こんにちは。にしきよです。
本日もよろしくお願いします。
今回の出来事です↓
1.いざアルゼンチン
2.経済が崩壊した社会
1.いざアルゼンチン
2024年3月13日のお話
オラー。
本日は移動日です。
現在いるパタゴニア・チリ側の町プエルト・ナタレスからアルゼンチン側のエル・カラファテに移動していきます。
現在午後の3時。
バス停にやってきております。
チケット購入できました。
2万ペソ(約3,040円)
良かったです席空いてて。
チケット事前に購入してなかったんですよね。
乗り逃すような時間帯ではありませんが、サンティアゴ行きのバスをまさかの時差勘違いでドブに捨てて以来、チケットはなるべく直前購入したいにしきよさんです。
3時半発ということで少々時間がありますので余ったチリペソを次のアルゼンチンペソに両替しときましょう。
小銭は両替できないことが多いのですが小銭見せて「できる?」って聞いたら替えてくれました。
小銭はあったぶん全部じゃらじゃら渡したので合計いくら渡したか正確なレートはわからないのですが、19,000チリペソ(+小銭数百ペソ)が17,540アルゼンチンペソになりました。
アプリでレート確認すると19,000ペソ=16,000ペソとかだったので1割くらい多めにもらえてますね。
でも実は得したわけではありません。
絶賛経済崩壊中のアルゼンチンでは闇両替が存在しており、他の通貨をアルゼンチンペソに替える時は2割、ひどい時には5割くらい割増でペソがもらえるらしいのです。
できれば闇両替で替えたかったですが、この先チリペソを替える機会があるかわからなかったので今回はここで替えてしまします。
それほど大きい金額ではありませんし、もともとパイネの入場料として払うつもりのお金ですのでね。
絶賛崩壊中のアルゼンチンペソ。
アルゼンチンペソと聞くと世代的にどうしてもこれを思い出してしまいます。
たいして意味はありませんので知らない人はスルーしてください。
上のネタ10年以上前なのであれからさらに99.9%以上暴落してることになるんですね。
アルゼンチンペソ… (´Д`)
1,000ペソ。人物と動物の2種類のデザインがあるようです。
ちなみにこの1,000ペソが最高額紙幣。1,000ペソでも1ドルの価値しかない(2024年3月現在)ので買い物には大量の札束が必要となります。
そんなこんな言ってる間にバスが来ました。
しっかりした座席。
水が配られました。
パタゴニアは水道水がおいしいので水には困りませんがありがたくいただいておきます。
さてさて、チリにお別れを告げ経済の混乱が続くアルゼンチンへ。
どんな国なのでしょうか。気を付けて参りたいと思います。
30分ほどでチリ-アルゼンチン国境へ。
出国審査待機中。
風が強くて寒いです。早く中に入れてください。
審査自体はいたって簡単。
難なく出国スタンプもらえました。
バスで10分程移動し今度はアルゼンチン側の入国審査。
宿泊予定のホテルの名前だけ聞かれたので目星付けてた宿の名前を適当に伝えたら問題なく入国できました。
45ヵ国目、アルゼンチンに入国でーす。
アルゼンチン、入国スタンプないんですね。
びっくりして入国審査官に3回くらい聞いたのですが「アルゼンチンはノースタンプだ」とのこと。
バス会社のスタッフもノースタンプで問題ないと言ってますし他の観光客ももらってなさそうなので本当にそうなのでしょう。
以前メキシコで入国スタンプもらわなかったことでえらい目に遭ったので過敏になっていました。
気を取り直してエル・カラファテへ。
夕陽に照らされたパタゴニアの荒野が美しかったです。
夜9時、日も落ちた頃目的地のエル・カラファテに到着しました。
2.経済が崩壊した社会
2024年3月14日のお話
おはようございます。
昨夜は暗くにエル・カラファテ着、そのままホステルへ直行して休みました。
エル・カラファテの宿「Hostel Elal」
ドミトリー1泊12,900アルゼンチンペソ(約2,040円)
アルゼンチンはチリともまた異なる独特の形状のプラグなので困りましたが、変換プラグを貸してもらうことができました。
共用キッチンも付いており過ごしやすい宿です。
にゃんこも完備。
このネコ、あまりに堂々とソファに寝そべっているので宿の飼い猫かと思って触っていたら次の瞬間にはスタッフに摘み出されていました。
