます。

焼きそばと野菜炒めを頼んだら、焼きそばに野菜たっぷりだった罠。
焼きそばだけでよかったです。11万ドン(約520円)。
味はおいしかったです。

明日も引き続きチャンアン周辺を観光していきます。

今回の投稿は以上です。
最後まで読んでいただきカームオンでした!

2020年1月29日 ベトナム・チャンアンにて

今日の1枚。※バイディン寺院は真面目な仏教寺院です。

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