野良のくせに堂々としすぎでしょ…こう見えてわたくしガラスのように繊細で傷つきやすいハートを持っていますのでこのネコの逞しさを見習いたいと思いました。
こういう地図飾ってるホステル大好きです。
日本の扱いが少々雑なのが気になりますが。
エル・カラファテの町をブラブラしていきます。
規模はプエルト・ナタレスより一回り大きいくらい。
ここもアメリカの郊外と似た雰囲気。
これとかモロに昔ながらのアメリカ中西部のセットですね。
観光客向けのおしゃれなレストランも多いです。
逆に安いお店があまりなくて困ります。
わーん。
さて、本日の重要ミッションは十分なキャッシュを用意すること。
今いる宿が支払い現金のみなので支払い待ってもらってるんですよね。
カラファテにもいくつか銀行はあるのですが、
ATMで引き出せる最大額が15,000ペソとかで非常に困っていることろです。
15,000ペソってせいぜい2,400円くらいです。
そんなの宿1泊分くらいにしかなりませんよ・・・
何度も降ろせばいい話なのですがそれだとATM手数料がバカになりません。
街中あるATM片っ端から駆けずり回り、一回に最大4万ペソ引き出せるATMを見つけたのでここで引き下ろしました。
4万ペソ。
札束でビンタできそうなほどの極厚感。
物理的にATMから出せるのがこの量で限界なんでしょうね。
ちなみにこれでも6,300円ほど。
そして十分なキャッシュ用意するのに2回引き出しました。
本当はもっとたくさん1度で引き出したかったのに・・・
アルゼンチン、毎日のようにペソの価値が下がっていきますので支払いはむしろドルの方が喜ばれます。
このレストランでもドルでの支払いを受け付けていますね。
ちなみに、通貨価値が安くなってるからさぞかし物価安いだろうというと、ペソが下がるのに負けじと物価も爆上がりしてるので意外と物価は高いです。
物価は日々上がるのになかなか給料の上がらない現地人にとってはしんどいようです。
なお、現在の米ドル→アルゼンチンペソの正式レートは1ドル=850ペソ程度ですが、どうせ今後も下がり続けるだろうということで実際には1ドル=900~1000ペソ程度で取引されます。
旅行者的には損しないようにしっかり調べてから両替なりキャッシングなりしなければいけません。めんどうです。
こんな状況で貯金なんてする気になれないでしょうね。
今頑張って100万円貯めても数年後にはその価値が1/100とかになってる可能性の方が高いわけですから。
そういえば似た状況はトルコでも見ましたね。
トルコリラも日々価値が下がっていまして、同じ宿に連泊中に「リラが下がったから明日から宿代2割高くなるよ」とか言われたことあります。
余談ですがコロナ禍以降で米ドルに対して下落した通貨トップ3が、
①アルゼンチンペソ、
②トルコリラ、
③日本円
らしいです。
日本はまだ穏やかですが、今後トルコやアルゼンチンのように給料は上がらないのに物価がどんどん高くなるみたいなことにならないとも限らないと思うと不安になります。
岸田総理や日銀にはぜひとも頑張って昨今の円安を食い止めてもらいたいところです。
とは言え、経済が混乱しようと意外と町は整然としています。
お金って何なんでしょうね。
さて、本日は素敵イベント。
なんとツイッターのフォロワーさんがたまたまカラファテにいるということで情報交換を兼ねて食事に誘っていただきました。
普段めったに来ないおしゃれなレストランに来ております。
アルゼンチンビーフのカツレツ。
9,000ペソ(約1,420円)
めちゃうまです。
チリに入って以降自炊ばかりしてますが、せっかく来たのですからたまには現地のレストランで美味しい料理も食べないとダメですね。
アルゼンチンは牛肉が安くておいしいことで有名。
大変おいしゅうございました。
(写真はフォロワーさんが頼んだステーキを一口いただいたもの)
次回、エル・カラファテから行けるパタゴニアアクティビティ第2弾です。
今日宿で予約しました。楽しみ~。
今回の投稿は以上です!
最後まで読んでいただきグラシアスでした!
2024年3月13~14日 アルゼンチン・エルカラファテにて
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